JR東日本では,GNSS(全地球航法衛星システム)と携帯無線通信網を活用し,ローカル線への展開を目指した新しい列車制御システムの開発を進め,2020(令和2)年9月初旬から八高線で走行試験が行なわれています. これまでは,秋田車両センター所属のGV-E400系1両が使用されていりましたが,12月末からは,同所属のGV-E400系3両(高麗川方から,GV-E400-9+GV-E402-18+GV-E401-18)での運転となっています.
2020(令和2)年8月16日(日)夜から17日(月)未明にかけて,JR東日本大宮総合車両センター所属のE257系2500番台NC-32編成が,大宮から修善寺まで回送され,伊豆箱根鉄道駿豆線に入線しました. 今回入線したNC-32編成は,もと幕張車両センター所属のE257系500番台NB-07編成を秋田総合車両センターで改造したもので,7月8日(水)に大宮総合車両センターまで配給輸送されていました.今後,駿豆線内で各種試験などが行なわれるものと思われます. なお,8月18日(火)現在は修善寺駅4番のりばに留置され,3000系3504編成「エールトレイン」などの駿豆線車両や185系“踊り子”号と並ぶ光景が見られ,利用客の注目を集めています.
JR東海では,2020(令和2)年7月2日(木),N700系2000番台X12編成が鳥飼車両基地から浜松工場まで回送されました. 前日の7月1日(水)に「N700S」が営業運転を開始していることから廃車・解体になるものと思われます. 廃車になると2019(平成31)年に廃車された試作車のX0編成に続き2編成目,量産車としては初めてとなります.
JR東日本では,上越新幹線で運用されているE4系「Max」のうち,P52編成・P17編成が新幹線総合車両センターで全般検査を受け,P52編成は2020(令和2)年5月29日(金),P17編成は6月23日(火)にそれぞれ出場して営業運転に復帰しています. E4系は,E7系の導入にともない,2020(令和2)年度末で営業運転を終了する予定でしたが,「令和元年東日本台風」による水害で北陸新幹線用のE7系・W7系のうち10本が走行不能となったため,上越新幹線用として導入される予定だったE7系を北陸新幹線に投入し,E4系は延命措置がとられることとなりました.6月22日(月)にはP17編成の出場に合わせて『復活全検出場式』が新幹線総合車両センターで行なわれています.
BS日テレでは,2020(令和2)年6月8日(月)21時から,「友近・礼二の妄想トレイン」を放映します. 「妄想があれば何でもできる」をコンセプトに,鉄道,温泉,グルメを絡めて,時刻表などを片手に理想の旅プランを計画するという,新感覚紀行番組です. 番組MCは友近さんと中川家・礼二さんが担当.毎回2名のゲストが加わり,アシスタントの久野知美さんと「こんな旅行がしてみたい!」をテーマにリアルな旅程を語り合います.スタジオで練った旅のプランをもとに,番組スタッフがカメラを片手に旅先へ向かいます. 第1回は,『ひのとり&しまかぜで行く伊勢志摩の旅』を計画します.スタジオトークと映像で完成する妄想トリップをお楽しみください. ©BS日テレ
写真:京成電鉄AE形“スカイライナー” 東松戸にて 百々貴俊撮影 2019-9-20 京成電鉄では,一部“スカイライナー”の青砥駅停車について,2020(令和2)年6月1日(月)以降,停車本数を増やすと発表した. これは,押上・都営浅草線・京急線方面との成田空港アクセスの利便性向上のため,4月から実施しているもので,現在,京成上野発6時〜7時台の下り6本と,成田空港発20時台以降の上り6本が青砥駅に停車しているが,これを上下線各14本に拡大し,日中時間帯の列車についても一部列車を青砥駅停車とする.あわせて一般列車を含む一部列車の運転時刻が変更される. なお,新型コロナウイルス感染症にともなう社会情勢を踏まえ,5月1日(金)から実施している“スカイライナー”の一部運休(上下線各18本)については,6月1日(月)以降も,当面の間継続する.
武庫川線に導入される予定の5500系. 編集部撮影(取材協力:阪神電気鉄道) 阪神電気鉄道は,武庫川線の車両置換え時期について,6月以降に変更すると発表した. 阪神武庫川線は,本線との接続駅である武庫川と武庫川団地前間を結ぶ路線で,現在は,7890・7990形と7861・7961形の2両編成で運転されている.2020(令和2)年5月末から5500系改造車を導入する予定となっていた. 武庫川線に導入される予定の5500系は,5513+5913,5914+5514,5511+5911,5912+5512の2両編成4本で,それぞれ異なるカラーリングが採用されている. 5500系が武庫川線に導入されることで,阪神電鉄から「赤胴車」のカラーリングをまとった車両は姿を消すことになるが,このうちの1両についてはUR都市機構に譲渡され,武庫川団地内でコミュニティスペースとして活用される計画となっている.
JR西日本では,JR神戸線三ノ宮駅の2番のりばに昇降式ホーム柵を,また山陽新幹線岡山駅の22番のりばと大阪環状線大阪駅の1番のりばに可動式ホーム柵の設置工事を進めていたが,それぞれの使用開始日が決定したと発表した. 三ノ宮駅2番のりばは,おもに大阪方面の快速・普通電車が発着しており,2019(令和元)年11月22日(金)の始発列車から使用を開始する.今回設置された昇降式ホーム柵は,高さ約1.3m,最大開口約8.5mのもので,柵延長は約240mとなる. 岡山駅22番のりばは,おもに山陽新幹線の博多方面行き列車が発着しており,2019(令和元)年12月5日(木)の始発列車から使用を開始する.23番のりば(東京方面のりば)については,2020(令和2)年春ごろの使用開始を予定しており,使用開始日が決まり次第発表される. 大阪駅1番のりばは,おもに大阪環状線内回りが発着しており,2019(令和元)
JR東日本仙台支社は,2020(令和2)年春ごろから,磐越西線に指定席着席サービスを導入すると発表した. これは,2019(平成31)年3月に福島県と会津若松市,JR東日本仙台支社の3者で締結した「会津若松駅前広場の整備等を起点とした会津地域の観光振興等に関する包括連携協定」の取組の一環として導入するもの. 1両の約半分を半個室空間とし,リクライニングシートの指定席を14席設置する.乗車には,普通乗車券または普通定期券のほか,座席指定券(繁忙期・通常期530円,閑散期330円)が必要で,座席指定券は利用当日の1ヵ月前の10時から,駅や旅行会社の窓口,指定席券売機などで購入する.なお,座席が空いている場合に限り,車内で車掌から指定券を購入することも可能. 対象列車は,磐越西線(郡山—会津若松間)の一部列車で,詳細については,決まり次第発表される.
南海電気鉄道では,百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産への登録が決定したことを記念し,ラッピング列車の運転など,「百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録記念キャンペーン」を実施すると発表した. ラッピング列車は,1000系1編成(6両)を使用し,先頭車両(1・6号車)は,「世界遺産 堺・百舌鳥古墳群へは南海電鉄で!」というメッセージとともに,「南海ハニワ駅長」や現代・古代の古墳群のイラストを大きくデザインしている.中間車両(2~5号車)は,茶の湯・和菓子・堺打刃物・注染和ざらし,お香といった堺の伝統産業・伝統文化をハニワ駅長が体験している姿を描いている.また,すべての車両の背景には自転車や旧堺燈台,路面電車など,堺らしいモチーフの「堺柄」がデザインされており,共通デザインのロゴマークも配置する. 運転期間は,2019(令和元)年7月21日(日)から2020(令和2)年6月30日(火)までの予定で,
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