ドル札も「隔離」 日本含むアジア回収分―新型コロナで 2020年03月07日10時53分 【ワシントン時事】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は6日、新型コロナウイルスの感染防止策として、日本を含むアジア地域から回収したドル紙幣ついて、市場に再流通させる前に検疫を実施していると明らかにした。ウイルスが紙幣を介して広がるリスクを考慮し、他地域からのものと1週間以上隔離する。 米政府、中国製マスクの制裁関税免除 新型コロナ配慮か FRBは米国外で流通する余剰紙幣を各国の中央銀行などから回収。ニューヨークやサンフランシスコなど全米12都市にある連邦準備銀行が流通量の把握とともに、古くなった回収紙幣の交換、偽造チェックなどを担っている。 FRBは、中国で発生した新型ウイルスの感染拡大を受け「特別対策」を先月に導入。アジア地域から米国に戻ってきた紙幣を分け、再流通まで最低7~10日保