藤沢市は8日、相鉄いずみ野線の延伸構想(湘南台-寒川町倉見)で、中間駅に当たる2駅の設置予定地を明らかにした。 新駅は石川地区のA駅と遠藤地区のB駅。A駅はイトーヨーカドー湘南台店の北側市道地下への整備を予定している。B駅は慶応大湘南藤沢キャンパス(SFC)近くの藤沢慶応前郵便局東側を予定地とし、高架駅と想定されている。両駅間は約1・3キロ。 いずみ野線の延伸は、既存の二俣川-湘南台間を西へ延ばし、東海道新幹線新駅誘致を進める「ツインシティ計画」の寒川町倉見地区までの約8キロを結ぶ構想。国土交通省の交通政策審議会が昨年4月に了承した答申案に盛り込まれている。同案では2030年までに造るべき鉄道路線の一つに位置付けられた。 これを受け、今年5月、いずみ野線延伸構想連絡協議会は2駅の設置予定地を大筋で合意した。 慶応大湘南藤沢キャンパスを含む「健康と文化の森地区」の一部は、昨年11月に市街化区