台湾北部で行われたたこ揚げ大会で、3歳の女の子がたこに絡まったまま風にあおられ、地上から10メートルほどの高さにまで飛ばされました。女の子は顔などに軽いけがをし、地元の当局は事故の原因を調べるとともに、再発防止に努めるとしています。 現場にいた人が撮影した映像には、オレンジ色の長い帯状のたこに絡まった女の子が、空中で回転しながら上下に激しく揺さぶられている様子が映っていて地上から悲鳴も聞こえます。 そして異変に気付いた人たちが急いで、たこを地上に下ろして一斉に女の子を抱き留めています。 現地メディアによりますと、女の子は顔などにけがをして、すぐに病院に運ばれましたが、けがの程度は軽いということです。 当時、秒速およそ13メートルから17メートルの風が吹いていて、体重13キロの女の子はおよそ30秒間にわたって空中に飛ばされていたということです。 地元の当局は、事故の原因を詳しく調べるとともに