並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 171件

新着順 人気順

新人監督の検索結果1 - 40 件 / 171件

  • 東京五輪公式記録映画・河瀬直美監督 撮影中の暴行でカメラマンが降板 | 文春オンライン @KawaseNAOMI

    映画監督の河瀬直美氏(52)が、撮影中にスタッフの腹を蹴り、その結果、撮影監督とスタッフらが作品を降板する事態が起きていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 “事件”が起きたのは、映画「朝が来る」の撮影現場 河瀬監督は1997年、「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞。2007年には「殯の森」で、同映画祭の最高賞に次ぐグランプリを受賞するなど、日本を代表する映画監督のひとりだ。公的活動も多く、東京五輪公式記録映画の総監督を務め、25年開催予定の大阪・関西万博においてはプロデューサーのひとりに就任している。

      東京五輪公式記録映画・河瀬直美監督 撮影中の暴行でカメラマンが降板 | 文春オンライン @KawaseNAOMI
    • たったひとりで製作7年! デル・トロ絶賛、日本人監督が独学で完成させたディストピアSFアニメ「JUNK HEAD」3月26日公開 : 映画ニュース - 映画.com

      ホーム > 映画ニュース > 2021年2月26日 > たったひとりで製作7年! デル・トロ絶賛、日本人監督が独学で完成させたディストピアSFアニメ「JUNK HEAD」3月26日公開 環境破壊、遺伝子操作、ウイルス感染で滅亡に向かう人類の運命は…?(C)2021 MAGNET/YAMIKEN 「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ監督が絶賛したSFストップモーションアニメ「JUNK HEAD」が、3月26日に公開されることが決定。本作は、堀貴秀監督が独学で作り始め、7年をかけて完成させた作品。予告編とポスタービジュアル、場面写真も一挙に披露された。 「JUNK HEAD」でアニメ界に旋風を巻き起こしたのは、本職が内装業の堀監督。原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果、音楽の全てをひとりで担い、総ショット数は約14万

        たったひとりで製作7年! デル・トロ絶賛、日本人監督が独学で完成させたディストピアSFアニメ「JUNK HEAD」3月26日公開 : 映画ニュース - 映画.com
      • 園子温監督を性犯罪者のように扱ってるはてブの人たちに聞きたいんだけど

        よくイラストレーターの話で「不当に安い価格で仕事を受ける連中がいるから相場を勘違いする発注者が減らずイラストレーター全体の相場が下がるんだ」 と安価で仕事を受ける新人を批判するトゥゲッターが定期的にまとめられて人気を博してるじゃん。 これ、今回(に限らず枕営業)にあてはめれば「不当に性を提供して出演を得る連中がいるから、枕営業の誘いを匂わせれば女優が応じると勘違いする監督やスポンサーがなくならないんだ」 てならないの? 園子温と性交した女優達は、脅迫や強要や暴力といった自分の意志を抑えつけられた状況で強制的に犯されたのではないよね。 警察は動いてないみたいだし、脅迫や強要や強姦の犯罪被害として被害届や告訴状を出してる女優は皆無みたいだし。 てことは「枕営業すれば彼の映画に出演する地位を得られる」と匂わされて、出演することによる知名度やキャリアが魅力的だから対価としてセックスを提供したんだよ

          園子温監督を性犯罪者のように扱ってるはてブの人たちに聞きたいんだけど
        • 日本映画はなぜ「漫画原作ばかり」なのか 井筒監督が語る、製作委員会制の弊害

          ハリウッドや韓国映画に予算や規模で大きく水をあけられ、長らく低迷が続いている日本映画界は、長引くコロナ禍や相次ぐ性加害報道が追い打ちとなり、今まさに大きな岐路に立たされている。なぜ日本ではハリウッドや韓国映画のような世界的大ヒット作が生まれないのだろうか。「パッチギ!」などの代表作で知られる井筒和幸監督に、日本映画の可能性と限界を聞く。 ハリウッドや韓国映画に予算や規模で大きく水をあけられ、長らく低迷が続いている日本映画界は、長引くコロナ禍や相次ぐ性加害報道が追い打ちとなり、今まさに大きな岐路に立たされている。なぜ日本ではハリウッドや韓国映画のような世界的大ヒット作が生まれないのだろうか。「パッチギ!」などの代表作で知られる井筒和幸監督に、日本映画の可能性と限界を聞く。(取材・文=佐藤佑輔) ――日本映画の現状について。 「日本映画は日本経済と一緒でまったくダメ。手堅く稼ごう、とにかく採算

            日本映画はなぜ「漫画原作ばかり」なのか 井筒監督が語る、製作委員会制の弊害
          • 女優4人が覚悟の告白「人気映画監督に性行為を強要された」新作は性被害がテーマ | 週刊文春 電子版

            ハリウッドの大物プロデューサー、ワインスタイン氏はその地位を利用し、多くの女優を毒牙にかけてきた。だが2017年、女優たちが続々と声を上げ、性暴力撲滅に立ち上がったのが「#MeToo」運動だ。日本でも、今――。 3月25日、「性被害」を題材にした1本の映画が公開される。タイトルは「蜜月」。主人公の美月役は人気女優の佐津川愛美が務め、義父役を板尾創路(いつじ)、夫役を永瀬正敏が演じる。 美月の母は過去のトラウマから美月の「女の性」を激しく抑圧するようになる。反抗心から美月は義父に接近するように。しかし、そこで新たな事件が起こってしまう。闇に沈む「家庭内の性被害」にスポットを当てた作品だ。同作のメガホンを取ったのが榊英雄氏(51)。榊氏は長崎県五島市出身で福岡の大学を卒業後、上京。95年に主演作「この窓は君のもの」で俳優デビューを果たした。 榊英雄氏(榊氏の会社のHPより) その後は下積みが続

              女優4人が覚悟の告白「人気映画監督に性行為を強要された」新作は性被害がテーマ | 週刊文春 電子版
            • 京アニを知る人も知らない人も「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」を今すぐ見てきてください - 狐の王国

              ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 - を見てきた。テレビシリーズ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の外伝であり、期間限定上映、なおかつ新人監督の作品ということもあって、来年に予定されていた新作劇場版を待ちきれないファンのための映画だと思っていた。 間違っていた。ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝は一つの映画としてきちんと完成していた。これはテレビシリーズ未見の方にも見ていただきたい作品だった。 ヴァイオレット・エヴァーガーデン1 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2018/04/04メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (8件) を見る ヴァイオレット・エヴァーガーデンを知らない人にも見ていただきたい。そういう気持ちを込めて、多少のネタバレも含めてここに書く。知らない人にも興味を持ってもらいたいからだ。 ヴァイオレ

                京アニを知る人も知らない人も「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」を今すぐ見てきてください - 狐の王国
              • 間違えて、隣の住居中の家を解体してしまいました。

                間違えて、隣の住居中の家を解体してしまったという話しですが、弊社が、間違えて、隣の住居中の家を解体してしまった訳ではありません。色々と経緯があるのです。 間違えて、隣の住居中の家を解体してしまった人に出会った 東日本大震災の時に宮城県に工事に行っていた時の話しです。 全国各地から建築関係の職人さんが沢山集まり、東日本大震災の復興に向けて色々な復旧工事中に出会った解体屋の職人さんに聞いた話しです。 我々、弊社で起こった事件ではありません。 間違えて、隣の住居中の家を解体した経緯 東北の、とある県の解体屋の職人さんに聞いた話しです。 解体工事を行う職人さん達は初めて解体現場に行きました。 大手の建設会社から下請け工事として解体工事の依頼を受け、解体工事当日の朝は現場の近くのコンビニで大手の建設会社の若手の新人監督さんと待ち合わせをして、一緒に現場まで行く事になりました。 親方は事前に下見をして

                  間違えて、隣の住居中の家を解体してしまいました。
                • 2021年冬アニメ、この作品見逃してない?

                  ワンダーエッグ・プライオリティ必見。野島伸司という大御所脚本家が原案・脚本を手掛け、それを新人監督がアニメ化するオリジナル作品。スタッフの布陣が面白すぎる。 監督の若林信は22/7のキャラPV「あの日の彼女たち」で才能を見せつけた気鋭の演出家だし、コアアニメーターに「エロマンガ先生」の『紗霧アニメーター』小林恵祐 、音楽はDÉ DÉ MOUSE・ミトとか、知ってる人にはたまらん並び。 イクニ作品くらいいろいろ考察が捗る系のやつなので、とりあえず1話だけでも ホリミヤ「堀さんと宮村くん」を作画・構成を新たに再コミック化したものをアニメ化するというややこしいメディアミックスだが、とりあえず見やすいラブコメなのでそんな説明は別に重要じゃない OP・EDでめっちゃオシャレな演出をすることで有名な石浜真史が監督なので、とりあえずOP映像だけでも必見。 加えて本編もキャラクターの心情がめちゃくちゃオシ

                    2021年冬アニメ、この作品見逃してない?
                  • 『PLAN 75』の早川千絵監督「日本がとても不寛容な社会になりつつあると感じて、すごく不安だった」 | 「後期高齢者が排除される世界」は決して非現実的なものではない

                    5月に授賞式がおこなわれた第75回カンヌ国際映画祭で、新人監督賞にあたるカメラドールの特別表彰を受けた早川千絵。現在公開中の『PLAN 75』で発揮された独自の切り口と、これまで歩んできたキャリアについて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が監督本人にインタビューした。 日本人特有の思考回路 映画監督の早川千絵は、脚本の構想を練っていた際、自分が作ろうとしている映画の前提となる問題についてどう思うか、母や知人の友人である年配の人々に訊いてみようと考えた。彼女はこう質問した。 「もしも75歳以上の国民向けに政府が安楽死を支援するとしたら、あなたはそれに同意しますか?」 「肯定的な返事をした人が大半でした」と早川は言う。「他人や自分の子供たちの負担になりたくない、と言うのです」 早川が思うに、この一見ショッキングな反応は、日本の文化と人口統計を色濃く反映している。5月のカンヌ映画祭で、彼女の初の長

                      『PLAN 75』の早川千絵監督「日本がとても不寛容な社会になりつつあると感じて、すごく不安だった」 | 「後期高齢者が排除される世界」は決して非現実的なものではない
                    • 劇場アニメ「映画大好きポンポさん」レビュー フィクションで創作を描く難しさと、失敗

                      ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「創作活動」をテーマとした作品は少なくない。小説家や漫画家が登場するフィクション作品は枚挙にいとまがなく、彼らの悩みや産みの苦しみを描いたドキュメンタリーはそれだけでもエンタテイメント足り得る。近年でもアニメを作るアニメ「SHIROBAKO」、漫画を作る漫画「バクマン」といった、ジャンルに自己言及するドキュメンタリックな群像劇が評価された。「映画大好きポンポさん」もその系譜に並ぶ、「映画製作にテーマを置いた映画」である。のだが、こちらは少々事情が異なる。 ※この記事は「映画大好きポンポさん」のネタバレを含みます まずざっくりとしたあらすじは以下のようなものになる。 本作のメインキャラクターは映画プロデューサー・ポンポさんと、新人監督のジーン。映画の本場「ニャリウッド」に君臨するやり手プロデューサー・ポンポさんは、祖父であるペーターゼ

                        劇場アニメ「映画大好きポンポさん」レビュー フィクションで創作を描く難しさと、失敗
                      • 映画『ハケンアニメ!』原作 辻村深月インタビュー アニメ監督が託す葛藤とは

                        「覇権アニメ」という単語を聞いたことがあるだろうか。ゼロ年代後半から2010年代中頃にかけて、ネット掲示板で流行した言葉だ。定義としては各クールに放送されたアニメで最も人気を博した作品のことを指す。それはBlu-rayの売り上げだけでなく、単純な人気も含める場合があるため、各クールで覇権を掴むアニメが複数ある場合も存在する。 そんな言葉を受け、直木賞作家・辻村深月さんがアニメ業界を舞台に著したお仕事小説『ハケンアニメ!』がこの春、待望の実写映画化。メインキャストに吉岡里帆さん、中村倫也さんらを迎えた同作は、5月20日(金)から公開される。 新人アニメ監督・斎藤瞳は老舗スタジオ・トウケイ動画で『サウンドバック 奏の石』を制作中。しかし裏番組として天才監督にして瞳が憧れる王子千晴の最新作『運命戦線リデルライト』が立ちはだかる。果たして、2人の監督作の行方と、それに携わるスタッフたちの努力の結果

                          映画『ハケンアニメ!』原作 辻村深月インタビュー アニメ監督が託す葛藤とは
                        • 成田悠輔氏、物議醸す「高齢者は集団自決」発言は持論だった メタファーと説明も...「老害化」社会防ぐ「最強のクールジャパン政策」と直言

                          成田悠輔氏、物議醸す「高齢者は集団自決」発言は持論だった メタファーと説明も...「老害化」社会防ぐ「最強のクールジャパン政策」と直言 2023年1月11日に、ツイッターで突然「集団自決」という物騒な単語が「トレンド」入りした。イェール大助教授で経済学者の成田悠輔氏(38)が過去に発言した内容が原因だ。成田氏は4年ほど前から高齢化社会への対応策として、高齢者の「集団自決」「集団切腹」に繰り返し言及してきた。あるインタビューでは、こういった表現は「議論のためのメタファー(隠喩)」だと説明しているが、そうとは理解されにくい文脈の発言もある。 22年には、75歳以上の人に対して安楽死の選択肢を与える制度が導入された社会を描いた映画「PLAN 75」(プラン 75)が、第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)の次点に当たる特別表彰を受け、話題になった。作品の世界観を体現するかのような発

                            成田悠輔氏、物議醸す「高齢者は集団自決」発言は持論だった メタファーと説明も...「老害化」社会防ぐ「最強のクールジャパン政策」と直言
                          • 河瀬直美監督に仏文化勲章 大使公邸で叙勲式 | 共同通信

                            Published 2022/05/30 17:57 (JST) Updated 2022/05/30 18:03 (JST) 映画監督の河瀬直美さん(53)が30日、フランス政府から芸術文化勲章オフィシエを授与された。東京都港区のフランス大使公邸での叙勲式で、河瀬さんは「世界の美しさをフィルムに刻んで届けたいと思い続けてきた。謙虚に、平和を頭の真ん中において映画を作り続けたい」と語った。 駐日フランス大使は授章理由を「カンヌ国際映画祭で多くの賞を受賞するなどフランスと特別な関係を築いた」と説明した。 河瀬さんは1969年奈良県生まれ。97年に「萌の朱雀」でカンヌ映画祭の新人監督賞、2007年に「殯の森」で審査員特別大賞を受賞。昨年の東京五輪公式記録映画の総監督を務めた。

                              河瀬直美監督に仏文化勲章 大使公邸で叙勲式 | 共同通信
                            • 殺し屋青春映画『ベイビーわるきゅーれ』が話題沸騰中! 日本のエンタメ映画の未来は、この男が担う!! 阪元裕吾「新企画の構想はたくさんあります。例えば『空気階段』の鈴木もぐらさんと......」 - エンタメ - ニュース

                              週プレNEWS TOPニュースエンタメ殺し屋青春映画『ベイビーわるきゅーれ』が話題沸騰中! 日本のエンタメ映画の未来は、この男が担う!! 阪元裕吾「新企画の構想はたくさんあります。例えば『空気階段』の鈴木もぐらさんと......」 殺し屋青春映画『ベイビーわるきゅーれ』が話題沸騰中! 日本のエンタメ映画の未来は、この男が担う!! 阪元裕吾「新企画の構想はたくさんあります。例えば『空気階段』の鈴木もぐらさんと......」 今、全国で話題を呼んでいる映画『ベイビーわるきゅーれ』は、殺し屋女子たちの爽やか(?)な青春を超本格アクションで語るという離れ業を成し遂げた一作だ。手がけたのは邦画界の超新星・阪元裕吾(さかもと・ゆうご)監督。25歳の若き才能が抑圧の学生時代、「エンタメ」への目覚め、アクション映画への愛を語った! * * * 杉本ちさと(演:髙石あかり)と深川まひろ(演:伊澤彩織)は、殺

                                殺し屋青春映画『ベイビーわるきゅーれ』が話題沸騰中! 日本のエンタメ映画の未来は、この男が担う!! 阪元裕吾「新企画の構想はたくさんあります。例えば『空気階段』の鈴木もぐらさんと......」 - エンタメ - ニュース
                              • あまりのリアルさに大阪市が慌てた 映画『解放区』を監督らが語る | CINRA

                                文化庁からの補助金が全額支給されないことが決定するなど、『あいちトリエンナーレ』の企画展のひとつである「表現の不自由展・その後」をめぐる一連の動きが、14日に同芸術祭が閉会したいまもなお、物議を醸すなか、かつて大阪市の助成金を受けながら、その内容の一部修正を求められた挙句、監督自らそれを拒否。助成金の返還を余儀なくなされた1本の映画が、完成から5年という歳月を経て、遂に一般公開される。 その映画の名は、『解放区』。友人の自殺を直視したドキュメンタリー映画『わたしたちの特別な時間の終わり』(2013年)でセンセーションを巻き起こした太田信吾監督が、初めてドキュメンタリーではない劇映画として生み出した作品だ。俳優としても活動する太田監督自らが演じる、ドキュメンタリー作家「未満」の男が、紆余曲折の果てに、自らカメラを持って大阪・西成の街に飛び込んでいくというこの映画。ドキュメンタリーの手法を用い

                                  あまりのリアルさに大阪市が慌てた 映画『解放区』を監督らが語る | CINRA
                                • 「つくるのが好きとはまだ言えない」――ジブリ出身、53歳の新人監督・安藤雅司のアニメーション哲学(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                  安藤雅司さん(53)は「若くして『もののけ姫』の作画監督を務めたアニメーター」として有名だ。作画監督は作品のクオリティーを決める重要なポジション。ジブリをやめたあとは、今敏監督の『パプリカ』や新海誠監督の『君の名は。』など、世界的に評価される作品を、献身的な仕事ぶりで支えてきた。今回、初監督に挑戦した安藤さんに、偉大な監督との葛藤やアニメーターとしての矜恃を聞いた。(取材・文:長瀬千雅/撮影:伊藤菜々子/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 53歳の監督デビューである。21歳でスタジオジブリに入ってから32年間、アニメーションの絵を描き続けてきた。「自分の本質はアニメーター」と言ったのは宮崎駿監督だが、安藤雅司さんは自らを「絵描き」と呼ぶ。その安藤さんが、『鹿の王』(上橋菜穂子著)という原作を得て、初めて監督に挑戦した(宮地昌幸さんと共同監督)。 「監督の役職とアニメーターの役職

                                    「つくるのが好きとはまだ言えない」――ジブリ出身、53歳の新人監督・安藤雅司のアニメーション哲学(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                  • 海外で賞賛、日本で批判…河瀨直美の評価はなぜ国内外でズレているのだろうか | 文春オンライン

                                    インタビュー原稿をまとめる段階でようやく『SIDE:A』の仮編集版を観ることができた(さらにその後、試写で完成版を観た)が、そのかんに「週刊文春」では、河瀨の過去の暴行疑惑が報じられ、昨年12月にNHK-BS1で放送されたドキュメント番組「河瀨直美が見つめた東京五輪」の内容がすでに問題視されていたこともあって、日本国内では河瀨に対する批判的な声が高まっていった。 (「河瀨直美が見つめた東京五輪」NHK-BS1より) 一方、この原稿を書いている最中には、河瀨がフランス政府から芸術文化勲章オフィシエを授与されたというニュースが報道された。 国内外におけるこのような評価のちがいを、不思議に感じるひとは多いだろう。しかし、河瀨直美という映画作家のこれまでの歩みを振り返ってみると、この奇妙なねじれとでもいうべき状況が決していまに始まったことではないことがわかるはずだ。 国内外の評価のズレの正体 河

                                      海外で賞賛、日本で批判…河瀨直美の評価はなぜ国内外でズレているのだろうか | 文春オンライン
                                    • 人生の中でこれだけ批判されたのは初めてだった……都並敏史が歩んできた傷だらけの監督道【サッカー、ときどきごはん】

                                      人生の中でこれだけ批判されたのは初めてだった……都並敏史が歩んできた傷だらけの監督道【サッカー、ときどきごはん】 2020年05月05日 7時00分 カテゴリ: ★無料記事 • インタビュー • サッカー、ときどきごはん タグ : pickup • targmar • アビスパ福岡 • セレッソ大阪 • ベガルタ仙台 • 東京ヴェルディ • 横浜FC • 湘南ベルマーレ 指導者としては挫折の連続で、大きな傷を負ってきた。 いつも明るくユーモアを忘れず、誰からも愛される「永遠のサッカー小僧」は、その笑顔の裏で葛藤を抱えていたのだ。 「今頃になってやっと何が大事が気づいた」 これまでの道のりを振り返ってもらいながら、秘めていた苦悩を打ち明けてもらった。 ■今になってやっとわかった指導者としての心構え 1998年に引退したときって、タレントになるという話もありました。2つぐらい芸能プロダクション

                                        人生の中でこれだけ批判されたのは初めてだった……都並敏史が歩んできた傷だらけの監督道【サッカー、ときどきごはん】
                                      • 是枝監督に続き、今回は石川慶監督。日本映画の才能を惹きつける、SFの人気作家、ケン・リュウの世界(斉藤博昭) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        是枝裕和監督が、カトリーヌ・ドヌーヴら国際的キャストを迎え、フランスで撮影した、2019年公開の『真実』。その劇中、ドヌーヴが演じるベテラン女優ファビエンヌは、新作映画を撮影していた。『母の記憶に』という作品だ。 回復の見込みのない病を宣告された母親が、娘のために重大な選択をする。宇宙空間で延命治療を受けて、7年に一度だけ、娘に会いに地球に戻ってくる物語。その間、母親は年をとらず、外見は変わらない。娘だけが年をとっていき、やがて見た目は母と同年代、そして彼女を追い越していく。SF的な設定の『母の記憶に』だが、SFというより、親子の切ないドラマという印象。この関係が、演じるファビエンヌの実生活とも鮮やかにシンクロするのが『真実』の面白さでもあった。 相手との間に流れる時間。そのスピードが変わる悲しさ、切なさ。本来なら別の時間にいるはずの相手との短い出会い……。『インターステラー』や『ある日ど

                                          是枝監督に続き、今回は石川慶監督。日本映画の才能を惹きつける、SFの人気作家、ケン・リュウの世界(斉藤博昭) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • 「ルパン三世 カリオストロの城」トリビア 驚異的に短かった制作期間、宮崎駿“新人”監督と山田康雄さんのエピソード

                                          5月5日午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、劇場アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」が放送されます。 本作は、1979年に公開された「ルパン三世」劇場版第2作です。2021年には、「ルパン三世」アニメ化50周年を記念して4K映像+7.1chサラウンドの特別仕様で、短編「ルパンは今も燃えているか?」と2本立てで公開されました。 「カリオストロの城」は、初期のアニメ版「ルパン三世」の名作であると同時に、宮崎駿監督の劇場初監督作品としても知られ、本作のヒロインであるクラリス役を「風の谷のナウシカ」でナウシカ役を務めた島本須美さんが演じています。 「ルパン三世 カリオストロの城」のあらすじ、キャスト、知っておくと本作がより楽しめるトリビアをご紹介します。 【あらすじ】

                                            「ルパン三世 カリオストロの城」トリビア 驚異的に短かった制作期間、宮崎駿“新人”監督と山田康雄さんのエピソード
                                          • 2023年に見ていたアニメ - Close To The Wall

                                            毎年のやつだけど、2022年の記事の文字数が9万5000字を超えてしまい、書く方も大変だけど読む方も厳しいだろうしさすがに反省したので今年は各項目をできるだけ短くするよう心掛けた。去年は一作5000字とか4000字とかあったけど今年は一作1000字台で収めております。そうして減らしたのに今年は異様にアニメ本数が多く、取り上げる作品数も増えたため結局分量を減らせなかったどころか1万字増えてしまった。週に何本見ているかを毎クール数えているけれど、冬で週に50本を超えたのは初めてだし秋にも50を超え、週ごとアニメ視聴本数の4クール総計は187で、去年の154の二割増しでかなり増えている。去年はとりあえず項目を立てたのが計93作で今年は概ね毎期30近くで計111。減ったけど減ってない。なんたる。 2023年アニメ10選 冬クール(1-3月) 人間不信の冒険者たちが世界を救うようです もういっぽん!

                                              2023年に見ていたアニメ - Close To The Wall
                                            • 映画『ハケンアニメ!』レビュー|Ryuichi Taniguchi

                                              【人生の覇権を取るために必要なこと】 映画やテレビドラマに登場するような、権力に噛みついて不正を暴き、警察を出し抜いて真犯人に迫り、世界的な文豪の幻の作品を屋根裏から発見し、挫折したアスリートを励まして競技の第一線へと送り返すことをする新聞記者は、万人に1人もいないだろうことは分かっている。 それでも、過去にウォーターゲート事件が暴かれて、大統領の犯罪が白日の下にさらされ、リクルート事件が報道されて、戦後50年続いた政治体制が崩壊したように、新聞記者の仕事が何かを成したという実績はある。だからこそ新聞に携わる人たちは、忙しい日々をルーティンの作業に追われ疲弊しながらも、心のどこかで新聞記者にはそうあって欲しいと思っている。 そんな新聞記者が増えれば、世の中にもなにかしら変化が起こって、真っ当な正義が貫かれて、誰もが幸せな日々を送れるようになるだろうと信じて。 現実の権力に阿って筆を曲げ、社

                                                映画『ハケンアニメ!』レビュー|Ryuichi Taniguchi
                                              • なぜ今? 伊で発表『ジーグ対グレンダイザー』 実は半世紀前にも「幻の企画」が! | マグミクス

                                                イタリアで発表された『鋼鉄ジーグ対UFOロボ グレンダイザー』。ともに半世紀ほど前のロボットアニメですが、海外ではいまだに熱く支持されている作品です。実はこの夢の共演は、日本でも企画されていたことがありました。 海外で「グレンダイザー」と「鋼鉄ジーグ」が熱いワケ 『鋼鉄ジーグ対UFOロボ グレンダイザー』の公開されたビジュアル (C)2022 Go Nagai/Dybamic Planning inc. All Rights Reserved. 日本では1975年にTV放送が始まったロボットアニメの『UFOロボ グレンダイザー』と『鋼鉄ジーグ』は、国内でも人気のあった作品でしたが、海外での評価はともに日本以上のものでした。放送から約半世紀の2024年現在、この2作品に熱い注目が集まっています。 なぜならば先日、イタリアで『鋼鉄ジーグ対UFOロボ グレンダイザー(原題は『JEEG CONTR

                                                  なぜ今? 伊で発表『ジーグ対グレンダイザー』 実は半世紀前にも「幻の企画」が! | マグミクス
                                                • アニメ制作での奮闘を描く映画『ハケンアニメ!』 声優・高野麻里佳が語る協働の苦労と喜びとは | CINRA

                                                  アニメ、映画、ドラマ……見る人の心をゆさぶるものづくりの現場では、「良い作品」をつくるために多くのプロフェッショナルが集まってチームを組み、協力しあいながら一つの作品をつくりあげていく。 2022年5月20日に公開される映画『ハケンアニメ!』は、アニメ業界を舞台にものづくりの苦労や魅力を描いた作品だ。原作は直木賞作家・辻村深月の長編小説。「最も成功したアニメ」の称号・ハケン(覇権)を取るため奮闘するクリエイターたちの熱い想いが描かれている。 映画のなかで、吉岡里帆が演じる主人公の新人監督・斎藤瞳は、クリエイターとしてのこだわりの強さから関係者としばしば衝突してしまう。なかでも高野麻里佳が演じる群野葵と、アフレコの演出に対してコミュニケーションに行き詰まってしまう場面は印象的だ。 「良い作品をつくりたい」という想いは一緒でも、その想いやこだわりが強いほど、衝突してしまうことも避けられない。今

                                                    アニメ制作での奮闘を描く映画『ハケンアニメ!』 声優・高野麻里佳が語る協働の苦労と喜びとは | CINRA
                                                  • 「映画大好きポンポさん」の色彩設計・千葉絵美さんに、アニメの色を考えることの面白さを聞いてみた【アニメ業界ウォッチング第77回】 - アキバ総研

                                                    娯楽映画の制作現場を描いた漫画「映画大好きポンポさん」が、アニメーション映画化された。監督は、「劇場版 空の境界 第五章 矛盾螺旋」(2008年)や「GOD EATER」(2015年)、「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」(2013年)などの平尾隆之氏。今回の「ポンポさん」では、映画プロデューサーであるポンポのアシスタント、ジーン・フィニが新人監督として映画づくりに没頭するドラマを、熱烈なタッチで描いている。 いっぽうで、華やかな絵づくりも強い印象を残す。今回は、「ポンポさん」の色彩設計を担当した千葉絵美さんにお話をうかがってみた。 キャラクターが手にする小道具は、現実感のある色を使う ── アニメの色といえば、かつてはセルの裏から絵の具で塗っていましたよね。千葉さんは、そういう時代を経験していますか? 千葉 私が業界に入ったときは、アニメの制作がアナログからデジタルへ移行する過渡期で、まだセルに

                                                      「映画大好きポンポさん」の色彩設計・千葉絵美さんに、アニメの色を考えることの面白さを聞いてみた【アニメ業界ウォッチング第77回】 - アキバ総研
                                                    • アカデミー監督も絶賛 日本発人形SF映画は危険な世界(1/2ページ)

                                                      「JUNK HEAD(ジャンク・ヘッド)」は、退廃的な雰囲気が漂う本格SFを人形で表現する独特の日本映画。海外の映画祭などでは4年前から話題になっていたが、日本の映画館でも上映が始まった。本業は内装業の堀貴秀(ほり・たかひで)さん(49)が、8年をかけて一人でコツコツと完成させた。堀監督に話を聞いた。(文化部 石井健) ■世界が驚いた 人工生命体「マリガン」によって地下が占領された地球。遺伝子操作で生殖能力を失った人類はマリガンの旺盛な繁殖力に目を付け、地下に調査員を送り込むが、過酷な運命が彼を待ち構えていた。地下世界は凶暴な異形の生物が闊歩(かっぽ)する危険な世界だった。 「JUNK HEAD」は、そんな物語だ。暗く退廃的で刺激の強い描写も多いが、これを輪郭が丸い、かわいらしい人形が実際の6分の1サイズのミニチュアセットの中で演じる。するとユーモラスな味わいが加味され、ほかにはない雰囲気

                                                        アカデミー監督も絶賛 日本発人形SF映画は危険な世界(1/2ページ)
                                                      • 「本職は内装業」「経験ゼロから独学」「制作期間は7年」――「狂気」の映画が世界で認められるまで(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                                        キャラクターのイメージ画。人形アニメの多くは目にリアリティがないと考え、あえて目のないキャラクター設定にするなど、表現手法も「逆算」している(C)2021 MAGNET/YAMIKEN 『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督は、本作に「狂った輝きを放ち、不滅の意志と創造力が宿っている」と称賛のコメントを寄せた。堀は「まさかこんなに人気になると思わなかった」と驚くが、作りあげた世界には自信がある。 「頭の中にかなりリアルなビジュアルが浮かぶタチなんです。頭の中にできあがっている映画をちゃんと表現できれば、絶対にいける自信がありました。不安は大きかったんですけど、『すごいもんができているな』という実感はあった。自分の趣味、今まで作ってきたものを詰め込んだ感じですね」 『JUNK HEAD』の主人公は「JUNK(ガラクタ)」で、特別な才能もないけれど、あき

                                                          「本職は内装業」「経験ゼロから独学」「制作期間は7年」――「狂気」の映画が世界で認められるまで(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                                        • 実写映画「ハケンアニメ!」監修を東映アニメーションが担当、劇中アニメにI.Gなど参加(動画あり)

                                                          「ハケンアニメ!」は、アニメ業界を舞台にプロデューサーや監督、アニメーターなどアニメ業界関係者をめぐるドラマを描いた作品。新人監督の斎藤瞳はデビュー作で、憧れのスター監督・王子千晴と覇権を争うことに。過去にヒット作を生み出し、天才として名を馳せる王子は、プロデューサーの有科香屋子とタッグを組み8年ぶりに監督復帰を果たした。瞳はクセ者プロデューサー・行城理や個性的な仲間たちとともに、“ハケン(覇権)アニメ”の称号を手にすべく奮闘する。小説の挿絵はCLAMPが務めた。 瞳役は吉岡里帆、王子役は中村倫也、行城役は柄本佑、香屋子役は尾野真千子が担当。監督は、映画「君の名は。」にCGクリエイターとして参加し、数々のCMやPVを手がける映像作家・吉野耕平が務める。また劇中アニメ「サウンドバック奏の石」「運命戦線リデルライト」の制作には、Production I.Gをはじめとするアニメプロダクションが参

                                                            実写映画「ハケンアニメ!」監修を東映アニメーションが担当、劇中アニメにI.Gなど参加(動画あり)
                                                          • 榊英雄監督、女優への性加害報道を受け新作映画「蜜月」25日公開が中止、今後は未定(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

                                                            榊英雄監督(51)の最新作で、25日公開予定だった佐津川愛美(33)の主演映画「蜜月」の製作委員会は9日夜、公開をいったん中止すると発表した。今後についても、全て未定とした。 【写真】主演映画「蜜月」ワールドプレミアに登壇早々、感極まって涙する佐津川愛美 同日、同監督が映画へのキャスティングを持ち掛けて女優に性的関係を強要したと文春オンラインが、報じていた。 公式サイトでは製作委員会の名義で「榊英雄氏が監督した同作品につきまして、関係各所との協議の結果、映画『蜜月』の公開を一旦中止とさせていただきます。今後につきましてはすべて未定です」と説明。「本作の公開をお待ちいただいておりましたお客様、また関係者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます」と謝罪のコメントも掲載された。 「蜜月」は、榊監督がプロデューサーも務め、脚本家の港岳彦氏が脚本を手掛けた原作のないオリジナル作品

                                                              榊英雄監督、女優への性加害報道を受け新作映画「蜜月」25日公開が中止、今後は未定(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
                                                            • 『PiCNiC』岩井俊二×浅野忠信×CHARAが挑んだ境界線上の人々【そのとき映画は誕生した Vol.1】(CINEMORE) - Yahoo!ニュース

                                                              『PiCNiC <完全版>』ブルーレイ発売中 価格:¥4,180(本体¥3,800) 発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン 販売元:ポニーキャニオン (C)1996, 2012 FUJI TELEVISION/PONY CANYON この世に完璧な映画しか存在しなかったとしたら、ひどくつまらない世界になっていただろう。思いがあふれすぎてしまった歪な作品や、思い通りにいかなかったとおぼしきバランスの悪い――けれども、やりたかったことは痛いほど伝わってくる映画が気にかかる。というか、隅に置いておけない気になる。実はすごいことをやろうとしていたんじゃないか、と思ってしまうのだ。とはいえ、結果が伴わなければ意味がないという意見もまた正論である。 しかし、ある種の条件を満たせば、その歪さもまた魅力にもなり得るのではないか。筆者にとっては、岩井俊二監督の『PiCNiC』(94)もそんな映画の1本

                                                                『PiCNiC』岩井俊二×浅野忠信×CHARAが挑んだ境界線上の人々【そのとき映画は誕生した Vol.1】(CINEMORE) - Yahoo!ニュース
                                                              • カメ止め出演合田さん、朝日新聞退社し映像制作の道 - 社会 : 日刊スポーツ

                                                                製作費300万円のインディーズ映画ながら、興行収入30億円を突破した18年の映画「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)に出演後、朝日新聞で記者になった合田純奈さん(25)が先月で同社を退社した。 ゾンビ映画の撮影隊を、撮影の裏側と人間模様まで描いた「カメ止め」に出演した経験を踏まえ、俳優と制作の両面で映像制作に携わりたいと希望。“リアルカメ止め”とも言える人生の再挑戦のため上京した。 劇中では、お団子頭のAD栗原綾奈を演じた。撮影当時は大学生で、公開2カ月前の18年4月に朝日新聞に入社。赴任先の福岡で県警担当として活動する傍ら、同8月に「カメ止め」大ヒットの記事を書いた。多くの人と出会う記者に、意義を感じていたという。 一方、新人監督と無名の俳優と、映画に感動した観客が手を携えて口コミで拡散し、都内の2館から全国375館に拡大公開された「カメ止め」の熱気と感動を忘れることが出来なかった。

                                                                  カメ止め出演合田さん、朝日新聞退社し映像制作の道 - 社会 : 日刊スポーツ
                                                                • 何かと話題がとぎれない河瀨直美監督。そもそも作品の評価は? 国外と国内の違いを五輪映画で克服なるか(斉藤博昭) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                  このところ、ニュースで名前が上がることが多い、日本の映画監督といえば、この人、河瀨直美。 先日は、総監督として携わる、東京オリンピックの公式記録映画に藤井風が主題歌を提供することが伝えられると、何かとネガティヴな事態が相次いで報じられる河瀨監督の作品に“巻き込まれる”ことで、彼にとって「黒歴史になるのでは?」など、やや理不尽とも思える記事も出たほど。ちょっと過剰な反応も見受けられる。 告発が相次ぐ映画の現場でのセクハラ、パワハラ問題で、河瀨監督が2020年公開の『朝が来る』の撮影現場で撮影助手を“腹蹴り”したという出来事を文春オンラインが報じ、それに対し、河瀨監督側が「すでに解決済み」というやりとりがあった。ただ、当該の撮影部が現場を離れるという事態になっており、いろいろと現場の裏事情にも想像が広がった。実際に監督側の弁明ニュースに対するコメントも「言い訳を聞かされているよう…」というもの

                                                                    何かと話題がとぎれない河瀨直美監督。そもそも作品の評価は? 国外と国内の違いを五輪映画で克服なるか(斉藤博昭) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                  • 東京五輪公式記録映画・河瀬直美監督 撮影中の暴行でカメラマンが降板(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                                    映画監督の河瀬直美氏(52)が、撮影中にスタッフの腹を蹴り、その結果、撮影監督とスタッフらが作品を降板する事態が起きていたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。 【画像】問題の蒔田彩珠のシーン 河瀬監督は1997年、「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞。2007年には「殯の森」で、同映画祭の最高賞に次ぐグランプリを受賞するなど、日本を代表する映画監督のひとりだ。公的活動も多く、東京五輪公式記録映画の総監督を務め、25年開催予定の大阪・関西万博においてはプロデューサーのひとりに就任している。 また五輪記録映画については、河瀬監督に密着取材して制作された「河瀬直美が見つめた東京五輪」(NHK BS1スペシャル・昨年12月放送)において“字幕捏造”問題が発覚。NHKは調査のうえ、2月に「字幕は誤りだった」として謝罪。関わった職員6人が処分され、放送倫理・番組向上機構

                                                                      東京五輪公式記録映画・河瀬直美監督 撮影中の暴行でカメラマンが降板(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                                    • 「映画大好きポンポさん」コメンタリー上映が決定、全劇場で6月18日スタート

                                                                      本作は杉谷庄吾【人間プラモ】のマンガを原作にした映画制作ドラマ。コメンタリーには新人監督ジーン役の清水尋也、敏腕映画プロデューサー・ポンポさん役の小原好美、女優を目指すナタリー役の大谷凜香、監督を務めた平尾隆之が参加した。アフレコ時のエピソードや制作時の裏話が披露される。 副音声はスマートフォンのアプリ「HELLO! MOVIE」を利用。音声ガイド「【コメンタリー版】映画大好きポンポさん」をダウンロードすると、すべての上映劇場、上映回で楽しむことができる。上映前にアプリを起動するとイヤホンを通じて副音声の再生が始まる仕組みだ。 「映画大好きポンポさん」は東京・EJアニメシアター新宿ほか全国で公開中。

                                                                        「映画大好きポンポさん」コメンタリー上映が決定、全劇場で6月18日スタート
                                                                      • 「シルバー民主主義」=「老害」? 広がる世代間分断 | 毎日新聞

                                                                        いくら頑張っても賃金は上がらず、若者に諦めムードが漂う一方で、高齢世代の意見が政治的影響力を持つ「シルバー民主主義」という状況が見え隠れする現代の日本社会。書店をのぞけば雑誌には「老害社会」という言葉も踊り、世代間の分断は広がるばかりのようにも感じられる。果たしてこのままでいいのだろうか。【賀有勇】 「老害」という言葉に嫌悪感 「嫌な言葉だなあ」 現在公開中の映画「PLAN 75」を手がけ、第75回カンヌ国際映画祭で新人監督賞の特別表彰を受けた早川千絵監督は、「老害」という言葉への違和感を語った。 「高齢化問題に対する怒りの矛先を、政府ではなく高齢者に向かわせた」。「敬老」の対極にあるような「老害」という言葉を雑誌やコメンテーターの発言などを通じて広めたメディアに、苦言を述べる。 「PLAN 75」は、高齢化が進む近未来の日本社会で、75歳以上が安楽死を選択できるプラン75と呼ばれる制度を

                                                                          「シルバー民主主義」=「老害」? 広がる世代間分断 | 毎日新聞
                                                                        • 人の力ありきで成功したのに全部自分の実力だと思い込んで爆死奴列伝

                                                                          ウィットスタジオの『鋼鉄城のカバネリ』進撃の巨人Season1で素晴らしい大ヒットを飛ばしたが 原作の力前提の成功であることがわからなくなり 『鋼鉄城のカバネリ』というオリジナルアニメを作って無事爆死。 カバネリは決してクオリティ低くなくシチュエーションや雰囲気を色々と進撃に寄せてあり 進撃ぐらいの原作ならなくても自前で出来るという制作陣の思いがよくわかる出来であったが箸にも棒にもかからず。 「面白さはそういうところからは生まれてない」ということの再確認に巨額の予算を注ぎ込むプロジェクトとなった。 こんなのにかまけてたせいか進撃の巨人Season1の空前の大ヒットの割にSeason2の放映は4年後になってしまい ファイナルシーズンは他のスタジオに取られた。 角川の『けものフレンズ2』吉崎おにいさんと角川が企画やコンセプトデザインから頑張った企画「けものフレンズ」だが アプリが無事爆死終了し

                                                                            人の力ありきで成功したのに全部自分の実力だと思い込んで爆死奴列伝
                                                                          • 「THE FIRST SLAM DUNK」フランスで高評価 批評家が興奮「信じられないほどの実験性に悶絶するほど」 : 佐藤久理子 Paris, je t'aime - 映画.com

                                                                            ホーム > コラム > 佐藤久理子 Paris, je t'aime > 「THE FIRST SLAM DUNK」フランスで高評価 批評家が興奮「信じられないほどの実験性に悶絶するほど」 「THE FIRST SLAM DUNK」フランスで高評価 批評家が興奮「信じられないほどの実験性に悶絶するほど」フランスでも高評価!フランスでは7月26日から、井上雄彦監督の劇場アニメーション、「THE FIRST SLAM DUNK」(2022)が公開された。昨年末、「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」とほぼ同時期に日本で公開され、興行成績でアバターを凌いだ、というのが、こちらでの宣伝文句になっている。 封切りほぼ1カ月を経た現在の動員は5万人を超えたところで、数字としてみると決して大きくはないが、評判はきわめて良い。映画サイトALLOCINEの星取りでは、観客の評価は5点満点の4.3。プレスは3

                                                                              「THE FIRST SLAM DUNK」フランスで高評価 批評家が興奮「信じられないほどの実験性に悶絶するほど」 : 佐藤久理子 Paris, je t'aime - 映画.com
                                                                            • テアトル梅田 32年の歴史に幕 ファンが別れ惜しむ 大阪 北区 | NHK

                                                                              関西の映画文化をけん引し、多くの人に親しまれてきた大阪 北区のミニシアター「テアトル梅田」が30日、32年の歴史に幕を下ろしました。最後の日を迎え、映画館には、別れを惜しむ多くの映画ファンが集まりました。 「テアトル梅田」は1990年、大阪 北区の阪急梅田駅近くにオープンしたミニシアターで、32年間にわたって2000作品以上の映画を上映してきました。 これまで、関西の映画文化をけん引してきましたが、運営会社が業務を集約するなかで30日を最後に32年の歴史に幕を下ろしました。 最後の日を迎えた30日は開館当時から通っていたというファンなど多くの人たちが集まりました。 劇場の前のロビーにはこれまでに上映された作品のチラシが貼られ、ファンの人たちは懐かしいチラシの写真を撮って、最後の別れを惜しんでいました。 「テアトル梅田」では、話題作にこだわらず、アジアや中東の日本では珍しい作品や、新人監督が

                                                                                テアトル梅田 32年の歴史に幕 ファンが別れ惜しむ 大阪 北区 | NHK
                                                                              • 葛飾柴又へ ~ 寅さんの故郷を訪ねて - 青空のスローな生活

                                                                                昭和を代表する名作「男はつらいよ」。 ちょっと自分勝手なところがあるけど、人間味あふれて憎めない寅さん。 そして、寅さんを暖かく見守る妹・さくらをはじめとする周囲の人たち。 故・渥美清さんが演じる「寅さん」と登場人物が織り成す人情味あふれるストーリーは、 寅さんファンならずとも、また、令和となった今でも、 多くの人たちが共感するものを持つのではないでしょうか。 先日、「男はつらいよ」を生み出した「松竹大船撮影所跡」(神奈川県鎌倉市)を訪ねました。 kirakunist.hatenablog.com 残念ながら、寅さんたちの記録はそこには残っていませんでした。 その過程で知ったのは、葛飾柴又(東京都葛飾区)には、街の至る所で寅さんたちの記憶を垣間見ることができるらしいということでした。 先日、GW真っただ中を「寅さんの故郷」を訪ねて、葛飾柴又に行ってきました。 そして、そこで見つけたものは‥

                                                                                  葛飾柴又へ ~ 寅さんの故郷を訪ねて - 青空のスローな生活
                                                                                • 日本映画はなぜ「漫画原作ばかり」なのか 井筒監督が語る、製作委員会制の弊害(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース

                                                                                  ハリウッドや韓国映画に予算や規模で大きく水をあけられ、長らく低迷が続いている日本映画界は、長引くコロナ禍や相次ぐ性加害報道が追い打ちとなり、今まさに大きな岐路に立たされている。なぜ日本ではハリウッドや韓国映画のような世界的大ヒット作が生まれないのだろうか。「パッチギ!」などの代表作で知られる井筒和幸監督に、日本映画の可能性と限界を聞く。(取材・文=佐藤佑輔) 【写真】「『パッチギ!』は青春だった」…ナチュラルな立ち姿もクールで美しい真木よう子の全身ショット ――日本映画の現状について。 「日本映画は日本経済と一緒でまったくダメ。手堅く稼ごう、とにかく採算取れたらいいとしか考えてないから。映画なんてのはもともと大バクチなのに、リスクを分散させてばかりで、バクチ的な思考が消えてしまったね。最初から製作費を回収できるものにしか手をつけない。大手の出版社から100万部出てる、漫画も売れてます、適当

                                                                                    日本映画はなぜ「漫画原作ばかり」なのか 井筒監督が語る、製作委員会制の弊害(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース