ビル・ゲイツは、昨年母校の高校でスピーチをした際、自分の成功に必要だった考え方について語りました。 公私ともにさまざまな学びがあったというゲイツですが、多忙なリーダーに有益であると述べたことがありました。それは、仕事を他人にうまく任せる能力だったのです。 マイクロソフトの初期、ゲイツにとって他人に仕事を任せるのは簡単ではなかったそうです。 しかし、自分がプログラミングばかりしていては、マイクロソフトが企業として成長する妨げになることを理解していました。そこで、他の人のソフトウエアのプログラミング能力を意識的に信頼するようにしたのです。 つまり、ゲイツは「降参」することを学んだのです。 マイクロソフトが成長するにつれて、彼のマネジメント面の責任も増えていきました。その時こそが、ビジネスにおける人材マネジメントなど自分の不得意な部分を、それを得意とする人たちに任せることを学ぶ機会となったそうで