作家の山内マリコと柚木麻子が4月12日、映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めるステートメントを発表した。2人が文責を担い、賛同者として芦沢央、彩瀬まる、井上荒野、小川糸、窪美澄、津村記久子、西加奈子、蛭田亜紗子、ふくだももこ、三浦しをん、湊かなえ、宮木あや子、村山由佳、山崎ナオコーラ、唯川恵、吉川トリコが名を連ねている。 山内と柚木がこのステートメントを出した理由は、映画監督や俳優による性暴力・性加害が立て続けに報道されているため。「物語の書き手と映画業界は、特殊な関係にあります」と述べる2人は今、どのような思いで映画界を見つめているのか。 取材・文 / 小澤康平 被害者に「私たちは味方です」と伝えることが一番大事──山内さんと柚木さんは4月12日に、映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めるステートメントをSNSで発表されました。その理由についてはステートメントに「映画業界の内部にいる人たち
![映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めて | 山内マリコ×柚木麻子インタビュー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c17ce5d3c602b6b051901638ef2c9cb0ff4ef8a6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fogre.natalie.mu%2Fmedia%2Fnews%2Feiga%2F2022%2F0524%2Fyamauchimariko_yuzukiasako_202205.jpg%3Fimpolicy%3Dtwitter_card_feature_crop)