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古生物学の検索結果321 - 360 件 / 945件

  • なんだこれ…古代クジラの化石から無数の咬み傷が見つかる

    なんだこれ…古代クジラの化石から無数の咬み傷が見つかる2019.08.30 18:0073,223 Jeanne Timmons - Gizmodo US [原文] ( satomi ) 古代ゴジラ? 翼竜ペラゴルニスとホオジロザメに包囲され、脂の乗った体を噛まれ、舌、頭、ついには骨だけになって海底にホロホロと沈んで200万年余り。パナマのブリカ半島からそんな死闘を連想させる傷だらけのクジラの骨が見つかり、なんなんだこの歯形は!と熱い注目を集めています。 発見したのはJoaquín Atencio教授と教え子のJoel Orocú君、Patricio Pimentel君、Joel君のお父ちゃんのFélix Orocúさん。 Image: Carlos Jaramillo化石ハンターのみなさま。赤シャツがパパ、シャベルが息子。あとはプンタブリカ大学とCaña Blanca小学校の子たち教授か

      なんだこれ…古代クジラの化石から無数の咬み傷が見つかる
    • 最古の寄生虫が発見される! 寄生虫っていつから存在するの? - ナゾロジー

      寄生虫は現代ではありふれた存在ですが、この不思議な嫌生物は一体いつから存在しているのでしょうか? 古生物学の研究では、寄生という関係性を見出すことが困難なために、この寄生虫の発見や進化の様子は、思ったよりも進んでいません。 1500万年前の琥珀からマダニが見つかったり、羽毛恐竜の化石からシラミの痕跡が見つかるなど、現代にも生息している寄生虫が発見されることはありますが、古代にだけ存在した寄生虫は発見がかなり難しいのです。 そんな中、今回ははっきりと寄生虫と断定できる化石が発見されました。それはなんと5億年以上前のものです。 これは今まで発見された中でも最古の寄生虫です。一体、5億年前にはどんな寄生虫がいたのでしょうか。 やっかいな寄生虫の特定寄生とは一般的に、ある生物が宿主となる別の生物を利用することで「栄養などを収奪して生命を維持する継続的な関係」と定義されています。 ここには共生も含ま

        最古の寄生虫が発見される! 寄生虫っていつから存在するの? - ナゾロジー
      • ノーチラス号の冒険譚 -オウムガイの浮力調節について- - 地底たる謎の研究室

        題名:ノーチラス号の冒険譚 -オウムガイの浮力調節について- 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 ここでの記事にも示したように、オウムガイは南太平洋~オーストラリア近海の水深100~600mの海中に生息している。そのため、そこに潜ると、オウムガイと出合う確率も高い。このたび、許可を得て、ダイビングの末に、そこの近海にて偶然にも一体のオウムガイにめぐり合うことができた。そこで、筆者は、そのオウムガイに個体識別として命名した。それが”号”である。オウムガイは、学名がNautilus pompiliusとなることから、オウムガイ属として総称すると、Nautilus(ノーチラス)ともできる1)。そのことから、めぐり合えたオウムガイは、通称:Nautilus(ノーチラス)号といえよう。という、やや冗談めいた話題になるが、そのオウムガイのノーチラス号はどのように泳ぎ、生息しているのかにつ

          ノーチラス号の冒険譚 -オウムガイの浮力調節について- - 地底たる謎の研究室
        • 交尾中のカメの化石、脊椎動物では初

          化石化した交尾中の古代のカメ(学名:Allaeochelys crassesculpta)。オス(左)の方がメスより小さいという特徴も手伝って、交尾中であることが判明した。 Photograph courtesy Stephan Schaal, Senckenberg Society ドイツの研究チームがこのほど、脊椎動物では初の例となる交尾中のつがいのカメの化石を発見したと発表した。化石における史上初の発見の興奮と共に、もう1つの謎についても解明が進みそうだ。4700万年前のカメの化石は、先史時代の湖が世界有数の化石の宝庫になった経緯についても、手がかりを与えてくれている。「つがいの化石だけでも、世界に類を見ない発見だ」と、研究を率いたウォルター・ジョイス(Walter Joyce)氏は語っている。「このような姿で発掘された脊椎動物の化石は他に例がない」。 このカメのつがいの化石が見つか

            交尾中のカメの化石、脊椎動物では初
          • 王立協会科学図書賞作家が語る SF的未来と「第四次産業革命」の行方とは?

            「ネイチャー」シニアエディター。元カリフォルニア大学指導教授。一九六二年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。一九八七年より科学雑誌「ネイチャー」の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター。ただし、仕事のスタイルは監督というより参加者の立場に近く、羽毛恐竜や最初期の魚類など多数の古生物学的発見に貢献している。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も制作。本書の原書“A(Very)Short History of Life on Earth”は優れた科学書に贈られる、王立協会科学図書賞(royal society science book prize 2022)を受賞した。 超圧縮 地球生物全史 絶賛の書評、続々! 売れています! 地球誕生から何十億年もの間、この星はあまりにも過酷だった。

              王立協会科学図書賞作家が語る SF的未来と「第四次産業革命」の行方とは?
            • カメ化石は新種、岩手 9千万年前の東北、熱帯か | 共同通信

              岩手県久慈市の久慈琥珀博物館は23日、2008年に同市の約9千万年前の地層から見つかったカメの一種「アドクス」の化石が新種と分かったと発表した。甲羅の長さが約50センチと大きく、全長約70センチと推定。変温動物のカメが大型化していることは、当時の東北地方が現在の東南アジアに似た熱帯気候だったことを示すという。 共同調査に当たった早稲田大の平山廉教授(古生物学)が「アドクス・コハク」と命名した。平山教授によると、約40個の破片に分かれているが、ほぼ完全な甲羅が残っていた。同じ地層から他にも同種のものとみられる化石が多数見つかった。

                カメ化石は新種、岩手 9千万年前の東北、熱帯か | 共同通信
              • 【人類は“絶滅”する】人類が返済しなくてはいけない「絶滅の負債」とは?【書籍オンライン編集部セレクション】

                「ネイチャー」シニアエディター。元カリフォルニア大学指導教授。一九六二年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。一九八七年より科学雑誌「ネイチャー」の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター。ただし、仕事のスタイルは監督というより参加者の立場に近く、羽毛恐竜や最初期の魚類など多数の古生物学的発見に貢献している。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も制作。本書の原書“A(Very)Short History of Life on Earth”は優れた科学書に贈られる、王立協会科学図書賞(royal society science book prize 2022)を受賞した。 超圧縮 地球生物全史 絶賛の書評、続々! 売れています! 地球誕生から何十億年もの間、この星はあまりにも過酷だった。

                  【人類は“絶滅”する】人類が返済しなくてはいけない「絶滅の負債」とは?【書籍オンライン編集部セレクション】
                • 古生物学:ひげを使って餌を見つけていた可能性が高いアザラシの古代の近縁種 | Communications Biology | Nature Portfolio

                  現生のアザラシの近縁種で、今から2300万年以上前に生息していたポタモテリウム(Potamotherium valletoni)は、カワウソのような外見をしており、ひげを使って餌を探したり、水中環境を探索したりしていた可能性が高いことを示した論文が、Communications Biologyに掲載される。この知見は、古代のアザラシが陸上生活から水中生活に移行した過程に関する新たな手掛かりとなる。 現生のアザラシは、海洋環境に生息し、ひげを使って水中の振動を感知して餌を探しているが、古代の近縁種の大部分は、陸上環境か淡水環境に生息し、その一部は、前肢を使って周囲を探索していた。アザラシとその近縁種がひげを使って餌を探すようになった時期については、今回の研究まで分かっていなかった。 今回、Alexandra van der Geerらは、ポタモテリウムの脳構造をイタチ科動物、クマ、アザラシの

                    古生物学:ひげを使って餌を見つけていた可能性が高いアザラシの古代の近縁種 | Communications Biology | Nature Portfolio
                  • 獅子島で恐竜化石の新たな密集層「ボーンベッド」発見 島内3カ所目 白亜紀前期、カメの甲羅や大型は虫類の歯など採取 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞

                    鹿児島県長島町などは3日、同町獅子島で3カ所目となる恐竜などの骨化石の密集層「ボーンベッド(BB)」を発見したと発表した。場所は島東部の海岸で、いずれも約1億1000万年前の白亜紀前期とみられる。発見した化石採集家の宇都宮聡さん(54)=大阪府東大阪市=らは「広範囲にわたっており、今後も新しい化石が見つかる可能性がある」としている。 同日、町民向け説明会が町開発総合センターであり、宇都宮さんと東京都市大学の中島保寿准教授(41)=古生物学=が明らかにした。2人は島東部の海岸で2021年にBBを初確認。22年にも近くで2カ所目を発見した。 宇都宮さんと中島准教授のチームは、町の依頼で本年度は8月29日から9月2日まで獅子島の化石を調査した。第2BBの南にある泥岩層で骨や骨片などの化石が多数露出しており、第3のBBと判断した。 周辺からはカメの背甲や大型は虫類の歯の化石(白亜紀)などを採取。第

                      獅子島で恐竜化石の新たな密集層「ボーンベッド」発見 島内3カ所目 白亜紀前期、カメの甲羅や大型は虫類の歯など採取 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞
                    • 古生物学:チリで発見されたアンキロサウルスの新種 | Nature | Nature Portfolio

                      チリの亜南極地域で発見され、アンキロサウルスの新種とされる化石が、装甲恐竜の起源と初期進化についての新たな手掛かりをもたらしている。この知見を報告する論文が、Nature に掲載される。今回の知見は、Stegouros elengassenが武器となる大きな尾を進化させており、これが他の恐竜には見られない特徴であることを明らかにした。 かつてパンゲア超大陸の一部だった北方のローラシア大陸で発見された曲竜下目アンキロサウルスは、多様性に満ちた恐竜種で、詳しく研究されている。これに対して、南方のゴンドワナ大陸のアンキロサウルスには、最古のアンキロサウルスが含まれている可能性が高いと考えられているが、その化石はほとんど見つかっておらず、解明が進んでいない。 今回、Alexander Vargasたちは、チリ最南端のマガリャネスで発見された、保存状態が良好でほぼ完全な骨格化石が、後期白亜紀(約71

                        古生物学:チリで発見されたアンキロサウルスの新種 | Nature | Nature Portfolio
                      • 古代のタコス型節足動物に大顎があることが判明し長年の謎が解明される

                        体全体が背甲で包まれ、まるで「タコス」のように見える古代生物「オダライア」に大顎があることが判明しました。100年以上前に発見されたオダライアが一体どんな生き物だったのか、何をどのように食べていたのかといった疑問が、今回の発見で解消される見込みです。 The Cambrian Odaraia alata and the colonization of nektonic suspension-feeding niches by early mandibulates | Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rspb.2024.0622 What a Bizarre Taco-Shaped Sea Creature Can Te

                          古代のタコス型節足動物に大顎があることが判明し長年の謎が解明される
                        • 2億年前の恐竜の足跡か、英国の浜辺で発見 三畳紀の竜脚類の可能性

                          恐竜の足跡とみられる痕跡は3次元画像技術を使って記録された/From Peter Falkingham/NHM London ロンドン(CNN) 英国・ウェールズ地方の浜辺で、2億年超前の初期の恐竜によるものとみられる足跡が発見された。 ロンドン自然史博物館の古生物学者らは、三畳紀にさかのぼるこの足跡について、初期の竜脚類もしくはその近縁種のものと考えられると話している。 同博物館に所属する古生物学者で、今回の研究に携わったスザンナ・メイドメント博士と同僚のポール・バレット教授は当初、ペナースの浜辺にある足跡の画像を2020年にアマチュアの古生物学愛好家から送られていた。最初、2人はこの発見に懐疑的だった。 「私たちは一般市民から、足跡の連なりの可能性があるものに関して多くの問い合わせを受けるが、多くの場合は見間違えやすい地質上の形質だ」とメイドメント氏。「だが画像から、今回は足跡の可能性

                            2億年前の恐竜の足跡か、英国の浜辺で発見 三畳紀の竜脚類の可能性
                          • 恐竜の糞から見つかった新種の昆虫、ほぼ完全な状態で残っていた!

                            2億3000年前のカブトムシ その甲虫は、今から2億3000万年前に生息していたとみられる新種で、「Triamyxa coprolithica」と名付けられたという。 「Triamyxa coprolithica」は、スウェーデンのウプサラ大学の研究者らにより発見され、化石化した糞(コプロライト)から科学的に説明された初めての昆虫になるそうだ。 しかも見つかった「Triamyxa coprolithica」は、驚くほど損なわれていない状態で、ほぼ完全な形で残っていたとか。 ニューメキシコ自然史科学博物館の古生物学者であるのSpencer Lucas氏(今回の調査には携わっていない)は、次のように述べている。 「これは非常にエキサイティングな研究です。この研究は最先端のものであり、ここ10年でようやく解明された古生物学の全く新しい分野を開拓するものです」 Current Biology 触覚

                              恐竜の糞から見つかった新種の昆虫、ほぼ完全な状態で残っていた!
                            • ほとんどすべての生命が死に絶えた…“ペルム紀の大量絶滅”の衝撃

                              「ネイチャー」シニアエディター。元カリフォルニア大学指導教授。一九六二年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。一九八七年より科学雑誌「ネイチャー」の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター。ただし、仕事のスタイルは監督というより参加者の立場に近く、羽毛恐竜や最初期の魚類など多数の古生物学的発見に貢献している。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も制作。本書の原書“A(Very)Short History of Life on Earth”は優れた科学書に贈られる、王立協会科学図書賞(royal society science book prize 2022)を受賞した。 超圧縮 地球生物全史 絶賛の書評、続々! 売れています! 地球誕生から何十億年もの間、この星はあまりにも過酷だった。

                                ほとんどすべての生命が死に絶えた…“ペルム紀の大量絶滅”の衝撃
                              • 身長3mの大型類人猿「ギガントピテクス」が絶滅した理由

                                身長3mの大型類人猿「ギガントピテクス」が絶滅した理由2024.01.21 11:0020,946 Isaac Schultz -Gizmodo US- [原文] ( R.Mitsubori ) 愛だって、友情だって、あったはず。 我々人類の祖先であり、史上最大の霊長類と呼ばれるギガントピテクス・ブラッキーが絶滅したのは数十万年前のこと。ほんの100年前まで、人々はその存在にすら気づいていませんでした。このたび、ある研究者チームが古代の記録を調査し、彼らが絶滅した時期や原因についてあらたな可能性を導き出しました。 絶滅の秘密は、この分野の「聖杯」? 最新の研究によると、この類人猿は29万5000年~21万5000年前の間に絶滅したと考えられます。生息地だった東南アジアの気候が変化し、食習慣や住処を変えることができなかったのが原因のようです。彼らの地理的生息域は徐々に狭くなり、やがて化石化し

                                  身長3mの大型類人猿「ギガントピテクス」が絶滅した理由
                                • パレオパラドキシア - Wikipedia

                                  P. tabatai Tokunaga, 1939 (模式種) P. repenningi Domning and Barnes, 2007 パレオパラドキシア(学名: Paleoparadoxia)は、約1300万年前に絶滅した束柱目の哺乳類。学名の由来は「古代の不思議なもの(→paradox,難問,矛盾)」の意。西日本から北米、メキシコまでの太平洋沿岸に生息していた。 特徴[編集] 体長は1.5 - 2.0 mほどで、現在のカバあるいはセイウチに似た姿であったと思われる。海浜でカバのように水辺を歩いたり、水中に潜ったりする生活をしていたと考えられている。基本的に草食動物で、深く潜ることはできなかったと推測される。束柱目の特徴である円柱を束ねた様な形態の臼歯を持つが、後のデスモスチルスに比べるとエナメル質が薄い。また、その配置も異なっている。また、牙状に突出する切歯も円筒状になっている。

                                    パレオパラドキシア - Wikipedia
                                  • 中国の古生物学者、5億年前の「ウサギの耳形の虫」を発見

                                    【12月2日 Xinhua News】中国科学院南京地質古生物研究所は11月30日、同研究所のカンブリア紀大爆発研究チームがこのほど、山東省(Shandong)濰坊市(Weifang)で約5億年前の特徴的な虫を発見したと発表した。古代の節足動物、三葉虫の一種であるこの虫は、頭部の輪郭がウサギの耳に似ていることから、「耳形范特西虫(Phantaspis auritus)」と名付けられた。 三葉虫は5億年以上前のカンブリア紀に「海の覇者」として君臨。5億2千万年前に出現し、2億5千万年前に絶滅するまで、地球上に約2億7千万年の間、生息していたことは、生命力の強さを物語っている。 新たに発見された耳形范特西虫は、体長約4センチで、極めて特徴的な見た目をしている。細長い頭部が全長のほぼ半分を占め、頭の殻の上部が二股に分かれて延び、その間にはっきりとしたくぼみがあるため、頭部の殻の形状がウサギの耳の

                                      中国の古生物学者、5億年前の「ウサギの耳形の虫」を発見
                                    • 古代の巨大ペンギンと現代の種との溝を埋める化石の研究結果が発表される

                                      背の高さが約1mしかないペンギンの化石がニュージーランドで発見され、古代の巨大ペンギンと、現代の種をつなぐ新たな研究結果が今週、アメリカの古生物学誌「Palaentologica Electronica」において発表された。 約6000万年前のペンギンの化石 研究者が注目したのは、ニュージーランドの東の沖にあるチャタム島で、化石として発見された古代のペンギンの種とされている。 この種は「Kupoupou stilwelli 」と呼ばれ、今から約6250万年前から約6000万年前にチャタム島で暮らしていたという。当時南極は氷に覆われておらず、ニュージーランド周辺も、熱帯もしくは亜熱帯の気候だったとされている。 「Kupoupou stilwelli 」は、最近サウスアイランドの東海岸で発見された複数のペンギンの種と海で共に暮らしていたそうだ。 その最近発見された種には、人間の大きさほどもある

                                        古代の巨大ペンギンと現代の種との溝を埋める化石の研究結果が発表される
                                      • 気持ちィィ! パカッと割れた石から「完璧なアンモナイト」が登場 最高の瞬間を捉えた動画に「脳汁止まらん」「神がかり的」

                                        石をパカっと割ったら、完璧なアンモナイトがご登場。最高に気持ちいい割れ方で現れた化石が話題です。 パカっ 気持ちィィィィィ Twitterに映像を投稿したのは、カンタ(@ammonite_boy)さん。古生物学者を目指す大学生です。 映像に登場する石は、素人目にはその辺に落ちていそうな何の変哲もないものです。ところが割れ目にそって開くと……手のひらサイズの美しい巻き貝の化石が現れます。 クリーニング後の姿を見ても完璧。すばらしい標本となりました。この化石はイカやタコの仲間であるアンモナイト。今からおよそ7200万年前のものです。 気持ちいい割れ方をしたのは偶然ではありません。表面に化石の一部が見えていたため、カンタさんもある程度は予想して割ったそうです。とはいえ想像を超える美しさに「脳汁止まらんかった」との興奮っぷり。奇跡のような出会いに、ツイートには「う、運…ウンモナイト…」とのコメント

                                          気持ちィィ! パカッと割れた石から「完璧なアンモナイト」が登場 最高の瞬間を捉えた動画に「脳汁止まらん」「神がかり的」
                                        • ワニの足跡が残る3300万年前のワニのふん化石を発見

                                          【3月31日 Xinhua News】3300万年前、1頭のワニが新鮮なふんを踏み、その足跡が今日まで残った。中国科学院古脊椎動物・古人類研究所はこのほど、研究チームがベトナム北部でこの珍しい足跡を発見したと発表した。ワニの足跡をとどめたふんの化石が見つかったのは初めてという。研究成果は、古生物分野の国際学術誌「Palaeoworld」の電子版に掲載された。 2018年、同研究所の鄧濤(Deng Tao)研究員とベトナムの関係機関による共同研究チームがベトナムでのフィールドワークの際、100点以上のふん化石とさまざまな脊椎動物の化石を発見。その中にワニの足跡付きのふん化石も含まれていた。 論文の責任著者でもある同研究所のポール・ラミー(Paul Rummy)博士によると、足跡は長さ約4センチで、3300万年前の体長約2メートルのワニのものと思われ、右前足の第4趾(薬指)と第5趾(小指)で構

                                            ワニの足跡が残る3300万年前のワニのふん化石を発見
                                          • 現生人類の起源をめぐる学説史

                                            現生人類(Homo sapiens)の起源をめぐる学説史についての概説(Stringer., 2022)が公表されました。現生人類の起源をめぐる学説史については、当ブログで何度か取り上げてきましたが(関連記事1および関連記事2)、一度体系的に学説史についての論文を読もうと考えていたので、現生人類アフリカ単一起源説の代表的な提唱者であるクリストファー・ストリンガー(Christopher Brian Stringer)氏によるこの概説を読みました。現生人類の起源をめぐる論争史の理解に、本論文はひじょうに有益だと思います。この記事では今後の参照のため、当ブログで取り上げていない本論文の引用文献も最後に記載します。なお、以下の「私」は本論文の著者のストリンガー氏を指し、敬称は省略します。 ●要約 この寄稿で私は、1970年代初頭に私が博士号を取得した時期に始まる、過去50年間にわたる我々の種【現

                                              現生人類の起源をめぐる学説史
                                            • 5億4千万年前の袋状生物は人類最古の祖先ではないことが3Dモデルで判明 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                              2017年、中国の科学者らは現在のヒトデや脊椎動物、ヒトを含む最古の新口動物とされる5億4000年前のサッコリタスの化石発見を発表した。 サッコリタスは現代のどの生物にも似ておらず、トゲのあるシワシワの袋のような外見で、大きな口を囲むように配置された穴は、新口動物群の主要な特徴であるエラのための気孔と考えられている。 しかし長大な時間をかけた化石の分析結果により、口の周囲にある穴は、化石が保存されている間に破損した脊椎の基部であることがわかった。 著者である長安大学の純古生物学教授であるリュウ・ユンファンは「サッコリタスは奇妙な生き物で、口はあるが肛門はなく、口の周りには環状の複雑な脊椎があります」と語った。 「化石の解釈は非常に困難で、サッコリタスも例外ではありません。私たちはこれらの化石の分析の基礎にシンクロトロンという粒子加速器を使用しました。シンクロトロンは非常に強いX線を放射し、

                                                5億4千万年前の袋状生物は人類最古の祖先ではないことが3Dモデルで判明 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                              • マンガでわかる「進化」とは「進歩して向上すること」ではない

                                                (さらしな・いさお)。古生物学者。武蔵野美術大教授。東京大学大学院非常勤講師。1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。『化石の分子生物学』(講談社現代新書)で、第29回講談社科学出版賞を受賞。著書に『宇宙からいかにヒトは生まれたか』『進化論はいかに進化したか』(ともに新潮選書)、『爆発的進化論』(新潮新書)、『絶滅の人類史』(NHK出版新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)、共訳書に『進化の教科書・第1~3巻』(講談社ブルーバックス)などがある。 若い読者に贈る美しい生物学講義 生物とは何か、生物のシンギュラリティ、動く植物、大きな欠点のある人類の歩き方、遺伝のしくみ、がんは進化する、一気飲みしてはいけない、花粉症はなぜ起きる、iPS細胞とは何か・・・。分子古

                                                  マンガでわかる「進化」とは「進歩して向上すること」ではない
                                                • 有名な「始祖鳥の羽根」はやっぱり本物、論文発表

                                                  1861年にドイツの採石場で世界で初めて発見された羽根の化石。1億5000万年前のものだが、保存状態は非常に良い。丹念な分析の結果、この羽根はやはり始祖鳥のものであるとする論文が発表された。(MUSEUM FÜR NATURKUNDE BERLIN) 古生物学を象徴するその有名な羽根の化石は、1861年にドイツの石灰岩の採石場で発見された。ジュラ紀の岩石の中から見つかったその羽根は、現代の鳥に非常によく似ており、人々に衝撃を与えた。 1億5000万年前のこの羽毛は、近くの岩石の中から発見された始祖鳥(Archaeopteryx lithographica)のものとされた最初の化石である。カラスほどの大きさの始祖鳥の化石には鳥類と恐竜の特徴が混ざっていて、ダーウィンの進化論を裏付ける証拠の一つとなった。 この化石はしかし、最も有名な羽根化石であると同時に、最も論争の多い羽根化石でもある。20

                                                    有名な「始祖鳥の羽根」はやっぱり本物、論文発表
                                                  • 妖怪の名前、俳句で拡散!? 博物館の課長、論文「鬼魅の名は」で仮説

                                                    多彩な妖怪の名称は、実は俳句で広まった-。ちょっと意外な仮説を、兵庫県立歴史博物館(姫路市)の学芸課長、香川雅信さん(51)が提唱している。17~18世紀の俳句集、怪談集を丹念にひもとき、当時の俳人ネットワークを通じてその種類が激増していく“妖怪バブル”期の実相を論文にまとめた。題して「鬼魅(きみ)の名は」。(井上太郎) 香川さんは2006年、日本で初めて妖怪に関する論文で博士号を取得した「妖怪博士」。香川さんによると、近世以前の妖怪の種類は「鬼」か「てんぐ」、あるいはキツネやタヌキなどの獣が化けたという解釈に限られ、さまざまな怪奇現象に個別の名称が与えられることはなかった。 今回の論文では、その状況が17世紀に一変し、要因は俳句であると指摘する。 かげぼしや みこし入道 山の月(1642年「鷹筑波(たかつくば)」) 河童(カハラウ)が ちからおとしや 厚氷(81年「俳諧雑巾」) 鷹筑波に

                                                      妖怪の名前、俳句で拡散!? 博物館の課長、論文「鬼魅の名は」で仮説
                                                    • 化石をいったん埋めてしばらくしてから掘ると楽しい

                                                      行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:クラゲを食べる(デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter 化石を買った 何年か前に博物館の売店でモササウルスの歯の化石を買った。たしか3000円くらいだったと思う。 裸で持ってくるのもあれだったので家にあったゴディバの袋に入れてきた。 モササウルスの歯。 僕は子どもの頃、化石を掘る人になりたかった。考古学とか古生物学とか、そんな難しいことはまだ知らない頃である。ただ単に、世界のどこか渇いた地層から、まだ見ぬ化石を発掘することを夢見ていたのだ。 時は経ち、僕はウェブサイトの編集部に勤務し、おもしろ記事の取材のついでに化石を買う。そのとき少年時代の夢を思い出したかどうかは今となっては覚えていない。 この化石をいったん

                                                        化石をいったん埋めてしばらくしてから掘ると楽しい
                                                      • 1800万年前、アシカの祖先はどんな顔? 岐阜で化石:朝日新聞デジタル

                                                        岐阜県瑞浪市の約1800万年前の地層から、アシカやセイウチの仲間、鰭脚(ききゃく)類の国内最古級の化石が見つかった。同市化石博物館が2日に発表した。同館によると、この時代の地層から、同一個体とみられる頭や体の骨がまとまった状態で確認されるのは極めて珍しいという。アシカの仲間とセイウチの仲間が分かれた時代の貴重な化石として、進化過程の空白を埋める資料と期待されている。 化石は市道改良工事の際に見つかった。化石があったのは約1800万年前(新生代新第三紀中新世)の浅い海で堆積(たいせき)した、瑞浪層群明世層山野内部層の最下部。9月3日に下あごの化石が見つかり、発掘調査が始まった。 鰭脚類の化石を研究する甲能直樹・国立科学博物館グループ長・筑波大学大学院教授(哺乳類古生物学)の鑑定によると、原始的な特徴を残す鰭脚類「エナリアークトス」の仲間の骨とわかった。周辺には同一個体のものとみられる骨の化石

                                                          1800万年前、アシカの祖先はどんな顔? 岐阜で化石:朝日新聞デジタル
                                                        • カムイサウルスの名づけ親 発掘現場は命懸け - 日本経済新聞

                                                          20190919-story-26087615399001large史上最強のティラノサウルスが巨体を揺らしながら闊歩(かっぽ)し、トリケラトプスが戦いを挑む――。恐竜は我々の想像力をかき立ててやまないが、日本では化石があまり見つからず、長らく恐竜研究の「不毛の地」とされてきた。ところが最近、とある研究者が世界で目覚ましい活躍を見せ、若手も台頭。化石の発掘も活発になってきた。研究や町おこし、ビジネスの最前線で「恐竜リバイバル(再生)」の時代を支える人材を追った。【次回記事】トリケラトプスの謎を解いた「国産」恐竜学者「古生物学上、最大の発見」「これだけ全身がそろった恐竜化石は日本で初めて。ようやく日本の恐竜も世界レベルに達した」。9月4日、国立科学博物館(東京・台東)の展示室で、無数のフラッシュを浴びながら北海道大学教授の小林快次(47)は興奮気味に語った。2013年に小林が北海道むかわ町で

                                                            カムイサウルスの名づけ親 発掘現場は命懸け - 日本経済新聞
                                                          • 1億年前のサハラ砂漠、史上最も危険な場所? 大型肉食恐竜が密集

                                                            1億年前のサハラ砂漠は大型の肉食恐竜がひしめく地球上で最も危険な場所だったという/Courtesy Davide Bonadonna (CNN) 約1億年前のサハラ砂漠の一部は、大型の肉食恐竜が類をみない密度で生息し、おそらく地球の歴史上、最も危険な場所だった――。化石の分析によるそんな研究結果が専門誌に発表された。 化石の発掘現場はモロッコ南東部にあるケムケム地層。アルジェリアとの国境に近く、白亜紀にさかのぼる岩層が残っている。 分析の結果、この地域には大型の肉食恐竜や、空を飛ぶ肉食の爬虫(はちゅう)類、クロコダイルに似た捕食生物が共に生息していたことが判明。当時は砂漠ではなく川で、大型の魚類も集まっていた。 これらの生物が地球を闊歩(かっぽ)していたのは、初期人類が登場する9500万年あまり前のことだが、筆頭著者の古生物学者ニザル・イブラヒム氏は「タイムマシンでこの場所を訪れることがで

                                                              1億年前のサハラ砂漠、史上最も危険な場所? 大型肉食恐竜が密集
                                                            • 唯一無二の超大陸「パンゲア」に繁栄した"最強両生類"たちの復元(ブルーバックス編集部)

                                                              化石を手がかりに、科学技術を駆使して、古生物のさまざまな謎に迫る「古生物学」。それは、まさに"良質なミステリー"とも言える学問ですが、中でもその進化と滅亡、あるいは現在へに至る道程、「生命の歴史」は、とりわけ壮大なテーマの1つです。 そして、私たちに、その古生物を生き生きと想像させてくれるのが、そうした研究から生みだされた復元。イラストや図に描かれた姿は、まさに当時の世界を彷彿させます。しかし、現在描かれる復元が確定するまでには長い年月を必要とした生物も少なくありません。そして、また新たな知見が加われば、そうした姿もまた"更新"されることでしょう。 今回は、復元にいたる過程が特徴的な古生物とその研究を、『カラー図説 生命の大進化40億年史 古生代編』からご紹介します。時代は、超大陸「ゴンドワナ」と「ローレンシア」、「シベリア」の3大陸が合体し、唯一無二の超大陸「パンゲア」が舞台となる古生代

                                                                唯一無二の超大陸「パンゲア」に繁栄した"最強両生類"たちの復元(ブルーバックス編集部)
                                                              • 古生物学:かつて沼地に生息していたと示唆される脚の長い「鳥」 | Nature | Nature Portfolio

                                                                中国の後期ジュラ紀の地層から発見された長い脚を持つ初期の鳥類様恐竜の化石について記述した論文が、今週、Natureに掲載される。この珍しい獣脚類の化石は、当時の鳥類の進化と陸域生態系を解明する上で新たな光明となる。 鳥類は、ジュラ紀に二足歩行恐竜から分岐したが、鳥類の初期の進化史についての我々の知識は、この時代の化石が少ないために限定的なものとなっている。この点で、中国の福建省で新たに発見され、1億4800万~1億5000万年前のものと推定された化石が解明の手掛かりになるかもしれない。今回、Min Wangらは、ジュラ紀の鳥群(現生鳥類と鳥類様恐竜を含むクレード)の中で最も後期の新属新種Fujianvenator prodigiosusの化石について報告している。F. prodigiosusは、キジほどのサイズの鳥群種で、下腿(脛骨)は腿部(大腿骨)の2倍の長さがあった。この特徴は、これま

                                                                  古生物学:かつて沼地に生息していたと示唆される脚の長い「鳥」 | Nature | Nature Portfolio
                                                                • 地球最大の肉食恐竜スピノサウルスは、水中にも適応した最恐ハンターだったらしい

                                                                  地球最大の肉食恐竜スピノサウルスは、水中にも適応した最恐ハンターだったらしい2022.05.07 12:0010,294 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) 最大級の肉食恐竜は、地上でも水中でも脅威的なハンターだった? スピノサウルスは水中生活に適応した体を持っていたことが骨の密度の研究から判明したそうです。最大の肉食恐竜って、ティラノサウルスじゃなかったのね! 肉食恐竜の異端児スピノサウルスは今から9500万年〜1億年前の白亜紀に生きた獣脚類です。同時期に食物連鎖の頂点に君臨していたティラノサウルスよりも大きかったと考えられ、体長は18mにも及びました。ワニのような長いあご先、魚を捕らえるために最適化した円錐形の歯などの特徴からは、半水生動物だった可能性が以前から指摘されていました。そしてそれを裏付けるかのように、2020年に発見されたス

                                                                    地球最大の肉食恐竜スピノサウルスは、水中にも適応した最恐ハンターだったらしい
                                                                  • 「ポケモン化石博物館」でカセキポケモンに会いに行こうよ

                                                                    これはいい企画! 『ポケットモンスター』には、実在する生物をモデルにしたポケモンがたくさん登場しますよね。『ポケモン』を遊んでいたら、いつの間にか生物や植物に詳しくなったという話は珍しくありません。 だったら積極的にポケモンを学びのきっかけにしよう!ということで、上野の国立科学博物館では3月15日(火)〜6月19日(日)まで特別企画展「ポケモンカセキ博物館」を開催するそう。 いままでにも北海道の三笠市立博物館、島根県の三瓶自然館サヒメルで展示されてきたイベントで、上野の次は愛知県の豊橋市自然史博物館、大分県の大分県立美術館での展示も予定されています。 カセキポケモンと実際の化石を比較Image: Pokémon公式の説明によると、「カセキポケモンと、私たちの世界で見つかる『化石・古生物』を見比べて、似ているところや異なっているところを発見し、古生物学について楽しく学ぶ」ことを目的としている

                                                                      「ポケモン化石博物館」でカセキポケモンに会いに行こうよ
                                                                    • ノーチラス号の冒険譚 -オウムガイの最大深度について- - 地底たる謎の研究室

                                                                      題名:ノーチラス号の冒険譚 -オウムガイの最大深度について- 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 オウムガイは頭部下側(腹側)の外套膜が筒状に巻いた漏斗より、飲み込んだ海水を勢いよく噴出するジェット推進を備えている1)。そのジェット推進によって200~300mもの深海から急速に浮上できる。また、殻の中にある気室によって殻を常に上向きにした姿勢で安定させることができる。その遊泳する姿はYotube2)にもあるので興味のある方は閲覧していただきたい。ジェット推進の動画ではないが、安定している姿勢を、そこで詳しく見ることができる。 一方、ここでの記事でも示したように、現生オウムガイ類は白亜紀時代のオウムガイ類と異なって深所へも移動する。それは、浅所での高い捕食圧を逃れるための適応戦略であるが、現生オウムガイは、どのあたりまでを最大深度としているのかを、詳しく知ることは、オウムガイさ

                                                                        ノーチラス号の冒険譚 -オウムガイの最大深度について- - 地底たる謎の研究室
                                                                      • Derek D. Turner "Paleoaesthetics and the Practice of Paleontology(美的古生物学と古生物学の実践)" - logical cypher scape2

                                                                        古生物学の科学哲学の本で、その美的側面を強調している。 タイトルのPaleoaestheticsは、直訳するなら「古美学」になるだろうが、ここでPaleo-としているのは古生物学Paleontologyとかけているからであり、また、古生物学の美学、というよりは、古生物学の美的な側面を指す際に用いられているので、ここでは「美的古生物学」と訳してみた。 本書では、Paleoepistemologyという語も出てくるのだが、これも、古生物学の認識論という意味ではなく、古生物学の認識論的側面という意味で使われている。 科学というのは認識論的epistemicなもの(新しい知識を得るためのもの)と考えられがちだが、それ以外の面、つまり美的な面も持ち合わせているのだという。 さらに、単に美的な面もあるよねというだけでなく、認識論的な面と美的な面は相互依存の関係にあり、区別できないほど混ざり合っていると

                                                                          Derek D. Turner "Paleoaesthetics and the Practice of Paleontology(美的古生物学と古生物学の実践)" - logical cypher scape2
                                                                        • 私たち多細胞生物だけが「がん」になるワケ

                                                                          (さらしな・いさお)。古生物学者。武蔵野美術大教授。東京大学大学院非常勤講師。1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。『化石の分子生物学』(講談社現代新書)で、第29回講談社科学出版賞を受賞。著書に『宇宙からいかにヒトは生まれたか』『進化論はいかに進化したか』(ともに新潮選書)、『爆発的進化論』(新潮新書)、『絶滅の人類史』(NHK出版新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)、共訳書に『進化の教科書・第1~3巻』(講談社ブルーバックス)などがある。 若い読者に贈る美しい生物学講義 生物とは何か、生物のシンギュラリティ、動く植物、大きな欠点のある人類の歩き方、遺伝のしくみ、がんは進化する、一気飲みしてはいけない、花粉症はなぜ起きる、iPS細胞とは何か・・・。分子古

                                                                            私たち多細胞生物だけが「がん」になるワケ
                                                                          • 福井県立大学に全国初の恐竜学部、2025年開設 県立恐竜博物館近くにキャンパス | 社会,学校・教育 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

                                                                            福井県は2月10日、福井県立大学恐竜学部(仮称)を2025年4月に開設すると発表した。恐竜学や地質・古気候学などを学ぶ全国初の学部として県立恐竜博物館(勝山市)の隣接地に学部棟を整備し、研究と教育の連携強化を図る。22年度当初予算案に学部棟の整備費4400万円を計上した。 恐竜化石の発掘調査の成果、恐竜博物館、水月湖の年縞(ねんこう)、東尋坊の柱状節理など県内全域に及ぶ学びの環境を生かし、人材育成と研究を進める。杉本達治知事は10日の定例会見で「恐竜の研究は地球環境を考える上で重要な要素。日本にここにしかなく、いろいろな人が目指してくる」と新学部開設の意義を強調。勝山市と連携した地元密着型を目指す考えも示した。 ⇒【写真】恐竜博物館の森は空から見ても恐竜 新学部の入学定員は30人。恐竜・地質学科(仮称)に恐竜・古生物コースと地質・古環境コースを設ける。恐竜博物館西側にある第3駐車場(敷地面

                                                                              福井県立大学に全国初の恐竜学部、2025年開設 県立恐竜博物館近くにキャンパス | 社会,学校・教育 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE
                                                                            • 「2億8000万年前の爬虫類の化石」、実は作り物だった(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

                                                                              (CNN) 良好な保存状態で見つかった2億8000万年前の古代爬虫(はちゅう)類の化石とされる標本は、実は作り物だったとする調査結果がこのほど発表された。 問題の化石はイタリアのアルプスで1931年に発見されて「トリデンティノサウルス・アンティクウス」と命名され、イタリアのパドバ大学自然人類博物館が収蔵している。岩の上に残された黒っぽいトカゲのような痕跡は皮膚や組織と考えられ、初期の爬虫類の進化を探る手がかりになると考えられた。 この化石は長年にわたって文献にも引用されたが、これまで詳しい調査が行われたことはなかった。同じような標本がほかには見つかっていないことから、この生物の生態をめぐって多くの疑問が浮上していた。 そこで研究チームが詳しく調べた結果、化石の黒っぽい色は保全された遺伝物質ではなく、数本の骨と、刻んだ岩の上に塗られた単なる塗料だったことが分かった。この研究は、15日に古生物

                                                                                「2億8000万年前の爬虫類の化石」、実は作り物だった(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
                                                                              • 世界的権威の科学雑誌編集者の“未来予測”…これからの地球のあまり楽しくない未来と「大きな2つの流れ」

                                                                                「ネイチャー」シニアエディター。元カリフォルニア大学指導教授。一九六二年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。一九八七年より科学雑誌「ネイチャー」の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター。ただし、仕事のスタイルは監督というより参加者の立場に近く、羽毛恐竜や最初期の魚類など多数の古生物学的発見に貢献している。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も制作。本書の原書“A(Very)Short History of Life on Earth”は優れた科学書に贈られる、王立協会科学図書賞(royal society science book prize 2022)を受賞した。 超圧縮 地球生物全史 絶賛の書評、続々! 売れています! 地球誕生から何十億年もの間、この星はあまりにも過酷だった。

                                                                                  世界的権威の科学雑誌編集者の“未来予測”…これからの地球のあまり楽しくない未来と「大きな2つの流れ」
                                                                                • 世界の知性が教える「科学が得意な人」と「苦手な人」…日常生活における決定的な差とは?

                                                                                  「ネイチャー」シニアエディター。元カリフォルニア大学指導教授。一九六二年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。一九八七年より科学雑誌「ネイチャー」の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター。ただし、仕事のスタイルは監督というより参加者の立場に近く、羽毛恐竜や最初期の魚類など多数の古生物学的発見に貢献している。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も制作。本書の原書“A(Very)Short History of Life on Earth”は優れた科学書に贈られる、王立協会科学図書賞(royal society science book prize 2022)を受賞した。 超圧縮 地球生物全史 絶賛の書評、続々! 売れています! 地球誕生から何十億年もの間、この星はあまりにも過酷だった。

                                                                                    世界の知性が教える「科学が得意な人」と「苦手な人」…日常生活における決定的な差とは?