憲法論議NOは「反立憲主義」 山尾衆院議員インタビュー 2020年03月29日07時35分 インタビューに答える山尾志桜里衆院議員=26日、東京都千代田区 立憲民主党を離党した山尾志桜里衆院議員は時事通信のインタビューに応じ、国会での憲法改正論議に消極的な立憲の姿勢を「立憲主義に反する」と指摘した。主なやりとりは次の通り。 ―離党につながった改正新型インフルエンザ対策特別措置法の評価は。 (新型コロナウイルスでも発令可能となった緊急事態宣言は)重大な私権制限なので、国会が報告される客体ではなく承認する主体であるべきだ、との思いは今も変わっていない。野党から「承認主体になると責任を負わされる」などの意見が出たのは問題だ。 ―立憲の党内手続きに問題はなかったか。 (自民、立憲両党の)国対委員長会談で締め切りと内容が決まり、「政策マター」が「国対マター」という言葉に取り込まれた。内容の議論をしっ