ウガンダ・オツケで大量発生したバッタ(2020年2月17日撮影、資料写真)。(c)SUMY SADURNI / AFP 【4月14日 AFP】アフリカ東部エチオピアで、バッタが大量発生し、20万ヘクタールに及ぶ農地が被害を受け、およそ100万人が緊急食糧援助を必要とする事態となっている。国連(UN)が13日、発表した。 【関連記事】バッタが群れとなる原因は脳内物質セロトニン、英研究 何十億匹も大量発生しているのは、サバクトビバッタ。その大群は、ロシアの首都モスクワほどの面積を覆い尽くすこともある。エチオピアをはじめ、ソマリア、ケニア、ジブチ、エリトリア、タンザニア、スーダン、南スーダン、ウガンダなど、すでにアフリカ東部の大部分に被害をもたらしている。 大量発生の要因としては、同域の雨期の降水量が過去40年で最多レベルだったことが挙げられる。 国連食糧農業機関(FAO)によると、エチオピアで