『世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと』(クリス・ベイリー著、服部京子訳、TAC出版)とは、なんともインパクトのあるタイトルです。著者は高校生のころ「生産性」に関心を持ちはじめたそうで、以来この10年の大部分に生産性を取り入れてきたというのです。 では、生産性に関心を向けると、どのような効果が期待できるのでしょうか? このことについて語るにあたり、著者は平均的なアメリカ人が1日をどんなふうに使っているのかに焦点を当てています。最新の<アメリカ生活時間調査>によると、子どもを持つ25歳から54歳までのビジネスパーソンは次のように時間を使っているというのです。 ・仕事 八時間四十二分 ・睡眠 七時間四十二分 ・家事 一時間六分 ・飲食 一時間 ・家族の世話 一時間十八分 ・その他 一時間四十二分 ・趣味など自由に使える時間 二時間三十分 (「はじめに」より) 1日は24