「ご当地キャラ総選挙」で2位になったオカザえもん=4月1日、愛知県岡崎市斉と公平太さん 【北上田剛】「キモかわいい」と人気の愛知県岡崎市の文化をPRするキャラクター「オカザえもん」が、6日に結果が発表された「ご当地キャラ総選挙」で2位に輝いた。一気に全国区になったが、生みの親の現代美術作家・斉(さい)と公平太(こうへいた)さん(40)は「何も感じない」と言う。その訳は――。 オカザえもんは、実は芸術作品だ。 名古屋市を中心に10日に開幕した芸術イベント「あいちトリエンナーレ2013」の会場に、今回から岡崎市が加わったのがきっかけで、昨年つくった。 市のPRキャラになったのは、その後。岡崎市の「岡」をかたどった顔や、長身の着ぐるみ姿が「気持ち悪い」とネットで評判に。逆にメディア露出が増え、人気が広まった。 「美術作家としては、今の人気を『うれしい』とかは何も感じない。応援にはとても