春アニメ『かくしごと』村野佑太監督インタビュー|ハートフルに振ることで新しい感動がある。その意外性こそ久米田康治ファンが惹きつけられるポイント 4月より好評放送中のアニメ『かくしごと』。『さよなら絶望先生』や『かってに改蔵』の著者である久米田康治先生が原作とのことで注目していたファンも多いはず。 しかし、シニカルでブラックなジョークを中心とした従来の作品と違い、『かくしごと』はコメディをメインにしつつも、父娘のちょっぴり切なくて心温まるお話を軸として展開されています。その意外性に驚いたのは村野佑太監督も同じだったとのこと。 熱心なファンが多い久米田先生の作品。アニメ化する上では、絵柄も平面デザインとして完成されているが故に三次元で捉えるアニメーションにとっての難しさや、アニメ『さよなら絶望先生』シリーズと比較されるプレッシャーなどもあったはず。 そうした絵作りにおける工夫や、ギャグ作品を描