普門寺で10年間朝課を続ける熊谷光洋さん=岩手県陸前高田市の普門寺で2021年2月28日午前9時46分、韮澤琴音撮影 東日本大震災で犠牲になった人たちの冥福を祈り、朝にお経を唱える「朝課(ちょうか)」を10年にわたって続ける僧侶がいる。普門寺(岩手県陸前高田市)の住職、熊谷光洋さん(69)。息子が行方不明となった両親の頼みを断った後悔と、親友の僧侶から届いた1通の手紙がきっかけだった。【韮澤琴音】 杉の木が立ち並ぶ普門寺は海抜約100メートルに位置し、津波の被害を免れた。陸前高田市は関連死を含めて県内最大の約1800人が犠牲になり、普門寺も一時、360柱を超える身元不明の遺骨を預かった。 震災後の数カ月間、普門寺には行方不明の家族の手がかりを求めて訪れる人が多くいた。なかでも忘れられないのは、2011年6月に仙台市から訪れた中年夫婦だ。陸前高田市にいた息子が行方不明といい、午前6時に「お勤
「イカがとれない。これでは商売にならない」こう嘆いていたのは石川県の漁業関係者です。全国有数のスルメイカの水揚げを誇る石川県能登町は、「道の駅」ならぬ「イカの駅」がオープンするなど、スルメイカが特産品。しかし、ここ数年、深刻な不漁が続いているというのです。いったい、スルメイカはどこへ行ってしまったのか。調べてみることにしました。(金沢放送局記者 田中大善 国際部記者 白井綾乃 長砂貴英 中国総局記者 渡辺壮太郎) 日本有数のスルメイカ漁の拠点、能登町小木港。去年5月、この港を拠点とする中型イカ釣り漁船3隻が出発しました。しかし、これらの船がまず狙ったのは例年とってきた「スルメイカ」ではなく「アカイカ」でした。 その理由が日本海での深刻なスルメイカの不漁です。小木港は平成14年度まで毎シーズン2万トンから3万トンの水揚げ量を誇ってきましたが、ここ数年は激減。一昨年度(2019)は1568トン
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藤沢警察署は13日、迷子になり行方不明届けが出されていた少年を保護したとして、藤が岡中学校3年生の山本千晶さんに感謝状を贈った。 山本さんは先月29日午後4時ごろ、藤沢1丁目付近を自転車で走行中に、泣きながら歩く少年を見つけた。「どうしたの」と声を掛けると「まま」と答えるので一緒に母親を探していたが、見当たらなかったため少年が遊んでいたという公園に戻り、そこにいた同世代の子どもを連れた母親たちに聞くなどして、本町白旗交番へ連れて行った。 同署は「山本さんが手を差し伸べてくれて無事保護できて良かった。学校内でも困っている人がいたら助けるよう呼び掛けてほしい」と話し、山本さんは「無事にお母さんに会えてよかった」と笑顔をみせた。
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