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現代音楽の検索結果41 - 80 件 / 450件

  • 多様性を前提とする物語とも共鳴、STUTSが「大豆田とわ子と三人の元夫」主題歌に詰め込んだヒップホップへの愛とこだわり語る - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    ナタリー 音楽 特集・インタビュー 多様性を前提とする物語とも共鳴、STUTSが「大豆田とわ子と三人の元夫」主題歌に詰め込んだヒップホップへの愛とこだわり語る STUTS & 松たか子 with 3exes「Presence」 PR 2021年6月23日 STUTS & 松たか子 with 3exesのアルバム「Presence」が6月23日にリリースされた。 このアルバムは、カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」のエンディングでオンエアされた主題歌「Presence」の全バージョンに加えて、ゲストのラッパー5人全員が参加した「Presence Remix」や、メロディや歌詞をSTUTSと共作したbutajiが歌うバージョン「Presence Reprise」を収めた作品。楽曲をつなぐスキットとして、主題歌のトラックの候補となったインスト曲も収録されている。またアルバ

      多様性を前提とする物語とも共鳴、STUTSが「大豆田とわ子と三人の元夫」主題歌に詰め込んだヒップホップへの愛とこだわり語る - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
    • 角野隼斗の演奏だけは受け付けない、彼が特別な理由|ヤミジリ|note

      ※アンチ記事ではありません※ ※筆者は弾くのも聴くのもそれなりにド素人です。かなりズレてる可能性があるので一感想として受け取ってください。※ (本記事はファイナリスト発表前の執筆です。) (10/17:3次の結果を踏まえ記事のラストに追記2つ) ※当初、アンチの方にも興味を持ってもらえるよう強い言葉をタイトルに使っていたのですが、想定以上の反響を頂きご本人の目に留まる可能性が出てきまして、その場合本当に不適切極まりないタイトルだということにご指摘を受けてから気づき若干変更しました。申し訳ございませんでした。 ※内容に関しても強い言葉を使っている部分があり、角野さんご本人には大変申し訳なく…全て優先されるべきはご本人への敬意と配慮を欠かないことですから、拡散具合と当初の意図とのバランスを鑑みながら適宜文言の調整をできればと思います。 はじめに:井の中の蛙、ビビっています たぶんプロの方は造作

        角野隼斗の演奏だけは受け付けない、彼が特別な理由|ヤミジリ|note
      • BEST OF 2022|よろすず

        2022年の年間ベストです。30作選び順位を付けました。全作感想付きなので記事が長くなってしまい読みにくいかもしれませんが、どれも素晴らしい作品なのでザっとスクロールしてアートワーク目に留まったものだけでも聴いてみていただければ幸いです。画像をクリックで試聴などできるサイトへ飛びます。ではどうぞ。 30. Blackhaine『Armour II』UKプレストンのラッパーによる新作。エクスペリメンタル/アブストラクト度合いでは2021年の『And Salford Falls Apart』には劣る印象ですが、しかしながらこの雰囲気の統一感は私にはめちゃくちゃ魅力的。そもそも彼の音に惹かれたのはデビューEP『Armour』の正に雰囲気の部分だったのでその続編たる本作がそこを崩さずしっかりと継承してくれていることに嬉しさがありました。近いシーンの音楽として語られている印象のIceboy Viol

          BEST OF 2022|よろすず
        • 不協和音エクストリームメタルのすすめ(An Introduction to Dissonant Death Metal and Others) - Closed Eye Visuals

          本稿は、“Dissonant Death Metal”(不協和音デスメタル)という括りで近年広く認知されるようになってきた先鋭的なメタルの系譜およびその周辺(デスメタルに限らない)を俯瞰的にまとめたものである。こちらの記事でもふれたように、80年代末から90年代頭にかけて下地が築かれた“テクニカルスラッシュメタル”や“プログレッシヴデスメタル”などのシーンでは、定型化した以降のフュージョンなどが持て余していた高度な楽理や演奏技術に表現上の説得力を持たせた個性的な音楽が追求され、様々な形で素晴らしい成果が生み出されてきたのだが、それらを系統立てて語る言説は十分に確立されているとは言い難い。歴史的名盤であっても一般に知られていないものが殆どだし、この領域をそれなりに知る者でも、最初期のレジェンドの名前(DeathやCynic、Gorgutsなど)のみを挙げて新しいバンドの音楽性や影響関係を云々

            不協和音エクストリームメタルのすすめ(An Introduction to Dissonant Death Metal and Others) - Closed Eye Visuals
          • クラフトワークはなぜ偉大なのか? 音楽史を塗り替えた「ロボット」の功績 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

            クラフトワークの共同創設者、フローリアン・シュナイダーが2020年4月21日に73歳で亡くなった。ドイツが生んだテクノのパイオニアは、後世のポップミュージックにどんな影響をもたらしたのか? ele-king編集長の野田努が解説する。 ※この記事は『CROSSBEAT』2013年6月号に掲載されたものです。 ※2024年2月9日追記:クラフトワークがFUJI ROCK FESTIVAL'24に出演決定。詳細は記事末尾にて 「ロボット」という永遠のコンセプト そのときの衝撃は、30年以上経ったいまでも鮮明に覚えている。僕は中学生で、ラジオで初めてクラフトワークを聴いた。「Showroom Dummies」という曲だった。到底、この世界の音楽とは思えなかった。いままで聴いたことのない何かに感じた。その翌年、『The Man-Machine』が発売された。僕が最初に買ったクラフトワークのアルバムだ

              クラフトワークはなぜ偉大なのか? 音楽史を塗り替えた「ロボット」の功績 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
            • 菊地成孔が考えるAIと音楽のこれから 常識を揺るがす可能性があるも“100パーセント肯定”な理由

              リアルサウンドでは現在、生成AIによって変わりゆくカルチャーについて考える音楽・映画・テック・ブックの4部門合同特集を展開中だ。その一環として、「Max」や「Synthesizer V」などを使用して楽曲制作を行った菊地成孔にインタビュー。「あと2、3年のうちにボーカリストが存在しないポップスのアルバムができる」という菊地が考える、AIと音楽のこれからについて聞いた。(編集部) 現時点ではAIは音楽産業の常識を根底から揺るがす可能性がある ――菊地さんは実際にAIを使った楽曲制作に取り組まれているのでしょうか? 菊地成孔(以下、菊地):私が主宰しているギルド・新音楽制作工房は現在20名体制で稼働しています。なかには「先端技術開発部」みたいな人たちもいて、当然AIも使っているんですよ。それによって制作された曲も増えてきました。ただ、今の時点だとAIは権利的に不安定で、音楽産業の常識を根底から

                菊地成孔が考えるAIと音楽のこれから 常識を揺るがす可能性があるも“100パーセント肯定”な理由
              • 「1969-2019:50年のジャズ・アルバム・ベスト 100」のための柳樂光隆の30選 & 100選|柳樂光隆

                『ミュージック・マガジン』誌の特集<2020年代への視点 50年のジャズ・アルバム・ベスト 100>に掲載したベスト30をここにも転載しておきます。 企画の趣旨はこんな感じだそうです。 創刊50周年記念ランキング企画の第8弾は、近年ますます盛り上がりを見せる「ジャズ」です。今回は、これまで多く語られてきたモダン・ジャズ以前の時期をあえて外し、弊誌の創刊時からの「50年」というシバリを設けた、1969〜2018年の作品が対象。37人の選者が1位から30位までオールタイムで順位づけしたものを編集部で集計し、ベスト100を選出しました。(ミュージック・マガジン 2019年9月号) <2020年代への視点>ということだったので個人的にはブラジルやSSWの時と同じですが以下の条件で考えました。 ①2010年代のジャズシーンに影響を与えているもの ②これから更に評価が進みそうなもの ③今の耳で聴いても

                  「1969-2019:50年のジャズ・アルバム・ベスト 100」のための柳樂光隆の30選 & 100選|柳樂光隆
                • [単独インタビュー]盗作論争を越えて…坂本龍一氏「私はいつも自分に3つを問う」

                  日本の映画音楽の巨匠・坂本龍一氏 単独書面インタビュー 「『これは自分が好きなものだろうか』 『他の可能性があるのではないだろうか』 『これでいいのだろうか』 独創的な作品を作るためには 自分に問いかけ、解決していくしかない」 作曲家兼歌手のユ・ヒヨル氏が、日本の世界的な映画音楽の巨匠であり作曲家である坂本龍一氏の曲を盗作したという疑惑が最近明らかになった。これについて、坂本氏が本紙のインタビューに直接答えた。 坂本氏は「盗作(かどうか)の線引きは、専門家でも一致した見解を出すのが難しい」と明らかにした。そして、「音楽の知識と学習からは独創性を作りだすことはできず、独創性は自分の中にある」と強調した。 ユ・ヒヨル氏は昨年9月、「生活音楽」のプロジェクトの一環として出したピアノ演奏曲「とても私的な夜」が、坂本氏が1999年12月に発表したピアノ演奏曲「Aqua」に似ているという議論について、

                    [単独インタビュー]盗作論争を越えて…坂本龍一氏「私はいつも自分に3つを問う」
                  • 石若駿の足跡を辿る、日本のジャズと音楽シーンの人物相関図 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                    ここ数年の日本の音楽を追っている人なら「あれ、またドラムが石若駿……」と思ったことがあるはずだ。millennium paradeやくるりに参加し、星野源や米津玄師、KIRINJIやRYUTistの楽曲で叩いていたかと思えば、君島大空や中村佳穂、KID FRESINOとも密接にコラボしている。直近ではSADFRANKの1stアルバム『gel』に貢献し、椎名林檎のツアーに同行。メジャーとインディー、もしくはジャンルの垣根を超えて、石若駿はキーパーソンであり続けている。 それと並行しながら、彼は自分のホームであるジャズの世界で、「日本一忙しいドラマー」として中心的な役割を果たしてきた。同世代や「ポスト石若世代」との交流はもちろんだし、10代にして現在80歳の巨匠・日野皓正にフックアップされた石若は、「秋吉敏子さん以外(の大物)はほとんど共演させてもらった」と語っているくらいベテランとの共演も多

                      石若駿の足跡を辿る、日本のジャズと音楽シーンの人物相関図 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                    • 【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                      2020年12月〜2021年3月の世界史関連の新刊の紹介 恒例の世界史関連の新刊紹介です。 今回は安価な新書と高額な専門書が多めになっています。 こちらの記事ですが、特に全部読む必要はなく、ザッと中身を見たりブックマークしたりして、気になる本をメモするためにお使いください。個人的にも、書店に行ったときにこの記事を見返して探したりします。 今回は50冊あります。それではどうぞ。 1. 『太平天国』 菊池 秀明 著 岩波新書 2020/12/18 税抜860円 太平天国――皇帝なき中国の挫折 (岩波新書 新赤版 1862) 作者:菊池 秀明 発売日: 2020/12/19 メディア: 新書 「滅満興漢」を掲げて清朝打倒をめざし、皇帝制度を否定した太平天国。その鎮圧のために組織され、台頭する地方勢力の筆頭となった曽国藩の湘軍。血塗られた歴史をもたらした両者の戦いの詳細を丹念にたどり、中国近代化へ

                        【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                      • ディスプレイ造形とはどんな仕事なのか、宝島造形のポピーさんに聞く

                        大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:「宇宙」の全メニューを知り尽くす 宝島造形とはこんな会社 これから紹介するのは、ディスプレイ造形を手掛ける「宝島造形」という企業が具体的にどんな仕事をしているのか、そこに20年近く勤めて様々な現場に携わってきたポピーさんという方がどんな人でどんなことを考えながら生きてきたか、という話である。 最初に、ディスプレイ造形というものについて少し具体的にイメージしてもらうために例を挙げてみたいと思う。例えば、大阪府吹田市にある万博記念公園内の「太陽の塔」。1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルとして岡本太郎によってデザインされ、今なお独特の姿で立ち続けているあの太陽の塔の内部。 201

                          ディスプレイ造形とはどんな仕事なのか、宝島造形のポピーさんに聞く
                        • 電子楽器オンド・マルトノ、どんな音?「天国的な響き」横浜で演奏会:朝日新聞デジタル

                          その音色は時に管楽器のようでもあり、弦楽器のようでもある。20世紀初頭に発明された電子楽器「オンド・マルトノ」。不思議な魅力に包まれたこの楽器に焦点を当てた演奏会が26日、神奈川県民ホール(横浜市中区)で開かれる。演奏を手がける、日本でも数少ない「オンディスト」の大矢素子は、「ライブでこそ味わえる温かい音色を体感してほしい」と話す。 「キュイイ~ン」「ヒョオーン」「ミョ~~ン」。2月上旬、大矢の自宅でその柔らかい音に触れた。「天国的な響きというか。澄んでいて気持ちの良い音色が特徴」と大矢は言う。 この楽器が発明されたのは1928年。フランスのチェロ奏者で電気技師だったモリス・マルトノが、第1次大戦中に聞いた無線の音をもとに考案した。オンドは仏語で波を指し「マルトノの電波」を意味する。 見た目は小型の電子オルガンのようだが、演奏方法は独特だ。鍵盤のほか、鍵盤の手前には「リボン」と呼ばれるワイ

                            電子楽器オンド・マルトノ、どんな音?「天国的な響き」横浜で演奏会:朝日新聞デジタル
                          • 2023年間ベストアルバム50選|ファラ

                            2023年も争いは絶えず、生活はパッとせず、クソみたいな年だった。でも音楽は最高だった。そうだろう?というわけで、性懲りもなく今年もあちこちをディグした中で、自分が特に素晴らしいと感じたアルバム作品50枚を以下に選出し、あまつさえ順位をつけた。それぞれの視聴リンクも添えてある。この年末恒例の個人的なリストが皆さんの音楽ライフの手助けになれたなら幸い。また、それに準じたプレイリストも Spotify と Apple Music で作成してあるので、時間のある方はこちらもぜひチェックを。 50. a.s.o. "a.s.o."Jun 2, 2023 / Low Lyingドイツ・ベルリン出身のポップデュオ。ポップパンク、ハウス、ドラムンベース…2020年代に入ってからというもの、主に90年代に隆盛を迎えていたジャンルのリバイバルブームがあちこちで見受けられるが、それらの次に来るのはおそらく、ト

                              2023年間ベストアルバム50選|ファラ
                            • 『アド・アストラ』絶賛の感想ぞくぞく ─ 「ただのSF映画ではない」ブラピの繊細な瞳に宇宙を見る | THE RIVER

                              『アド・アストラ』絶賛の感想ぞくぞく ─ 「ただのSF映画ではない」ブラピの繊細な瞳に宇宙を見る ©2020 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 世界的ハリウッドスター、ブラッド・ピットが初めて宇宙に挑んだ『アド・アストラ』が、2019年9月20日より日米同時公開となる。深奥なる大宇宙を舞台に、宇宙探索中に消息を絶った父を探して壮大なミッションに挑むブラッド・ピットの熱演に、早くも「アカデミー賞最有力」との絶賛が相次いでいる。 2019年9月13日、ブラッド・ピットがジャパンプレミアに登場し、この年最大の注目作をいち早く日本のファンに届けてくれた。この記事では、ジャパンプレミアに参加したTHE RIVER読者の生の声と共に『アド・アストラ』の凄まじさをご紹介しよう。 (C)2019 Twent

                                『アド・アストラ』絶賛の感想ぞくぞく ─ 「ただのSF映画ではない」ブラピの繊細な瞳に宇宙を見る | THE RIVER
                              • 86歳の今も絶えずリリースを続けるスティーヴ・ライヒの録音と音楽レーベルの関係性 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.157 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア

                                原 雅明 スティーヴ・ライヒの新譜はこの数年だけでも、立て続けにリリースされている。今年に入っても、ミヴォス・カルテットによる弦楽四重奏曲集『Steve Reich: The String Quartets』のリリースがあったばかりだ。現在86歳のライヒが自身のディスコグラフィーを振り返るインタビューが最近公開されたのだが、それは“録音が役に立たないと言う人は、その音楽がひどいか、うそつきだ”という言葉で始まる(※1)。リチャード・マックスフィールド、ポーリン・オリヴェロスとのオムニバス盤『New Sounds in Electronic Music』(1967年)が最初の商業的なリリースだった膨大なディスコグラフィーを振り返ると、ライヒの活動は録音と音楽レーベルとともにあったと改めて分かる。レーベルも多岐にわたり、その中には、アルバート・アイラーやサン・ラーをリリースしたフランスの伝説的

                                  86歳の今も絶えずリリースを続けるスティーヴ・ライヒの録音と音楽レーベルの関係性 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.157 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア
                                • 長谷川白紙のルーツをたどる | アーティストの音楽履歴書 第11回

                                  アーティストの音楽履歴書 第11回 [バックナンバー] 長谷川白紙のルーツをたどる 気鋭音楽家の土台を作ったエレクトロニカ、ジャズ、現代音楽との出会い 2019年12月24日 19:00 700 26 アーティストの音楽遍歴を紐解くこの企画。今回は、11月に発売された1stフルアルバム「エアにに」が好評を博している長谷川白紙のルーツに迫った。 取材・文 / 柴崎祐二 日常的に音楽に触れ、作曲もしていた幼少期実は中学に上がるまでの記憶がほとんどないんです。小学校の頃の記憶もごく一部を断片的にしか思い出せなくて……家族も特別音楽が好きだったというわけでもないんですが、4歳からピアノを習わされていたらしいので、日々音楽には触れていたんだと思います。だから、クラスでも「あいつは音楽ができる」みたいに思われていたらしく。当時のことを母親がたまに話してくれるんですが、どうやら小学生の頃から作曲らしきこ

                                    長谷川白紙のルーツをたどる | アーティストの音楽履歴書 第11回
                                  • 第3回 「教授」以前の彼(その2)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま

                                    比類なき輝きを放つ作品群を遺すとともに、「脱原発」など社会運動にも積極的に取り組んだ無二の音楽家、坂本龍一。その多面的な軌跡を「時代精神」とともに描き出す佐々木敦さんの好評連載、第3回の公開です! 1 4週間続いた新宿高校でのストライキ 新宿高校時代の有名なエピソードに、坂本龍一が中心となって行なった「ストライキ」がある。 3年生の秋ごろ、新宿高校でストライキをやりました。69年の秋ですから、当時としては遅い方なんですが、安保条約とかベトナム戦争とか、そういう一般的な問題ではなくて、ローカルな、学校の個別課題に関しての運動でした。たしか具体的な要求を7項目、学校に突きつけました。制服制帽の廃止、すべての試験の廃止、通信簿の廃止、等々。(『音楽は自由にする』) このときのことは、「3バカトリオ」の塩崎恭久と馬場憲治の対談「革命同志・坂本龍一を偲ぶ」(『文藝春秋』2023年6月号)でも語られて

                                      第3回 「教授」以前の彼(その2)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま
                                    • ジュネーブ国際音楽コンクール 作曲部門 高木日向子さんが優勝 | NHKニュース

                                      若手音楽家の登竜門として知られるスイスの「ジュネーブ国際音楽コンクール」の作曲部門で、兵庫県出身の高木日向子さんが優勝しました。作曲部門で日本人が優勝したのは2015年以来、2回目です。 作曲部門は2011年に新たに設けられ、今回が5回目です。 23か国、60人の音楽家の中から最終選考に残ったのは、兵庫県尼崎市の高木日向子さん(30)ら3人で、審査の結果、高木さんとコロンビア人の男性の2人が優勝しました。 高木さんの曲名はフランス語で瞬間を意味する「L’instant」で、コンクールでは、オーボエのソロのほか弦楽器などのアンサンブルで演奏されました。 画家の高島野十郎の作品、「ろうそく」からヒントを得てこの曲を作ったということで、およそ15分間の演奏ではオーボエの幻想的な音色がアンサンブルをリードし、会場は心地よいゆったりとした旋律に包まれました。 高木さんは、中学時代にクラスの歌などを作

                                        ジュネーブ国際音楽コンクール 作曲部門 高木日向子さんが優勝 | NHKニュース
                                      • 2011年に自死した中村とうようは執拗に坂本龍一を批判し続けたらしい - KJ's Books and Music

                                        坂本龍一の訃報に接して1か月以上が経ったが、未だに私の主たる関心事は音楽、音楽史及び音楽の受容史であり続けている。 弊ブログの読者には政治に関心がある方が多いと思うので、それに絡めて書くと、私は1980年代初めに当時の国鉄吉祥寺駅*1に付随した商業施設「ロンロン」の2階で立ち読みした現代音楽の作曲家・柴田南雄(1916-1996)の本に、世界中のあらゆる国の大衆音楽がことごとく西洋音楽の語法を用いた音楽になってきているとの指摘に目を開かされた。だから柴田を含む現代音楽の作曲家たちは自国を中心とした民族音楽を取り入れようとするのかと思った。 坂本龍一自身も柴田南雄に言及している。 mikiki.tokyo.jp 以下引用する。 ――坂本さんが高校1年生だった67年11月9日に、小澤征爾の指揮、鶴田錦史の琵琶、横山勝也の尺八、ニューヨーク・フィルハーモニックにより、武満氏の「ノヴェンバー・ステ

                                          2011年に自死した中村とうようは執拗に坂本龍一を批判し続けたらしい - KJ's Books and Music
                                        • シンセと女性たちの奮闘物語『ショック・ドゥ・フューチャー』 | CINRA

                                          舞台は1978年のパリ。『ショック・ドゥ・フューチャー』は、男性中心の音楽業界で新しい音楽の可能性を探る若き女性ミュージシャンを描いた音楽映画だ。 2021年現在、自宅で音楽制作を行なうことはもはや当たり前のことになり、iOSアプリ「GarageBand」などによって「自ら音楽をつくって世に発表する」という可能性は、手のひらの上の小さな端末のなかに存在する時代になった。 一方で1970年代後半においては、自ら音楽を制作し、発表するという可能性は限られた人のものに過ぎず、本作の主人公が夢想するデスクトップミュージックの未来は荒唐無稽な話として相手にもされなかった。 『ショック・ドゥ・フューチャー』は、巨大なシンセサイザーを「コックピットもどき」と揶揄するような時代に、エレクトロニックミュージックの可能性を模索し、その創生に貢献した女性音楽家たちに光をあてる。監督であるマーク・コリンに作品の意

                                            シンセと女性たちの奮闘物語『ショック・ドゥ・フューチャー』 | CINRA
                                          • ムジカテーハ - 音楽を、もっと。

                                            タグ 1960sファンクパゴーヂパナマパプアニューギニアパラグアイパレスチナパンクパンデイロパーカッションヒットチャートヒップホップビッグバンドピアノピアノトリオファドフィリピンバーレーンフィンランドフォークフュージョンフラメンコフランスフリューゲルホルンフリージャズフルートブラジルブラジル音楽ブルガリアブルースプエルトリコプレイリストパキスタンバンドリンベトナムニュージーランドチベットチュニジアチューバチリチルアウトディジュリドゥデンマークトランペットトルコトロンボーンドイツドラムスナイジェリアナミビアニュースバンドネオンネオソウルノルウェーハイチハイライフハワイハンガリーハンマーダルシマーハープハーモニカバイアォンバヌアツバハマバルカン音楽バンジョープログレベナンチェロ写真ルクセンブルクルーマニアレアグルーヴレゲエレバノンレユニオンロシアロックヴァイオリンヴィオラ・ダ・ガンバヴィブラフ

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                                            • 楽曲派アイドルオタクへ贈るボーカロイドのススメ vol.01|Flat|note

                                              はじめに突然ですが、楽曲派を自称/他称されるみなさん、ボーカロイド聴いてますか?少しでもアイドルソングをdigってみたことのある人なら、アイドルは多層的で潤沢なインディーズ音楽シーンであるということはご存知だと思います。では、日本には同じように、もしくはそれ以上にインディペンデントな音楽シーンが存在することはご存知でしょうか。そう、ボーカロイドです。「何腑抜けたこと言ってるんだ」という意見もあれば「興味あったんだよ」という意見もあるかもしれません。実際、ボーカロイドから音楽シーンという視点はオミットされやすく、取り上げられたとしても、文脈が剥奪された上澄み/ヒットチャートだけが断片的に紹介されることが多いです(最近もそういったラジオ番組がありました。楽曲派のみなさんには御馴染みのあの番組です……)。面白い楽曲が沢山あるということが届きにくいですし、興味が湧いても曲が聴き切れないほど存在する

                                                楽曲派アイドルオタクへ贈るボーカロイドのススメ vol.01|Flat|note
                                              • 『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』は何故、コンクールを軸に吹奏楽を語ったのか?|小室 敬幸

                                                2023年6月26日にアルテスパブリッシングから発売された拙著『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』は、ありがたいことに概ね好評な反応をいただいております。 しかしリアクションのなかには、批判の声も複数いただきました。SNSやメールで届いた様々な批判的見解の根幹はおおよそ一致していて、それは…… 吹奏楽という閉じた世界を飛び出そうとうたっているのに、コンクールをメイントピックにするのは不適切ではないか? ひとりひとり細部は異なりますが、確認できた範疇では「コンクールを通して吹奏楽を語ること」が批判に共通する要素になっています。 わたし(小室)と漆畑、ふたりの共著者は、どうしてコンクールを軸にして吹奏楽の本を書くという判断をしたのか? それをご説明すれば、少なくとも著者にとっては前述したような批判が的外れにしか見えないということがお分かりいただけるかと思います。 理由1)出版社からの依頼内容に沿

                                                  『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』は何故、コンクールを軸に吹奏楽を語ったのか?|小室 敬幸
                                                • 作曲家の西村朗さん死去 現代音楽で世界的活躍、N響アワー司会も:朝日新聞デジタル

                                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                    作曲家の西村朗さん死去 現代音楽で世界的活躍、N響アワー司会も:朝日新聞デジタル
                                                  • [2023.4]【追悼】芸術は長く、人生は短い ⎯⎯ 坂本龍一さんに捧ぐ|e-magazine LATINA

                                                    文●中原 仁 3月末、昨年亡くなった音楽プロデューサー、宮田茂樹さんを偲ぶ会の会場に、新緑の季節を先取りしたと思えるほど鮮やかな緑色の花が飾られていた。それが坂本龍一さんから贈られた花であることを聞いて何人かの出席者と、約2週間前に坂本さんが病床から明治神宮外苑の再開発に反対する手紙を都知事に送ったことなどに触れて、早く元気になって戻ってほしい、と話していたのだが ……。 その数日後に訃報が届き、しかも坂本さんが亡くなれられたのが3月28日で、偲ぶ会の日にはすでに天国に昇られていた事実を知り、愕然とした。 坂本龍一さん(1952年1月17日~2023年3月28日)、教授(ここからは敬意と親しみをこめて “教授” と書かせていただく)と知り合ったのは1975年末、芸大大学院在学中の教授がシュガー・ベイブのコンサートにサポート・ピアニストで参加していた頃だった。教授が現代音楽系のフリー・ミュー

                                                      [2023.4]【追悼】芸術は長く、人生は短い ⎯⎯ 坂本龍一さんに捧ぐ|e-magazine LATINA
                                                    • 音楽の授業で先生が「現代音楽ではこんな和音も使うんだけど...」って何気なく音を鳴らしたのを今でも覚えている「先生の役割ってこういうところにあるのかも」

                                                      すきえんてぃあ@書け @cicada3301_kig 中学の音楽の授業でなぜか1回だけ急に音楽史をやった回があって、そこで先生が「現代音楽ではこんな和音も使うんだけど…」って何げなくジャーンって鳴らしたらクラス一同「おお!やば」ってなって先生が照れてた空気感を鮮明に覚えている 2023-08-31 06:50:38

                                                        音楽の授業で先生が「現代音楽ではこんな和音も使うんだけど...」って何気なく音を鳴らしたのを今でも覚えている「先生の役割ってこういうところにあるのかも」
                                                      • 巨匠・筒井康隆、ついに「最後の作品集」を11月1日に刊行!名作の登場人物たちも勢揃いする極上の掌篇小説25篇、タイトルは『カーテンコール』

                                                        巨匠・筒井康隆、ついに「最後の作品集」を11月1日に刊行!名作の登場人物たちも勢揃いする極上の掌篇小説25篇、タイトルは『カーテンコール』 11月1日発売予定 カバーは仮のものです 今月24日に89歳の誕生日を迎える文壇最後の巨匠、筒井康隆さん。その巨匠自ら、「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」と宣言する『カーテンコール』が11月1日、新潮社より刊行されます。 〈巨匠、最後の挨拶〉のような本書は、この3年ほど書き継いできた25篇もの珠玉の掌篇小説(ショートショート)集。 前作の短篇集『ジャックポット』が、「現代絵画や現代音楽に張合う小説を」という試みの実験作が多かったのに比べて、今回の『カーテンコール』は読者を愉しませることに主眼を置いた、エンターテインメント色の強い作品ばかりです(タイトル通り、これまでの愛読者への最後の挨拶(カーテンコール)みたいに)。 もとより、ショートショ

                                                          巨匠・筒井康隆、ついに「最後の作品集」を11月1日に刊行!名作の登場人物たちも勢揃いする極上の掌篇小説25篇、タイトルは『カーテンコール』
                                                        • 灰野敬二、ロスト・アラーフを語る | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                          やりたいから乱入する ――ロスト・アラーフ加入前に参加した〈実況録音〉はブルース・ロックのバンドとのことですが、加入の経緯と活動内容を教えてください。 「加入の経緯は思い出せない。高校を辞めた後に、都内の別の高校に行っている友達に誘われて彼の同級生のバンドに参加して、彼の高校の学園祭で1回だけライブをした。学外のメンバーが参加するのは異例のことで少し揉めたけど。多分その時のライブを実況録音のドラマーの高橋さんが観てくれて誘ってくれたんじゃないかな。錦糸町でリーダーの伊藤(寿雄)さんを紹介してもらった記憶がある。 実況録音はフリートウッド・マックみたいなブルース・ロックをやっていた。ベースはのちにカルマン・マキ&OZに入る川上シゲさんだった。ビアホールやジャズ喫茶で演奏したけど、音がでかい、ヴォーカルがわけわからん、と言われていつも途中でライブを中断させされた」 ――ロスト・アラーフに加入す

                                                            灰野敬二、ロスト・アラーフを語る | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                          • アクションとポイエーシス | アクションとポイエーシス | 東浩紀 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                                                            SNSの時代において、批評家の役割とはなにか? 2019年、著者をもっとも悩ませた問題について、理論的な次元から初めて総括がなされます。真の政治性を追求するための態度表明として書かれた原稿を特別公開!(「新潮」2月号掲載の特集「あいちトリエンナーレ・その後」も、是非あわせてお読みください) 1 二〇世紀を代表する哲学者のひとり、ハンナ・アーレントは、『人間の条件』という有名な著作で、人間の行いを「活動」と「仕事」と「労働」という三つの領域にわけることを提案している。 そこで「活動」とは言語的な表現やコミュニケーションを、「仕事」とは職人的なものづくりを、そして「労働」とは肉体をもちいた賃労働を意味している。活動、仕事、労働という表現は日本語の定訳に拠っているが、英語の原文ではそれぞれ「アクション」「ワーク」「レイバー」となっている。アクションは、「行動」と訳せばわかるように、アーレントにお

                                                              アクションとポイエーシス | アクションとポイエーシス | 東浩紀 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                                                            • 『坂本龍一ヒストリー後編 ~ YMOから世界のサカモトへ 〜 反戦平和主義者の隠された素顔』

                                                              Kou音楽雑感と読書感想を主に、初老の日々に徒然に。 ブログタイトル『氷雨月のスケッチ』は、はっぴいえんどの同名曲から拝借しました。 ~ 幕末からのルーツ 誕生からミュージシャンの道へ その軌跡 〜 から続く YMO この時期細野晴臣は、YMOを構想していた。メンバーとして、旧知の林立夫や佐藤博に声をかけた。だがふたりとも別の仕事を始めたばかりで断られてしまう。そこで龍一と高橋幸宏を誘うことにした。龍一に注目したきっかけは大貫妙子の作品で、編曲家としての才能だった。 78年の2月のこと、龍一と高橋は細野の家に呼ばれる。炬燵の上にはミカンとおむすびが出された。細野はおもむろに「一緒にバンドをやらないか」と話しはじめた。龍一は答えた。「個人の仕事を優先しますけど、まぁ時間のあるときはやりますよ」。前述のとおり、細野をとても尊敬していたし、声をかけられたこともうれしかった。しかし不遜で突っぱって

                                                                『坂本龍一ヒストリー後編 ~ YMOから世界のサカモトへ 〜 反戦平和主義者の隠された素顔』
                                                              • 『美術手帖』坂本龍一特集、6年後の編集後記──『async』と『12』から「坂本龍一」を考える

                                                                『美術手帖』坂本龍一特集、6年後の編集後記──『async』と『12』から「坂本龍一」を考える 音楽家ではなく、美術家としての坂本龍一に迫った、2017年の『美術手帖』の坂本龍一特集。その企画に携わり、インタビュアーも務めた詩人で研究者の松井茂と、特集企画の担当編集者であった牧信太郎が、6年前に坂本龍一特集をつくりながら考えたこと、そして新しいアルバム『12』を聴きながら考えたことを語る。 構成=近江ひかり 美術家としての「坂本龍一」をどう描くか牧 雑誌『美術手帖』での「坂本龍一」特集は2017年5月号だったので、もう6年前ですね。アルバム『async』の発売と「坂本龍一 | 設置音楽」展(ワタリウム美術館)にあわせての特集企画だったのですが、美術メディアの切り口で、「坂本龍一」特集をどうつくるかを考えているなかで、松井さんに企画のご協力やインタビュアーをお願いしました。 松井 僕の世代(

                                                                  『美術手帖』坂本龍一特集、6年後の編集後記──『async』と『12』から「坂本龍一」を考える
                                                                • 連載The future belongs to analogue loyalistsスティーヴ・アルビニに捧げるメモワールVol.1 | TURN

                                                                  連載 The future belongs to analogue loyalists スティーヴ・アルビニに捧げるメモワール Vol.1 このGW期間、コロナ禍以降、初めて京都の実家に帰省した。年老いているにも関わらず相変わらず元気な母親と、妻の3人で家族水入らずの寛いだ日々を過ごしていたのだが、母親一人暮らしの実家の就寝時間はとても早い。5月8日、その日も昼間は比叡山入口近くのラジウム温泉でのんびり過ごし、家で晩御飯を食べた後の夜の7時には眠たくなって2階の布団に潜りこんだ。そんな早い時間に寝てしまうと当然のように夜中に目覚めてしまう。案の定、午前1時頃に目が覚め、枕元にあるスマホを手にとって何気なくFacebookを開くとFacebookフレンドの投稿の強烈な一文が目に飛び込んできた。 “R.I.P. Steve Albini” えっ?ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ。何だこれは? 普

                                                                    連載The future belongs to analogue loyalistsスティーヴ・アルビニに捧げるメモワールVol.1 | TURN
                                                                  • 第6回 「イエロー・マジック」との闘い(その1)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま

                                                                    比類なき輝きを放つ作品群を遺すとともに、「脱原発」など社会運動にも積極的に取り組んだ無二の音楽家、坂本龍一。その多面的な軌跡を「時代精神」とともに描き出す佐々木敦さんの好評連載、第6回の公開です! 1 「伝説のこたつ集会」 「かくいう私もイエロウ・マジックを身につけるべく、日夜戦いつづけているのだ」。細野晴臣が坂本龍一の『千のナイフ』のライナーノートにこう書きつけた時、イエロー・マジック・オーケストラのファースト・アルバムのレコーディングはすでに開始されていた。前にも触れたように、1978年4月にリリースされた「トロピカル三部作」の三作目、細野晴臣&イエロー・マジック・バンド名義の細野のソロ・アルバム『はらいそ』に収録されている「ファム・ファタール~妖婦/FEMME FATALE」の演奏は細野と坂本龍一、高橋幸宏の三人で行われており(このアルバムで三人の演奏はこの曲のみ)、この録音の際に細

                                                                      第6回 「イエロー・マジック」との闘い(その1)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま
                                                                    • ♯3:ピッチフォーク買収騒ぎについて | ele-king

                                                                      音楽メディアにおける批評の時代は終わり、いまは「ファンダム」(ファン文化)の時代だそうだ。言葉の使い道は賞賛のためか、さもなければ人気者にぶらさがって、売れているものがどうして売れている(=どうして成功している)のかを分析し解説すること──ではないようだ。要するに、ファンダムこそが音楽の販売促進の有力な機動力で、アーティストにとってもレーベルにとっても必要なのはファンダムであると、そういう話だと。この解釈で合っていたら、なるほどそりゃそうだと思う。が、しかし音楽文化はそれだけでは語れない、より複雑なものなのだ。およそ1世紀前にアイシュタインが解読した宇宙空間のように。 去る1月、コンデナストによる『ピッチフォーク』の『GQ』への吸収が欧米で話題になった。『ニューヨーク・タイムス』から『ガーディアン』といった大手メディアが大きく記事にしているくらいだからこれはひとつの事件といっていいだろうし

                                                                        ♯3:ピッチフォーク買収騒ぎについて | ele-king
                                                                      • BABYMETALの神バンド、大村孝佳さんの奏でるワンマンライブがYOUTUBEでライブ配信!「“New Year's Celebration” -The Gathering of Metal Warriors-」 - crow's nest

                                                                        BABYMETALの神バンドで、爆音を奏でる超絶テクニックの神々の本当の姿は誰もわからない。 そんな神バンドの一員と噂される”大村孝佳さん”の2016年1月9日に行われたワンマンライブ映像がYOUTUBEのライブ配信されました! そして、BABYMETALファンにもすごく興味深いバンド仲間、スペシャルゲストが登場しましたよ! BABYMETALは大好きだけど、神バンドってよくわからないなぁって方にもお勧めな配信でした。 さて、大村孝佳さんが奏でるワンマンライブについてみてみましょう! 最近、アーティスト、ミュージシャンなど現代音楽文化活動の中心となる方々が、#STAYHOMEのメッセージを発信してくれています。 メッセージとともに、#STAYHOMEをすこしでも楽しく過ごしてほしいという粋な計らいで、YOUTUBEにライブ映像を公開したりライブ配信してくれていますね。 先にはBABYMET

                                                                          BABYMETALの神バンド、大村孝佳さんの奏でるワンマンライブがYOUTUBEでライブ配信!「“New Year's Celebration” -The Gathering of Metal Warriors-」 - crow's nest
                                                                        • 坂本龍一『B-2 UNIT』の革新性について、音楽評論家・柳樂光隆に聞く - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

                                                                          坂本龍一のセカンド・ソロ・アルバム『B-2 UNIT』は、YMO人気が絶頂を極めていた1980年にリリース。当時の先端音楽シーンで注目されていたダブやアフロといった要素を、独自の解釈で取り入れた意欲作で、今なお聴き手に新鮮な驚きを与え続けています。そんな名盤『B-2 UNIT』に、リマスタリングが施されたリイシューが登場。e-onkyo musicでも本作初のハイレゾ音源の配信がスタートしています。この機会に、本作の革新性に迫るべく、音楽評論家の柳樂光隆さんをお迎えし、ハイレゾ音源を試聴しながらお話をうかがいました。 ■90年代末に『B-2 UNIT』と出会う ── 柳樂さんは1979年のお生まれですので、『B-2 UNIT』はリアルタイムではなく、後の時代になって聴かれたと思うのですが、どのようなきっかけで本作と出会ったのですか? 柳樂:時代としては再生YMOのころです。中学生のころ、『

                                                                            坂本龍一『B-2 UNIT』の革新性について、音楽評論家・柳樂光隆に聞く - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
                                                                          • 坂本龍一全ソロアルバムレビュー

                                                                            ※本記事はAmazonなどの商品プロモーションを含みます。 昨年亡くなった坂本龍一のオリジナルアルバム全レビューをお送りします。教授(坂本龍一の愛称)の仕事は多岐にわたり、特に映画のサウンドトラックは『戦場のメリークリスマス』や『シェルタリング・スカイ』などの重要作もあるので、オリジナルアルバムをたどるだけではその活動の全貌はつかみきれません。ただ、逆に劇伴という条件や制約がないときにどのような表現を当時選んだかがわかるという意味では意義があるのではと思っています。神格化するわけではなく、ジャンルに対する解像度の低さから、ためらいがありますが、他の全アルバムレビュー同様、点数をつけていきたいと思います。一般的な評価に関しても可能な限り言及していきたいと思います。 ※「全ソロアルバム」の定義だが、公式サイトのSolo Discographyだけを参考にすると、ピアノ系の編集盤が多く入ってきて

                                                                              坂本龍一全ソロアルバムレビュー
                                                                            • 「言葉は凶器にもなる」私の母が人前で絶対に歌わなくなった理由は、中学校の時の音楽の先生の言葉だった

                                                                              谷本 雅 Miya Tanimoto @miyat0111 𝑀𝑒𝑧𝑧𝑜 𝑆𝑜𝑝𝑟𝑎𝑛𝑜|国立音大・大学院オペラ科修了|オペラ|フランス音楽|日本歌曲|現代音楽初演|Jスコラーズ|東京二期会|銀座山野楽器 声楽講師 instagram.com/miyat0111 谷本 雅 Miya Tanimoto @miyat0111 私の母は人前で絶対に歌わないのですが、どうして?と聞いたら「本当は歌が好きだけど、中学校の時に音楽の先生に音痴だと言われて悲しかったから」と。母はもう還暦ですが、小さい頃に言われた言葉が今も消えずにずっと胸に刺さっているんだなあと悲しくなった。言葉は使い方にもよって凶器にもなる。 2020-01-20 13:37:48 谷本 雅 Miya Tanimoto @miyat0111 最近お仕事で中学生に歌を教えているのですが、そんな自分にも刺さりました。

                                                                                「言葉は凶器にもなる」私の母が人前で絶対に歌わなくなった理由は、中学校の時の音楽の先生の言葉だった
                                                                              • 「関ジャム 完全燃SHOW」坂本龍一特集のために回答したアンケートを公開! Ryuichi Sakamoto | 12

                                                                                2023年2月12日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」坂本龍一特集のために本人が回答したアンケートを未公開分もふくめ公開します。 Q:「関ジャム 完全燃SHOW」はご覧になった事はありますか?また、番組の印象はいかがでしょうか? ありません。 ずっとアメリカに住んでいますし。 だけど、評判は聞いたことがあります。 今回も番組で扱っていただけるということで関係者が番組のことを熱く語ってくれました。 それから関ジャニ∞は知っています。 この何年か、治療で入退院を繰り返していてすっかり世間にうとくなってしまって・・・あまり世間で起こっていることはフォローしていないのです。 ごめんなさい。 ▼作品作りをする上で最新の機材、技術に関する質問 Q:普段見えない電磁波を音や光にしたり、曲の1音1音をNFTにしたり昔も今も新しい技術を積極的に取り入れられていると思うのですが、いま気になる技術(演奏機

                                                                                  「関ジャム 完全燃SHOW」坂本龍一特集のために回答したアンケートを公開! Ryuichi Sakamoto | 12
                                                                                • 思考の種を蒔き、偏見を打ち破る UKジャズ重要人物キャシー・キノシの音楽論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                                  サックス奏者のキャシー・キノシ(Cassie Kinoshi)は現在のロンドンにおけるジャズシーンを体現するミュージシャンのひとりだ。カリブやアフリカにルーツを持ち、教育団体Tomorrow’s Warriorsで音楽を学び、その後、トリニティ・ラバン大学に進学。ヌバイア・ガルシアやジョー・アーモン・ジョーンズ、シーラ・モーリス・グレイらと活動を共にしながら、ロンドンのシーンで存在感を示してきた。 Tomorrow’s Warriorsの女性ミュージシャンのサポート・プログラムから生まれたネリヤ、シーラ・モーリス・グレイ率いるアフロビート・バンドのココロコといったグループでのキャシー・キノシの貢献度は計り知れない。なぜなら彼女はロンドンのシーンで活動する多くのミュージシャンとは異なる感性の作曲家だったからだ。例えば、ネリヤに提供した「EU (Emotionally Unavailable)

                                                                                    思考の種を蒔き、偏見を打ち破る UKジャズ重要人物キャシー・キノシの音楽論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)