コロナの影響によってZoomなどのビデオ通話アプリを利用した会議やコミュニケーション、リモートワークが世間一般に浸透し始めた。どこにいても世界中の誰とでも繋がり、仕事もできることが一般化され始めたことは、今後の社会発展に大きく影響するであろう。一方で、世界には「VR SNS」と呼ばれる、まるで目の前に人がいるかのようにコミュニケーションを取ったり、一緒に遊んだり、イベントに参加したりできる空間がある。その一つが「VRChat」である。 VRChatはGraham GaylorとJesse Joudreyによって開発され、米国の企業であるVRChat Inc.によって運営されているソーシャルVRプラットフォームである。 現在は、SteamまたはOculus Storeにて無料でダウンロードでき、Oculus QuestやHTC Viveなどに対応したVRヘッドセットを使用してプレイすることが