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アニメージュの検索結果1 - 40 件 / 286件

  • #シンエヴァンゲリオン 劇場版 の葬式で死んだと思った点 - 玖足手帖-アニメブログ-

    この記事はシン・エヴァンゲリオン劇場版のネタバレです。 ネタバレ無し感想はこちら。 nuryouguda.hatenablog.com 思春期を殺す葬式のつもりで、思春期の頃に大好きだったエヴァンゲリオンの最後の作品を見た。 個人的に、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの直後に起きた母親の自殺にも区切りをつけて、思春期を引きずって傷ついて泣いていた引きこもりの30歳から、諦めてつまらなくなったアラフォーのおじさんになるつもりだった。 そういう気持ちだったので、特に内容には期待をしていなかったのだが。 映画の内容も「ああ、エヴァンゲリオンは本当に死んだんだな」という感じがした。 (ちなみに葬式を終えたので、もう思春期的なこだわりとかオタク的な執着もなくなって、朝一でゲットしたパンフレットも読んでない) 葬式は一回でいいので、月曜日の午後と水曜日の午前中にも予約チケットを取ったけど、2時間半の葬式を

      #シンエヴァンゲリオン 劇場版 の葬式で死んだと思った点 - 玖足手帖-アニメブログ-
    • 宮崎駿が38歳で監督デビューした時の鬼畜エピソードクソワロタwwwwwww : 哲学ニュースnwk

      2020年11月29日08:00 宮崎駿が38歳で監督デビューした時の鬼畜エピソードクソワロタwwwwwww Tweet 1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/11/29(日) 04:09:07.136 ID:k7quoMIg0 大塚っていうパヤオの先輩が映画版ルパンの監督をやることになったんだが 鈴木清順の書いた脚本がゴミ過ぎて大塚がパヤオに「監督なんかやりたくねえよ」と電話した そしたらパヤオが「じゃあオレがかわりにやるわ」と立候補 パヤオはその日のうちに手伝っていた高畑の赤毛のアンの仕事を辞職(メインスタッフなのに)して(高畑は激怒)会社も辞めて大塚のスタジオに移籍した つづく 2: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/11/29(日) 04:10:44.028 ID:k7quoMIg0 大塚のスタジオに移籍してくるときにパヤオは丹内司っていう

        宮崎駿が38歳で監督デビューした時の鬼畜エピソードクソワロタwwwwwww : 哲学ニュースnwk
      • 女がガンダムを好きでもいいらしい

        Twitterに吐き散らかす独り言にしては長すぎたので、ここに置いていこうと思う 私は20代後半の女で、生まれた時からオタクになるべしというような環境で育ってきた女だった。 父は鉄道模型や電車が好きで、大型の鉄道模型を作ってはその資金源について母に咎められ、最終的にはそれが家庭内別居、ひいては母との離婚の一因になったような男だった。ついでに言うとアニメ好きである。 母は私の幼少期の時にはそういった片鱗を見せなかったが、若い頃はアニメーターを目指し始動したばかりのアニメージュ編集部に突撃し、アニメのラフを強奪してきたらしいと言うとんでもない経歴を持つ女だった。今の時代ではありえないが、若くそれなりに可愛い女が田舎からアニメージュ編集部を訪問してきたことが、当時の編集部にとっては驚きだったらしい。実際後から強請って絵を描いてもらったこともあったが、キャンディキャンディのイラストで、かなり絵がう

          女がガンダムを好きでもいいらしい
        • 宮崎駿のマンスプレイニング、底の浅い女性観

          旧TVアニメ版『うる星やつら』が終了した後、水曜日19時30分の放映枠では、同じく高橋留美子作品である『めぞん一刻』が放映された。 この時、雑誌『アニメージュ』では、何人かのクリエイターたちに「『めぞん一刻』のアニメ化についてどう思うか?」というインタビューを行い、それを記事として掲載した。 『アニメージュ』は、風の谷のナウシカの原作を連載していた雑誌なので、当然のように宮崎駿にも意見を聞いたのだが、宮崎の語った内容が、実に気持ち悪かった。 宮崎駿曰く「『めぞん一刻』なんて、五代くんが管理人さんを押し倒しちゃえば、それで終わる話なんですよ」という、正確な文面ではないかもしれないが、大体そういう言葉だった。語尾には「(笑)」も付記されていたように記憶している。 宮崎駿に限らず、昭和時代の男性クリエイターたちは、こういった「無理やり手籠めにしてしまいさえすれば、最終的に女性は男になびくもの」と

            宮崎駿のマンスプレイニング、底の浅い女性観
          • 朝日新聞社編『危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』』(徳間書店)取材原稿完全版 - shinichiroinaba's blog

            朝日新聞の連載企画を基に先般刊行された朝日新聞社編『危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』』(徳間書店)に寄稿した拙文(インタビューのフォーマットに合わせて編集者に合いの手を入れてもらった以外は当方の書下ろしである)は、紙面でもまた単行本でも大幅に縮減されたものである。徳間書店のご厚意によってここに原型を復元し公開する。 =================== ――研究者としての著書も多数あるなかで、稲葉さんの最初の著書は『ナウシカ解読 ユートピアの臨界』(1996年刊、2019年に増補版を刊行)です。稲葉さんは、今この作品をどう評価しますか。 宮崎駿のまんが『風の谷のナウシカ』はすでに古典になっています。古典になっている、ということの意味は色々ありますが、ひとつには後進にとっての模範、ベンチマークを提供している、というところです。これについては後に詳しく述べましょう。もうひとつは、もう

              朝日新聞社編『危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』』(徳間書店)取材原稿完全版 - shinichiroinaba's blog
            • 鈴木敏夫プロデューサー、大塚康生が今朝逝去と明かす…TAAF2021授賞式で哀悼の意捧げる|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

              映画ニュース 2021/3/15 21:18 鈴木敏夫プロデューサー、大塚康生が今朝逝去と明かす…TAAF2021授賞式で哀悼の意捧げる 3月12日~15日まで池袋で開催されてきたTAAFこと東京アニメアワードフェスティバル2021の授賞式が、15日にとしま区民センターで開催。アニメ功労賞やコンペティション部門の各賞が発表されたなか、アニメ功労部門顕彰者である鈴木敏夫プロデューサーや富野由悠季監督ら多くの受賞者が登壇した。鈴木プロデューサーは、本日逝去したという「ルパン三世」シリーズなど、数多くの作品で一緒に仕事をしてきたアニメーターでキャラクターデザイナーの大塚康生への哀悼の意を示した。 アニメ功労部門を受賞した富野由悠季監督 「僕がアニメに携わったのは1978年5月からで、そのころは『アニメージュ』というアニメーション雑誌にいました。気づいたら実際に製作に関わってから、もう40何年も経

                鈴木敏夫プロデューサー、大塚康生が今朝逝去と明かす…TAAF2021授賞式で哀悼の意捧げる|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
              • アニメ雑誌「ニュータイプ」と「ファイブスター物語」誕生の経緯をKADOKAWA・井上伸一郎氏が語ったマチ★アソビ講演まとめレポート

                月刊ニュータイプの創刊や永野護さんによる漫画「ファイブスター物語」の連載に携わったKADOKAWAの井上伸一郎さんによる講演「月刊Newtypeと私のFSS」が、「マチ★アソビ vol.25」のデジタル人材発掘セミナーとして開催されました。この日、井上さんは永野さんから「何を言ってもOK」と承諾を得て来ていたということで、かなり貴重な話がいくつも飛び出したので、その内容を、ほぼ余すところなくまとめました。 マチ★アソビ https://www.machiasobi.com/ 講師を務めた株式会社KADOKAWA上級顧問・エグゼクティブフェローの井上伸一郎さん。 聞き手はNPO法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)監事で弁護士の桶田大介さんが務めました。 桶田大介さん(以下、桶田): 本日はたくさんの方にお越しいただきましてありがとうございます。せっかくなので、なるべく多めに質疑応答の時間

                  アニメ雑誌「ニュータイプ」と「ファイブスター物語」誕生の経緯をKADOKAWA・井上伸一郎氏が語ったマチ★アソビ講演まとめレポート
                • 「知っている方がいたら教えてください」―― カラオケで一瞬流れた「正体不明のアニメ」、Twitterユーザーの呼びかけで正体が明らかに

                  ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています カラオケ映像に映っていた謎のアニメの詳細を知りたい――。そんなツイートがもとで、4月ごろから話題になっていた出所不明のアニメ作品が、関係者の証言から「代々木アニメーション学院(代アニ)の卒業制作」と判明しました。またTwitterで謎が1つ解明されてしまった。 何かに似てはいるものの、誰も特定できない謎の作品と話題に(虫塚さん撮影) 映像の目撃報告はあれど正体は見えず 発端となったのは、虫塚“KERA”虫蔵(@pareorogas)さんが4月に投稿したツイート。カラオケで「老人と子供のポルカ」(左卜全とひまわりキティーズ)が選曲された際、ツインテールの少女が印象的な、見知らぬアニメが背景で流れたといいます。この映像に引きつけられた虫塚さんは撮影した画像を公開するとともに、詳細を知る人はいないかとTwitterで情報を求めました。また

                    「知っている方がいたら教えてください」―― カラオケで一瞬流れた「正体不明のアニメ」、Twitterユーザーの呼びかけで正体が明らかに
                  • 『葬送のフリーレン』『SPY×FAMILY』『薬屋のひとりごと』 種﨑敦美はなぜ重用される?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース

                    超能力を持った少女のアーニャ・フォージャーと、1000年を生きるエルフの魔法使いフリーレン、そして後宮で皇帝の妃として生きる玉葉姫と、まるで共通したところのないアニメのキャラクターを、たったひとりで演じている声優が種﨑敦美だ。そのキャリアを振り返ると、実に多彩な役どころを演じてきたことが分かる。どうしてこれほどまでに重用されるのか。ここからどれくらいの名優になっていくのか。これまでの演技や言葉から想像してみた。 【写真】種﨑敦美と市ノ瀬加那の2ショット(撮り下ろし) アニメファンはいつ、種﨑敦美を意識したのか。12月20日にBlu-rayが発売となる『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』にも登場していたオーボエ奏者の鎧塚みぞれが、主役となった映画『リズと青い鳥』での繊細な演技だった人がいるだろう。『残響のテロル』でいつもいじめられていた三島リサの、怯えて震えるような演技

                      『葬送のフリーレン』『SPY×FAMILY』『薬屋のひとりごと』 種﨑敦美はなぜ重用される?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
                    • スレミオしか語らん『機動戦士ガンダム 水星の魔女』1クール全話感想&レビュー - 沼の見える街

                      【注意と前書き】11話まで見た段階で記事の大部分を書き終えており、あとは第1クール目の最終回となる12話を残すだけだったのだが、その12話で(それまでの積み上げの多くをひっくり返すような)ショッキングな出来事があって、率直に言って全然好きじゃない展開だったのでかなり冷めてしまい、もう記事を丸ごと封印したろかと思いつつも、やはりせっかく2万字も書いたのでもったいないし、こんな感情落差があるのもリアタイ視聴ならではのめったにない経験だし、記録として残す価値も多少あるかと思ったので、「11話まで見て書いた感想ほぼそのまま」+「12話を見た後の率直な感想」とつなげる形で公開してみます。12話の感想は本当にかなりとても率直というか辛辣なので、本作を普通に楽しめてる人はこんなド長文を無理に読まずに今すぐ引き返そう! 全てが面倒くさくなったら急に消すかもしれないので、あしからず。 何もわざわざ2万字超え

                        スレミオしか語らん『機動戦士ガンダム 水星の魔女』1クール全話感想&レビュー - 沼の見える街
                      • #機動戦士ガンダム #逆襲のシャア友の会 評論(ネタバレ注意) - #AQM

                        概要 各項 序文 庵野秀明 寄稿 あさりよしとお(漫画家) 寄稿 大月俊倫(スターチャイルドレコード・チーフプロデューサー) 寄稿 會川昇(脚本家) 寄稿 早見裕司(小説家・教師・アニメライター) 寄稿 此路あゆみ(一ガンダムファン) 対談 山賀博之(ガイナックス社長で映画監督)×庵野秀明 対談 井上伸一郎(元「月刊Newtype」編集長)×庵野秀明 寄稿 鶴田謙二 対談 内田健二((株)サンライズプロデューサー 『逆襲のシャア』プロデューサー)×庵野秀明 寄稿 サムシング吉松 対談 北爪宏幸(監督・キャラクターデザイナー 『逆襲のシャア』キャラクターデザイン・作画監督)×庵野秀明 寄稿 出渕裕 対談 出渕裕(メカデザイナー 『逆襲のシャア』モビルスーツデザイン)×庵野秀明 対談 鈴木敏夫(株式会社スタジオジブリ・プロデューサー 元月刊アニメージュ編集長)×庵野秀明 対談 永島収(フリーラ

                          #機動戦士ガンダム #逆襲のシャア友の会 評論(ネタバレ注意) - #AQM
                        • アニメ評論はなぜ「無いように見える」のか? アニメ雑誌と評論の歩み――アニメ評論家・藤津亮太インタビュー

                          ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています アニメ関連の記事を眺めていると、新作情報やクリエイターインタビュー、メイキングなどはちまたにあふれているのに、「評論やレビューはあまり見かけない気がする」――そう疑問に思ったことはないだろうか。 SNSでは感想ツイートが日々飛び交い、配信全盛となった現在でも放送時刻の前後にはTwitterトレンドがアニメ関連ワードに染まるのも珍しくない。作品を自分とは違う(あるいは同じ)角度で論じた情報へのニーズは確かに存在するのに、なぜ評論記事は「少ない」のだろうか? そんな疑問を解消すべく、ねとらぼでは3月21日に「なぜ商業媒体で“アニメ批評”は難しいのか?」をテーマにした特集記事を掲載。メディア各社へのアンケートを実施し、回答のあった5媒体の意見を紹介した。ところが意外にも、各編集部からはいずれも(温度感の違いはあるものの)「作りにくい実感は

                            アニメ評論はなぜ「無いように見える」のか? アニメ雑誌と評論の歩み――アニメ評論家・藤津亮太インタビュー
                          • 嫁のはてブが閉鎖し、なれのはてブを作って1週間が経った

                            嫁のはてブが閉鎖して1週間が経った。変わらず手癖でGoogleに「嫁のはてブ」と入れてサイトに飛んでしまうのが悲しい。 [補足] 嫁のはてブ関連のブコメで「嫁のはてブって何だ?」というコメントを見かけたので、もし嫁のはてブを知らない人は以下ページを見てもらうといいと思う。 ■「はてブ」をリニューアル前風デザインで 個人が一晩で開発 - ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1301/09/news089.html 2013年から約10年間ほぼ毎日嫁のはてブを使っていた。 嫁のはてブの閉鎖が決まってからはてなブックマーク公式サイトを使おうとしてみたが、正直キツい。 アプリの方はまだ見た目には良さそうだったのだが、自分は気になった記事ページとブクマページを一旦タブで全部開いて、開ききってから読んでくというスタイルなのでアプリは合ってなか

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                            • 昔の“紙の雑誌”には、作品や作家を生み出す勢いや熱があった!──のに、なぜ今のネットメディアにはそれがないのか?

                              『アクトレイザー・ルネサンス』プレビュー・感想。ときには神の雷で家を焼いて“区画整理”に励む“神”ゲー こういうことを書くと、「懐古」だの「オッサン」だの「老害」だの「〇〇を知らねーのか」だの、いろいろと言われてしまう気がするので先に謝っておくが、 昔の“紙の雑誌”には、妙な“勢い”と“熱”があった! と思わずにはいられない。 というのも、昔の雑誌では、その中のいち企画が後の大ヒット作へと発展したり、変な企画の担当者や参加者が、後の著名クリエイターへと成長していった例が少なくないからだ。 (画像はAmazon|風の谷のナウシカ [DVD] より) 例えば、ジブリの代表的な名作として知られる『風の谷のナウシカ』は、元々は、宮崎駿氏と当時アニメージュの編集者だった鈴木敏夫氏が、映画の企画を通すために(原作がないものは映画化できないと言われ、だったら原作を作ってやる!といって)はじめたものだし、

                                昔の“紙の雑誌”には、作品や作家を生み出す勢いや熱があった!──のに、なぜ今のネットメディアにはそれがないのか?
                              • インターネット黎明期、女性ユーザのやらかしは在ったのか?が重要

                                2ちゃんねるで女叩きがあったことは筆者自身見て知っているが、なぜそのような空気感が醸成されたのか?についてはニコニコ動画登場以降にインターネットへ新規参入した筆者にはわからない その当時の女性ユーザはただ一方的に男性ユーザから叩かれたのか?と言われれば筆者自身の当時の記憶として「いやそういう感じではなかったな」というのが正直なところで、女性アピールがしつこいと叩かれていたという記憶がある 筆者にはおそらく各年(年代ではなく1年単位)のオタク女性がネット上の女性の扱いに関して受けていた印象が違うのではないか?という推測があって、もしかしたら女叩きの原因は更に上の世代の女性のせいではないか?と考えた 話題の増田女史の振り返りはこんな感じ 学級会がなぜ発生したのか?と言えば、別にジャンル同士の抗争でも、掛け算の順番に関する論戦でもないわ。 当時のオタク女性(というよりもパソコンの初心者女性)は電

                                  インターネット黎明期、女性ユーザのやらかしは在ったのか?が重要
                                • 「女の子は何でも許してくれる女神ではない」 「ヒーリングっどプリキュア」は子どもたちに何を伝えたかったのか

                                  「女の子は何でも受け止め許してくれる女神ではない」 「ヒーリングっど・プリキュア」(「・」はハートマーク。以降省略)のシリーズ構成、香村純子氏はアニメ誌のインタビューでそう語りました。 作品終盤で描かれたキュアグレースと宿敵ダルイゼンの戦いは、子どもたちやオトナのプリキュアファンの枠を超え大きな話題となりました。 それはわれわれ一人一人の「プリキュア観」を揺るがす出来事だったのです。 「ヒーリングっどプリキュア」で何が描かれ、何がオトナたちの心をざわつかせたのか? そしてキュアグレースの言葉を通し、製作者が子どもたちに伝えたかったこととは何だったのでしょうか? 最終決戦に挑むキュアグレース kasumi プロフィール プリキュア好きの会社員。2児の父。視聴率などさまざまなデータからプリキュアを考察する「プリキュアの数字ブログ」を執筆中。2016年4月1日に公開した記事「娘が、プリキュアに追

                                    「女の子は何でも許してくれる女神ではない」 「ヒーリングっどプリキュア」は子どもたちに何を伝えたかったのか
                                  • 「プリキュア5世代」の20歳の娘は「オトナプリキュア」をどう見たのか? 聞いてみた

                                    大人を意識した初のプリキュア、「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」が2023年10月7日からNHKで放送開始しました。 同作は2007年~2008年に放送された「Yes!プリキュア5」「Yes!プリキュア5GoGo!」の続編となり、社会人となったプリキュア5のメンバーの姿が描かれます(「ふたりはプリキュアSplash☆Star」の咲と舞も出演します)。 この作品は「子どもの頃にプリキュアを観ていた人がメインターゲット」(『アニメージュ』2023年11月 P81)と村瀬亜季プロデューサーも語っているように、初めての「大人を意識した(子ども向けではない)プリキュアシリーズ」となります。 kasumi プロフィール プリキュア好きの会社員。2児の父。視聴率などさまざまなデータからプリキュアを考察する「プリキュアの数字ブログ」を執筆中。2016年4月1日に公開した記事「娘が、プリキュアに追

                                      「プリキュア5世代」の20歳の娘は「オトナプリキュア」をどう見たのか? 聞いてみた
                                    • しろちち@夏コミ新刊BOOTHにて頒布中 on Twitter: "漫画版 #ナウシカ はアニメージュ連載版→単行本化に際し、様々な加筆修正がなされていますが、中には微細な台詞の変更でも考えさせられるものがあります。例えば、ナウシカの内なる「虚無」の初出ですが、左が連載版、右が単行本版になります。 https://t.co/pB5NUhNseF"

                                      漫画版 #ナウシカ はアニメージュ連載版→単行本化に際し、様々な加筆修正がなされていますが、中には微細な台詞の変更でも考えさせられるものがあります。例えば、ナウシカの内なる「虚無」の初出ですが、左が連載版、右が単行本版になります。 https://t.co/pB5NUhNseF

                                        しろちち@夏コミ新刊BOOTHにて頒布中 on Twitter: "漫画版 #ナウシカ はアニメージュ連載版→単行本化に際し、様々な加筆修正がなされていますが、中には微細な台詞の変更でも考えさせられるものがあります。例えば、ナウシカの内なる「虚無」の初出ですが、左が連載版、右が単行本版になります。 https://t.co/pB5NUhNseF"
                                      • ”アニメオタク差別”を変えた京都アニメーションの偉業と追悼と。(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        ―アニメオタクの中で、京都アニメーションの存在を知らぬ者はいない。 それほど京都アニメーションのアニメ業界における存在感は大きく、またファンや視聴者に与える影響力は計り知れないものである。今次、34名(犠牲者はまだ増える可能性がある、7月20日時点)もの無辜のクリエイター達の生命を奪い、数十名にも及ぶ重軽傷者を出した放火事件は、我が国の芸術・文化に対する明瞭なテロ行為であり、断固として許容することはできない。 容疑者・青葉真司(41歳)には、回復後、法廷に引き出し、事実関係を整理し爾後の被害防止等に役立てたうえで、極刑を望む。 京都アニメーションは、私たちアニメオタク(―あえて私たちと複数形で記するのは、筆者である私自身がアニメオタクのひとりであるからに他ならない)にとって、”アニメオタク差別”を変えた、つまり”アニメオタク差別”を超克する分水嶺を作った社として歴史に名を刻まれることになっ

                                          ”アニメオタク差別”を変えた京都アニメーションの偉業と追悼と。(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • 評論よりも興行収入が映画の価値を決めるなら、『STAND BY ME ドラえもん』は『シン・ゴジラ』を超えた傑作 - 法華狼の日記

                                          柳下毅一郎氏が『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を評価不能としたクロスレビューに対して、あたかも映画の好評不評を予測することが評論家の仕事であるかのようなツイートが注目をあつめていた。 名作映画とやらしか見ない人生送ってると、あの特級エンターテインメントを全世界の大衆と共有できないんだなあと可哀想に思う。まあライターだ評論家だって名乗る以上そうするしか飯食えないんだろうけど。雑誌編集者って立ち位置のが一般聴衆に一番感性近いのが味わい深い。 https://t.co/2g9FqLdcm5— カッコカリ@スピードの向こう側へ (@kakkokari_kyoto) 2023年5月3日 名作映画とやらしか見ない人生送ってると、あの特級エンターテインメントを全世界の大衆と共有できないんだなあと可哀想に思う。まあライターだ評論家だって名乗る以上そうするしか飯食えないんだろうけど。雑誌編集者って

                                            評論よりも興行収入が映画の価値を決めるなら、『STAND BY ME ドラえもん』は『シン・ゴジラ』を超えた傑作 - 法華狼の日記
                                          • ヤフーからの復興支援として石巻に移住し、水産業の課題解決に取り組み、震災から10年が経った今も住み続ける理由(文・玉置標本) - SUUMOタウン

                                            著: 玉置 標本 ヤフー株式会社に勤務している長谷川琢也さんは、2011年に起きた東日本大震災のボランティア活動をきっかけに、宮城県石巻市に「ヤフー石巻復興ベース」という事務所を構えて移住した。そこで漁業・水産業というまったく未経験の分野をサポートする道を選び、震災から10年が経ち事務所を閉じた今、ヤフーの社員のまま石巻に残るという決断をした。 彼がなぜ石巻という場所に、漁業というまったく畑違いの業種に惹かれたのか。そして会社側はなぜ10年に渡って彼の行動を許容しているのか。 あの3月11日に34歳の誕生日を迎えて長谷川さんは1977年3月11日生まれの44歳。生まれた場所は東京の阿佐ヶ谷で、幼稚園の途中から高校を卒業するまでは神奈川県横浜市で過ごした。 東北には旅行で来るくらいしか縁のない人生だったが、東日本大震災が起きた日に34歳の誕生日を迎えたことで、彼の運命は大きく方向を変えた。

                                              ヤフーからの復興支援として石巻に移住し、水産業の課題解決に取り組み、震災から10年が経った今も住み続ける理由(文・玉置標本) - SUUMOタウン
                                            • #ファイブスター物語 15巻 評論(ネタバレ注意) #fss_jp - #AQM

                                              このブログは開設して1年3ヶ月なので、1年10ヶ月ぶりのこの作品の新刊単行本の話をするのは初めてになります。 なのであらためて、古参ファンの皆さんにとっては少々言わずもがなの話をします。でもお前らどうせこういう話好きでしょ。 さっさと内容の感想を読みたい人は、連載時の感想記事へのリンクを記事の末尾に付けますのでスクロールとかしてください。 「ファイブスター物語」について 「ファイブスター物語」前史 「ファイブスター物語」とアニメ化 「ファイブスター物語」のこれから 15巻について 15巻収録話の連載時の感想記事リンク 口絵・巻末の設定画 連載時との差分 「ファイブスター物語」について 「ファイブスター物語」は永野護による漫画作品。アニメ雑誌「ニュータイプ」に1986年から連載されています。ジャンル的には巨大ロボットやジェダイの騎士のような超人がかっこよく戦ったりするSFバトル要素が強め。ジ

                                                #ファイブスター物語 15巻 評論(ネタバレ注意) #fss_jp - #AQM
                                              • 『【追悼:いのまたさんの想い出 その1】』

                                                3月10日に、いのまたむつみさんが亡くなりました。 まあ最近は、色々な理由で、なかなか会う機会も無く疎遠になっていましたが、元々は、自分が葦プロに入った1〜2ヶ月後に葦プロに見学者としてきて、そのまま仕事するという、今では考えられないようなデビューの方法だったのですが、当時は本当にアバウトで、アニメーターやりたいの?やれば?…的な事でなれたことも多々ありました。 自分もそうですからねww。 その事は、昔アニメージュで連載していた自分の漫画にも描かれております。 その時の葦プロダクションは、井荻と上井草の間くらいにあった広めの一軒家を使っていました。 1階の6畳と4.5畳の部屋が作画部屋で5人ほどのメンバーでした。 しばらくして、バルディオスの制作が始まると共に、葦プロは上井草に引っ越しました。 そこも普通の一軒家で、二階が作画室でした。 今はもう建物もありませんが、このような外観でした。

                                                  『【追悼:いのまたさんの想い出 その1】』
                                                • 「真・女神転生」誕生の経緯について「女神転生」原作者の西谷 史氏が語る。1980年代の徳間書店,任天堂,ナムコ,アトラスを巡った合縁奇縁

                                                  「真・女神転生」誕生の経緯について「女神転生」原作者の西谷 史氏が語る。1980年代の徳間書店,任天堂,ナムコ,アトラスを巡った合縁奇縁 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 「女神転生」の原作者として知られる作家の西谷 史氏が,自身のTwitterで「真・女神転生」誕生の経緯について言及し,話題となっている。 それによると,大まかな経緯は「徳間書店が『女神転生』のIP活用に否定的だったため,アトラス(旧法人)が商標を獲得して『真・女神転生』を開発した」というものだ。 ATLUSのexecutiveに会う前に、僕の法的な代理人がこう言った。 「徳間書店は、いつになっても女神転生2を作ろうとしない。だからATLUSは、直接あなたの原作小説からゲームを作りたいと言っていますよ。どうしますか?」 pic.twitter.com/GEACnUqBcj— Aya Nishitani 西谷史 (@ayan

                                                    「真・女神転生」誕生の経緯について「女神転生」原作者の西谷 史氏が語る。1980年代の徳間書店,任天堂,ナムコ,アトラスを巡った合縁奇縁
                                                  • スタジオダブの裏話: サンライズの名作アニメを作った人々 - 西村誠芳ロングインタビュー - fullfrontal.moe

                                                    1980年代または1990年代のサンライズのアニメを見たことがあるなら、西村誠芳の作画を見たことがあるか、西村氏の名前を知っている可能性があります。アニメーターと作画監督として、西村は主にサンライズと協力している作画会社、スタジオダブの中心メンバーの一人でした。ダブは、東京ではなく福島県いわき市に設置されるという特殊性を持っていました。 西村氏は、『CITY HUNTER』、『ダーティペア』、『機動警察パトレイバー PATLABOR ON TELEVISION』など、サンライズの最も代表的な作品のいくつかを務めました。または、『機動戦士Vガンダム、『機動武闘伝Gガンダム』、『新機動戦記ガンダムW』のロテーションの大事な一人として、そして『機動新世紀ガンダムX』のキャラクターデザイナーとして、平成ガンダムシリーズの重要な役割を果たしました。 仕事場は東京外でしたが、西村氏はサンライズやダブに

                                                      スタジオダブの裏話: サンライズの名作アニメを作った人々 - 西村誠芳ロングインタビュー - fullfrontal.moe
                                                    • <炎上考>プリキュアは性的視線を意図的に遠ざけ、「女の子だから」という制約を打ち破った 吉良智子:東京新聞 TOKYO Web

                                                      ©東映アニメーション *プリキュアシリーズ最新作「トロピカル~ジュ!プリキュア」はABCテレビ・テレビ朝日系列にて毎週日曜朝8時30分から放送中 10月11日は国際ガールズ・デー。「女の子だから」と教育を受けさせないなど、少女への性別や年齢による差別や社会的制約をなくそうと、国連が制定した記念日だ。そう聞くと「途上国の話」だと思いがちだが、そうだろうか。 2004年に放送が始まったアニメ「ふたりはプリキュア」は、「女の子だから」という制約を打ち破った画期的な作品だ。コンセプトは「女の子だって暴れたい!」。普通の女子中学生が「プリキュア」に変身し、協力しながらキックやパンチで敵と戦う。男性のプロデューサーは、幼いころに女の子とも変身ごっこで遊んだという。その経験から「子どもに男女差はない」「『女の子だからおしとやかにしなさい』と無理強いするのは違う」(『アニメージュ』2018年7月号掲載の対

                                                        <炎上考>プリキュアは性的視線を意図的に遠ざけ、「女の子だから」という制約を打ち破った 吉良智子:東京新聞 TOKYO Web
                                                      • 平成のプリキュア史(WEB版) - プリキュアの数字ブログ

                                                        平成のプリキュア史(WEB版) 2019年8月に刊行した同人誌「平成のプリキュア史」をWEB版として再編集したものです。同人誌版を購入していただいた方本当にありがとうございました。 新型コロナの影響で外出できない方の多い昨今、 せめてもの時間つぶしに、WEB版として公開します。 超長いです。12万文字(新書1冊分)あります。 目次から飛べる様になっているので読みたい部分だけ読んでください。 (でも、最初から順に読んでいくと、大河ドラマみたいな物語の面白さがあると思います) WEBは読みにくいという方は「書籍版(同人誌)」or「電子書籍版」もあります。 製作者の紙媒体やWEBのインタビューから 「どの様な想いでプリキュアが作られているのか?」 そして、玩具業界紙の記録から 「結果、商業的にどのような事が起きたのか?」 をまとめた本となっています。 (作品内容の考察や感想はほぼありません) (

                                                          平成のプリキュア史(WEB版) - プリキュアの数字ブログ
                                                        • 『機動警察パトレイバー2 the Movie』について色々解説してみた(「幻の新橋駅」「榊原良子の葛藤」「後藤と柘植」など) - ひたすら映画を観まくるブログ

                                                          機動警察パトレイバー2 the Movie どうも、管理人のタイプ・あ~るです。 さて先日より、押井守監督の『機動警察パトレイバー2 the Movie』に関する記事をずっと書き続けてきましたが、いよいよ今日で最終回です(長くなってしまってすいませんw)。前回の記事を読んでない方はこちらをどうぞ↓ type-r.hatenablog.com 前回は、「ついに柘植のグループが行動を開始し、東京が大混乱に陥る」という辺りまで書いたので、本日はその後の出来事について解説してみますよ(なお、言うまでもなくネタバレしているため未見の方はご注意ください)。 ●鳥を引き連れて飛ぶ飛行船 機動警察パトレイバー2 the Movie 東京上空をゆっくりと浮遊している黄色い飛行船は、強力な妨害電波を発信している影響で周囲に大量のカラスが集まってるんですが、これは作画監督の黄瀬和哉さんが「カラスはお前が責任をも

                                                            『機動警察パトレイバー2 the Movie』について色々解説してみた(「幻の新橋駅」「榊原良子の葛藤」「後藤と柘植」など) - ひたすら映画を観まくるブログ
                                                          • 「泣きたいのなら『おしん』を観ればいいんです、と監督が」ナウシカ声優が語る、宮崎駿の素顔 | 文春オンライン

                                                            オーディション当日、風邪をひいてしまった ――まだ、ナウシカ役が決まっていない頃に「映画化されたら、ぜったいナウシカをやってください」というファンレターとともに『風の谷のナウシカ』の原作本が送られてきたそうですね。ものすごく運命的なエピソードに思えます。 島本 宮崎さんが「月刊アニメージュ」に『ナウシカ』の漫画を連載されていたのは知っていたし、何話か読んではいたけど通して読んだことがなかったんです。でも、読んでみたら面白くて夢中になりましたね。私は女優としてジャンヌ・ダルクを演じたいという気持ちがあったんですけど、ナウシカのキャラクターに彼女と通じるものを感じたんです。それで、やりたいなぁと。 ――ファンレターを送った方は、先見の明がありますよね。 島本 おそらく、『ルパン三世 カリオストロの城』で私が演じたクラリスのイメージをナウシカに重ね合わせていたんでしょうね。どちらも宮崎さんの作品

                                                              「泣きたいのなら『おしん』を観ればいいんです、と監督が」ナウシカ声優が語る、宮崎駿の素顔 | 文春オンライン
                                                            • 保護監督者的立場のオトナと、庇護されるコドモの恋愛の描き方、いろいろ(一覧化の試み) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                              まず「レオン」を論じた映画語りマンガから。 「レオン」を論じる「木根さんの1人でキネマ」、特に大人と子供の関係性 木根さんの1人でキネマ 5 (ヤングアニマルコミックス) 作者:アサイ白泉社Amazonレオン 完全版 (字幕版) ジャン・レノAmazon えーと…そもそも何かの記事をブクマで読んで、ああこのテーマそろそろ論じよか、と思ったんだが… ああ、「メモ」と入れてブクマしてた過去の俺エライ!! anond.hatelabo.jp タイトルには入れきれなかったが「おっさん」との恋愛ね、OK。 【18日追記】 思い出した!!この映画についての、このまとめもこれを検討しようというきっかけだったんだ!! 紹介が遅れたのは痛恨だが、今から追加リンク。予告動画もあった「ジェニーの記憶」。 togetter.com ジェニーの記憶 こうブクマしてたのになあ。こっちは「メモ」じゃなくて「資料」と入れ

                                                                保護監督者的立場のオトナと、庇護されるコドモの恋愛の描き方、いろいろ(一覧化の試み) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                              • 〈2〉「アニメーション監督」の誕生|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま

                                                                富野由悠季とはどんなアニメーション監督か。「演出の技」と「戯作者としての姿勢」の二つの切り口から迫る徹底評論! 書籍化にさきがけて本論の一部を連載します。 今回はシリーズ「富野由悠季概論」の第2回。富野由悠季監督の経歴を時代背景とともに振り返り、アニメーション監督として果たした役割に迫ります。 (バナーデザイン:山田和寛(nipponia)) アニメーションに「作者」はいるか? 富野がアニメーション監督の認知に大きな役割を果たしたのは、1977年から1984年いっぱいまで続いた「アニメブーム」の時期に当たる。この時期は、劇場版『宇宙戦艦ヤマト』をきっかけに、それまで子供(小学生)向けと思われていた「テレビまんが」「漫画映画」が内容的にも進化し、ティーンエイジャーの熱狂的な支持を得ていることが広く知られるようになった時期である。先述の富野のキャリアに当てはめると、1977年から1988年にか

                                                                  〈2〉「アニメーション監督」の誕生|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま
                                                                • アニメに評論は必要か? 藤津亮太さんとの対談を通じて考える(まつもとあつし) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                  日本のアニメーションは多様化と細分化が進み、国内のファンでも全体像や作品の構造が見渡しにくくなっている。海外でも本来の価値が十分伝わっているとは言えない状況だ。そうした現状において、アニメの表現や文化を豊かにするための「共通の理解」の場を作るーー。それが「評論」の役割の一つと言えるだろう。 商業・個人を問わず、多くの書き手による多種多様な評論が共有され、豊かな作品が生まれるための空間を成立させるにはどうすれば良いのか? この答えを探るべく、『ぼくらがアニメを見る理由』などの著作があり、アニメ評論の第一線で活躍する藤津亮太氏との対談を行った。 アニメ評論は「無い」のではなく、そう見えるだけ藤津(以下、藤):まず「アニメの評論が少ない」と言われるわけですが、何と比べているのか、ということが気になります。恐らくなんですが、映画とか小説となんですよね。 まつもと(以下、松):わたしの認識もそれに近

                                                                    アニメに評論は必要か? 藤津亮太さんとの対談を通じて考える(まつもとあつし) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                  • 【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第33回 アニメ界はいつ「女性」を発見してきたのか:アニメライターが見つめてきた30年間の発展の軌跡 | gamebiz

                                                                    アニメライター―『アニメージュ』の専属ライターから始まり、この不安定な業界で「会社員ではなくフリーライターとして」30年以上。しかも当時は9割男性という社会で女性ライターとして生き残ることがいかに大変だったかは想像に難くない。渡辺由美子氏はアニメ・メディア業界において第一人者であり、よくその執筆記事も目にする。そのキャリアの軌跡は、まさにそのままアニメ業界の歴史が詰まっており、また同時に自身もコミケや推し活にと励む「ファンとしての一面」もある。彼女には、メディア側・ユーザー側両方の視点でアニメ業界のダイナミックな変化を語ってもらえるのではないかとインタビューを依頼した。それはまさに90、00、10年代と3世代を通して、アニメがどう発展していたかの歴史をつかみ取る刺激的な話であった。 ――:自己紹介からお願いいたします。 アニメライターの渡辺由美子と申します。徳間書店『アニメージュ』でのライ

                                                                      【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第33回 アニメ界はいつ「女性」を発見してきたのか:アニメライターが見つめてきた30年間の発展の軌跡 | gamebiz
                                                                    • 「声優アニメディア」休刊に寄せて 2004年の創刊から変化した、声優雑誌の役割と課題

                                                                      「声優アニメディア」が6月10日発売の「声優アニメディア 夏号」を最後に休刊となる。ネットに読者を奪われた紙の雑誌が、次々と休刊になっている流れに沿ったものとも言えるが、声優人気に陰りは見えず逆に注目は高まる一方。活躍する場となっているアニメも全世界的な盛り上がりを見せているだけに、どうして今なのかといった疑問も浮かぶ。声優雑誌はどこに行くのか? 「声優アニメディア VOLUME.1」 水樹奈々、田村ゆかり、清水愛といった女性声優の名前が、大きな文字でずらりと並んでいる。保志総一朗、三木眞一郎、関智一といった男性声優の名前も見える。2004年に創刊された「声優アニメディア VOLUME.1」の表紙を見ると、その頃にどのようなアニメが放送されていて、誰が声優として活躍していたかを思い出せる。 これが、現在発行されている最新号「声優アニメディア 春号」(メイン画像)では大きく違ってくる。フロン

                                                                        「声優アニメディア」休刊に寄せて 2004年の創刊から変化した、声優雑誌の役割と課題
                                                                      • なつはなぜ愛されなければならなかったのか?〜『なつぞら』から考える,令和の朝ドラの方向性〜 - きょうもテレビの前

                                                                        【はじめに〜なつぞらまでのお話〜】 2018年,『半分、青い。』の感想タグでは大戦争が起こりました。 「面白くなかった」という感想を吊るし上げして反論する,脚本家の北川悦吏子さん。 『半分、青い。』が好きな人と『半分、青い。』を嫌いな人の間で起こるクソリプ合戦,罵倒ブログ合戦。 古参の朝ドラファンの皆様は考えました。 「これから,朝ドラが面白くなかった時は,公式タグではなく,別のタグを立てて発言しよう。私たちは居酒屋でクダを巻きたい面倒な朝ドラファンだ。自覚はある。楽しんでいる人と,クダを巻きたい人が,お互いの視界に入らないように,離れて生きれば戦争は起こらない。自らを隔離しよう」 2019年, NHK東京放送局(略称AK)が自信を持って送る,朝ドラ100作目記念作品『なつぞら』。 今度こそ戦争は起こらないと,誰もが思っていたし,願っていました。 ばっちり戦争が起きてるやん……。 9月に入

                                                                          なつはなぜ愛されなければならなかったのか?〜『なつぞら』から考える,令和の朝ドラの方向性〜 - きょうもテレビの前
                                                                        • ネット企業が老舗アニメ誌「アニメディア」買収 狙いと成功の可能性は?|数土 直志(すど・ただし)

                                                                          ■総合アニメ雑誌の一角がIT企業へ 年の瀬となりましたが、アニメ業界では話題のニュースが相次いでいます。なかでもアニメ関係者を驚かせたのが、株式会社イードによる老舗アニメ誌「アニメディア」の買収です。学研プラスよりアニメ関連事業の譲渡を受け、「アニメディア」「声優アニメディア」「メガミマガジン」、そしてムック本の発行とウェブサイト「超!アニメディア」の運営も引き継ぎます。 イードと言えば、僕が3年半前まで務めていた古巣です。もともとイードがアニメ進出したのは2012年当時、僕が運営していたウェブ情報サイト「アニメ!アニメ!」と「アニメ!アニメ!ビズ」を譲渡したのが最初です。今回の買収にあたっても既存のアニメ事業との連携が掲げられており、感慨深くもあります。 とはいえ現在はイードから離れてだいぶ経ち、今回の出来事も客観的に見る立場です。むしろアニメ業界の新たな動きとして興味を掻き立てられます

                                                                            ネット企業が老舗アニメ誌「アニメディア」買収 狙いと成功の可能性は?|数土 直志(すど・ただし)
                                                                          • 京都精華大学に通っていたもののお気持ち表明 - 玖足手帖-アニメブログ-

                                                                            京都精華大学の教員の発言が炎上している。僕は京都精華大学に恩がある。Gレコについて書くべきだが、うっかり徹夜でミリシタに復帰したあと5時間しか寝てなくてコンディションが悪いので富野考察は難しいので、少し精華大学について書く。 学生時代の恩義 僕は頭が悪かったので(受験生の時に同時に父方の祖母の死による遺産相続争いと母方の叔父の自殺が重なって精神が限界だったので)京都大学に入学できなかった。 貧乏だったので私立にはいけず(某私大のロボットを作っている学科に合格していたが)京都大学じゃない方の国立大学に通うことになったのだが、京都大学に比べると予算も機材もしょぼかったし、僕は実験が下手だったし、家庭は2012年に母親が自殺して崩壊するのに向けて壊れ始めていたし、精神が限界だったので休学して野宿で四国八十八ヶ所を巡ったり、引きこもって布団でガタガタ震えていたり工場でライン工をしていたりした。 し

                                                                              京都精華大学に通っていたもののお気持ち表明 - 玖足手帖-アニメブログ-
                                                                            • オタク世界の◯◯図で見るVTuber【配信書き起こし】 - izumino’s note

                                                                              前回のエントリでは、 VTuberの岸嶺ミミムさん(Twitter)、思惟かねさん(Twitter)との3人で行った座談会の書き起こしを公開しました。 2021年1月の時点でVTuber業界について語る、全3回の配信でしたが、前回のエントリが「第2回」の配信内容にあたります。 そのエントリも好評だったということで、今度は第3回から長めに書き起こしたいと思います(なお、前回も含めて他のお2人に確認していただいた上で、読みやすく加筆・再構成したテキストになっています)。 どちらも座談会というより、泉がこの配信のために準備した初出のアイディア(他では未発表)をプレゼンしていたパートを切り取っており、「VTuber論」に興味のある人に広まればいいなと思います。 プレゼンのお時間 ~オタクの「好みの構造」とVTuber~ キャラクター論の虚構とリアル VTuber語りと「ぼくら語り」の話 外見と内面

                                                                                オタク世界の◯◯図で見るVTuber【配信書き起こし】 - izumino’s note
                                                                              • 『風の谷のナウシカ』漫画版はアニメージュ連載版→単行本化に際し加筆修正されており、中でも「虚無」と「上人さま」の描写が異なっているという話

                                                                                しろちち@C103日曜西け28b委託 @shirochichi0707 城と各国歴史、提督業等を嗜むお兄さん。TLとサークル「異端審問官城」にてビザンツ&金沢城研究・ナウシカ考察を展開中。 BOOTH⇒shirochichi.booth.pm メロブ⇒melonbooks.co.jp/circle/index.p… しろちち@C103日曜西け28b委託 @shirochichi0707 漫画版 #ナウシカ はアニメージュ連載版→単行本化に際し、様々な加筆修正がなされていますが、中には微細な台詞の変更でも考えさせられるものがあります。例えば、ナウシカの内なる「虚無」の初出ですが、左が連載版、右が単行本版になります。 pic.twitter.com/pB5NUhNseF 2022-04-03 18:35:40

                                                                                  『風の谷のナウシカ』漫画版はアニメージュ連載版→単行本化に際し加筆修正されており、中でも「虚無」と「上人さま」の描写が異なっているという話
                                                                                • 「ゆくゆくはAVに出演させるつもりだ」スポットライトの裏で搾取される“底辺声優”たちの苦悩 | 文春オンライン

                                                                                  鬼滅映画が空前絶後の大ヒットを記録した陰で、“底辺声優”に注目が集まった。きっかけは、今年2月に元声優の泉水みちるさんがnoteに投稿した「底辺声優の所感」という記事。声優養成所の内側で苦悩する若者の姿を赤裸々に綴り、大きな反響を呼んだ。 今や30万人も存在するといわれる声優志望者たち。なぜ現代の若者たちはこれほどまでに声優に熱狂し、そして夢破れていくのだろうか? まずは、日本における声優の歴史的背景を探ってみたい。 日本の“声優第1号”は、1925年にさかのぼる。その年に開局した社団法人東京放送局(NHKの前身)が、ラジオドラマの研究生として採用した12名の女性たちがそれだ。戦後の’56年になると、東映動画によってアニメ映画がコンスタントに製作されるようになり、60年代に海外ドラマや洋画の吹替版が数多く放送されたことで声優の需要は急激に高まっていった。 70年代後半から80年代にかけては

                                                                                    「ゆくゆくはAVに出演させるつもりだ」スポットライトの裏で搾取される“底辺声優”たちの苦悩 | 文春オンライン