朴聖焌先生と『日本辺境論』の韓国語訳者である金京媛先生がギルダム書院の日本語クラスのみなさん13人と一緒に昨日凱風館を訪れてくれたので、日韓合同ゼミが開かれた。 安藤忠雄の「光の教会」と直島を訪ねるツァーの途上である。 この日本語クラスは私が8月にソウルを訪れてギルダム書院で講演をした後に始まって、最初のテクストが『日本辺境論』で、それを読み終えての訪日である。 日本語クラスの次のテクストは光嶋くんの『みんなの家』だそうである。 テクストを読んだら、書いた人間に会いに行く。 「みんなの家」凱風館を見学して、建築家自身の話を聞いてから、それが建つまでの経緯を書いた本を読む。 朴先生ならではの「現実主義」の本領が伺い知れる。 この合同ゼミはついこの間ソウルに別件で訪れた光嶋くんがギルダム書院に行って、朴先生と意気投合して、決めてきた話である。 光嶋くんも朴先生も話が早い。 朴聖焌先生については