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天国と地獄の検索結果1 - 40 件 / 239件

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天国と地獄に関するエントリは239件あります。 社会教育学校 などが関連タグです。 人気エントリには 『中学受験は、そろそろ根本的に変わったほうがいい - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて』などがあります。
  • 中学受験は、そろそろ根本的に変わったほうがいい - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    役に立ってない中学受験勉強 中学受験はおよそ害悪だ。私がそう思う理由は単純だ。それが子どもたちの役に立っていないからだ。中学受験制度そのものは、それは何らかの役に立っているのかもしれない。少なくともそれを実施する私立中学校にとっては、メリットがあるはずだ。そうでなければやらないだろう(そのメリットも、後述するように怪しいものではあるけれど)。けれど、当事者のもう一方である子どもたちにとって、得られるものは「合格」以外のものはなにもない。そういうものだと言ってしまえばそれまでなのだが、じゃあ、合格競争のためだけに貴重な時間を無駄にすることはどうなのか、ということになる。私はそれを害悪だと思う。 なぜ、「子どもたちの役に立たない」というのか。それは、家庭教師としての経験からだ。私は中高一貫の私立中学・高校の生徒の指導にあたった経験が過去に何件もある。いずれも中学受験を無事に突破した生徒たちだ。

      中学受験は、そろそろ根本的に変わったほうがいい - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
    • なぜ「忘れ物を叱る」のが無意味なのか - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

      忘れ物をしても叱らない教育をしている学校があるとかいうTogetter記事を見て、「そりゃそうだ」と思ったのだが、そこについてるブコメ群のかなりの部分を占める意見が否定的なのに驚いた。いや、ほんとに驚いた。 b.hatena.ne.jp もちろん、「叱ってもいいことない」という論調に賛同するコメントもないことはないのだけれど、「いや、それは当人のためにならないだろう」という意見が多い。ああ、地獄への道は善意で舗装されてる、と思った。 もともと教育現場で「叱る」という行為が横行していることに関しては別途思うところがあるのだが、そこまで話を広げると収拾がつかなくなるので、そこはおくとしよう。教師が叱ることが場合によっては認められるとした上で、なお、少なくとも忘れ物に関しては効果はほとんどない。それは私自身がほとんど常にクラスいちばんの忘れ物王者であり、そしてそれはいくら叱られたってなおらなかっ

        なぜ「忘れ物を叱る」のが無意味なのか - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
      • 価値観から逃れられないからこそ、いったんそこを保留にすることが重要になるという話 - 「良い」「悪い」で見えないもの - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

        何の気なしに書いたブコメに星がいっぱいついて慌てることがある。いや、私の意見に何かを感じてくれた人が多いのは単純に嬉しい。一生懸命考えて書いたブコメだと、特に嬉しい。慌てるのは、何の気なしに書いたものが思わず伸びるときだ。詰めて書いてないから、曖昧になっている。曖昧なぶん、ときには真逆に受け取られることもある。これまでも何度かそういうことがあった。そして、昨日も。 問題のブックマークコメントは、これだ。 新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔) | 現代新書 | 講談社(1/5) 「良いこと」とか「悪いこと」という言い方が、そもそも歴史に向き合う態度じゃないと思う。 2021/06/27 10:49 b.hatena.ne.jp 元の記事は、「ナチスもよいことをした」と主張する人々に対して、「それはおかしいよ」と、本を紹介しながら述べるものだ。私は基本的に

          価値観から逃れられないからこそ、いったんそこを保留にすることが重要になるという話 - 「良い」「悪い」で見えないもの - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
        • 中学受験は、やっぱりおかしい - 基礎教育が目指すものと評価基準の乖離 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

          「成長」というとらえどころのないもの 教育が目指すものは、なにはさておき、人間の成長である。人間の成長を支える介入を教育とよぶ、と定義しても差し支えないほどだ。原理的に、これに異を唱える人は多くないだろう。多数の人が教育を人間の権利とし、それを提供することが社会の義務だと考えるのも、それが人間を成長させるからだ。人間は成長する権利をもつのだし、成長を支えるのは社会である。生物はその基本特性として成長するのだし、社会的生物である人類はそれを構成する個人のそれぞれの成長によって成り立っている、ともいえるだろう。 ここに、教育を評価する根本的な困難が存在する。というのは、人間の精神的な成長は、容易に測定できない。さらに、介入が効果を上げたかどうかの測定は、それ以上にむずかしい。というのは、およそ人間は、教育なんか受けなくったって、それなりには成長するからだ。だから、仮に精神的な成長が観測されたか

            中学受験は、やっぱりおかしい - 基礎教育が目指すものと評価基準の乖離 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
          • BlackLivesMatterは「黒人の命は大事」なのか? - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

            合衆国を吹き荒れる#BlackLivesMatterの嵐は、けっして他人事ではない。現代社会がコロンブス以降のグローバル化の果に成立していることを思えば、そのなかで植民地支配の歴史と人種差別の歴史はすべての人々の生活に分かちがたく絡まり合っているといえる。だから、合衆国に依然として残る人種差別の問題は、世界にすむすべての人々の問題でもある。 ということはなにも私が言うまでもないことなのだが、この記事のタイトルを見て「?」となった。いや、誤訳じゃない。これはこれで正しいのだけれど、それでいいのか?と。 www.bbc.com 「黒人の命は大事」、ホワイトハウス前に巨大ペイント 米ワシントン - BBCニュース 議論があるにしても、「black」がかつてアフリカ大陸から暴力で連行された人々にルーツを持ち、一部その他の人々も含みながら現在も合衆国で差別されている人々を表す言葉であることは間違いな

              BlackLivesMatterは「黒人の命は大事」なのか? - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
            • 「うちで踊ろう」の一件について - わかっちゃいない大人たち - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

              星野源の「うちで踊ろう」動画を官邸ツイートに利用した件で、ネットは今日もにぎやかだ。本来なら私はこの件になにか一言はさむ資格はない。というのは、テレビを見ない私は星野源というシンガー(一応、さっきからあえて「さん」は付けずに書いてる。そのぐらいにはアイコンであろうという認識はある)のことはほとんど知らないからだ。もちろん、この時代、テレビなんか見なくても動画を探せばいくらでも出てくる。たとえば www.youtube.com トップアーティストであることが十分わかる歌唱力、曲作りだろう。好みかどうかはおいておいて、実力は申し分ない。 今回の騒動は、彼がカバーやダンスで多くの人に乗っかってくるのを呼びかけた「うちで踊ろう」に、なんと官邸オフィシャルのTwitterが反応して首相が家でくつろぐ動画をアップしたことによるものだ。日曜の朝、これを見たとき、私は「あ、これは確実に炎上案件」と思った。

                「うちで踊ろう」の一件について - わかっちゃいない大人たち - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
              • 日本では1日200冊新しい本が生まれるという話を実際に体感できるコーナーからシビアな現実を感じる「天国か地獄か…」

                今野良介|編集者 @aikonnor 出版業界外の人に「書籍は年間約70,000点、1日200点くらい発刊されてる」と言うと「ちょっとよくわからない」と言われがちで、わたしも物量の実感としてよくわからなかったんですが、改装した紀伊國屋書店新宿本店の2階に 「今日の新刊」 「昨日の新刊」 という棚ができてます。 必見。ぜひ現場へ。 pic.twitter.com/xf9aDwU6Sh 2022-07-14 16:20:01

                  日本では1日200冊新しい本が生まれるという話を実際に体感できるコーナーからシビアな現実を感じる「天国か地獄か…」
                • 貯金2億2000万円から返金5億円。人気YouTuberが“無期限活動休止”前に語った「天国から地獄への転落」(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース

                  「今の自分は幸せだ」と言える人はどれだけいるだろうか。日本人は裕福なわりに幸福度が高くなく、主要7カ国(G7)では最下位。SNSで他人の幸せが切り取られる現代社会で、自分に「幸せ」の判を押すのは簡単ではない。人並外れた富と名声を得ても、その分幸せになるとは限らない。人気による天国と地獄を味わったYouTuberのてんちむさんは、それを証明する人だ。 大炎上して総バッシングを受けるも、わずか半年でYouTubeの登録者数を20万人増やし、3億円を稼ぐ。その後も約170万人まで登録者数を伸ばしたが、突如「無期限活動休止」を発表し、2023年9月をもって表舞台から降りた。 ⇒【画像】「炎上中、ガチで家を失った」YouTubeで自分をさらけ出した 約1年かけて本人と周囲の人々に取材を重ね、炎上から活動休止までを追った『推される力 推された人間の幸福度』(星天出版)というノンフィクション本が、202

                    貯金2億2000万円から返金5億円。人気YouTuberが“無期限活動休止”前に語った「天国から地獄への転落」(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
                  • 息子が不登校になったときの思い出 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                    学校は行っといたほうがいい。これはもう大前提だ。その上で、実際には学校なんてそこまでのもんでもない。だから、命がけで行くようなもんじゃない。しんどかったら行かなければいい。新学期のこの時期、こどもの自殺が有意に増える。死ぬくらいなら休めばいいし、何なら不登校になったっていい。私の息子は中1の夏休み明けに不登校になった。それでもおかげさまで二十歳になったいまも元気に生きている。 ただし、彼は絶賛無職アルバイト中で、世間的にいう安定した人生への道からは大きく外れている。たぶん、外れっぱなしのままでいくんだろう。だから、一般には学校に行っといたほうがいいのはまちがいない。命、とまでは言わなくとも、健康(心の健康も含め)に大きく被害が出ない範囲であれば、まあガマンして行っといたほうがいい。 もちろん、いったん路線を外れても復帰する道はある。実際、私がこれまで教えた生徒でも、半年不登校やってましたと

                      息子が不登校になったときの思い出 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                    • なぜ学校はワープロを受け入れない? - 「現実」に過適応していると未来が失われる - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                      私の観測範囲だけのことではあるのだけれど、現代の小学校、中学校、一部の高校においては、パソコンを使用した提出物を受け入れない。もちろん細かいことをいえば例外はあって、たとえば小学校の夏休みの自由課題なんかでパソコンを使った研究みたいなのはあり得る。けれど、パソコンで制作されたもの、たとえば読書感想文であるとか自由作文とか、ワープロ打ちしたものは、受け付けない。もちろん、「ノートまとめ」とか、「自主勉帳」みたいなのをワープロ打ちすることも許されない。 「なんで?」と思うのだけれど、これにはちゃんと理由がある。まずひとつには、「パソコン使ったら漢字を覚えないでしょう」というものだ。それから、「本人が書いたのか筆跡でわからない」というのもある。本人の代わりに親が書いたのかもしれないし、ネットから拾ってきてコピペしたものかもしれない。そういう不正を防ぐために、ワープロ打ちは認められない、というもの

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                      • 「安心」は安心じゃない - 定訳の厄介さ - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                        専門的な文書、論文であるとか専門書であるとかを翻訳する場合には、まずはその分野の基礎知識がなければならない。とはいえ、依頼が来てからきっちり勉強していたのでは間に合わないから、だいたいは参考文献リストとかから見当をつけて、周辺の文献を大急ぎで斜め読みすることになる。それをやっておかないと、文脈を読み違えてクライアント(たいていはその道の専門家)からお叱りを受けることになる。それでは次の仕事につながらないので、ここは手を抜けないところだ。 周辺の文献を調査するのは、既に存在する訳語を押さえておくためでもある。特に英文和訳の仕事では、たいていの分野で既に先行する何らかの翻訳が存在する。特定の単語についてそういった先行訳を無視すると学問の世界ではまずいことになる。とはいえ、先行訳が必ずしも適切とは限らない。そういう場合にはきちんと先行訳の存在とそれがなぜ依頼の文献に適切ではないのかのコメントを添

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                        • たねをとるのは自然権 - 種苗法に寄せて - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                          種苗法改正を巡って、いろいろな人の声を聞くようになった。私は以前、自家採種に関する本の編集に携わったこともあって、この方面には決して無関心ではない。けれど、法制度に関してはその本の著者グループの間でさえ温度差があり、私のようなシロウトがあまり踏み込んではいかんのだろうという感覚もおぼえた。現行の制度を変えるべきかどうかはともかく、現行の制度でさえ、問題点がないわけではないことも理解できる。なので、改正するのであれば、それはきちんと有識者が議論して、正しい方向性で改正されるべきであり、そういうことであれば、いまさら私がどうこういうことでもなかろうと、近頃では距離をおいていた。 種苗法にかぎらず知的財産関連の制度では、それをタテにとったグローバル企業の世界戦略との関連性が必ずとりあげられる。細かい話をすると長くなるので一言で乱暴に端折ってしまうとそういう世界戦略は概ね人類にとって好ましいもので

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                          • 平成の米騒動について - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                            トンガの火山大爆発は、ほんとにすさまじい。被害の様子もまだよくわからないというのが、不気味だ。現地の人々の無事を祈るとして、ここにきて何やら話題になっているのがいわゆる平成の米騒動、1993年の冷害による不作に端を発した米不足だ。なぜなら、この不作が1991年のピナツボ火山大爆発の影響であることはほぼ間違いないので、「火山の大爆発→寒冷化→米不足」と連想が及んだのだろう。 農業は自然に依存するから、今回の大爆発でも農業への影響は避けられない。けれど、1993年のような米不足が再来するかといえば、それはないだろう。未来のことだから断言することはできないけれど、少なくとも物理的には米の供給不足が発生するとは考えにくい。 なによりも、1993年から94年にかけての騒動は、いい教訓になった。米は蓄えておくものだという農家伝来の常識が改めて見直されるようになったわけだ。あの騒動の頃でさえ、「ウチは農

                              平成の米騒動について - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                            • 民主主義って何かというのが、まず人によってちがうという話 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                              細かい話をするといろいろと面倒なので、大雑把な話。 このあたりを読んで、「ああ、なるほど、そもそも民主主義ってものに対して考え方がまったくちがう人がいるんだなあ。それもけっこうな多数で」と思ったので、そのこと。 anond.hatelabo.jp まあ、以前から生徒なんかにもいってることなんだけど、家庭教師としての私の立場から「民主主義ってなんですか」というのをごく大雑把にまとめると、「みんなで知恵を出し合って、みんなが納得する政策を決めていくこと」みたいになる。なぜなら、それが学習指導要領に通底している科学主義だからだ。科学主義そのものには、個人的にはいろいろ怪しいところもある気がしないではないのだけれど、現代の教育課程においては科学主義が採用されているし、究極の話が学校の成績は科学主義的な素養によって決まるのだから、自分の好みとかはさておいても、立場上はそこに立脚しなければどうしようも

                                民主主義って何かというのが、まず人によってちがうという話 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                              • 「体操服の下に下着を着ない」は、変態教師の妄言とは、ちょっとちがう - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                ブラック校則との関係で「体操服の下に肌着を着てはいけない」というルールが少し前からときどき取り上げられる。私は着衣や髪型などに関してとやかくいうのは人間としてどうなのと思うほうだから、こういうルールが学校にあるのはおかしいと思っている。そして、多くの校則が「規則のための規則」と化し、その意味が検討されることもなく、ただそれが存在することによって統制と権威付けが行われる機能だけをもっているという現状を見たら、「ええかげんにせぇよ」と言いたくなる。ときには、「そのルールは異常だろう」と思えるものもふつうに通用していたりする。 ただ、どんなにおかしく見えるものであっても、成立当初には何らかの合理的な理由があったと考えるのが穏当だろうとは思う。たとえば「体操服の下に下着を着ない」というルールにしても、一見、「下着のことなんて気にするのはおよそ変質者ぐらいなもんだろう」と思えるのだが、実はそれなりの

                                  「体操服の下に下着を着ない」は、変態教師の妄言とは、ちょっとちがう - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                • 【やじうまPC Watch】 ストV公式大会がもたらした「天国と地獄」そして「喜怒哀楽」

                                    【やじうまPC Watch】 ストV公式大会がもたらした「天国と地獄」そして「喜怒哀楽」
                                  • 校正やってた頃の思い出 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                    大学を途中で辞めてバイト生活をはじめてしばらくして、私が自分の仕事として選んだのは編集だった。もう40年も前のことだ。まだDTP以前の時代で、主流は写植だった。電算写植がそろそろ出てきていたけれどまだ虫眼鏡でドットが見えるぐらいの解像度で評判は悪かった。むしろ活字のほうがきれいだということで、実際、活版清刷り*1の仕事なんかもそこそこにあった。そんな時代のことだから、現代の常識とはちがう。もっというと、出版関係のオペレーションは出版社によってちがうし、業界によってもだいぶ常識がちがう。たとえば私のいた学参業界なんてのは著者と編集者の境界線が非常に曖昧だった。編集プロダクションは著者を起用する前提で原稿料と編集料の両方を請求するのだけれど、手練の編集者になると著者への依頼はせずに自分で原稿を書いてしまい、両方とも懐に入れるなんてことをやってた。出版社もちゃんとした原稿ができればそれでOKとい

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                                    • 自尊心がなければやってらんない、という話 - The Greatest Love of All - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                      家庭教師やってると、失敗ばかりでときにはイヤになる。生徒とのセッションは基本的には楽しい時間だ。けれど、それが結果としてどうなのかというと、たとえば「やっぱりここ、まちがえるかよ」とか、「なんでテストの点数が伸びないんだよ」とか、客観的にみて失敗に分類されるようなことばかり起こる。生徒とはあらかじめしっかりと話し合って目標とかマイルストーンとかを決めてある。それにもとづいてこっちはこっちでいろいろと作戦を立て、ストーリーを描いている。そのストーリーどおりに進むことのほうが少ない。だいたいは、「あー、あ。やっちまったよ」みたいな後悔の連続になる。 それでもおもしろいもので、生徒は成長していく。人間ってのは、どんな障害があってもそれをはねのけて育っていく力があるんだと感心する。まるで舗石を突き破って筍が伸びてくるように、力強く伸びてくる。そういうのを見てると、「下手な家庭教師なんて要らないよな

                                        自尊心がなければやってらんない、という話 - The Greatest Love of All - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                      • 書くだけなら、犯罪の手口を書いても罪には問えない(ふつうは) - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                        死んだ祖母が私が子どものころに「世のなかに覚えておいてわるいことは何もないよ」と言っていたのを、いまでもその口調とともに思い出す。「泥棒だけは覚えたらあかん」とも言っていたのだが、この「泥棒を覚える」は知識の類ではなく、慣用表現で「悪事を習慣化する」という意味だから、祖母の意図としては「知識に関しては制限を設けるな」ということだったのだと思う。というのも、この話をしてくれた時期、私は将来のビジョンも何もなく、ただ手当り次第に本に読みふけっていた。昭和の私小説からコンクリートの打設方法まで、古代史からソビエト製の通俗科学書まで、ノージャンルで目につくものを片っ端から読んでいた。そして不安になった。いったい自分は何をやってんだろうと思った。そういうときに、そんな私の内心の焦りを的確に見抜いて「泥棒のほかは覚えてわるいことなんて何もないよ」と言ってくれた祖母の言葉は、私の心に深く刺さった。 実際

                                          書くだけなら、犯罪の手口を書いても罪には問えない(ふつうは) - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                        • 「太陽光発電の拡大は民主党政権のせい」という事実誤認 - 時系列は正しく見よう - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                          私はもう10年ぐらい前になるけれど、非正規雇用の専門職(という言い方がものすごく奇妙なのだけれど)として太陽光発電関係の公的な仕事にごくわずかだけかかわっていたので、いまでも太陽光発電に絡んだニュースには注目している。そして、ブックマークしたら、他の人のコメントもながめている。参考になるものもあれば、見当違いだなあと思うものもある。たとえば、今日も、そういうのがあった。このニュース mainichi.jp についた、このコメント 再考エネルギー:全国で公害化する太陽光発電 出現した黒い山、田んぼは埋まった | 毎日新聞 何度でも言う 菅民主党政権時に雑に制度設計し補助金→経済の弱い地方で利権化→その後自民党政権下で補助金率必死に下げる 2021/06/27 10:34 b.hatena.ne.jp なんかを見ると、「事実とちがうことを何度でも言われてもなあ」と思う。フィードインタリフの固定

                                            「太陽光発電の拡大は民主党政権のせい」という事実誤認 - 時系列は正しく見よう - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                          • 「元首の器」は、美談ではない - 一般庶民にも帝王学を - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                            天皇陛下がオリンピック開会の辞を訂正されたということが報道され、ここ、はてなでもブコメが集まっている。「さすが」とか、あるいは先の「原稿糊付け事件」とあわせて「首相とくらべてどうよ」みたいなコメントがあって、それはそうだろうとは思う。 dot.asahi.com 東京五輪、天皇陛下はJOCの「誤訳」をさり気なく訂正 開会宣言に垣間見えた元首の器 (1/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット) 一般庶民とは教養がちがうわ、と、私でも思う。そして、思い至った。なるほど、百年前、二百年前の人々は、そんなふうに感じていたのだろうと。 歴史とか政治史、思想史的なことを教えていて、困惑することがある。私が現代民主主義のもとで教育を受けた人間だからなのだろうが、なぜ、アメリカ独立以前の人々が、唯々諾々と君主制を受け入れていたのか、どうにも説明しにくいと感じる。「むかしっかっらそうだったか

                                              「元首の器」は、美談ではない - 一般庶民にも帝王学を - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                            • 翻訳の思い出 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                              自分名義の翻訳書が何冊かあるので「翻訳者」を名乗ってもバチは当たらないと思うのだけれど、経済的な寄与でいったら私の生涯の収入に翻訳からの印税や翻訳料が占める割合はそれほど多くない。いろいろな半端仕事を継ぎ接ぎしながら生きてきた、そのパッチワークでちょっと色のちがう柄が翻訳だという程度のことだ。なかには潰れた企画やムダ働きになった仕事もあったけれど、それらのおかげで多少は英語に詳しくなれたのだから文句はいえない。実際、翻訳で初めてお金をもらった頃の私の英語力は情けないほど低かった。仕事をしながら覚えてきたわけで、だからあまり自慢できるようなものではない。 私にとっての最初の翻訳本が出版されたのは1985年の3月のことで、まあなんとも古い話になってしまう。なぜたいして英語のことも知らない若造に翻訳ができたのかというのは、それはそれでちょっとおもしろい話だが、やたらと長くなるのでここに書くような

                                                翻訳の思い出 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                              • 「9月新学期」について再々考 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                4月1日のエントリと前回のエントリで、「COVID-19による学校閉鎖問題のひとつの解決策としての9月新学期への制度変更」について書いた。この問題に関しては緊急に議論を深める必要があると思う。その議論はもちろん、こんな片隅の雑記ブログなどではなく、国政レベルで行われるべきだとは思うのだが、ここのところ検索で(このブログにしては比較的)多くの人が読んでくれているようでもあるし、さらに話を進めてみようと思う。 というのも、Yahoo!ニュースで、次のような記事を見かけたからだ。 news.yahoo.co.jp 9月入学・新学期は進めるべきではない ― 子どもたちと社会への影響を重く見るべき4つの理由(妹尾昌俊) - 個人 - Yahoo!ニュース これは私の主張とはちがって「この時期に制度の変更は行うべきではない」というものだ。主張はちがうのだが、それなりに説得力のある論だと思ったので、そこ

                                                  「9月新学期」について再々考 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                • ケンタッキーのビスケットの間に骨なしチキンを挟んでメープルシロップをかけて食べる、というレシピがあまりに天国かつ地獄だった

                                                  間借りさん @magarisan ケンタッキーのビスケットの間に骨なしチキンを挟んでメープルシロップをかけて食うというレシピを俺も試してみた。元々ワッフルチキンという米南部のソウルフードもある位なので味は保証付き。シロップを1本追加(20円)してドバドバかけて食ったが違和感はまるで無し。甘塩っぱくて美味しかったです pic.twitter.com/8M70BKelVG リンク Wikipedia チキン・アンド・ワッフル チキン・アンド・ワッフル(英: chicken and waffles)は、チキンとワッフルを組み合わせたアメリカ料理である。 アメリカ南部の(本来の意味の)ソウルフードや、ペンシルベニア・ダッチの料理に由来するものである。アメリカにはチキン・アンド・ワッフル専門の料理店がある。 アメリカ南部におけるチキン・アンド・ワッフルはフライドチキンを使用する。ワッフルは、朝食と同

                                                    ケンタッキーのビスケットの間に骨なしチキンを挟んでメープルシロップをかけて食べる、というレシピがあまりに天国かつ地獄だった
                                                  • 経験659:ビックカメラの福袋(15インチ防水テレビ)を購入!喜びの天国から地獄のショックへ・・・がっくり!

                                                    気になる日常生活のモノ・コト・バショなどのレビュー情報が満載です!実際に見て・触って・体験したモノを紹介します。 【主な情報】 ・デジモノ、家電 ・旅行、レジャー ・グルメ、お店 ・インテリア、エクステリア ・役立ちグッズ ・車、カー用品 ・おもちゃ、子供用品 など、 きっと気になる情報が見つかります!メインメニューからぜひ色々な記事をご覧ください! ※表示が崩れる場合は、再読み込みしてみて下さい。 約14年ぶりにテレビを 買い換えました! 自宅で迫力のある映画やゲーム時間を 楽しみたいと思い、 60インチというサイズの液晶テレビ を購入しました! 60インチのテレビをリビングに置くと大きすぎないかな? 約17畳のリビングに設置した様子を紹介します!今後テレビを検討されている方やインテリアの参考になればと思います。 買換え前は17畳リビングに42インチのテレビ 買換え前のテレビは 42イン

                                                      経験659:ビックカメラの福袋(15インチ防水テレビ)を購入!喜びの天国から地獄のショックへ・・・がっくり!
                                                    • 「授業」はもう時代遅れなのか - 言葉はていねいに使わなければいけないなあ - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                      授業 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説 教師が諸分野の知識,技能を生徒に習得させるために行う活動。講義や一斉教授など教師中心の授業が伝統的であったが,今日では新教育の影響で,生徒の自主性や経験が重んじられ,多様な授業方式がある。また授業の改善,科学化を求めて,授業分析などの授業研究が盛んになってきている。 デジタル大辞泉の解説 [名](スル)学校などで、学問や技芸を教え授けること。「国語の授業を受ける」「教科書なしで授業する」「授業時間」 授業(じゅぎょう)とは - コトバンク 家庭教師は気楽な商売だ。というのは、生徒と一対一で学習を進めるからだ。たまには「きょうだい一緒に面倒見てください」みたいな注文もあって、複数の生徒を同時に指導することもある。三人きょうだいを同時に指導した経験もあって、やってやれないことではないことは知っている。けれど、それはあまりにも負担が大きく、指導の

                                                        「授業」はもう時代遅れなのか - 言葉はていねいに使わなければいけないなあ - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                      • 認知症のことはよく知らないけれど - 老母との日々 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                        老母、その後 去年の春、生活のパターンを変えた。年老いた母親の体調が急速に低下したからだ。3年半ほど前に父親が死んで以来、母親の住む実家には週に1回ぐらいの割で顔を出していた。高齢であるし、コロナが流行していることもあったから。ちなみに、父親が死ぬ前には何人か実家の近くに訪問指導で家庭教師に行く生徒を抱えていた。これは父親が入院したタイミングで会社に頼んでそのあたりの生徒を入れてもらったものだ。そうすることで週に2回は仕事で実家付近に行くことになり、そのついでで入院周りの用事を片付けることができるようになった(交通費つきで)。父親が死んでもすぐに生徒が全員いなくなるわけではなく、週1回のペースはしばらくはそうやって維持された。生徒がいなくなって以後も、母親はまあ高齢でもあるし、週に1回ぐらいは顔を見にいくかなという感じだった。ときどき休ませてもらって、月に3回ぐらいになることが多かったよう

                                                          認知症のことはよく知らないけれど - 老母との日々 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                        • 「週休3日制」の中身で変わる天国と地獄…NECは来年度から導入、パターン別に専門家が解説|人生100年時代の歩き方

                                                          窮屈なコロナ禍でよかったことといえば、働き方改革の定着か。在宅勤務をはじめとするテレワークが進む。そんな中、NECが先月22日に打ち出した独自の改革では、22年度から週休3日選択制も導入するという。大企業で広がる週休3日制で、働き方はどう変わるのかーー。 ◇  ◇  …

                                                            「週休3日制」の中身で変わる天国と地獄…NECは来年度から導入、パターン別に専門家が解説|人生100年時代の歩き方
                                                          • チラシ配りの思い出 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                            長い人生で戸別のチラシ配り、つまりはポスティングをやったことが何度かある。ポスティングの求人のチラシがたまにポスティングされているが(ややこしい)、そういう専門の事業としてではない。事業なら数種類をまとめて投函するので1枚あたりのコストが下がるのだが、そうではないため、かなり効率が悪かった。 直近でそれをやったのは、十年ほど前、どういう行きがかりか家庭教師で食っていくことになったときだった。細かいことはほかで書いたことがあるので省略するのだけれど、ある家庭教師の会社から委託契約で生徒をもらうことになったが、なにせ時給が安い。自前で生徒をとればずっと実入りがよくなる。さらにいえば、会社からもらう生徒は遠方のことが多い。片道1時間かかるとかはザラだ。何年かやるうちにそういうのはうまいこと断る方法も身につけたにせよ、片道30分以内の生徒で揃えても移動時間はボディブローのように効いてくる。けれど、

                                                              チラシ配りの思い出 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                            • 非政治的存在がない世界におけるノンポリ - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                              「生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける」と論じたのは紀貫之だが、そんなこといわれたって、誰もが歌人であるわけはない。私だって三十一文字のうたはつくらない。平安の雅な世は知らず、現代では、歌人のほうが希少種だ。だがもちろん、貫之の意図はそうではない。蛙の声に歌を感じる貫之は、人々が日常発する言葉の中に「歌」を見る。ポップソングや演歌やラップも歌であるのは当然として、もっと幅広く、声として外に出てくる人の心の端を歌というのだろう。日常に思わず口をついて出る心の叫びこそが歌だ。なんならTweetだってブコメだって歌である。そういう意味では、たしかに歌をよまないひとはいない。 人間は政治的な存在である、というときの「政治的」の意味も、似たようなものだ。たとえば私が「キムチはどうも苦手だ」と言ったとして、そこにはひとかけらも政治的な意図はない。うまいと思ったことがないとは言わないし、それどこ

                                                                非政治的存在がない世界におけるノンポリ - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                              • 斉藤一人さん 感謝の多い人、感謝の足らない人の天国と地獄の差 - コンクラーベ

                                                                「あんなアホみたいなやつに騙された俺が悪いんだ」っていうことになれば、次は騙されないようになります。 感謝の多い人、感謝の足らない人の天国と地獄の差 「セットでいくら?」で考えると、全部うまくいきます!! 「幸せ」って、毎日変わるものなんだよ 「エゴ+少しエッチ+αの人」が「いい人間」です 「生きてる!って感じで生きる」───これが人生のコツ 「日本で唯一パソコンをやらない会社」こういうのがいいんだよ 追伸 いつも自分は「上気元」でいると決める 感謝の多い人、感謝の足らない人の天国と地獄の差 「何をやってもトントンうまくいく」という人がいます。 反対に、「何をやってもガタガタしてうまくいかない」という人もいますね。 やっぱり、違うんだよね。 その違いって、たった一点、「感謝」なんです。 成功する人っていうのは、「感謝」が多いんだよ。 でも、「いいことがあったら感謝する」では、普通なの。 「

                                                                  斉藤一人さん 感謝の多い人、感謝の足らない人の天国と地獄の差 - コンクラーベ
                                                                • 「貧困」という言葉を誤解していたらしい - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                                  「実家が太い」と言ってしまっていいと思うのだが、私は貧しさと無縁な生活を送ってきた。無縁というのもちょっとちがう。いろいろな局面で貧しさと隣り合わせになりながら、そこにつきものの苦しみから本質的に遠いところにいた。事業がうまくいかなくなって畳むときには現金が足りなくて本当に困ったが、それでも三度の食事を欠かすことはなかった。定収入なしで結婚したときも、どうにかなると思っていたらどうにかなった。不景気の風が吹いて仕事がなくなったときにも、安い給料でかまわないやと思ったら雇ってもらえるところがあった。実家が太いと、「親の老後のために貯金をしとかなければ」というプレッシャーがない。子どもができていろいろと金がかかるだろうといっても、高価なものは頼まなくてもやってくる。祖父母の楽しみなのだから、そこは譲ってもかえって親孝行ぐらいなものだ。結局、自分が食べていければそれで十分であり、食べるだけなら1

                                                                    「貧困」という言葉を誤解していたらしい - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                                  • 私は道に迷わない - だからアブナイ奴、という話 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                                    山岳部の連中は、案外とよく道に迷う。昔のことで、GPS使うのが一般化したいまのことは知らない。笑い話のようではあるが、反省会とか行くとアプローチで道まちがえたとか、下山の道に迷ったとか、割とよく聞いた。自分自身でも、しょっちゅう道を踏みまちがえてた。理由は簡単で、山岳部の連中は基本的には地形を読む。地形を見て、地図を確認し、自分の現在位置を把握して、方向を決める。だから、登山道のないバリエーションルートであるとか、あるいは登山道が雪に閉ざされてしまう冬山とか、そういうところでも安全に行動できる。ルートの選択は「あっちの斜面は雪崩れそうだ」とか「あそこの尾根に取り付いたら上部の処理がヤバいな」とか、そういった判断で行われるのであって、そっちに登山道があるかどうかとか、そういったことからはほぼ独立している。その判断をまちがえたら命にかかわるから、等高線の読み方みたいなことは徹底的に叩き込まれる

                                                                      私は道に迷わない - だからアブナイ奴、という話 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                                    • フリーランスが天国か地獄かは現職しだい。フリーに転身して破滅する人の特徴とは(トイアンナ) | 毎日の仕事を楽しさに変えるビジネスマガジン

                                                                      フリーランスは天国だ。 だが、あなたにとっては地獄かもしれない。 私は社会人になって7年、うち3年をフリーランスとして働いている。独立してからも会社員時代と年収、業務面で大きな変化はなく、取引先にも恵まれてやってきた。 ……が、これはかなりの例外だ。会社員からフリーランスに転身するなら、多くは収入減を覚悟することとなる。フリーランスになるメリットばかりが強調される昨今、見過ごされているリスクの話を書いていきたい。 そもそも、フリーランスになるメリットは何か。まずは、圧倒的な自由度だ。たとえば私はいま、「朝11時に起床して、13時から働く」サイクルで生活している。会社員としてこの生活ができる企業はそうない。夜型にとっては天国のような環境だろう。 また、人に会うのが苦手な人も、フリーランスなら働きやすい。業務によっては自宅で受注できるからだ。私は営業も好きなのでガンガン外へ行くが、同業者にはネ

                                                                        フリーランスが天国か地獄かは現職しだい。フリーに転身して破滅する人の特徴とは(トイアンナ) | 毎日の仕事を楽しさに変えるビジネスマガジン
                                                                      • なぜ「全部譲ってようやく対等」なのか - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                                        この記事 anond.hatelabo.jp 結婚・同居すんなら「絶対に譲れないこと以外は相手の希望に沿うように譲れ。それも無言でそうしろ」 に対してつけたブックマーク・コメント 結婚・同居すんなら「絶対に譲れないこと以外は相手の希望に沿うように譲れ。それも無言でそうしろ」 そやねん。対等だと思って対等のつもりで話し合いとかしてたら、実はこっちの方ばっかり押し付けてることになってたという結果になる。なので、ぜんぶ譲るつもりでようやく対等。向こうも我慢してる。 2023/01/23 15:19 b.hatena.ne.jp が賛同を集めているようなので、蛇足で書いておく。ごく当たり前のことなので、言うまでもないのだけれど、案外と独り身のときには気づかないもので。ちなみに、もちろんこれは多くのケースにあてはまるというだけで、最終的には「ひとによる」。同じひとでも相手によるし、なんなら状況にもよ

                                                                          なぜ「全部譲ってようやく対等」なのか - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                                        • 公文書管理に関して独立調査委員会が必要なんじゃない? - 実態を知りたい(知る権利はあると思う) - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                                          「桜を見る会」の問題は、いろんな要素を含んでいる。私はこれまで最も重要なことはあからさまな選挙違反行為だと思っていた。禁じられている饗応を、こともあろうに税金を使って堂々と行っていたことである。その重大さはどこまでいってもいささかも揺るがないのだけれど、どうも話が進むにつれて、もっと重大なことがあることがわかってきたようだ。それは、政府機関の内部統制問題だ。 「桜を見る会」の名簿をめぐっては、廃棄されたことが問題になってきた。いや、それも問題だけど、それはどこの段階でだれがウソをついているかという程度の、いわば個人的な犯罪レベルの話だった。もちろんそれはそれでけしからんことなのだけれど、出せと言われて慌てて廃棄したのか、廃棄してないのに廃棄したことにしたのか、なんだかわからないけれど、とにかくだれかがなにかルール違反をしていることだけは確かだ。だが、それは個人プレーの範疇だろう。 ところが

                                                                            公文書管理に関して独立調査委員会が必要なんじゃない? - 実態を知りたい(知る権利はあると思う) - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                                          • なんでノートをとるのかわからない - 美風なんだろうけど - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

                                                                            白状すると私はノートを1冊使い切ったことがない。いわゆる大学ノート、学習用のノートのことだ。その小型版の手帳でさえ使い切ったことがない。途中からそれははっきりとわかったので、大学の山岳部にいたときには必要な枚数だけ白紙を小さく切ってホチキスで中綴じにして、使い切れるだけの手帳をつくってリュックの雨蓋に入れていた。GPSのない時代、山行記録はとらないわけにいかないから。 記録のための小さなノートはともかくとして、問題は「勉強」のためのノートだ。小学校のときにはきらびやかな表紙の各教科専用のノートが市販されているのをどこかで数冊買い与えられたと思う。ただし、そのうちの1冊も使い切らない(どころか使い始めもしない)ので、追加で買うことはなかった。中学校になると学校で本格的に「ノートの使い方」みたいなのを教えられる。張り切って何冊かの大学ノートを買ってもらったのだが、結局、数枚のページを汚しただけ

                                                                              なんでノートをとるのかわからない - 美風なんだろうけど - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
                                                                            • アスキー創業者、西和彦氏が見た「天国と地獄」

                                                                              米マイクロソフト元副社長で、アスキー創業者の西和彦氏。「日本先端工科大学(仮称)」の新設準備を進めていた矢先の今年3月、債権者から第三者破産を申し立てられた。舞台裏でいったい何があったのか。その経緯と大学新設の見通しなどについて聞いた。 ──債権を持っている金融会社から第三者破産を申し立てられたとのことですが、詳しい経緯を教えてください。 5年ほど前に(出版社の)アスペクトの借金を連帯保証したことがきっかけだ。当時社長だった高比良(公成)さんに「経営が悪化している。助けてくれないか」と言われ、3億円出資した。 連帯保証したことに後悔はない 出資後すぐに(アスペクトと当時取引していた)三菱UFJ銀行が私のところに来て、アスペクトへの融資を連帯保証してくれ、でなければ資金を引き揚げると言ってきた。そうなると、出資した3億円がほぼ消えてなくなってしまうので、断腸の思いで連帯保証に応じたわけだ。

                                                                                アスキー創業者、西和彦氏が見た「天国と地獄」
                                                                              • 「60代は人生の楽園だが、70代以降は一転」多くの日本人が天国から地獄へ"メンタルの急降下"が不可避のワケ 人生の中で一番悩みやストレスがなく、のんきに暮らせる年代はいつか

                                                                                人生の中で最も悩みやストレスが少なく精神状態が良好な時期はいつなのか。厚労省の最新データを分析した統計データ分析家の本川裕さんは「60歳代は20~50歳代の時より“のん気”でいられる。70歳代も以前に比べれば同じ傾向だが、急速にのん気でいられなくなる人が増えていく」という――。 60代は現役の時よりのん気、でも70代は急速に… 年齢を経ることで次第に移り変わっていく日本人の精神状態を明らかにする厚生労働省の統計調査が3年ごとに行われているのだが、マスコミで報道されないので結果がほとんど知られていない。今回は、このほど公表された最新データから歳を重ねると生じる日本人の心の変化を探ってみよう。 厚労省の国民生活基礎調査は、毎年の簡易調査の他に3年ごとに大規模調査が行われ、この際には例年の世帯票、所得票とともに健康票、介護票による調査が実施される。また世帯票、健康票については、サンプル数が30万

                                                                                  「60代は人生の楽園だが、70代以降は一転」多くの日本人が天国から地獄へ"メンタルの急降下"が不可避のワケ 人生の中で一番悩みやストレスがなく、のんきに暮らせる年代はいつか
                                                                                • 【カタールW杯】天国から地獄!?日本がコスタリカに敗北!コスタリカ戦の振り返り - 北の大地の南側から

                                                                                  こんにちは! Nishi です。 初戦のドイツ戦は、まさかのジャイアントキリングで、日本列島がその快挙に湧き、絶好のスタートを切った日本代表。 その勢いにかこつけて臨んだ第2戦のコスタリカ戦でした。 結果はみなさん、もうご存知の通り、0-1で負けてしまいました(-_-;) いやー見事に負けましたね(^_^;) 一気にテンション落ちた感じですが、昨日のコスタリカ戦、まずは振り返ってみましょう 負けるべくして負けた!?コスタリカ戦 share.smartnews.com 初戦の勝利によって、余裕を持って戦う事ができた日本。 それに対して、大敗して勝つしかなくなったコスタリカ。 日本としては、心理的にも優位な立場で試合に臨めたんですが… 結果的には、それが仇になっちゃった感じですかね(^_^;) 攻めてとにかく勝利が欲しいコスタリカは、前のめりに来るかと思いきや、コスタリカ本来のスタイル、5バッ

                                                                                    【カタールW杯】天国から地獄!?日本がコスタリカに敗北!コスタリカ戦の振り返り - 北の大地の南側から

                                                                                  新着記事