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ブックマーク / www.tokyo-np.co.jp (196)

  • 首都高3人死亡の前日、「体調が悪い」と報告 容疑のトラック運転手、衝突前は「高熱があった」:東京新聞 TOKYO Web

    埼玉県戸田市の首都高速道路池袋線で14日、渋滞の車列に大型トラックが追突し、乗用車の3人が死亡した事故で、トラックを運転し、警視庁が自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕した運送会社社員の降籏紗京(ふりはたさきょう)容疑者(28)が「高熱があり(現場約1キロ手前の)戸田南インターチェンジの辺りから意識がなかった」と話していることが、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、付近のカメラには、トラックが少なくとも現場の10メートル手前から減速せずに、車列に突っ込む様子が写っていた。映像や事故の状況などから、時速60~70キロで追突したとみられる。警視庁交通捜査課は、降籏容疑者が意識がもうろうとし、ブレーキを踏まずに追突した可能性があるとみている。

    首都高3人死亡の前日、「体調が悪い」と報告 容疑のトラック運転手、衝突前は「高熱があった」:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2024/06/15
    "17日、降籏容疑者が勤務していた運送会社「マルハリ」(札幌市)の神奈川県厚木市の営業所を家宅捜索。運転日誌や運行記録、降籏容疑者の自家用車のドライブレコーダーの記録媒体などを押収し、運行管理などを"。
  • 八王子3人射殺から26年 「諦めてはいけない」当時高校生だった被害者の同級生が追悼礼拝:東京新聞 TOKYO Web

    東京都八王子市のスーパーで女性3人が射殺された強盗殺人事件は7月30日に未解決のまま発生26年となった。被害者の一人矢吹恵さん=当時(17)=が通っていた町田市の私立桜美林高校では31日、追悼礼拝で同級生らが祈りをささげた。

    八王子3人射殺から26年 「諦めてはいけない」当時高校生だった被害者の同級生が追悼礼拝:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/08/15
    "大田区の会社員鷹野めぐみさん(43)は「明るいごく普通の女子高生だった。なぜあの子だったのか」と涙ながらに友をしのび、「このまま解決しなかったらという焦りや怖さがあるが、諦めてはいけない」と"。同級生。
  • 失踪前3千万円引き出しか、奈良 死体遺棄の被害女性、県警捜査:東京新聞 TOKYO Web

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    p8q 2021/07/29
    "笹岡さんは9日まで大阪市内の特別養護老人ホームで勤務し、行方が分からなくなった。失踪直前、笹岡さんが管理していた父親の銀行口座から複数回にわたって現金を引き出していたことが捜査で判明した"。
  • 父「元気な姿見せて」 太田のゆかりちゃん 行方不明から25年:東京新聞 TOKYO Web

    群馬県太田市で一九九六年、四歳だった横山ゆかりちゃんが行方不明になってから七日で二十五年が過ぎた。何者かに連れ去られたとみられるが、未解決のままだ。十一日はゆかりちゃんの三十歳の誕生日だった。父保雄さんは「私が見つけ出すまで、病気にかからないでいてほしい。再会したときに、元気な姿を見せてほしい。娘を返してください」。犯人に強く訴えている。 ゆかりちゃんはパチンコ店で、不審な男に話し掛けられたのを最後に行方不明に。保雄さんは「一緒に過ごした時間よりも、娘を捜してきた時間の方が圧倒的に長かったと思うと、やるせない」と声を落とす。 群馬県警は七日、当時「重要参考人」の男が写っていたパチンコ店の映像を、最新技術で解析した動画を公開。男が丸い腕時計を着けていたなどの新たな手掛かりを記したポスターを作った。保雄さんは「ポスターでゆかりの顔をみて、ささいな事でも思い浮かんだら、どうか情報を寄せてください

    父「元気な姿見せて」 太田のゆかりちゃん 行方不明から25年:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/07/24
    "七九年から九〇年にかけて四人の女児が失踪、遺体で見つかる事件があり、いずれも未解決だ。保雄さんは二〇一一年に被害者家族会をつくったが、最近は家族の高齢化などでほとんど連絡が取れていない"。
  • 小田原の高齢女性、大雨の日から行方不明 神奈川県発表 地域防災計画に基づき :東京新聞 TOKYO Web

    神奈川県は7日、小田原市内に大雨の降った3日から同市千代、神保八重子さん(71)が行方不明になっていると発表した。 市防災対策課によると、7日になり家族から連絡があったという。小田原署によると、3日午前8時ごろ「人が流されたようだ」と通報があり、署員が同日午後、森戸川に落ちていた自転車を見つけた。出勤途中で増水した川に流されたとみている。

    小田原の高齢女性、大雨の日から行方不明 神奈川県発表 地域防災計画に基づき :東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/07/11
    "家族の同意は得ていないが、災害の死者や安否不明者の氏名を原則公表する県地域防災計画に基づき公表"。3日朝、流された旨の通報、同日午後、小田原署員が森戸川に落ちていた自転車を発見、増水の川に落ちたか、と。
  • 20分で不明生徒発見 警察犬フレイル号お手柄 吉川署:東京新聞 TOKYO Web

    行方不明になっていた女子中学生の早期発見に貢献したとして、吉川署は警察犬の「フレイル オブ S.ウイスタリア号」(雄7歳、シェパード)の指導士小林勝さん(52)に感謝状を贈った。お手柄のフレイル号にはビーフジャーキー1.5キロ分がプレゼントされた。(大沢令) 署によると、生徒は六月八日朝に自宅を出て以降、行方が分からなくなり、家族が署に届け出た。小林さんは署の要請を受けてフレイル号と出動。のにおいを手掛かりに足取りをたどった。捜索開始から約二十分後、フレイル号は生徒の家から約五百メートルの公園周辺で何かを気にするそぶりを見せ、かぎ回っていたところ、入り口付近にいた生徒を同行の警察官が発見。生徒にけがはなかった。 フレイル号は行方不明者の捜索などで、今回も含めて計七回表彰されている。好奇心が強く、穏やかな性格で訓練がしやすいといい、小林さんは「二、三歳のころは訓練してもダメだったが、警察犬

    20分で不明生徒発見 警察犬フレイル号お手柄 吉川署:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/07/04
    "捜索開始から約二十分後、フレイル号は生徒の家から約五百メートルの公園周辺で何かを気にするそぶりを見せ、かぎ回っていたところ、入り口付近にいた生徒を同行の警察官が発見。生徒にけがはなかった"。
  • 行方不明のコロナ患者は釈放中 薬物事件で逮捕、大阪:東京新聞 TOKYO Web

  • 行方不明者の氏名公表に公益性 全国知事会、3類型を提示:東京新聞 TOKYO Web

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    p8q 2021/05/28
    "行方不明者の救助活動が効果的にできるようになるなど、氏名の公表には「公益性」があると指摘。死者を実名公表することで国民の知る権利に応え、災害の教訓を後世に残すことにつながるとの考え方も示した"。
  • 街頭動画で友梨さんの情報求める 失踪18年で大阪府警:東京新聞 TOKYO Web

    大阪府熊取町で2003年5月、当時小学4年の吉川友梨さん(27)が下校中に行方不明になって20日で18年となった。例年捜査員や家族らが行ってきたチラシやティッシュ配布は新型コロナウイルスの影響で昨年に続き中止。大阪府警は今月17日から来月20日までの約1カ月、情報提供を呼び掛ける動画をJR大阪駅などの街頭モニターで公開している。 動画では失踪当日の友梨さんの服装や、自宅近くに止まっていた不審な白色の車と同型とみられるトヨタの「クラウン」などを紹介。情報提供は泉佐野署捜査部、電話072(464)1234。

    街頭動画で友梨さんの情報求める 失踪18年で大阪府警:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/05/21
    "動画では失踪当日の友梨さんの服装や、自宅近くに止まっていた不審な白色の車と同型とみられるトヨタの「クラウン」などを紹介。情報提供は泉佐野署捜査本部、電話072(464)1234"。
  • 溺れた小2男児を助けようと川へ…行方不明の男性、遺体で発見 板橋区の水難事故:東京新聞 TOKYO Web

    東京都板橋区の新河岸川で7日に小学2年の男児(7つ)が溺れて亡くなった事故で、警視庁志村署は11日、助けようと川に飛び込んで行方不明になっていた男性が、北区浮間1の荒川で遺体で見つかったと発表した。男性は都内の40代で、8キロほど流されたとみられる。 同署によると、11日午前6時20分ごろ、荒川でモータボートに乗っていた人が、水面に浮かぶ男性の遺体を見つけて通報した。発見されたのは、新河岸川の事故現場から6キロ下流にある荒川との合流地点から、荒川を上流へ2キロさかのぼった地点。潮流で押し戻されたとみられる。

    溺れた小2男児を助けようと川へ…行方不明の男性、遺体で発見 板橋区の水難事故:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/04/14
    "発見されたのは、新河岸川の事故現場から6キロ下流にある荒川との合流地点から、荒川を上流へ2キロさかのぼった地点。潮流で押し戻されたとみられ"。荒川でモータボートに乗っていたひとが遺体を見つけ通報、と。
  • 東日本大震災 被災地の活動 心構え伝える 警部ら警察学校で体験語る:東京新聞 TOKYO Web

    東日大震災では、全国の警察官が被災地で救出救助や行方不明者の捜索、交通整理などにあたった。県警も2018年3月までに延べ約6万4000人を岩手、宮城、福島3県に派遣。発生から10年となった今月、被災地で活動した警察官2人が、県警察学校で学生56人に体験を語った。 (杉原雄介) 丹羽久尚警部(45)は一一年三月下旬から十日間、岩手県内で遺体約九十体の検視をした。「自宅に戻って二歳の長男を抱いた時、最初に検視した幼児を抱いた時の感覚がよみがえり、長男を落としそうになった」。経験豊富なベテランでも被災地での活動は心身の負担が大きく、しばらく不眠に悩まされた。 ただ、半年後に再び岩手県に派遣され、復興に向かう被災地の様子や住民たちの笑顔を見て安堵(あんど)した。不調も癒えたという。学生たちには「警察官としての誇りと使命感がなければ被災地での激務に耐えられなかった。公僕の精神を常に忘れないで」と語

    東日本大震災 被災地の活動 心構え伝える 警部ら警察学校で体験語る:東京新聞 TOKYO Web
  • 震災10年を前に身元判明、行方不明の61歳 今年2月に遺体発見:東京新聞 TOKYO Web

    宮城県警は4日、東松島市の海岸近くで2月17日に見つかった身元不明遺体が、10年前の東日大震災で行方不明となっていた、同市の奥山夏子さん=当時(61)=と判明したと発表した。 県警によると、ほぼ全身が残る白骨遺体が発見され、歯の治療痕やDNA型鑑定の結果から、身元を特定した。地震後に勤務先から自宅に戻り、さらに避難しようとしている間に津波に巻き込まれたとみられる。

    震災10年を前に身元判明、行方不明の61歳 今年2月に遺体発見:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/03/06
    "東松島市の海岸近くで2月17日に見つかった身元不明遺体が、10年前の東日本大震災で行方不明となっていた、同市の奥山夏子さん=当時(61)=と判明"。ほぼ全身の白骨遺体、歯の治療痕やDNAから特定、と。
  • 【動画あり】ISの犠牲になったヤジド教徒104人、6年ぶり故郷に埋葬 虐殺1300人、3000人不明:東京新聞 TOKYO Web

    イラク北部シンジャール周辺で2014年8月、過激派組織「イスラム国」(IS)によって少数派ヤジド教徒1000人以上が虐殺された。遺体は80カ所以上に無造作に埋められ、現在も掘り起こしと身元確認作業が続く。今月6日、身元確認が終わった104人の遺体が6年半を経て故郷に戻り、家族らの手で埋葬された。 (カイロ・蜘手美鶴)

    【動画あり】ISの犠牲になったヤジド教徒104人、6年ぶり故郷に埋葬 虐殺1300人、3000人不明:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/02/27
    "イラク政府は19年3月から遺体を掘り起こし、身元確認を開始した。DNA鑑定や当時の服装を手掛かりに104人を特定し、今も242遺体の確認作業が続く。ただ、まだ地中には多数の遺体が残され"。
  • 東日本大震災10年を前に 被災地の旭市長所感「今一番心配しているのは風化」:東京新聞 TOKYO Web

    旭市の明智忠直市長は二十二日の記者会見で、東日大震災から十年となるのを前に、「今一番心配しているのは震災当時のことが風化されること」などと所感を述べた。市内の海岸には震災当日に大津波が押し寄せ、飯岡地区で十六人の死者(関連死含む)・行方不明者が出るなど大きな被害を受けている。 今年三月十一日に予定される追悼式は、昨年までのような県との合同開催が決まっていない。最終的に中止になった昨年もギリギリまで決まらなかったという。「コロナ禍もあるのだろうが、被災地にとっては悔しい状況。市は震災から十年の節目には、どんな状況になろうともやろうと決めていた。風化させないため十一年目以降もやっていきたい」と強調した。 復興計画については「津波避難道路でまだ三、四年かかるものがあるが、百三十くらい立てた事業のほとんどが完成した」とする一方、飯岡地区の現状に触れて「津波で流され、更地になった住宅地は30%くら

    東日本大震災10年を前に 被災地の旭市長所感「今一番心配しているのは風化」:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/02/25
    "県は一昨年の台風被害で財政調整基金がなくなるほど大盤振る舞いで支援したが、東日本大震災の時はそんなには支援してもらえず腹立たしい思いが"。旭市の市長・明智忠直氏。国も県も全然眼中になかった気が、と。
  • 高齢男性が刺され死亡、同居の長男が行方不明に 千葉県柏市:東京新聞 TOKYO Web

    16日午後零時15分ごろ、千葉県柏市塚崎の2階建て住宅で「男性が血だらけで倒れている」と110番があった。柏署員が駆けつけると、高齢の男性が1階居間で血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。死亡したのは、この家に住む90代の男性とみられ、県警は殺人事件として捜査。同居している50代の長男の行方が分からなくなっており、何らかの事情を知っているとみて調べている。

    高齢男性が刺され死亡、同居の長男が行方不明に 千葉県柏市:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/02/17
    "男性と80代の妻、長男の3人暮らし。妻と知人が外出先から帰宅した際、男性が倒れているのを発見。知人が通報した際、長男は住宅にいたが、署員が現場に到着する前に姿が見えなく"。柏市塚崎の住宅で16日昼。
  • 東日本大震災で失った長男一家が眠る墓石が倒れた…苦難が続く福島県相馬市:東京新聞 TOKYO Web

    地震から2度目の朝を迎えた15日。沿岸部にある磯部地区の墓地は多くの墓石が倒れていた。地区では10年前の震災で住民の1割、市全体の半数以上に当たる約250人が犠牲になった。朝から雨が降る中、墓石を元に戻そうと遺族や業者が次々と訪れていた。 「また前と同じなんだな」。同市の寺島八美さん(79)、ユフ子さん(72)夫は先祖や長男家族4人が入った墓を前につぶやいた。墓石には10年前に倒れた時の傷が残る。今回の揺れで孫の萌々香(ももか)さん=当時(7)=らの名前が刻まれた石が倒れ、業者に復旧を頼んだ。 10年前、漁船にいた八美さんは大けがをしたため、ユフ子さんは1カ月かけて1人で家族を捜した。震災後に引っ越した市中心部の自宅は13日夜の地震で家具が散乱。夜が明けて真っ先に八美さんとともに墓地に来て墓石を確かめた。ユフ子さんは「まさか10年で余震がくるとは。前の6人家族に戻りたいね」と願った。

    東日本大震災で失った長男一家が眠る墓石が倒れた…苦難が続く福島県相馬市:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/02/15
    "デザイナー女性(67)は地震発生直後、着の身着のまま避難してきた。食器棚やクローゼットは金具で固定していたため倒れなかったが、扉が外れ、食器などが散乱した。避難所での新型コロナ感染への不安も"。
  • エジプト革命10年「強制失踪」相次ぐ テロ理由に2700人超 広がる恐怖:東京新聞 TOKYO Web

    民主化運動「アラブの春」で約30年にわたるムバラク独裁政権が倒れたエジプト革命から、11日で10年がたった。革命後は初の自由選挙で文民政権が誕生したものの、2013年のクーデターで再び軍事政権に。革命の再発を懸念するシシ政権は、テロ対策を理由に強権統治を推進。市民がある日突然連行される「強制失踪」事案が深刻化している。(カイロ・蜘手美鶴、写真も)

    エジプト革命10年「強制失踪」相次ぐ テロ理由に2700人超 広がる恐怖:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/02/14
    "アラ・アバッシさん(37)は昨年9月、路上で警察に職務質問され、そのまま拘束された。テロ事案を扱う国家安全保障局で調べられ、裁判もなく刑務所に送られた。3カ月後に釈放されたが、またいつ拘束されるか"。
  • 兵庫県警に復帰の警察犬、初成果 80代女性を2時間で発見:東京新聞 TOKYO Web

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    p8q 2021/02/10
    "神戸市中央区の東側地域を管轄する葺合署からの出動要請で、市内の80代女性の捜索に当たり、約2時間で、見つけ出したという。女性は認知症で、家族から届け出"。逃走の再発防止のためGPSを首輪に付けて復帰、と。
  • 無になることに憧れ 『遺言未満、』 作家・椎名誠さん(76):東京新聞 TOKYO Web

    作家、カメラマン、映画監督、冒険家…。若い頃から幅広い分野で活躍してきた。そんなエネルギッシュな自由人が、七十代後半になり、どんな最期を迎えたいと願うのか。新著では、旅や読書で知った異国の葬送文化と日の現状を対比させながら、今の自分が選んだ“身じまい”の方法を、具体的に示してみせた。 八年前、死をテーマにしたエッセー集『ぼくがいま、死について思うこと』(新潮社)を出版した。その続きといえる雑誌連載をまとめ、コロナ禍への思いをつづった書き下ろしも収めた。大勢の死者の遺骨で作られた仏像、葬儀業界の見市、イスラム教のモスク、ハイテク納骨堂など、取材先は多岐にわたる。 結婚式と同じようにプロがテキパキと進める葬式や、土に還(かえ)らない墓石をシンボルにする埋葬など、形式的で人工的な日式の弔いに、昔から疑問を持っていた。できれば近しい人だけで心のこもったお別れをし、自然に戻りたい。

    無になることに憧れ 『遺言未満、』 作家・椎名誠さん(76):東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/02/08
    "思いと裏腹に、かつては世界を飛び回り、何カ月も消息不明にしたことがあった。「連れ合いに寂しい思いをさせたこと、今は後悔してます。でも、かわいい孫もいて恵まれた人生になった」としみじみ振り返る"。
  • <ふくしまの10年・詩が生まれるとき>(9)多くの命 津波に奪われ:東京新聞 TOKYO Web

    震災から三週間が過ぎた。ようやくガソリンが手に入るようになり、和合亮一さん(52)はすぐに福島県相馬市の松川浦に向かった。相馬は幼い時によく遊びに行った場所だった。隣の南相馬市は教員としての初任地で、二十代の六年間を過ごした。津波被害のひどかった浜通りの海で、亡くなった教え子やその家族に手を合わせたかった。 破壊された防波堤、陸に上がった船、ひしゃげた家、土砂に埋もれた車、、茶わん…。和合さんは目の前の光景に衝撃を受けた。あちこちに散乱した家族アルバム。持ち主はどうしたのだろうか。津波の爪痕は想像以上に凄惨(せいさん)で、そこにあったはずの風景がバラバラになっていた。 福島県警の警察官だった教え子は、住民を高台に誘導している時に津波に巻き込まれ、行方不明のままだった。意志が強く、剣道も強かった。警察官は彼の子どものころからの夢だった。まだ二十四歳だった。友人の母親も津波にさらわれ、浜通り

    <ふくしまの10年・詩が生まれるとき>(9)多くの命 津波に奪われ:東京新聞 TOKYO Web
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    p8q 2021/02/07
    "警察官だった教え子は、住民を高台に誘導している時に津波に巻き込まれ、行方不明のままだった。意志が強く、剣道も強かった。警察官は彼の子どものころからの夢だった。まだ二十四歳だった。友人の母親も津波に"。