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ハンセン病 歴史 差別の検索結果41 - 80 件 / 116件

  • 「感染者は撲滅すべき敵」 ハンセン病の強制隔離に通じるコロナ対策:東京新聞 TOKYO Web

    新型コロナウイルスに感染した人やその家族、医療従事者らへの差別や誹謗中傷を見て、「ハンセン病患者を官民が一体となって強制隔離した歴史の再現だ」と指摘する専門家がいる。「菌やウイルス=感染者という図式の下、患者自身も感染症と同様に『撲滅すべき敵』と見なされ、人権が無視される。同じ過ちを繰り返してはならない」と警鐘を鳴らす。(石原真樹) 「新型コロナ対策で、国は、住民の意識や価値基準に頼って外出自粛を要請するなどした。まさにハンセン病で行われた『無らい県運動』と同じ構図」。ハンセン病問題に詳しい内田博文九州大名誉教授はこう批判する。 官民一体でハンセン病患者を見つけ出し隔離した「無らい県運動」は1929(昭和4)年に愛知県で始まった。31年に患者の強制隔離を定めた「らい予防法」(旧法)が制定された前後から全国的に強化されていった。

      「感染者は撲滅すべき敵」 ハンセン病の強制隔離に通じるコロナ対策:東京新聞 TOKYO Web
    • 入院拒否の新型コロナ患者に罰則を検討 ⇒「倫理的に受け入れがたい」日本医学会連合が緊急声明 | ハフポスト

      入院拒否の新型コロナ患者に罰則を検討 ⇒「倫理的に受け入れがたい」日本医学会連合が緊急声明 かつてハンセン病などで、「科学的根拠が乏しいにもかかわらず患者・感染者の強制収容が法的になされた歴史的反省のうえに成り立つことを深く認識する必要がある」と説明しました。 朝日新聞社感染症法の改正を懸念して、日本医学会連合が門田守人会長名で1月14日に出した緊急声明。日本公衆衛生学会と日本疫学会も連名で発表した=2021年1月14日午後5時26分、市野塊撮影 入院拒否罰則「受け入れがたい」 日本医学会連合が声明 新型コロナウイルス感染症患者が入院を拒んだ場合などに罰則を設けることを盛り込んだ感染症法改正を政府が検討していることについて、日本医学会連合は14日、門田守人(もんでんもりと)会長名で緊急声明を発表した。感染者らの人権と個人情報が守られ、最適な医療を受けられるためとして、患者・感染者の入院強制

        入院拒否の新型コロナ患者に罰則を検討 ⇒「倫理的に受け入れがたい」日本医学会連合が緊急声明 | ハフポスト
      • 2020年上半期に読んで面白かった本ベスト10 - チェコ好きの日記

        恒例のやつです。今年の1月から6月末までに私が読んだ本の中で、面白かった本10冊のまとめ。おそらく今年の夏は、海外はもちろん、国内でも旅行の計画はなかなか立てにくいと思うので、少しでも読んでくれる人のおうち時間の足しになれば幸いです。 2019年末のやつはこちら aniram-czech.hatenablog.com 10位 『世界史を変えた13の病』ジェニファー・ライト 世界史を変えた13の病 作者:ジェニファー・ライト発売日: 2018/09/12メディア: 単行本 このコロナ禍のなかでつい読みたくなってしまった感染症関連の本。ペストからスペイン風邪、ハンセン病から梅毒まで、さまざまな病気が人類の歴史にどう影響を与えたのかが書いてある。著者の文体にちょっとクセがあり、たまにアメリカンブラックジョークみたいなのが鼻につくが、私はそういうの慣れてるから平気(?)。 9位 『いまさらですがソ

          2020年上半期に読んで面白かった本ベスト10 - チェコ好きの日記
        • 「反対です。哲学の問題です」航空評論家が戦闘機の輸出解禁に直言:朝日新聞デジタル

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            「反対です。哲学の問題です」航空評論家が戦闘機の輸出解禁に直言:朝日新聞デジタル
          • 5月4日 各新聞社の社説とコラム

            読売新聞 銀行振込手数料 割高感の解消で利便性向上を ハンセン病 差別の歴史を風化させるな 朝日新聞

              5月4日 各新聞社の社説とコラム
            • 第4回・就職差別ってなに?(後編) | ツバメのかえるところーーはじめて出会う「部落問題」

              履歴書の変なところ 前回は、就職活動のとき、会社は差別をしてはいけないというルールの話をしました。「本人の能力をみる」ことが基本なので、部落出身だからという理由で不合格にしたり、男女で差をつけるのはダメですというものでした。 でも就活のルールは、まだまだ見直すべきところがいっぱいありそうです。例えば、男女で差をつけたらダメというルールがあるんだったら、性別を書く欄はいらないように思えます。昔から当たり前のようにあったから、「男・女」と書いてあったら深く考えずにマルをつけちゃうなあという人もいるでしょう(★1)。 「あって当たり前」と考えられていたために、改めて「ほんとにいるの? なぜいるの?」と理由を聞かれたら、なかなか答えが出てきません。このような問いに対して、「性別を知らずに採用して、新入社員が全員男だったり、全員女だったら困るから」といったように、「男女のバランスが悪くなるから」とい

                第4回・就職差別ってなに?(後編) | ツバメのかえるところーーはじめて出会う「部落問題」
              • 軽井沢→戸倉上山田温泉 しなの鉄道イベント列車運行へ 舞踏披露も:朝日新聞デジタル

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                  軽井沢→戸倉上山田温泉 しなの鉄道イベント列車運行へ 舞踏披露も:朝日新聞デジタル
                • 第五書簡 中村哲氏殺害事件をめぐって – 晶文社スクラップブック

                  日本人は、身近な隣人となりつつあるムスリムの論理を理解しているか? そこに西洋文明中心視点の誤ったイスラーム解釈はないか? 世界のイスラームに関連するトピックを題材に、より深いイスラーム理解にたどり着くための往復書簡。イスラーム教徒でイスラーム法学者である中田考、非イスラーム教徒でイスラーム思想研究者の飯山陽、専門を同じくしつつも互いに異なる立場の2人による、火花を散らす対話。 1.序 2019年12月4日アフガニスタンの東部ナンガルハル州のジャラーラーバードにおいてペシャワール会の中村哲代表が、同乗していたアフガン人の運転手や護衛と共に銃撃され死亡し、日本政府は旭日小綬章を追贈しました。今回は、このニュースに因んで主としてターリバーンとの和平の動きに焦点をしぼって破綻国家アフガニスタンについて論じてみましょう。 2.ペシャワール会と平和主義 中村哲先生はハンセン病を専門とする内科医で、1

                    第五書簡 中村哲氏殺害事件をめぐって – 晶文社スクラップブック
                  • 闇深い集落~入ったらヤバイ閉ざされた村 : 哲学ニュースnwk

                    2020年09月27日00:00 闇深い集落~入ったらヤバイ閉ざされた村 Tweet 1:本当にあった怖い名無し:2008/08/03(日) 22:16:50 ID:vB/208vW0 村の外部とは接触を取らず・・・ 自給自足をし・・・ 何か恐ろしい秘密を抱えている村。 まだそんな村が日本にもあると思うんですよね で、 そんな情報を持っている皆様、 ネタ提供してください。 お願い・・・。 報道規制されたと思われるオカルトな事件・事故 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4609453.html 4:本当にあった怖い名無し:2008/08/03(日) 22:26:30 ID:xAhBRbTd0 >>1 九州の熊本県かどこかに、平家やその他の落ち武者の村があったよな。 五家荘(ごかのしょう)とか、五木村とか呼ばれてたような。 そういう村にはまだ外部

                      闇深い集落~入ったらヤバイ閉ざされた村 : 哲学ニュースnwk
                    • ワグネルの受刑者戦闘員、1万7千人が戦死 激戦地バフムートの9割:朝日新聞デジタル

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                        ワグネルの受刑者戦闘員、1万7千人が戦死 激戦地バフムートの9割:朝日新聞デジタル
                      • ハンセン病 療養所に残されている解剖記録 詳細な分析実施へ | NHK

                        岡山県にある国立ハンセン病療養所に残されている入所者の遺体の解剖記録について、外部の研究者が詳細な分析を実施することになりました。研究者は「治療薬が使われるようになったあとも解剖が続けられた理由などを、医学的アプローチで明らかにしたい」と話しています。 国の誤った隔離政策で、ハンセン病療養所に収容された患者をめぐっては、遺体を解剖した際の記録が各地の療養所に残されていることが明らかになっています。 岡山県瀬戸内市にある「長島愛生園」には、園が設立された翌年、昭和6年からの25年間に解剖が行われた、およそ1800人分の記録が残されていて、この記録について、放射線衛生学者で、栃木県にある獨協医科大学の木村真三准教授が、詳細な分析を実施することになりました。 木村准教授は祖父の兄、大伯父が、かつて、この療養所に入所していたことから、ハンセン病について知ってもらいたいと、大伯父の歩んだ人生や自身の

                          ハンセン病 療養所に残されている解剖記録 詳細な分析実施へ | NHK
                        • ネットに広がる新型肺炎のデマ…専門家に聞く対応策 | 西日本新聞me

                          新型コロナウイルスの感染拡大に不安が高まる中、インターネットの会員制交流サイト(SNS)ではデマや不正確な情報が広がっている。中国人、患者に対する差別、偏見が含まれる投稿も少なくない。専門家は情報の出どころを確かめ、冷静に対応するよう呼び掛けている。 1月29日夜、ツイッターで「【悲報】福岡終了のお知らせ #拡散希望」と書かれ、クルーズ船の写真が添付された投稿が拡散した。当日、福岡に数千人規模の中国人が来たとも受け止められる内容だった。リツイート(転載)や「いいね」の合計数は1月31日夜までに6万件以上に達し、「ウイルス兵器は入国お断り」「上陸させるな」「今すぐ帰れよ」といった返信が書き込まれた。 福岡市の高島宗一郎市長は30日早朝、自身のアカウントでこの投稿を挙げ、29日は博多港にクルーズ船は寄港しておらず、当面キャンセルの見込みと説明。「災害時同様、必要以上に不安を煽(あお)る情報に注

                            ネットに広がる新型肺炎のデマ…専門家に聞く対応策 | 西日本新聞me
                          • 利害関係と「立場」が交錯する風評問題

                            前回までの記事『風評対策の機能不全、発信を弱体化するレトリック』前後編で指摘したように、日本の各専門家らは「風評加害」に対する公的なコミットメントが弱すぎた。 そればかりか、貴重な情報発信や伝達をむしろ弱体化させ、問題の温存・長期化を助長した可能性さえ示唆されている。 科学に背を向けた専門家 しかし、事態はそれだけに留まらない。専門家や学識者の一部には正確な情報発信や伝達を露骨に妨害したり、科学的に明らかな誤りを平然と発信・擁護する動きまでも相次いだ。 今年の4月6日、夏から本格化予定のALPS処理水(以下処理水)の海洋放出に対し《世界平和アピール七人委員会》が大石芳野、小沼通二 池内了、池辺晋一郎、髙村薫、島薗進、酒井啓子諸氏という権威ある学識者たちの連名で『汚染水の海洋放出を強行してはならない』との声明(日本語版と英語版)を発信した注1)。 世界平和アピール七人委員会とは1955年に平

                              利害関係と「立場」が交錯する風評問題
                            • 藪本雅子『何がしたくて色覚検査をすすめるのですか』

                              川端裕人著:「色のふしぎ」と不思議な社会 読了。 「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論 (単行本) ソフトな題名からは想像できないけれど、ページをめくると、スティグマ、差別、優生思想・・・まさに、私のこだわってきたテーマじゃないですか。私がタイトルをつけるとすれば、「何がしたくて色覚検査をすすめるのですか―時代に逆行する日本眼科医会」 川端さんは、関係者へのリスペクトを最後まで大切に、慎重に謙虚に問題を整理しようと努めていらっしゃるけれど、衝撃はあまりに大きい。私が厚労省担当の記者だった2000年、障害者の資格取得や職業を制限する欠格条項見直しを求める団体の会見に出てニュースにした。その時、過去に優生思想を背景に、過剰な選別=差別があったことに憤ったことを思い出した。状況は改善したと思い込んでいたのだが、まだこんなところに残っていたとは。 私には、ハンセン病を一人残

                                藪本雅子『何がしたくて色覚検査をすすめるのですか』
                              • 緊急事態を生きる:「リスクゼロ」求める危険性 ハンセン病を想起させるコロナ禍 専修大教授・武田徹さん | 毎日新聞

                                全国で緊急事態宣言は解除されたが、新型コロナウイルスの感染者や医療従事者、その家族に対する“感染バッシング”とも言える差別や偏見はいまだに続く。ハンセン病の歴史をひもといた著書「『隔離』という病い」(中公文庫)がある武田徹・専修大教授は「コロナとハンセン病は、見えない罹患(りかん)におびえるという構図が似ている」と指摘し、ハンセン病隔離政策の教訓を踏まえ「感染者の隔離に対し社会的な『補償』が必要」と訴える。【統合デジタル取材センター/生野由佳】 感染の実態見えず恐怖心があおられる ――コロナ感染者への差別や偏見が生まれる背景をどのように見ますか。 ◆全国の感染者は累計1万7000人超になりました。毎日、感染者の数字が増えるだけで、その実態が見えないため、恐怖心があおられていたように思います。亡くなったタレントの志村けんさんなど著名人の感染状況は明るみに出ますが、一般の人たちの具体的な様子は

                                  緊急事態を生きる:「リスクゼロ」求める危険性 ハンセン病を想起させるコロナ禍 専修大教授・武田徹さん | 毎日新聞
                                • 新型コロナ 「ゼロコロナ」の言葉で気になる患者差別 | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭 | 毎日新聞「医療プレミア」

                                  花見の自粛が呼びかけられるなか多くの人でにぎわう目黒川沿いの桜並木=東京都目黒区で2021年3月27日午後0時40分、竹内紀臣撮影 「ゼロコロナ」という言葉が次第に社会に広がっています。立憲民主党は「ゼロコロナ戦略」を打ち出しました。現政権が掲げている「ウィズコロナ」ではなく、より良い社会のために政策を変えるべきだという野党としての主張なのでしょう。しかし、実際の立憲民主党の考え方は別にして「ゼロコロナ」というこの言葉には危険性が伴うと私は考えます。今回はそのことについて述べていきますが、まずは同党の政策について少し詳しくみてみましょう。 同党のウェブサイトに「『withコロナ』から『zeroコロナ』へ=政策の大転換」というタイトルの案内が掲載されています。「zeroコロナ」の定義は「感染拡大の繰り返しを防ぐことで早期に通常に近い生活・経済活動を取り戻す戦略」だそうです。説明文には「マスク

                                    新型コロナ 「ゼロコロナ」の言葉で気になる患者差別 | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭 | 毎日新聞「医療プレミア」
                                  • 「私はここにいる」 顔や名前を出して立ち上がる性暴力被害者たち:朝日新聞デジタル

                                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                      「私はここにいる」 顔や名前を出して立ち上がる性暴力被害者たち:朝日新聞デジタル
                                    • 入院拒否に懲役刑「罰則を知事会から求められた」菅首相の発言は本当か?

                                      入院拒否をした新型コロナウイルス患者に対し、懲役刑や罰金を科すとする政府の感染症法の改正案。 差別や偏見、恐怖を助長しかねないと批判が広がるなか、1月25日の衆議院予算委員会では菅義偉首相は懲役刑について問われ、「罰則を求める知事会の緊急提言をいただいた」と答弁をした。 しかしこの答弁には、噛み合わない部分があった。知事会は「罰則」は求めているが、「懲役刑」などの刑事罰については言及していないためだ。改めて経緯を振り返った。 感染症法の政府改正案は、患者が入院に応じない場合や入院先から逃げた場合、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」の刑事罰を科すとしている。 これについて、ハンセン病などの歴史的経緯も踏まえ、患者に対する差別や偏見を煽りかねないとして、専門家らが強く反対。野党も削除や修正を求めていた。 1月25日の衆院予算委では、立憲民主党の小川淳也議員からこの「入院拒否に対する懲

                                        入院拒否に懲役刑「罰則を知事会から求められた」菅首相の発言は本当か?
                                      • 『ドキュメント 感染症利権 医療を蝕む闇の構造』国民の健康より省益優先、感染症の意思決定の歴史 - HONZ

                                        「先が見えない時代には歴史を振り返れ」と、よく聞く。人間の本質は今も昔もそれほど変わらないからだろう。陳腐な言葉だが、歴史は繰り返す。 新型コロナウイルスを巡っては科学と政治・経済の対立が浮き彫りになった。感染拡大を徹底して抑えるべきか、経済を優先すべきか。コロナ対策と経済優先は二項対立なのか。議論は混迷した。 こうした中で、「今の政治が悪いんだ」と声高に叫ぶ人もいたが、足下の状況を、現在の政権や医学者の問題と簡単に切り捨てられないことは本書を読むとわかる。感染症の歴史は利権を巡る対立の歴史である。そして、感染症対策の意思決定は今も、長い時を重ねて固定化された構図の中で行われている。 PCR検査を受けられない。新型コロナが日本を襲いはじめた頃、こうした悲鳴がSNS上に広がった。むやみに検査数を増やすと保健所がパンクするというのが理由だった。国が対応できないならばと、いくつかの大学がPCR検

                                          『ドキュメント 感染症利権 医療を蝕む闇の構造』国民の健康より省益優先、感染症の意思決定の歴史 - HONZ
                                        • 人権と安全のジレンマ - geopoliticsさんの日記(無回転思考)

                                          拾いもの 「専制国家 vs. 民主主義国家」というタームに持ち込むからいろいろ変になってるのであって、1人当りのGDPだ高くて、連邦制を採用したりしてて地方自治が強い国家は、感染症の対策で失敗する、とトレスケンの本なんかでさんざん指摘されてるんだよね。 pic.twitter.com/NObv2QJ951 — WARE_bluefield (@WARE_bluefield) April 16, 2021 econ101.jp 自由の国と感染症――法制度が映すアメリカのイデオロギー 作者:ヴェルナー・トレスケン みすず書房 Amazon ロックダウンしたニュージーランドの現状。 アングル:賞賛浴びたNZのコロナ対応、住宅高騰で格差拡大 | ロイター 経済再開、プライバシー保護、感染抑制のトリレンマ。 [B! COVID-19] 台湾内で200日連続感染なし-新型コロナ対応「世界最良」との評価

                                            人権と安全のジレンマ - geopoliticsさんの日記(無回転思考)
                                          • 韓国人「日帝時代に禁止され2010年に復活した”病身舞”という無形文化財」 : カイカイ反応通信

                                            2023年06月05日19:55 韓国人「日帝時代に禁止され2010年に復活した”病身舞”という無形文化財」 カテゴリ韓国の反応歴史 784コメント 韓国のネット掲示板イルベに「韓国人が悪魔である理由」というスレッドが立っていたのでご紹介。 1. 韓国人(スレ主) 100年前の日帝強占期に障害者卑下で禁止されていた病身舞を2010年に復活させて無形文化財にするというwww 本当に歴代級だクソッたれ。 翻訳元:https://www.ilbe.com/view/11482530481 2. 韓国人 病身舞wwwwwww カイカイ補足:病身舞 - Wikipedia 病身舞は、韓国慶尚南道密陽地方発祥の伝統舞踊で、ハンセン病患者、小人、身体障害者、背むしなど病身の人々の様相を真似たものである。旧暦の7月中旬を作男の日と定め、作男達をもてなして、様々な踊りと土俗的な遊びをする。 その踊りの中に身

                                              韓国人「日帝時代に禁止され2010年に復活した”病身舞”という無形文化財」 : カイカイ反応通信
                                            • ハンセン病患者の「隔離法廷」、違憲性認める 地裁判決:朝日新聞デジタル

                                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                ハンセン病患者の「隔離法廷」、違憲性認める 地裁判決:朝日新聞デジタル
                                              • 来たるべき民主主義の位置を手繰り寄せる

                                                ――真壁仁編『詩の中にめざめる日本』論 岡和田晃 ※10月20日に復刊した『詩の中にめざめる日本』。長らく復刊リクエストが寄せられてきた本書の魅力と意義について、文芸評論家で現代詩作家の岡和田晃さんにエッセイを寄せていただきました。 いまの社会がもっとも顧みていない領域へのいざない 真壁仁編『詩の中にめざめる日本』(岩波新書、以下、「本書」)が復刊した。初版は1966年で、広い層に親しまれていたロングセラーであるものの、いつの間にか品切れとなり、アクセスが困難になってしまっていた一冊である。それだけならば、凡百の“良書”と変わらない。さらに言うと、まったく予備知識がない人がこのタイトルを耳にすれば、“美しいニッポン”を謳う自画自賛本の一種と誤解してしまうかもしれない。悲しいかな、そんな状況が続いている。 だが、本書の内実は、嫌な「空気」に楔を打ち込むことを目したという意味で、今なお有効性を

                                                  来たるべき民主主義の位置を手繰り寄せる
                                                • 優生保護法とは何か――荒井裕樹『障害者差別を問いなおす』|じんぶん堂

                                                  記事:筑摩書房 事件があった「津久井やまゆり園」に警察・消防車両や大勢の報道陣が集まった=2016年7月26日、相模原市緑区(朝日新聞社) 書籍情報はこちら 2018年から19年にかけて、世間から忘れられかけていた一つの法律がメディアを賑わせました。優生保護法です。 この法律は1948年に制定され、1996年まで存在し、現在は母体保護法という法律に改定されています。この優生保護法とは、どのような問題をはらんでいたのでしょうか。まずはその点を確認しましょう。 長年、同法の問題を指摘し続けてきた団体「SOSHIREN 女(わたし)のからだから」のホームページには、次のような説明があります。 優生保護法、、、、、は、2つの目的をもった法律でした。一つは「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」 ―― 病気や障害をもつ子どもが生まれてこないようにする、という意味。もう一つは「母性の生命健康を保

                                                    優生保護法とは何か――荒井裕樹『障害者差別を問いなおす』|じんぶん堂
                                                  • 「無名な人々」は存在するのか。大下裕司評 大阪人権博物館(リバティおおさか)「35年展」

                                                    「無名な人々」は存在するのか。大下裕司評 大阪人権博物館(リバティおおさか)「35年展」1985年に大阪人権歴史資料館として開館し、被差別部落問題、在日コリアン、ウチナーンチュ、アイヌ、公害被害者、ハンセン病患者、薬害被害者、LGBTQ、いじめなど様々な人権問題を紹介してきた大阪人権博物館(リバティおおさか)。同館は、2015年の大阪市による提訴と今年3月の和解を受け、5月31日に閉館した。35年の節目として、そして現施設での最後の展覧会として行われた「35年展」を、大阪中之島美術館準備室学芸員の大下裕司がレビューする。 文=大下裕司 大阪人権博物館(リバティおおさか)の外観 撮影=筆者 証言の部屋 「リバティおおさか」という愛称で親しまれる大阪人権博物館は、1985年に大阪人権歴史資料館として開館した。国内外における人権問題を総合的に取り上げてきた博物館法にもとづく登録博物館である。被差

                                                      「無名な人々」は存在するのか。大下裕司評 大阪人権博物館(リバティおおさか)「35年展」
                                                    • 【海外の反応】 パンドラの憂鬱 中国「これが真の大国の姿だ」 安倍総理が国民に謝罪する姿に中国人が衝撃

                                                      安倍総理は24日午前、ハンセン病患者・元患者のご家族の方々と面会し、 ご家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決の控訴見送りを踏まえ、 原告団長の林力さんやご家族に対し、直接謝罪しました。 以下は安倍総理の言葉。 「ハンセン病に対する極めて厳しい差別と偏見は、皆さまにも向けられてきた。 長い間、大変な苦痛と苦難を強いることとなってしまった。 ご家族との協議の場を速やかに設け、一緒に差別、偏見の根絶に向け、 政府一丸となって全力を尽くすことを約束します」 林さんは控訴見送りの判断について「私達に光を与えてくださった」と評価。 その上で、「何よりも総理に私たちの直の声を聞いていただいた。 これは今までになかったことだと思います」と語っていらっしゃいます。 この件は中国でも報じられているのですが、 総理大臣が国民に直接謝罪した事や国民が国を訴える事が出来る点などに、 中国の人々から驚きと感銘の声が相

                                                      • 「もし、東京五輪が中止になったら…」研究者が“警戒”すること(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

                                                        新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、患者や事業者への罰則を設けたふたつの改正法が2月13日に施行される。戦前の歴史に詳しい研究者は、「戦前と同じように、人々が自ら自由や権利を差し出してしまった」と懸念する。空気による同調圧力、美談や恐怖に巻き起こされる感情的な議論。その先に待っているものとは何なのか。そして、なぜ私たちは東京五輪の「あと」を警戒しなければいけないのか。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】 【驚愕】東京オリンピックを「予言した」とされる画像に、興奮の声が相次ぐ 「外側からくる戦前ではなく、人々の内側からくる戦前を、懸念しています。われわれが自発的に、自由や権利を差し出してはいけないはずなのに……」 BuzzFeed Newsの取材にそう語るのは、近現代史研究者の辻田真佐憲さんだ。 「日本人にとって、太平洋戦争は大きな教訓であり、失敗の比喩として用いられます。私はあらゆ

                                                          「もし、東京五輪が中止になったら…」研究者が“警戒”すること(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース
                                                        • 〈取材ノート〉空虚な発言

                                                          〈取材ノート〉空虚な発言 2019年07月25日 11:25 コラム 歴史 先月28日、熊本地裁は、国に対し、ハンセン病元患者の家族541人に計3億7675万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。元患者に対する誤った国策で差別を受けたとしてその家族たちが起こした集団訴訟。家族の被害に対し、国の賠償を命じる初の司法判断となった。1907年、「癩(らい)予防ニ関スル件」の制定以降、国の隔離政策で社会からの孤立を強いられた元患者のなかには、多くの在日朝鮮人患者が居た事は周知の事実だろう。 今年3月に出版された金貴粉著「在日朝鮮人とハンセン病」では、この病が、「らい菌による慢性の感染症であるが、その感染や発病には生活環境が大きく影響する」とし、その理由について「日本帝国主義の過酷な収奪によって、朝鮮民衆の生活が低く押し下げられていた」とする山田昭次氏の著書に言及。そのうえで「病との闘いだけではなく

                                                          • 朝鮮半島のおぞましい伝統「試し腹(ためしばら)」、現在も継続中のようです – 長崎県立大村高校卒業生同窓会

                                                            朝鮮半島にはおぞましい伝統がいくつもあり、その中の一つが「試し腹(ためしばら)」、もう一つは「病身舞(びょうしんまい)」です。 みぶるいするほど感じが悪い風習ですから、朝鮮半島が日本領だった時代に、朝鮮総督府によって禁止となりました。近代社会から遅れた朝鮮半島を、まともな近代国家にするために、おぞましい伝統や、時代遅れの風習は朝鮮総督府が禁止しました。 *朝鮮総督府:日本領朝鮮 京城(けいじょう=現在のソウル)市の朝鮮総督府 他に、男の子を産んだ女性は乳を出して生活しなければならない「乳出しチョゴリ」の風習も、日本の朝鮮総督府が禁止しました。 しかし、「試し腹(ためしばら)」と「病身舞(びょうしんまい)」は現在復活しているようです。 「病身舞(びょうしんまい)」とは? 朝鮮半島では、伝統芸能が昇華されず、芸術にまで高められませんでした。「病身舞(びょうしんまい)」というのは、朝鮮民族が病気

                                                              朝鮮半島のおぞましい伝統「試し腹(ためしばら)」、現在も継続中のようです – 長崎県立大村高校卒業生同窓会
                                                            • 判決伝える〝びろーん〟「勝訴」が一番映える書体はどれ? 舞台裏に迫る - 弁護士ドットコムニュース

                                                              注目度の高い裁判のニュースでは、関係者が「勝訴」や「不当判決」などの紙や布を〝びろーん〟と広げる「旗出し」のシーンがよく使われます。 結果が視覚的にわかるのでメディアとしては大変助かるのですが、あの旗は誰が文言を決め、どのようにつくっているのでしょうか。ニュースの裏側をのぞいてみました。(編集部・園田昌也) ●近年はプリントが主流 まずは、日本労働弁護団の幹事長などを務め、数々の有名事件にかかわってきた棗一郎弁護士に聞いてみました。 「自分は労働組合の事件が多いのですが、当事者、組合、弁護団で話し合い、旗出しをするかどうかを検討します。結果を予想して、書く言葉を3~4種類決めます」 旗は主に労働組合がつくっているそうで、ポスターや横断幕の制作に使うプリンターで印刷することが多いといいます。 「達筆な人が書くこともありますが、筆で書いた場合、汚さないよう管理するのも難しいので、最近は手書きが

                                                                判決伝える〝びろーん〟「勝訴」が一番映える書体はどれ? 舞台裏に迫る - 弁護士ドットコムニュース
                                                              • 東京・三鷹の人権条例案、被害者救済なるか 市長と専門家に聞く:朝日新聞デジタル

                                                                ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                  東京・三鷹の人権条例案、被害者救済なるか 市長と専門家に聞く:朝日新聞デジタル
                                                                • 『春いちばん』再読 ③|角岡伸彦/フリーライター

                                                                  賀川豊彦(1888-1960)の妻・ハル(1888-1982)を主人公にした小説『春いちばん』(玉岡かおる、家の光協会、2022年)を読み直し違和感を覚えたのは、賀川の偉人ぶりやハルの夫に対する従属性だけではない。彼女の容貌に対するコンプレックスの記述が異様に多いのだ。 賀川は明治の末期、神戸・新川しんかわのスラムで、キリスト教の伝道と救貧活動を始めた。それらの体験を含めた自伝的小説『死線を越えて』(改造社、1920年)で、自らの恋愛・結婚観や、ハルとのなれそめを詳しく書いている。『春いちばん』は『死線を越えて』をベースにして書かれているので、賀川の価値観が色濃く出ている。 独身時代に賀川が悩んでいたのは大雑把に言うと、結婚する女性は容貌か性格かという二択問題だった。『死線を越えて』には、見た目に関する記述が頻繁に出てくる。ハルについては、<その婦人は一寸見れば、どこかの細君のようである>

                                                                    『春いちばん』再読 ③|角岡伸彦/フリーライター
                                                                  • キリスト教が世界的飛躍を遂げたのはなぜか 背景にハンセン病と奇跡の“秘薬” | 感染症は歴史を動かす | 濱田篤郎 | 毎日新聞「医療プレミア」

                                                                    ハンセン病は皮膚や神経などに障害を起こす感染症で、古くから患者は差別され、一般社会から離れた場所で暮らすことを強いられてきました。日本でも法律により、ハンセン病の患者は隔離施設での生活を強要されてきましたが、治療薬で完治する病気になったことなどで、この法律は1996年に廃止されました。 このように古くから差別の対象であったハンセン病患者に、イエス・キリストは布教の一環として、積極的な治療を施してきました。今回は、古代の中東でキリストがハンセン病患者に用いた治療法を解き明かすとともに、この病気がその後のキリスト教の発展に及ぼした影響について考えてみます。 なぜ差別の対象になったのか ハンセン病は元々、インド亜大陸の風土病だったと考えられています。それが紀元前4世紀にアレキサンダー大王の東方遠征により、中東にまで拡大するようになりました。さらに11世紀以降の十字軍の遠征を経て、ヨーロッパでの流

                                                                      キリスト教が世界的飛躍を遂げたのはなぜか 背景にハンセン病と奇跡の“秘薬” | 感染症は歴史を動かす | 濱田篤郎 | 毎日新聞「医療プレミア」
                                                                    • 異形とポリティカル・コレクトネス(2):『セントールの悩み』評に関する自己批判およびアップデートの試み(1) - 蛮族の本懐

                                                                      前回のおさらい rasiel9713.hatenablog.com 前回は、綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社、2019年)の書評を執筆したが、今回はそれを前提として、標題の「異形とポリティカル・コレクトネス」の問題に入っていく。とはいえ、以下で直截的に扱うのはハンセン病や水俣病といった疾病に対する差別の問題ではなく、日本のアニメ・漫画における表象の問題である。その入口として、私が明示的に「ポリティカル・コレクトネス」という単語を初めて用いた劇評、すなわち『声ヲタグランプリ』18号(2017年12月)所収の『セントールの悩み』評を、綿野のプリズムを通じて読み直し、自己批判した上で内容のアップデートを行う。 まずは、約2年前に執筆した劇評をそのまま掲載するので、お読みいただきたい。 『セントールの悩み』について(2017年12月寄稿) 声優に「これは深い作品だ」と錯覚

                                                                        異形とポリティカル・コレクトネス(2):『セントールの悩み』評に関する自己批判およびアップデートの試み(1) - 蛮族の本懐
                                                                      • 言葉の網目で個をつつむ|荒井裕樹|第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞スピーチ【全文公開】|かしわもち 柏書房のwebマガジン

                                                                        2022年4月22日(金)、神田神保町の出版クラブホールにて、第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」の表彰式と記念講演会がおこなわれました。本賞は、個別の「作品」ではなく「人」そのものに、過去の「業績」ではなく今後の「可能性」に対して与えられるものです。栄えある第15回の受賞者は、文学者の荒井裕樹さん。柏書房からは『まとまらない言葉を生きる』を出版いただいています。 ▼受賞理由はこちら▼ コロナ下での開催であったため、限られた関係者のみを集めての会となりましたが、そこで荒井さんが語ったことは、人を追い詰め、黙らせる言葉があふれる現代社会において、言葉への「信頼」を取り戻すための第一歩となるようなものでした。広く読まれるべきと思い、ご本人の許可を得て、受賞講演を全文公開させていただきます。荒井さん、このたびは本当に、おめでとうございました。 写真提供=NPO法人 わたくし

                                                                          言葉の網目で個をつつむ|荒井裕樹|第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞スピーチ【全文公開】|かしわもち 柏書房のwebマガジン
                                                                        • 『人間に向いてない』きっとあなたは三回嘔吐く。その後暖かいなにかに満たされる。 - HONZ

                                                                          HONZの基本は「ノンフィクション本」だ。だがこの小説だけはどうしても紹介したい。 いま、この文章を書いているのは2020年3月末。世界中が新型コロナウィルスによる感染症のパンデミックと戦っている真っ最中である。 この病気は、最初は普通の風邪の顔をしている。だからみな油断していた、見くびっていた。それゆえ対応が遅れた。 日々増えていく感染者の数。制限される生活。他人とは会うな、マスクをしろ、人込みには行くなと指示され、混乱した民衆は買いだめに走る。病気にかかった人は差別され、情報を求めた末にデマに踊らされる。 国境は閉鎖され戒厳令以上に外出は制約されていく。各地の医師たちは命がけで治療を続けているが、間に合わない地域が増加している。これがいま、地球上すべてで同時進行しているのだ。 桜は咲いても花見の宴会は自粛、舞台もライブも自粛自粛。いやはや、生きているうちにSF小説そのまま、いやフィクシ

                                                                            『人間に向いてない』きっとあなたは三回嘔吐く。その後暖かいなにかに満たされる。 - HONZ
                                                                          • 新型コロナウイルス対策の隔離政策がアメリカで実施、中国では家族が隔離された子どもが死亡するケースも

                                                                            by stokkete 世界中に広まりつつある新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は中国・武漢からの帰国者を2週間にわたって隔離する措置をとっています。そんな中、ジョージア州立大学で客員講師を務める医学史研究者のLeslie Leighton氏は、感染症に対する検疫・隔離措置の歴史についてまとめています。 Coronavirus outbreak sparks first federal quarantine in over 50 years | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2020/01/coronavirus-outbreak-sparks-first-federal-quarantine-in-over-50-years/ Disabled teenager in China di

                                                                              新型コロナウイルス対策の隔離政策がアメリカで実施、中国では家族が隔離された子どもが死亡するケースも
                                                                            • ハンセン病「家族に厳しい偏見存在」「訴訟参加問わず新たな補償」首相談話全文 | 毎日新聞

                                                                              ハンセン病元患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決の控訴見送りに関し、12日に閣議決定された首相談話は以下の通り。 <ハンセン病家族国家賠償請求訴訟の判決受け入れに当たっての内閣総理大臣談話> 本年6月28日の熊本地方裁判所におけるハンセン病家族国家賠償請求訴訟判決について、私は、ハンセン病対策の歴史と、筆舌に尽くしがたい経験をされた患者・元患者の家族の皆様の御苦労に思いを致し、極めて異例の判断ではありますが、敢(あ)えて控訴を行わない旨の決定をいたしました。 この問題について、私は、内閣総理大臣として、どのように責任を果たしていくべきか、どのような対応をとっていくべきか、真剣に検討を進めてまいりました。ハンセン病対策については、かつて採られた施設入所政策の下で、患者・元患者の皆様のみならず、家族の方々に対しても、社会において極めて厳しい偏見、差別が存在したことは厳然たる事実であります

                                                                                ハンセン病「家族に厳しい偏見存在」「訴訟参加問わず新たな補償」首相談話全文 | 毎日新聞
                                                                              • 日本法令引用 URL

                                                                                202420240221: 令和六年能登半島地震災害の被災者に係る所得税法及び災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律の臨時特例に関する法律20240330: 二千二十七年国際園芸博覧会政府委員の設置に関する臨時措置法20240419: 地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律20240330: 令和六年度出産・子育て応援給付金に係る差押禁止等に関する法律20240405: 令和六年能登半島地震災害に係る住宅再建支援等給付金に係る差押禁止等に関する法律20240111: 令和六年能登半島地震による災害についての激甚災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令20240111: 令和六年能登半島地震による災害についての特定非常災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令20240111: 令和六年能登半島地震による災害についての総合法律支援法第三

                                                                                  日本法令引用 URL
                                                                                • 朝鮮人犠牲者追悼式典への「誓約書」要請に抗議

                                                                                  2020年6月11日、「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」をめぐる東京都の対応に抗議する研究者や弁護士、文化人ら117人が共同声明を出した。内容は以下の通り。 慰霊の公園で死者への差別と 冒涜を許してはならない 東京都に朝鮮人犠牲者追悼式典への「誓約書」要請の再考と 横網町公園の趣旨に反する集会への対処を求める ……………………………… 趣 旨 ……………………………… 東京都は、9月1日に開催される「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼典」に対して都立横網町公園使用のための占有許可を従来通りに出すべきであり、これを排外主義右翼団体「そよ風」が同日同時刻に主催する集会同列に規制するべきではない。 東京都はむしろ、「慰霊の公園」としての横網町公園の趣旨に鑑みて、関東大震災時の死者を冒涜し民族差別を煽動する「そよ風」の集会に対し、東京都人権尊重条例の精神に基づいて対処するべきである。 …………………………