ネットでの揉め事をみていると、多くは視野・視座・視点のミスマッチがきっかけのように思える。大学時代、所属していた武山政直先生のゼミで、最初のワークショップのテーマが「視野・視座・視点」のお話だった。 「視野」とは、視界の広さ。 「視座」とは、どの座標からモノを見ているか。 「視点」とは、どのポイントに対して注視しているか。 物事を観察するときは、自分がどういった「視野・視座・視点」から判断をしているのか、この3つの違いを意識しましょうね…といったオリエンテーションだっただった気がする(20年近く前のことなので、細部はうろ覚え)。 それまでは、曖昧に(というか意識をしていなかった)3要素の違いは、その後のモノの見方を大きく変えたように思える。 こういう話は、写真を例にすると、しっくりくる。そう思って、写真フォルダをひっくり返してみた。 密林の中で撮ったような写真だが… 実際には 背景のグリー