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リチウムイオン電池の検索結果121 - 160 件 / 532件

  • 新たなリチウムイオン伝導性液体の発見 -水を用いた安全・安価・高性能な超3 V動作リチウムイオン電池へ-:化学システム工学専攻 山田裕貴助教、山田淳夫教授ら

    プレスリリース 研究 2016 2016.08.29 新たなリチウムイオン伝導性液体の発見 -水を用いた安全・安価・高性能な超3 V動作リチウムイオン電池へ-:化学システム工学専攻 山田裕貴助教、山田淳夫教授ら 現在、リチウムイオン電池を上回る高エネルギー密度化を指向して、空気電池、硫黄電池、多価イオン電池、全固体電池などの次世代蓄電池の研究が活発に行われている。これらの蓄電池概念は40年以上もの長い研究開発の歴史があるものの、本質的な問題解決に向けての糸口は得られておらず、実用化されていない。一方で、自動車や家電などさまざまなモノがクラウド上に置かれインターネットを介したスマートな社会制御が行われる「モノのインターネット(IoT)」時代の蓄電池においては、高エネルギー密度化よりもむしろ価格破壊や超生産性に加え、資源・環境・毒性・火災の4大リスクの絶対回避が現実的に必要とされており、それに

      新たなリチウムイオン伝導性液体の発見 -水を用いた安全・安価・高性能な超3 V動作リチウムイオン電池へ-:化学システム工学専攻 山田裕貴助教、山田淳夫教授ら
    • リチウムイオン電池の豆知識 - リチウムイオン電池の豆知識

      リチウムイオン電池とは リチウムイオン電池の特長① エネルギー密度が高い リチウムイオン電池の特長② 大きなパワーが得られる リチウムイオン電池の特長③ 寿命が長い リチウムイオン電池の特長④ その他 リチウムとは リチウムの埋蔵量 リチウムイオンとは リチウムイオン電池の充放電のしくみ - 充電 リチウムイオン電池の充放電のしくみ - 放電 リチウムイオン電池の材料 - 正極材 リチウムイオン電池の材料 - 負極材 リチウムイオン電池の材料 - 電解質 リチウムイオン電池の材料 - セパレータ リチウムイオン電池の種類 ①コバルト系 リチウムイオン電池の種類 ②ニッケル系 リチウムイオン電池の種類 ③マンガン系 リチウムイオン電池の種類 ④リン酸鉄系 リチウムイオン電池の種類 ⑤三元系 リチウムイオン電池の種類 ⑥チタン酸系 リチウムイオン電池の種類 ⑦リチウムポリマー リチウムイオン電

        リチウムイオン電池の豆知識 - リチウムイオン電池の豆知識
      • リチウムイオン電池の寿命を長持ちさせるのは、使い切って満充電?継ぎ足し充電? - 知識連鎖

        携帯電話やノートパソコンでよく使われているリチウムイオン電池(リチウムイオン二次電池、リチウムイオンバッテリー)。あんまり気にしすぎる必要はないと思いますが、どうやって使うと一番長持ちするのでしょう? ちょっと気になって検索してみたのですが、最初に見たところではいきなり真っ向から意見が衝突していました。 私が読んだのは楽天 みんなで解決!Q&Aで、こんな質問内容でした。 リチウムイオン充電池は使い切ってから充電するほうが長持ち? 私が今使っているリチウム充電池はPSPのとPHSのとデジカメのです。前に何かで見たのですが、充電池を長持ちさせる上手な使い方でリチウムならこう、鉛ならこうとかコツが書いてあったんです。確か、鉛蓄電池は使い切ってから充電するのがいいとかあって、リチウムはどうだったか忘れました。それにしても充電池って充電できる回数が決まっていて、それだったらやっぱり、使い切ってから充

        • リチウムイオン電池 お問合せ|18650シリーズリチウムイオン電池の販売・バッテリー製作ならアンテナファースト

          よくあるご質問 Q:納期はどの程度かかりますか? A:在庫ありの商品は基本的に銀行振込確認後より3営業日以内に発送いたします。 在庫確認となっている商品の確認はお問合せフォームよりお願いします。 Q:取り扱い以外の電池対応 A:少ロットでの販売は基本的に対応しておりません。 数量が揃った場合のみ対応いたしますが料金先払いのみの対応となります。 納期は4〜8週間となります。 その他バッテリーパック・商品に関するお問合せは お問合せフォーム よりお願いいたします。 見積りのご依頼はFAXにてお願いいたします。 FAX番号:03-6315-0707 株式会社小林通商 antenna1st宛 --------------------------------------------------------------------------------------------------------

          • こまめな充電で劣化?あたためると復活?「リチウムイオン電池」を上手に使う方法

            せっかく便利な機器を持ち歩いているのに、バッテリー切れを気にして思うように使えないのでは本末転倒。この特集では、ノートパソコンやスマートフォンなどでのバッテリー切れ対策について紹介する。まずは基本的な方法を整理しておこう(図1)。 第1の方法は、ノートパソコンやスマートフォンなどが内蔵するバッテリーを、長時間利用できるように工夫すること。設定や使い方などだ。 第2の方法は、いつでも充電できるように、「モバイルバッテリー」を一緒に携帯すること。容量や出力の合った製品を選ぶ必要がある。 第3の方法は、街中で充電できるように、電源ケーブルなどを携帯すること。ファストフード店やコーヒー店、公共施設などで、電源を使わせてくれるところは多い。 もちろん、この3つの方法のいずれかを選ぶのではなく、ケースバイケースで組み合わせるのが賢明だ。 バッテリー切れ対策では、携帯機器用のバッテリーとして広く使われて

              こまめな充電で劣化?あたためると復活?「リチウムイオン電池」を上手に使う方法
            • EVの課題克服?リチウムイオン電池の後釜

              リチウムイオン電池電解質は有機溶媒で可燃性があり、漏出リスクなど安全性に課題を持つ。ただ、生産手法が確立しており、大規模生産で量産効率は高まる 全固体電池電解質を固体材料に置き換えたことで安全性を高めた。材料の改良が進み、リチウムイオン電池に匹敵するイオン伝導率を持つ試作品も 電池の基本構造は正極と負極があり、その間にイオンの通り道となる電解質が満たされている。電解質として従来の液体の代わりに固体材料を用いているため、全固体電池と呼ばれる。 全固体電池には、リチウムイオン電池に比べて技術的な優位点が幾つもある。まず安全性が高いこと。電解質が固体であることで液漏れが起こらない。また、揮発成分がないか、あってもわずかなため発火しにくい。固体電解質は硬いので、電極に析出する樹枝状結晶(デンドライト)が正極と負極を短絡(ショート)する可能性も低い。 電解質が固体であるためセルの設計自由度が大きく増

                EVの課題克服?リチウムイオン電池の後釜
              • 東大、リチウムイオン電池を代替するナトリウムイオン電池のプロトタイプを完成

                東京大学工学部は4月3日、次世代二次電池のプロトタイプが完成したと発表した。リチウムイオン電池の代替となるナトリウムイオン電池の実現への一歩前進した。 東京大学は長崎大学と共同で、ナトリウムイオン充電池の研究開発を進めている。今回、チタンと炭素で構成されるシート状化合物が多量のナトリウムイオンを吸蔵・放出することを発見、ナトリウムイオン充電池の負極材料として適していることが分かった。 正極側材料としては、鉄と硫黄で構成される素材が適していることが昨年の研究で分かっており、これらの正極・負極を組み合わせてナトリウムイオン充電池を試作したところ、急速充電や長時間の電流供給、繰り返しの充放電に対する安定性など、次世代電池に必要な性能を満たしていることを確認したという。 現在、リチウムイオン充電池は携帯電話やEVなど多種多様な用途に使われているが、リチウムやコバルトといった元素は希少な元素であり、

                  東大、リチウムイオン電池を代替するナトリウムイオン電池のプロトタイプを完成
                • 東工大、世界最高性能のリチウムイオン電池用固体電解質を開発 | スラド サイエンス

                  東工大菅野研、高エネルギー加速器研究機構 (KEK)、トヨタ自動車の研究グループがこれまでで最高のリチウムイオン伝導性を持つ物質Li10GeP2S12 を発見した (東工大 最近の研究成果のページ、doi:10.1038/nmat3066より) 。物質設計から合成、構造解析、特性評価まで行った、基礎研究としてきわめて完成度の高い研究成果である。 室温 (27 ℃) での導電率は 12 mS/cm に達する。これまでの最高レベルのリチウムイオン固体電解質と比べて、一桁大きな性能を持ち、現在使用されている有機系液体電解質をも凌駕する導電率をしめす。これによって、電解質にも無機固体を使用した全固体電池の性能が大幅に向上することが期待される。 全固体電池は安全性に極めて優れるものの、これまでは電解質の性能が十分でなく実用レベルの性能を持たせることが難しかった。これを機にリチウムイオン電池の世代交代

                  • 電気容量が2倍に、全固体リチウムイオン電池の新しい負極材料を開発

                    東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の磯部寛之氏らの研究グループは、全固体リチウムイオン電池用の負電極材料として、黒鉛電極の2倍以上の電気容量を実現する新材料を開発した。防腐剤などに利用されるナフタレンから作った「穴あきグラフェン分子」(以下、CNAP)という材料を活用したもので、充放電を65回繰り返しても電気容量を保てたという(図1)。 あらゆる分野で蓄電池のニーズが高まる中で、リチウムイオン電池のさらなる高性能化に向けた基本材料の研究が進んでいる。その中でもより電気容量の大きな負電極材料の研究開発にも注目が集まっている。一般的に負電極材料には軽量かつ大きな電気容量を持つ黒鉛(グラファイト)が利用されている。しかし最近、ナノカーボンとも呼ばれるグラフェンやカーボンナノチューブが新しい炭素材料として登場し、電気容量を2〜3倍にまで大容量化ができる可能性が分かってきたためだ。

                      電気容量が2倍に、全固体リチウムイオン電池の新しい負極材料を開発
                    • 祝ノーベル化学賞 吉野博士が語ったリチウムイオン電池の本当の凄さ(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

                      繰り返し使っても「性能が落ちない」電池 2019年のノーベル化学賞に、旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)ら3人が選ばれた。授賞理由は「リチウムイオン電池の開発」。日本人の化学賞受賞は9年ぶりの快挙だ。 「リチウムイオン電池」の始まりは1970年代に遡る。今回、吉野氏と共同受賞した米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校(当時はエクソン所属)のマイケル・スタンリー・ウィッティンガム教授が、初めて電極にリチウムを使用した電池を開発した。しかし、反応が不安定なため実用化には至らなかった。 その後、共同受賞した米テキサス大学(当時はオックスフォード大学)のジョン・グッドイナフ教授が、1980年にコバルト酸リチウムを素材にした電池の正極を開発。 さらに、旭化成の研究員だった吉野氏が電気を通すプラスチック「ポリアセチレン」が負極側の素材に適していることを突き止めた。最終的に吉野氏は炭素素材を用いた負極を

                        祝ノーベル化学賞 吉野博士が語ったリチウムイオン電池の本当の凄さ(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
                      • CGR18650CH リチウムイオン電池タブ付(同方向)

                        ■【仕様】 型番:CGR-18650CH 公称容量:2250mAh 保証容量:2150mAh 平均電圧: 3.6V サイクル寿命:300回以上 重量:44g サイズ:18.6mm x 65.2mm (タブ含まず) 連続放電流:10A Panasonic社製 仕様書:ダウンロード PSE取得済 セルバランス済 ■【製品特徴】 リチウムイオン電池は他の充電地と比べてエネルギー密度が高く、メモリー効果もありません。 タブ付なのでノートパソコンやポータブル機器の内臓電池の交換に最適です。 ■【対応機種】 ノートブックパソコン、カメラ一体型ビデオ、ラジコンなど ※両極にタブ(ニッケル板)が溶接済なので交換作業が簡単です タブを半田留めすると熱でセパレーター(安全システム)を痛める可能性がありますが、 スポット溶接なのでセパレーターに負担をかけておりません。 充電、使用、組立てはお客様の自己責任にてご

                        • なぜリチウムイオン電池は膨らむ? 電解液を劣化させる「過充電」「過放電」とは

                          なぜリチウムイオン電池は膨らむ? 電解液を劣化させる「過充電」「過放電」とは:今こそ知りたい電池のあれこれ(1)(1/2 ページ) 電池業界に携わる者の1人として、電池についてあまり世間に知られていないと感じる点や、広く周知したいことを、ささやかながら発信していきたいと思います。まずは連載第1回となる今回から数回にわたり、私たちの生活には欠かせない「リチウムイオン電池」の安全性について解説していきます。 突然ですが、皆さまは「電池」と聞いたときに何を思い浮かべますか? テレビのリモコンや子どものおもちゃに使う「乾電池」、体温計に使う「ボタン電池」、クルマに積んでいる「鉛蓄電池」、お手元のスマートフォンやノートPCに必要な「リチウムイオン電池」、最近あちこちで目にする「太陽光パネル」(太陽電池)も広義で解釈すれば電池の一種といえるでしょう。電池というものは今や私たちの生活のありとあらゆる場面

                            なぜリチウムイオン電池は膨らむ? 電解液を劣化させる「過充電」「過放電」とは
                          • リチウムイオン電池…発火事故急増のワケ

                            【読売新聞】 ノートパソコンやスマートフォンに使われるリチウムイオンの電池や充電器(モバイルバッテリー)が発火するなどの事故が急増している。重傷を負ったケースもあり、NITE(ナイト、独立行政法人製品評価技術基盤機構)が注意を呼びか

                              リチウムイオン電池…発火事故急増のワケ
                            • 鉛バッテリーがリチウムイオン電池を超える、古河電工がバイポーラ型蓄電池で

                              鉛バッテリーがリチウムイオン電池を超える、古河電工がバイポーラ型蓄電池で:材料技術(1/2 ページ) 古河電気工業と子会社の古河電池は、鉛バッテリーをベースにした「バイポーラ型蓄電池」を共同開発したと発表した。再生可能エネルギーの発電量変動抑制に用いられる長周期向けとなっており、電力貯蔵用蓄電システムを構築する場合にリチウムイオン電池と比べてトータルコストを半減できるとする。 古河電気工業(古河電工)と子会社の古河電池は2020年6月9日、オンラインで会見を開き、鉛バッテリーをベースにした「バイポーラ型蓄電池」を共同開発したと発表した。再生可能エネルギーの発電量変動抑制に用いられる長周期向けとなっており、電力貯蔵用蓄電システムを構築する場合にリチウムイオン電池と比べてトータルコストを半減できるとする。2021年度中にサンプル出荷、2022年度に製品出荷を開始する予定だ。 鉛バッテリーのバイ

                                鉛バッテリーがリチウムイオン電池を超える、古河電工がバイポーラ型蓄電池で
                              • リチウムイオン電池よ、お前もか《訂正あり》

                                電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車などの電動車両の市場投入が活発化する中で、その肝を握るLiイオン2次電池の企業動向に注目が集まっている。特に目立つのが、韓国メーカーの攻勢だ。日本メーカーにとっては、DRAMや液晶パネルで韓国メーカーに負けた苦い体験とだぶって見える。 ソニーが1991年に世界で初めてLiイオン2次電池を製品化して以来、しばらくは同社に加えて三洋電機やパナソニックなど日本メーカーの独壇場だったのが、このところSamsung SDI社やLG Chem社といった韓国メーカーがシェアを伸ばしているのである。 『日経エレクトロニクス』が2010年1月11日号に掲載した特集「Liイオン電池 新時代へ」によると、日本メーカーのシェアは2000年ごろにはほぼ100%だったが、2003年には約64%になり、2008年度は半分を割りこんでしまった。その代わりに伸びているのが、韓国や中国メ

                                  リチウムイオン電池よ、お前もか《訂正あり》
                                • リチウムイオンバッテリーの製造品質への取組み|18650シリーズリチウムイオン電池の販売・バッテリー製作ならアンテナファースト

                                  当社では納入後に独自基準でに基づいたセルの特性測定しセルバランスを揃えております。 社内工場では工程管理も十分注意しておりますので安定した品質の製品を提供できます。 当社はパナソニックが世界で数社しか契約していない、電池セル供給先でもあります。 この契約を遵守するために必要な、ISO等の厳しい工程管理・品質管理を満たし 安全な電池を製造するための様々な管理を社内にて行っております。 技術教育風景                 バッテリー製造工程 また長年のバッテリー製造によるノウハウを継承・進歩させ、日進月歩する技術と 多様化するお客様のニーズに対応出来るよう社内での技術教育等を行っております。 -------------------------------------------------------------------------------------------------

                                  • NEC、リチウムイオン電池撤退へ 投資負担重く - 日本経済新聞

                                    NECはリチウムイオン電池事業から撤退する。電極を生産する子会社を中国の投資ファンド、GSRグループに売却することで最終調整に入った。電気自動車(EV)向け車載リチウムイオン電池は日中韓の電池メーカーによる巨額投資が繰り広げられ、優勝劣敗が進みつつある。フランスに続き、英国が2040年にガソリンなど化石燃料で走るエンジン車の販売を禁ずる方針を発表。EVなどに使う車載電池の世界市場は25年に16

                                      NEC、リチウムイオン電池撤退へ 投資負担重く - 日本経済新聞
                                    • 朝日新聞デジタル:エアバス、リチウムイオン電池採用せず 最新鋭A350 - 経済・マネー

                                      欧州の航空機メーカー大手エアバスは、最新鋭の中型機「A350」にリチウムイオン電池を採用しないことを決めた。旅客機で初めて同電池を採用した米ボーイングの787型機のトラブルで、同電池式のバッテリーの問題が指摘されていることに伴う措置。  事故原因が明らかにならない段階でリチウムイオン電池を採用すると、日米の航空当局の調査結果によっては、A350の就航に向けたスケジュールに遅れが出かねないと判断した。代わりに、航空機で広く使われているニッケル・カドミウム電池を採用する。  A350は、787型機などに対抗して開発中の機体で、仏サフト社からリチウムイオン電池の供給を受ける予定だった。1月末時点で582機を受注しており、今年夏に試験機の初飛行、2014年度中に初号機の引き渡しを計画している。将来、リチウムイオン電池に積み替える可能性は残すという。 関連記事〈ロイター〉欧州エアバス、次世代A350

                                      • リチウムイオン電池を上手に使う方法 バッテリー-ベイサン

                                        リチウムイオン電池の寿命をいくつかの観点から考えてみましょう。 メーカーが発表しているリチウムイオン電池(単セル)の寿命は、300サイクルでおおむね70~80%、500サイクルでおおむね50~70%となっています。 ユーザが実際にノートパソコンや携帯電話を使用していて感じている電池の寿命に一致しているでしょうか。 携帯電話の場合は、夜寝ている間は充電台に載せ、昼間は使用というケースだと、1年間で300回程度充電していることになるでしょう。 しかし、1年後に新品当時の70~80%の使用時間はないというのが実感でしょう。 もともと、毎日充電するといっても、完全放電-満充電というサイクルではなく、一日に使った満充電容量の50%程度を継ぎ足ししているに過ぎない。 そもそもリチウムイオン電池はメモリー効果がないことを売りにしているのだから、継ぎ足し充電は寿命に影響しないはずである。と思いますよね。

                                        • 朝日新聞デジタル:リチウムイオン電池のシェア 韓国が日本抜く - ビジネス・経済

                                          印刷 関連トピックスソニーパナソニックリチウムイオン電池の世界シェア  パソコンや携帯電話に使うリチウムイオン電池の2011年の世界シェア(出荷量ベース)で、韓国勢が初めて日本勢を抜いてトップとなった。日本勢は円高を受けた価格競争力の低下や、東日本大震災による生産の落ち込みでシェアが低下した。  民間調査会社テクノ・システム・リサーチが5日、発表した。11年のシェアは韓国メーカーの合計が39.5%、日本メーカーは34.8%。10年は韓国34.1%に対し、日本40%だった。  メーカー別でみると、首位は、10年トップの三洋電機を統合したパナソニックで23.5%(前年比2.3ポイント減)。2位は、わずかの差で23.2%(同3.5ポイント増)の韓国サムスンSDIだった。次いで韓国LG化学の16.2%(1.8ポイント増)、ソニー8.5%(2.9ポイント減)。 購読されている方は、続きをご覧いただけ

                                          • 使用済みリチウムイオン電池のリサイクルは今、どうなっているのか

                                            使用済みリチウムイオン電池のリサイクルは今、どうなっているのか:今こそ知りたい電池のあれこれ(10)(1/3 ページ) 今回から数回にわたり、原料の再資源化(リサイクル)や電池の再利用(リユース)といった「持続可能な開発」のために希少な資源をいかに有効活用していくかといった技術や取り組みについて解説していきたいと思います。 2022年となり、本連載「今こそ知りたい電池のあれこれ」も2年目を迎えました。 2021年はMONOist オートモーティブ 年間ランキング2021において、この連載から2位に「なぜリチウムイオン電池は膨らむ? 電解液を劣化させる「過充電」「過放電」とは」、3位に「リチウムイオン電池で発熱や発火が起きる要因を整理しよう」がランクインするなど、多くの皆さまに読んでいただき、誠にありがとうございます。 今後も何かのお役に立つかもしれない「電池のあれこれ」をささやかながらも発

                                              使用済みリチウムイオン電池のリサイクルは今、どうなっているのか
                                            • 有機溶媒電解液にかわる水系のリチウムイオン伝導性液体発見 - 安価、安全、高性能なリチウムイオン電池実用化に道

                                              有機溶媒電解液にかわる水系のリチウムイオン伝導性液体発見 - 安価、安全、高性能なリチウムイオン電池実用化に道 不燃、無毒、安価な"水"をベースとした新たなリチウムイオン伝導性液体「常温溶融水和物」を、東京大学大学院の山田淳夫教授、山田裕貴助教らの研究グループが発見した。

                                                有機溶媒電解液にかわる水系のリチウムイオン伝導性液体発見 - 安価、安全、高性能なリチウムイオン電池実用化に道
                                              • リチウムイオン電池を“薄型テレビ”にしてはいけない:日経ビジネスオンライン

                                                気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 昨年4月頃からの「2次電池によるイノベーションを実現する」という流れは驚くほど強い。こんな経済危機の中にあっても新規に決まっている大型設備投資は電池関係だけと言ってもいいぐらいだ。 「性能のいいリチウムイオン電池を作るだけで環境・エネルギー問題が大きく進展していく」という考えにも、大きな変化が生じている。電池という要素技術単独での進歩だけでなく、電池を使った新しい社会システムを作ることの重要性に気づいてくれる人が増えたのだ。電池を使った新しい社会システムや新しいビジネスモデルや新しい知財を創造することが大切なのだ。 それでも、「モノ作り」に徹する日本の製造業の方々の意識改革はなかなか進んでいないようだ。 製造業の方々にビジネスを社会システムと

                                                  リチウムイオン電池を“薄型テレビ”にしてはいけない:日経ビジネスオンライン
                                                • リチウムイオン電池のはなし~1~ | Chem-Station (ケムステ)

                                                  Tshozoです。 電池も化学、ということで少し背伸びをして電池のことを。まず最初ということで、ノーベル賞候補に何度も挙がっているリチウムイオン電池の発明者のひとり、旭化成フェローであられる吉野彰 博士(以下吉野フェローとさせていただきます)が対外的に発表された資料をもとに、ポイントが何であったかを絞って書いていこうと思います。 吉野彰(よしの あきら) 博士 ご尊顔 日本化学会のWebサイトより引用 【はじめに】 電池は基本的には高校で学ぶ「ヘスの法則」に基づいていて、各材料の状態差をもとにした自由エネルギーが発生される活力の根源になります。なおヘスの法則は熱力学におけるカルノーの定理を含んでいて、結局「温度差を生み得る材料の状態差は、どこでも仕事の発生が可能である」ということ、これが電池の基本概念となります。 たった1本の論文で世界を変えたイケメンカルノーとその論文「火の動力」の表紙

                                                  • リチウムイオン電池の発火事故 5年で274件 | NHKニュース

                                                    スマートフォンなどに使われる「リチウムイオン電池」が発火するなどした事故は、昨年度までの5年間に270件余りに上っていて、NITE=製品評価技術基盤機構は、リコールの対象の製品は速やかに使用をやめるとともに、誤った使い方も事故につながるとして、ふだんから丁寧に扱うよう呼びかけています。 このうち75件が火災などにつながったほか、やけどなどのけがをしたケースも4件ありました。 原因別に見ると、製品の不具合によるものが127件と最も多く、このうち、リコールの対象となっていた製品の事故は68件と半数を占めている一方、リコールの対象外のものも60件近くありました。 また、原因がわからないケースも28件に上っていますが、どのケースでも、落として変形した電池をそのまま使うなどの誤った使い方が目立つということです。 NITEは、リコールの対象の製品は速やかに使用をやめるとともに、無理な力を加えるなどの不

                                                    • GSユアサ、日本初の潜水艦搭載リチウムイオン電池を量産開始 | レスポンス(Response.jp)

                                                      GSユアサの子会社であるジーエス・ユアサ テクノロジー(GYT)は、防衛装備庁と契約した「海上自衛隊向け潜水艦搭載リチウムイオン電池」の量産を3月より開始すると発表した。 現在、日本の潜水艦には動力源として鉛蓄電池が搭載されているが、2015年度以降に建造を開始される潜水艦からは、鉛蓄電池に代わってリチウムイオン電池が搭載されることになる。 GYTは1990年代から潜水艦に搭載するリチウムイオン電池の開発を始め、2000年代前半に防衛庁技術研究本部(当時)と三菱重工業が契約した「潜水艦用新型主蓄電池の研究試作」に参画した。長年にわたる潜水艦用鉛蓄電池の製造により得た豊富な経験と実績をもとに、潜水艦用リチウムイオン電池の開発を完了させ、2015年度に防衛装備庁と契約を締結。今後は2017年3月に向けて量産体制を整え、2018年8月に海上自衛隊へ納入する予定だ。 《纐纈敏也@DAYS》

                                                        GSユアサ、日本初の潜水艦搭載リチウムイオン電池を量産開始 | レスポンス(Response.jp)
                                                      • リチウムイオン電池の安全基準緩和の動きに激怒! 文系ネオリベの馬鹿野郎どもが技術立国・日本を滅ぼす - kojitakenの日記

                                                        このニュースには怒り心頭に発した。 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110302/mca1103020501004-n1.htm 刷新会議「仕分け」対象 競争力向上目指す リチウム電池関連で規制緩和 2011.3.2 05:00 政府は、消防法で厳格に定められているリチウムイオン電池の取り扱いに関する規制を緩和する方針を固めた。工場施設や保管などで国際的な基準よりも規制が厳しい現行制度を、技術の進展などを考慮して見直し、産業界の過度な負担を減らして国際競争力の向上を図る。 菅直人首相が議長を務める行政刷新会議が6、7日に開く「規制仕分け」の対象に盛り込み、消防庁に今月中の検討開始を指示する。ただ、消防庁は安全面の懸念を指摘しており、実施までには曲折も予想される。 リチウムイオン電池は電気自動車やパソコン、携帯電話などの電子機器に幅広く使われ、需要が急速

                                                          リチウムイオン電池の安全基準緩和の動きに激怒! 文系ネオリベの馬鹿野郎どもが技術立国・日本を滅ぼす - kojitakenの日記
                                                        • パナソニック、超小型リチウムイオン電池を開発

                                                          ウェアラブルデバイスには欠かせない電池になりそう。 パナソニックのオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、ピン型リチウムイオン電池の製品化を発表しました。「CG-320」と呼ばれるこの電池は、近年のウェアラブルデバイスなどの小型機器の電源と相性がよく、Bluetoothなどの近距離無線通信にも対応しているそう。 大きさは直径3.5mmで高さが20mmです。単四電池の約20分の1で業界最小サイズなんだそう。この小ささからGoogle Glassのようなメガネ型ウェアラブルデバイスや電子ペンなどにもぴったりなんだとか。 電池はくり返し使え、容量は13mAhで最大充電電圧は4.20Vとなっています。非常に細い形状を保ちつつ、従来のリチウムイオン電池と同じ「スパイラル電極構造(渦巻き構造)」を採用することで、高出力化を実現する仕組み。外装缶はステンレス製で、膨張などの変形に強い設計となっ

                                                          • リチウムイオン電池シェア、韓国勢が日本勢を初めて逆転

                                                            [東京 1日 ロイター] 調査会社テクノ・システム・リサーチによると、2011年4―6月期の民生用リチウムイオン電池の出荷シェアで、韓国メーカーが日本メーカーを初めて上回った。 リチウムイオン電池は「日本が生んだ蓄電池」で、1991年にソニー6758.Tが商品化して以来、日本メーカーが世界市場を主導してきたが、円高・ウォン安を背景に過去3年間で韓国勢が急速に追い上げ、東日本大震災で日本からの供給が不足した4―6月期に初の逆転となった。 11年4―6月期の出荷シェアは、日本勢が33.7%に対して、韓国勢が42.6%。1―3月期には、日本勢が38.0%、韓国勢が37.7%と、ほぼ同水準になっていた。 民生用リチウムイオン電池の定義は、パソコン、デジタルカメラ、携帯電話などに使われる小型電池で、自動車用の大型電池は含まない。リーマンショック前の08年4―6月期には、日本勢50.5%に対して、韓国

                                                              リチウムイオン電池シェア、韓国勢が日本勢を初めて逆転
                                                            • スズキ・東芝・デンソーの3社がインドでの自動車用リチウムイオン電池パック製造会社の設立で基本合意

                                                                スズキ・東芝・デンソーの3社がインドでの自動車用リチウムイオン電池パック製造会社の設立で基本合意
                                                              • .B787のリチウムイオン電池の行く末のナゾ - 今日の必ずトクする一言 -- TODAY'S REMARK --

                                                                想いにかたちはありません。 それでも確かに存在して、人と世界を動かします。 お客さまの想いをくみ取り、解決策を提案する。 多彩なアイディアと技術を駆使して、効果をもたらすまで実行する。 私たちの取組みで、お客さまの想いをあまねく伝える。 伝わる想いで、人と世界を彩り豊かに変えていく。 「明日を今日よりあざやかに」 それがQTmediaの想いです。

                                                                  .B787のリチウムイオン電池の行く末のナゾ - 今日の必ずトクする一言 -- TODAY'S REMARK --
                                                                • 年末の大掃除 リチウムイオン電池やスプレー缶の廃棄に注意を | NHK

                                                                  年末の大掃除の時期を迎える中、東京消防庁は、処分する際に火災が相次いでいるリチウムイオン電池を含む製品やスプレー缶を、適切な方法で廃棄するよう注意を呼びかけています。 東京消防庁によりますと、スマートフォンのバッテリーなどに使用されるリチウムイオン電池は、可燃性の有機溶剤が使われていて、強い衝撃を加えると発火するおそれがあるということです。 ことしに入ってから今月5日までに、リチウムイオン電池が関係する火災は都内で116件発生し、ノートパソコンを処分しようと工具で衝撃を与えたり、スマートフォンを分解してバッテリーを交換したりする際などに出火したケースがあったということです。 通常のごみと一緒に捨てられたリチウムイオン電池によるごみ収集車の火災も相次いでいるということです。 また、使い終わったスプレー缶を処分しようと、室内で缶に穴を開けたりガス抜きをしたりした際に引火したケースも相次いでいる

                                                                    年末の大掃除 リチウムイオン電池やスプレー缶の廃棄に注意を | NHK
                                                                  • NEC、リチウムイオン電池事業を中国企業に売却

                                                                    NECは2018年8月3日、リチウムイオン電池事業を手掛ける100%子会社「NECエナジーデバイス」の全株式を中国企業に売却すると発表した。売却先は再生可能エネルギー事業者であるエンビジョングループのエンビジョン・エレクトローズである。

                                                                      NEC、リチウムイオン電池事業を中国企業に売却
                                                                    • 韓国で破れた夢、日本で咲かせるリチウムイオン電池の部材で急成長ダブル・スコープ社長 崔 元根

                                                                      起業人 先達の苦難の道のりには、汗と涙に彩られた無数のドラマがある。そして、起業家達の苦闘の中には明日への成功のヒントとノウハウが凝縮されている。 バックナンバー一覧 キラキラ輝く高級ハイブリッドカー。ドイツの自動車メーカーのBMWが昨年12月、東京モーターショーでお披露目したエコカーの最新シリーズに、ある日本のベンチャー企業が大切に育ててきた部材が使われていることを知る人は少ない。 ダブル・スコープは、スマートフォンから電気自動車まで幅広く使われている、リチウムイオン電池のセパレーター(分離膜)と呼ばれるフィルムを作る材料メーカーだ。日本に本社、韓国に工場を抱えており、約130人の社員が日々開発から営業まで奔走している。 じつはこのセパレーターは、これまで大手化学メーカーの独壇場だった。 なぜなら高い開発力に加えて、工場には10億円単位の設備投資がいる。さらに家電やクルマの安全性を守るた

                                                                      • リチウムイオン電池事業、社員2割減 パナソニック - 日本経済新聞

                                                                        パナソニックは不振のリチウムイオン電池事業の再建に向け、同事業の国内従業員の2割程度にあたる約600人を削減する。携帯電話やパソコン向けの小型電池は韓国勢との競争が激しく、中国工場に移管を進めコスト競争力を高める。国内生産は成長分野の車載用に注力する。2016年3月期までに全事業の黒字化を目指しており、電池事業も収益力強化を急ぐ。パナソニックのリチウムイオン電池事業は売上高が3000億円弱とみ

                                                                          リチウムイオン電池事業、社員2割減 パナソニック - 日本経済新聞
                                                                        • 焦点:リチウムイオン電池は「爆弾」か、サムスンが課題露呈

                                                                          10月13日、韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火問題で、高性能リチウムイオン電池が抱える安全面の課題が浮き彫りになった。写真は、サウスウエスト機内で発煙した同機種。持ち主のブライアン・グリーンさんが6日提供(2016年 ロイター/Brian Green/Handout via REUTERS) [シンガポール 13日 ロイター] - 韓国サムスン電子<005930.KS>の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火問題で、高性能リチウムイオン電池が抱える安全面の課題が浮き彫りになった。

                                                                            焦点:リチウムイオン電池は「爆弾」か、サムスンが課題露呈
                                                                          • asahi.com(朝日新聞社):リチウムイオン電池、韓国企業が一気に台頭 - ビジネス・経済 (1/3ページ)

                                                                            米ミシガン州で開かれた工場の起工式でLGグループの具本茂会長(右)と握手するオバマ米大統領=LG化学提供パナソニックが3月に稼働させたリチウムイオン電池工場。最大で年間6億個を生産できる=大阪市住之江区  携帯電話やパソコンに使うリチウムイオン電池は、日本の電機産業がいま最も世界で輝いている分野といえる。しかし最近、成長著しいエコカー向けで韓国企業の攻勢が目立つ。かつて圧倒的にリードしながら韓国勢に追い抜かれた、半導体や液晶パネルの「二の舞い」になると心配する声も出る。 ■自動車向けに力  7月半ば、米ミシガン州ホランドで、韓国LG化学のリチウムイオン電池工場の起工式があった。2013年までに電気自動車(EV)向けで年6万台分の電池の生産能力を確保する。すでに米ゼネラル・モーターズ(GM)のEV「シボレー・ボルト」への搭載が決まっている。  起工式にはオバマ米大統領も出席。LG化学は「外国

                                                                            • ノーベル化学賞に吉野彰さん リチウムイオン電池の開発で

                                                                              スウェーデン王立科学アカデミーは10月9日(現地時間)、今年のノーベル化学賞に、リチウムイオン電池を開発した業績で、旭化成の吉野彰さんなど3人を選出したと発表した。 受賞したのは、旭化成の名誉フェローで、名城大学で教授を務める吉野彰さんと、米テキサス大学オースティン校のジョン・B・グッドイナフ教授、米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のM.スタンリー・ウィッティンガム特別教授の3人。リチウムイオン電池の開発で、スマートフォンやノートPCなど電子機器の長時間モバイル駆動の実現につながった業績が評価された。 吉野彰さんは、グッドイナフ教授のプラス電極に関する研究をベースに、マイナス電極に炭素繊維を用いることで、初の商業的なリチウムイオン電池を1985年に開発した。 スウェーデン王立科学アカデミーはリチウムイオン電池について、「軽量で耐久性があり、数百回も繰り返し充電できる。私たちの生活に革命を

                                                                                ノーベル化学賞に吉野彰さん リチウムイオン電池の開発で
                                                                              • パナソニック、メガネのつるに搭載も--直径3.5mmの超小型リチウムイオン電池

                                                                                パナソニックのオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は10月3日、直径3.5mmのピン形リチウムイオン電池「CG-320」を開発したと発表した。円筒形二次電池として業界最小サイズになる。2015年2月に量産、出荷開始を予定している。 ピン形リチウムイオン電池は、直径3.5mm×高さ20mm、重量約0.6gの円筒形デザインで、ボールペンやメガネ、ウェアラブル機器などへの搭載が可能になるという。 公称容量は13mAhで、最大充電電圧は4.20V。従来の円筒形リチウムイオン電池と同じスパイラル電極構造(渦巻き構造)を採用することで、正極・負極の反応面積を大きくすることに成功し、高出力化を実現した。 本体にはステンレス外装缶を採用し、高い信頼性を確保。CG-320のほか、直径4.5mm×高さ25mmで、公称容量30mAhの「CG-425」と直径4.5mm×高さ35mmで、公称容量50mAh

                                                                                  パナソニック、メガネのつるに搭載も--直径3.5mmの超小型リチウムイオン電池
                                                                                • 日本製最新鋭潜水艦「おうりゅう」、世界が「リチウムイオン電池」初搭載に注目

                                                                                  海上自衛隊の「そうりゅう型」潜水艦の最新鋭艦「おうりゅう」が今月4日、進水した。潜水艦としては世界で初めてリチウムイオン電池を搭載するなど、その最新技術は海外からも注目されている。 ◆航続距離・連続潜航時間が大幅に向上 「おうりゅう」は、2005年から三菱重工と川崎重工が建造する「そうりゅう型」の11番艦。海上自衛隊の呉及び横須賀基地に1番艦「そうりゅう」から9番艦「せいりゅう」までが配備済みだ。昨年11月に進水した10番艦「しょうりゅう」は来年3月に横須賀に配備される予定。今回進水式を迎えた「おうりゅう」は2020年就役予定で、昨年1月に着工した12番艦も来年進水・2021年就役となる予定だ。 「おうりゅう」は、これまでの「そうりゅう型」から大きな発展を遂げた。その肝となった技術が、リチウムイオン電池だ。スマートフォン、ノートパソコン、デジタルカメラなどの小型家電では既に普及しているが、

                                                                                    日本製最新鋭潜水艦「おうりゅう」、世界が「リチウムイオン電池」初搭載に注目