【読売新聞】 狙った遺伝子を正確に改変できる「ゲノム編集技術」で肉厚にしたタイが、9月にもゲノム編集食品として厚生労働省に受理され、流通・販売が可能になる見込みとなった。受理されれば、ゲノム編集食品の魚としては国内初となる。 京都大
チェンジリーダーの哲学 顧客、テクノロジー、ライバル…、事業を取り巻く環境は常に変化している。そんな変化を捉えながら、事業や組織を率いるチェンジリーダーたちは、どのような経営哲学を基に日々の判断を持っているのか。ロングインタビューで経営者の考えを聞いていく。 バックナンバー一覧 ビジョナリー(未来を予見できる人物)――海外のメディアはしばしば、プレイステーションを生んだ久夛良木健(くたらぎ・けん)氏をこう呼ぶ。テクノロジーの真贋(しんがん)にとどまらず、時代の真実を見通すことができる久夛良木氏の目には、今の日本がどう見えるのだろうか。(ダイヤモンド編集部副編集長 杉本りうこ) 20代が年金を心配する 日本への絶対危機感 ――久夛良木さんが今回、人工知能(AI)とロボットのスタートアップを経営するのは、日本への強烈な危機感があるからだそうですね。 この国はもう「世界に遅れる」どころじゃない。
「既存のゲノム編集した水産物(マダイやトラフグ)および新規のパイプラインも想定しております。1万平米以上で、現在の生産量の約20倍となります。すでに着手しており、2023年度中にはオープンできると思います」(梅川CEO) とBusiness Insider Japanの取材に応じた。 また、リージョナルフィッシュは、8月26日に、インドネシアの水産系スタートアップ企業PT Aruna Jaya Nuswantaraと共にJETRO(日本貿易振興機構)のプロジェクトに採択されたことを発表している。このことからも分かるように、リージョナルフィッシュが海外展開でまず最初に狙うのは、水産大国であるインドネシアだ。 梅川CEOは、海外展開を進める上での課題を次のように語る。 「現地でのゲノム編集に必要な設備を確保できる、また外資規制がある中で、実効的なパートナリングができるかだと思っております」(梅
ニュース&トピックス 東京薬科大学のCOVID-19治療薬研究|SARSコロナウイルスプロテアーゼ阻害剤YH-53の新型コロナウイルスに対する抗ウイルス作用を確認|プレスリリース 報道機関各位 東京薬科大学のCOVID-19治療薬研究 SARSコロナウイルスプロテアーゼ阻害剤YH-53の新型コロナウイルスに対する抗ウイルス作用を確認 【 概 要 】 本学薬学部・林良雄教授および今野翔助教らのグループ(薬品化学教室)は、群馬大学医学部・神谷亘教授との共同研究により、2013年に開発した重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)の3CLプロテアーゼに対する阻害剤YH-53が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の増殖を強く抑制することを確認しました。 昨年末に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、多くの国でパンデミックを引き起こし、現時点で世界の感染者数は約1
Home 研究トピックス一覧 オジギソウは、どのようにして、何のために葉を動かすのか? -「光る」「おじぎをしない」オジギソウを用いて、虫害防御高速運動を解明- オジギソウは、どのようにして、何のために葉を動かすのか? -「光る」「おじぎをしない」オジギソウを用いて、虫害防御高速運動を解明- 2022/11/15 概要 埼玉大学大学院理工学研究科の萩原拓真大学院生、豊田正嗣教授(サントリー生命科学財団・SunRiSE Fellow、米国ウィスコンシン大学マディソン校・Honorary Fellow)の研究グループは、基礎生物学研究所の長谷部光泰教授の研究グループと共同で、オジギソウの運動を引き起こす長距離・高速シグナルを可視化し、この葉の動きが草食性昆虫から身を守る役割があることを明らかにしました。 本研究グループは、カルシウム(Ca2+)1のバイオセンサー2遺伝子を組み込んだ「光る」オジ
グローバル種子・農薬企業に対する除草剤の裁判で、企業の内部文書が明らかにされ①早い段階から、その薬剤の発がん性の可能性を企業が認識していたこと②研究者にそれを打ち消すような研究を依頼していたこと③規制機関内部と密接に連携して安全だとの結論を誘導しようとしていたこと──などが判明した。 この除草剤については、国際がん研究機関を除けば、欧州食品安全機構、米国環境保護庁といった多くの規制機関が、発がん性は認められない、としている。しかし、裁判からも分かるように、規制機関に対する消費者の信頼は揺らいでいて、特に欧州連合(EU)では市民運動が高まり、それに対応して消費者の懸念があれば農薬などの規制を強化する傾向が強まっている。 タイなど、EU向け輸出に力を入れている国々は、EUの動向に呼応して規制強化を進めており、それが世界的に広がってきている。これがアクセルを踏もうとしている日本農産物の輸出拡大の
(Our Founder) 世界最高の投資家の一人、レイ・ダリオが、自ら立ち上げたブリッジウォーター・アソシエーツの経営権を手放しました。 ブリッジウォーターの運用資産は2355億ドルにも上り『世界最大のファンド』です。 1975年にレイ・ダリオが立ち上げ、ここまで成長させてきたわけですが、2010年ごろから後継者の育成に着手し、 2017年にCEOを辞任 2021年に会長を辞任 2022年10月に共同最高投資責任者を辞任。 合わせて株式の過半数を取締役会に譲渡 と、少しずつ後継者への移譲を行っていました。 なお、ニル・バーディー(40歳)とマーク・ベルトリーニ(65歳)が共同CEOとなり、ブリッジウォーターを引っ張っている状況にあり、レイ・ダリオはメンターという立場になります。 また、2月2日に初の女性最高投資責任者(CIO)となるカレン・カルニオール=タンブールが就任したことを発表しま
リージョナルフィッシュ、シリーズBで約20.4億円の資金調達を実施オープンイノベーションによる研究開発の加速に加えて、量産体制の整備を進める ゲノム編集技術をはじめとした品種改良技術×スマート養殖技術を活用したスタートアップであるリージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:梅川 忠典)は、シリーズBラウンドとして、Beyond Next Ventures、荏原製作所、NTTファイナンス、三菱UFJキャピタル、京信ソーシャルキャピタル、中信ベンチャーキャピタル、奥村組、岩谷産業、ウシオ電機、FOOD & LIFE COMPANIES、SBプレイヤーズ、丸井グループ、CBC、KANSOテクノス、MOL PLUS、SMBCベンチャーキャピタル、京大創業者応援ファンドを引受先とした第三者割当増資により総額20.4億円の資金調達を実施しました。これにより弊社の累計資金調達額は
ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。 存在自体を容認できるものでさえない 私自身は、自身が、いわゆる「反ワクチン」という立場で捉えられるのがとてもイヤだということはあります。 これはそんな軽いものではないからです。 最初にファイザー社のワクチンについて書いた記事は、以下だと記憶していますので、もう 2年半以上経過しているのですかね。この頃から「学習」が始まりました。 [記事] コロナワクチンと永遠の不妊社会 In Deep 2020年12月27日 この頃は、欧米の一部とイスラエルでは、接種が始まっていましたが、日本においては、「そういう話も出ている」程度のものだったはずです。 そして私は、まあ……甘いといえば甘い話ですが、私自身は「こんなものは日本では承認されないはず」だと確信していました。 その
分子生物学と免疫学を専門とする現役研究者の方が,コロナワクチン情報をNoteにまとめられており,大変おすすめです. おすすめする理由は,次の2つです. ・優れた経歴と実績を持つ第一線の日本人研究者が,専門分野に関する情報を実名で発信していること ・学術論文に準拠し,専門性の高い内容について初歩からわかりやすく解説していること 以下,著者と記事について簡単にご紹介します. 略歴 荒川博士は,1996年に京都大学で理学博士を取得後,Basel免疫学研究所 ,Heinrich Pette研究所,Helmholtz研究所,Max Planck研究所を経て,現在はミラノの分子腫瘍研究所に所属されています.いずれも名だたる研究所で,特にBasel免疫学研究所は,利根川進博士もかつて在籍したこの分野で最高峰の研究所です. 専門 分子生物学と免疫学を専門とされ,バイオテクノロジー,ゲノム編集,ウイルス学,
遺伝子配列の特徴を利用したゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」は、がん細胞だけを殺す新種の免疫細胞を作ったり遺伝性眼疾患を治療する研究に役立ったりと、さまざまな研究・医療技術に貢献を果たしています。そんなCRISPR-Cas9による深刻な遺伝性疾患の治療に臨んだ男性の事例を、アメリカ公共放送のナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)が紹介しています。 CRISPR-Cas9 In Vivo Gene Editing for Transthyretin Amyloidosis | NEJM https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2107454 CRISPR Gene-Editing Breakthrough Opens Door To Treating Broad Array Of Diseases : Shots - Health Ne
ABOUT about US Editorial OFFICE from EDITORS Copyright (C) JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. (JAIF) ここに掲載されている記事や写真などの無断転載はご遠慮ください。 放射線を活用したコシヒカリの画期的な育種に反対運動 いまこそ放射線教育を! 二〇二三年十一月十六日 みなさんは「コシヒカリ環1号」という名の品種をご存じだろうか。人体に有害なカドミウムをほとんど吸収しない画期的なコメである。しかし、放射線を当てて育種したコメのためか、一部の生協や市民団体から反対運動が起きている。まさか、放射線を活用した育種にまで反対運動が起きるとは、予想もしていなかった。原子力関係者はこうした動きに無関心であってはいけない。 イオンビームで 画期的なコシヒカリが誕生 植物に放射線を照射して遺伝子に突然変異を作
生きてますよ。 仕事が切羽詰まるとブログまで手が回らない傾向にあるんだなぁ。 1月より 敢えて含み損を耐えて持ち続ければどうなるか実験をしているわけですが、結果として大幅な含み損ですわな。 得た教訓は 損切り大事、集中投資大事 そんなところ あとは長期で持つなら下り坂に突入する前に含み益が多くなってる時ですね。未来も想像できるのかも重要かなと思います。 今回の決算後に上げた株は利確か損切りか減らしてポジションを整理します。 ここ最近買った銘柄は調子がいいので今後も様子を見たいところ。 最近買った銘柄は AGFY ええやん AVIR 売却 CLPT マイナス GLUE ○ HYFM × MNDY ええやん こんな感じかな。 プラスの銘柄でポートフォリオを再構築するならば AGFY DDD INMD MNDY ORMP PGNY SE TWLO VUZI 傾向として バイオ・ゲノム編集、草栽培
2025年4月8日 12時15分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと およそ1万3000年前に絶滅したオオカミ「ダイアウルフ」 米企業がゲノム編集の技術で蘇らせることに成功したと発表した 誕生したオオカミは生後3カ月から6カ月の3匹で、健康に成長しているという の企業がゲノムの編集の技術で1万年以上前に絶滅したオオカミを蘇らせることに成功しました。 の企業「Colossal Biosciences(コロッサル・バイオ)」は7日およそ1万3000年前に絶滅したダイアウルフの子どもを復元することに成功したと発表しました。 ダイアウルフの歯や頭蓋骨の化石から採取したサンプルからゲノム情報を解析し、現代の他の種類のオオカミの細胞にゲノム編集を行うことでダイアウルフの特徴を持つ子どもが誕生したということです。 誕生したオオカミは生後3カ月から6カ月の3匹で現在は国内の
名古屋大学発ベンチャーのグランドグリーンは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の、2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/地域に眠る技術シーズやエネルギー・環境分野の技術シーズ等を活用したスタートアップの事業化促進事業」に採択。約1.2億円を上限に助成される資金により、同社独自のゲノム編集技術を応用し、持続可能なバイオエネルギー創出に向けた研究開発を行なう。 サトウイネの生成メカニズム(Honma et al.(2020), Comm. Biol.より一部抜粋) グランドグリーンは次世代の食農を創造する研究開発型のアグリバイオスタートアップ。食農分野を取り巻く様々な課題に対するソリューションとして、独自の異科接木技術やゲノム編集技術など最新の知見を組み合わせ、新しい作物と生産のあり方を種苗分野から提案する。 世界のバイオエタノール原料の生産地は、ブラジル
デジタル世界は中国式とアメリカ式に二極化(昨年11月の米中オンライン首脳会談) KEVIN FRAYER/GETTY IMAGES <中国による個人情報収集に対する警戒感が高まるが、そもそも米テック企業も個人情報を利用してきた。過度な規制は国益を損い、中国優勢となるジレンマ> ビッグデータ時代における米中間の軋轢の激化を示す格好のエピソードがある。新型コロナウイルスが猛威を振るうさなか、中国人の遺伝学者・実業家の汪建(ワン・チエン)が米当局に新型コロナの検査機関を新設したいと申し出たのだ。 汪はアメリカのバイオテック業界ではよく知られた人物だ。アメリカのいくつかの大学で研究者として経験を積んだ後に起業し、現在は深圳に本社を置く世界最大のバイオテック企業BGIの会長を務める。 BGIはヒトゲノム解読の国際プロジェクトにも貢献。アメリカの遺伝学者とも縁が深く、ゲノム編集を使った先駆的研究で知ら
Vero細胞の物語 ~その樹立からゲノム構造の決定、そして未来へ~ 内容 1.日本で生まれたVero細胞 2.何故、私たちはVero細胞の全ゲノム配列を決定しようとしたのか 3.多施設共同研究チームの発足 4.シード細胞の選択 5.核型の解析とは 6.アフリカミドリザルの核型とVero細胞の核型 7.雌ザル由来のVero細胞 8.ゲノム配列解読 9.アフリカミドリザルのゲノム配列公開 10.Vero細胞のゲノム配列解読でわかったこと (1)Vero細胞はAfrican green monkeysのChlorocebus sabaeusに由来する (2)ウイルス抑制に働くI型インターフェロン遺伝子クラスターの欠失 (3)細胞周期のブレーキ役の欠失 (4)どのようにして両方の12番相同染色体に欠失ができたのだろうか (5)Vero細胞系列の確認試験として欠失領域情報を利用する (6)内在性レト
ウォルター・アイザックソンが、クリスパー・キャス9のジェニファー・ダウドナを主人公に据えて、『コード・ブレーカー』(原題はThe Code Breaker) という新作を出したと聞いて、わたしは「ん?」と思った。アイザックソンがこれまで評伝の対象としたのは、アインシュタイン、スティーブ・ジョブズ、レオナルド・ダ・ヴィンチなど、誰がどう見ても文句なしに突出した人たちで、そういう「天才」の創造の秘密に迫る、というねらいも納得がいく。 しかし、ダウドナというのはどうなんだろう? というのは、もしも本のタイトルが彼女を指しているのなら、「定冠詞(The ) +単数名詞(Code Breaker)」は、one and only のニュアンスを含まずにはすまないからだ。たしかにダウドナはノーベル賞を受賞したが、それだってエマニュエル・シャルパンティエとの共同受賞だ。さらに言えば、ノーベル賞を受賞した科
脱炭素、デジタル変革(DX)、持続可能な社会の実現…。2023年も産業界は多くの課題を抱える。ただ、それらを解決に導く技術の種は育っている。多様な産業に変化をもたらしそうな注目技術をまとめた。 SiCパワー半導体 EV向け採用拡大 脱炭素社会を目指す世界の潮流を背景に、産業機器の消費電力を削減できる炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の需要が拡大している。鉄道や産業機器向けが中心だったが、23年以降、国内外の電気自動車(EV)による採用が本格化する。 パワー半導体は電気をオン・オフするスイッチの役割を果たし、交流から直流への変換や、電圧の調整に使われる。SiC製のパワー半導体は、主流のシリコン(Si)製に比べ、電力変換時の損失が少なく、高電圧や高電流に耐えられるのが特徴。車載インバーターを小型化でき、EVの航続距離を伸ばすことも可能になる。 自動車向けは米テスラが主力EV「モデル3」などに採用
1963年、群馬県生まれ。作家・ジャーナリスト、KDDI総合研究所・リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭を執った後、現職。著書に『ゼロからわかる量子コンピュータ』『仕事の未来~「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実』『AIの衝撃~人工知能は人類の敵か』『ゲノム編集とは何か~「DNAのメス」クリスパーの衝撃』(いずれも講談社現代新書)、『「スパコン富岳」後の日本~科学技術立国は復活できるか』(中公新書ラクレ)、『ゲノム編集から始まる新世界~超先端バイオ技術がヒトとビジネスを変える』(朝日新聞出版)、『AIが人間を殺す日~車、医療、兵器に組み込まれる人工知能』
こんにちは、よーたです。 先日、投票に行ってきたが・・・なんでしょうかね選挙結果・・・ ナゼこうも当選してほしくない者ばかり当選するのかねぇ・・ ムサシのアレでないのなら、コレが民意か・・・と落胆と諦めと・・そしてそれでも拭いきれないムサシのアレ問題・・と思ってよーた、今日も元気に46歳です。 ムサシだけじゃなかった・・人間さえも怪しいという・・ 🌸大拡散🌸不正選挙🌸 🌸イカれた人物により票が私用車で運ばれる🌸 🌸全ツイッター上から消された動画🌸 🌸これが吉村、山下ジャンプの証拠🌸 🌸これを管理、指示してるのは恐らく総務省でございます🌸 🌸総務省に抗議を🌸 総務大臣 武田良太 03-5253-5111(代表) pic.twitter.com/HJKkk1zavN — ahehoi🇯🇵🌸⛩ (@ahehoi8173) 2023年4月15日 さて、来月からやっと
京都大発のバイオ企業「リージョナルフィッシュ」が17日、ねらった遺伝子を改変するゲノム編集技術を使って肉付きをよくしたマダイを、「ゲノム編集食品」として国に届け出た。厚生労働省のこの日の会議で、安全性の審査は不要と判断された。ゲノム編集食品の届け出は昨年12月、血圧上昇を抑える効果などがあるとされる「GABA(ギャバ)」の蓄積量を通常より約5倍高めたトマトに続いて2例目で、動物性食品では初めて。 京都大や近畿大などが筋肉の成長を抑えている遺伝子「ミオスタチン」をはたらかないようにし、肉厚のマダイを開発した。従来の養殖のマダイと比べて肉付きが平均1・2倍になった。養殖の効率が上がることが期待されている。 生産過程などを記載し、クラウドファンディングで190食分の予約販売を17日から始めた。10月から発送する予定。今後は、ゲノム編集食品と表記したうえで、インターネットでの販売を想定しているとい
傑作パンデミック小説の50年後を描く『アンドロメダ病原体―変異―』刊行! 幹細胞生物学者・八代嘉美氏が今読むべき理由を語る「解説」を全文公開 『ジュラシック・パーク』で現代に恐竜を蘇らせた、テクノスリラーの巨匠マイクル・クライトンが没したのは2008年。昨年2019年は、クライトンの出世作であるパンデミック小説の金字塔たる『アンドロメダ病原体』の原書が刊行されて50周年でした。 クライトンの遺族に認められ、『アンドロメダ病原体』の遺族公認の続篇を書くことになったのは、カーネギーメロン大学でロボティクスの博士号を取得した若きクライトンファンのSF作家ダニエル・H・ウィルソン。 『アンドロメダ病原体』の50年後の世界を描いた本作は、新型コロナウィルスが猛威を振るうこのタイミングでの刊行となってしまいました。 幹細胞生物学者・科学技術社会論研究者の八代嘉美氏による渾身の解説は、このコロナ禍におい
遺伝子組み換え(GM)食品やゲノム編集食品など、新たなテクノロジーから生み出される食品が、広く市場に出回るようになっている。肉の代わりに大豆を使った「人工肉」もあれば、動物を飼育せず、代用の大豆さえ使わずに、肉を「作り出す」技術もすでに存在している。動物から採取した細胞を培養液のなかで増やして食用にする「培養肉」がそれだ。 人工肉同様、動物を殺さないうえ大豆の栽培も必要ないため、人工肉以上に温暖化防止につながるとされている。食品問題評論家の垣田達哉さんが解説する。 「室内で、幹細胞から食肉になるまで培養されるため『ラボミート』とも呼ばれます。すでにシンガポールでは鶏肉の培養肉が流通しており、国が援助したりメーカーが協賛しているので価格もそれほど高くありません。アメリカも“安全性に問題はない”としていますが、牛肉のラボミートでステーキを作るとなるとコストが高くなるので、まだ販売には至っていま
CRISPR-Cas9の登場で、ゲノム編集は世界中の研究室で簡便に行えるようになった(写真はイメージです) LuckyStep48-iStock <ゲノム編集は、狙った遺伝子を容易かつ正確に改変できる技術として、すでに農作物の品種改良などに応用されている。医療分野では、体内に潜伏するウイルスや病変への効果が期待される> 米のがん治療ベンチャー企業やカリフォルニア大ロサンゼルス校などから構成される研究チームは10日、「がん細胞だけを攻撃する免疫細胞」を各個人に合わせて作成することに成功したと、マサチューセッツ州ボストンで開催された癌免疫療法学会で発表しました。この成果は総合科学誌「Nature」にも掲載されました。 用いられたのは「CRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)」と呼ばれるゲノム編集技術で、身体を異物から守る免疫応答システムの司令塔の役割を果たす細胞集団「T細胞」をオーダー
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河出新書から刊行される山田正彦氏の新刊『子どもを壊す食の闇』の帯に寄せられた推薦文が、発売を目前に取り下げられるという出来事があった。推薦文を寄せていたのは、『人新世の「資本論」』が45万部を超える大ヒットを記録して一躍、時の人となった若手の哲学者・経済思想家の斎藤幸平氏だ。その顛末に迫りたい。 斎藤氏が寄せた推薦文は、元々このようなものだった。 「命の根幹である食が危ない。子どもたちの健康と日本の未来を守るために書かれた現場からの警告と改革の書」 あの斎藤幸平さんがそこまで言うなら、と思わず手に取る人もいるだろう。 読者層を広げる上での影響力、知名度は申し分ない。 だが、山田正彦氏といえば実際には、農業関係者のあいだではきわめて評判が悪い。 わずか3カ月で退任した元農林水産大臣の肩書を今も使用し、農薬や種苗などについて根拠のない情報を発信し不安を煽る人物として知られている。 もちろん斎藤
7日にノーベル化学賞に選ばれたゲノム編集のクリスパー・キャス9(CRISPR/Cas9)。働きのもととなる「クリスパー」と呼ばれる遺伝子を発見したのは、石野良純・九州大教授(63)だった。 石野さんは1987年、大腸菌の遺伝子を解読するうち、奇妙なDNA配列を見つけて論文で発表した。DNAの暗号の中に「…CGGTTT…CGGTTT…CGGTTT…」と、同じ文字の列が何度も繰り返し現れた。そんな遺伝子は見たことがなかった。「何かあるぞ」と石野さんは思ったという。 だが当時は、何を意味する遺伝子か調べる手段がなかった。そこで論文の最後に「役割は分からないが、奇妙なDNA配列を見つけた」と書いた。その後、石野さんは古細菌という別種の微生物の研究に没頭するようになった。
更新日:2021/4/27 この記事では、2020年のリターンが一位の投資信託だった『eMAXIS Neo 自動運転』を含む、『eMAXIS Neoシリーズ』について解説していきます。 プロ投資家や企業による解説と違い、いち投資家の書く『忖度なしの評価』をお届けしていきたいと思いますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。 『eMAXIS Neoシリーズ』は AIが銘柄を選ぶインデックスファンド というコンセプトで登場した、三菱UFJ国際投信が販売している投資信託です。 「銘柄を選ぶのにインデックスファンドなの?」という疑問もあるかと思いますが、そのあたりも含めて、この記事の中で解説していきたいと思います。 <目次> eMAXIS Neoシリーズとは Kenshoテクノロジーズの指数とは AIによる選定基準は… eMAXIS Neoシリーズの評価は… インデックス投資家目線では アク
☆ランキング参加中☆ にほんブログ村 広瀬すず、LIKE! #ライフスタイル んー、『夕暮れに手をつなぐ』の広瀬すずをべた褒めして、評価を上げていただけに、美神アンナという、ゲノム編集ベイビーからの頭も身体も天才女というキャラは特殊すぎて、また、TVドラマシリーズで固められすぎていて、映画で変化を加えることができなかっただろうから、女優としての広瀬すずの深みや広がりを見ることはなく、ギャップが悪いほうに大きく感じた。★出演作のタイミングの悪さも減点ポイント。 【Google検索人気ページ】 hatch51.com hatch51.com つながりのある俳優陣から指摘していくと~、まずは、TVシリーズではポンコツキャラ設定をうまく演じて、アンナすずを引き立てていた櫻井翔の風真だったのだが、本映画ではポンコツ三枚目ぶりが発揮されず、中途半端で目立たない存在になってしまっていた。★準主役のキャラ
▫ パーキンソン病の治療研究;G2019S LRRK2キナーゼ阻害剤によるミトコンドリアDNA損傷の回復 一般向け 研究者向け NEW2024/9/5 ▫ モノクローナル抗体を用いたハンチントン病モデルマウスの治療 一般向け 研究者向け 2024/8/29 ▫ モノクローナル抗体Prasinezumabを用いたパーキンソン病の免疫療法 一般向け 研究者向け2024/8/20 ▫ パーキンソン病の診断における皮膚生検の有用性 一般向け 研究者向け 2024/8/15 ▫ パーキンソン病の運動症状のサブタイプと血清GFAPの関連性 一般向け 研究者向け 2024/8/7 ▫ 統合失調症の記憶障害と認知症の関係 一般向け 研究者向け 2024/7/30 ▫ 地中海ケトン食が認知症の予防治療に効果的であるメカニズム 一般向け 研究者向け 2024/7/25 ▫ 乳がんの再発率に対する地中海食の影響
ホーム NEWS 【研究指導の現場】興味から始まった卒業研究が査読論文に―「論文マグ」手にした農・竹中彩さんの研究室ライフ 【研究指導の現場】興味から始まった卒業研究が査読論文に ―「論文マグ」手にした農・竹中彩さんの研究室ライフ これから大学へ進学するというみなさんにとっては、大学の研究室やゼミでの「研究指導」がどういうものなのか、気になるかもしれません。 そこで今回、農学部地域総合農学科の菊田真吾准教授の研究室にお邪魔しました。昨年度菊田研究室で卒業研究に取り組み、現在は大学院農学研究科に所属する竹中彩さんは、卒論をもとにした論文が国際的な学術雑誌に掲載されるという貴重な経験をしました。そのいきさつや研究室の雰囲気、さらには菊田准教授が竹中さんに贈ったという記念の「論文マグ」の話などを取材しました。 生きたアブラムシにタンパク質を投入する 菊田研究室が扱うのは「昆虫制御学」。学生は虫好
かずさDNA研究所などは、トマトが花粉を作らなくなる「雄性不稔(ふねん)遺伝子」を発見した。トマトのF1品種の種子を作るには、花から花粉を手で取り除く手間が必要で、種子の価格が高い理由の一つ。同遺伝子を利用すれば、F1品種の種子を低コストに生産し、価格を安くできる可能性がある。 雄しべ取る工程不要に F1品種は、形や性質が異なる品種を交配して作るため、自家受粉を避ける必要がある。花粉を作らない性質(雄性不稔)を持つ系統はF1種子生産に使いやすい。ダイコンなどでは同系統がF1種子の生産に利用され、トマトでも見つかっている。 ただ、具体的な遺伝子が特定できておらず育種への利用は限られていた。同研究所などは、細胞の中のミトコンドリアという器官の中で、雄性不稔遺伝子を発見。通常の遺伝子と違いがあるため、花粉が正常に成長しないことが分かった。 雄性不稔遺伝子の配列が分かると、さまざまな応用ができる。
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