非モテ界隈でよく言われる「男性の非モテは砂漠で水を探している状態だが女性の非モテは自販機で飲みたいジュースが無い」といった感じでしょうか?
このあいだ編集者の人と原稿の打ち合わせをしていたのだけど、いいアイデアが全く出てこなかった。 若い頃は人生の中で面白いことやワクワクすることがたくさんあったから、感じたことをそのまま書いていけばよかった。だけど、40代に入ったくらいから、心が動くことがあまりなくなってしまった。そうすると何を書けばいいかわからなくなった。若さの終わりを感じる。もう、自分に書けることはなくなってしまったんじゃないだろうか。 そんなことを思ったままに話すと、編集のTさんは「では、そういう気持ちをそのまま書くのはどうでしょうか」と言った。 「過ぎ去った若さについて書くとしても、50代になってから書くと、もう完全に枯れきった感じの遠い目線になってしまうと思うんですよ。でも、40代初めの今ならまだみずみずしい喪失感を書けるんじゃないでしょうか」 確かに、それはそうかもしれない。それは今しか書けないことな気がする。 4
「ゴルゴ13」などの作品で知られ、去年9月に亡くなったさいとう・たかをさんのお別れの会が29日、都内のホテルで開かれ、交流のあった漫画家のちばてつやさん、里中満智子さん、秋本治さんが弔辞を読み上げました。3人の弔辞の全文です。 ちばてつやさん弔辞 全文 たかをちゃんを偲んで さいとう・たかをさん。あなたの突然の訃報を聞いたのは、昨年の9月24日でしたから、もう早くも1年になります。1年たった今になっても、まさか私があんなにお元気だったさいとうさんを見送ることになろうとは思ってもみませんでした。 あなたは私より少し年上でしたけど、ふだんは親しみを込めて「たかをちゃん」と呼ばせてもらっていました。 代表作「ゴルゴ13」とも重なり、この遺影はとてもニコニコしていますけれども、ふだんはちょっとこわもてで、気難しそうな印象の人だから、そのサングラス越しにギョロッとにらみつけられるとたいていの人は足が
たまたまオンラインの漫画を読んだ。 なろうの小説が原作らしいその作品は、賢い主人公と賢い味方の他は、全員理性の欠片もないバカとして描かれていた。 そんなに簡単に他人をバカだと思うなよ、私みたいになっちゃうよ、と悲しく思った。 私の両親はとかく人をバカにする人だった。 それは例えばテレビに出ている芸能人や素人、過干渉な近所の人々、私の級友の両親、各々の職場の同僚、私や兄弟が夢中になっているアニメ、などなど。 心から世の中すべてを見下しているという訳ではないと思うが、 なんというか、バカにしてみせることが、気の利いたコミュニケーションだと思っているようだった。 漫才でいうなら、家族や自分を決してボケ役にせず、その場にいない他人やテレビをボケ役と見なしてずーっとツッコミ続けるようなかんじ。 年の離れた姉が職場の愚痴を語るときや、 私が学校で級友とうまくいかずに泣いて帰ってきたときも、 大抵、母は
先月から書いて準備してある婚姻届は、実は3回も書き損じてしまった。 なんだあの普段の生活で見慣れない言葉の数々は。世の既婚者さん、よくストレートに書けましたねという気持ちだ。 「結婚はしてもしなくてもいい」わりとそんなスタンスで生きてきた。結婚は相手の気持ちがあることだし、今の時代は必ずしなければいけないものでもないと。でも、提出予定日を間近に控えた今、とてもワクワクしている。 結婚をより楽しみで素敵なものに変えてくれたのは、彼はもちろんだけど周囲の人たちの反応もとても大きい。 「顔合わせも結婚式もいらんでしょ。なんなら結婚指輪も婚約指輪もなくてもいいよ」 基本的にはそんなスタンスだった私だけど、「いや、結婚指輪はつけるでしょ」という彼の言葉に「そうなんだ!」となり、一緒にいくつかのお店を見て回った。なんだかんだ、ふたりとも同じ温度感で気に入ったお店が見つかり、近々また訪問する予定だ。刻印
先日、グーグルが飲食店検索で初のトップにという記事を見かけて、Google Mapsがどうやってレビュー情報を集めてきたのか、過去に書いた考察記事を公開しました。 UXリサーチ目的で、普段からデザインアップデート記録を残しているんだけど、Google Mapsのレビュー機能は2016年から頻度高く使ってきたので、実体験とコンテンツを増やしてきたのか考察をまとめた内容です。 Google Mapsのレビューを始めたキッカケ最初にレビューを投稿したのは2016年で、旅行前にGoogle Mapsで行きたい場所やお店を保存して、現地に行った時になんとなく写真と口コミを投稿したのがキッカケ。 初回投稿後にレビューを促進するコンテンツがメールで届くようになった当時Google Mapsのレビューはまだ認知度が低くメールのタイトルも実験中の雰囲気があった。特典という言葉に釣られてローカルガイドに参加し
会社員をしつつ、地元横浜や旅先で食べたおいしいものについてTwitterやブログに書いている在華坊と申します。共働きの妻と2人暮らしです。 自分たちは結婚してしばらく賃貸物件に暮らしていました。築年数がかなり古い物件で、立地のわりに広くて値段も安いから……という理由で選んでおり永住するつもりはなかったのですが、居心地が良かったため2年目の契約を更新。しばらくはそこに住むことになりそうな予感が漂っていました。 そんな折、コロナ禍で在宅時間が長くなり、「冬は寒い」というデメリットのあるこの部屋にいつまでいられるだろうか……と思うように。ちょうど同じ頃、同じマンション内の物件が存外安く売りに出されたり、知り合いがマンションを探し始めたり、とても気になる新築マンションが売り出されることを知ったり、ローンの金利や税制など、今現在購入に有利な条件であることを知ったり……といった状況もあって、自分自身も
「男らしさ」をめぐり電通総研が男性の意識を調べたところ、約半数が「最近は男性の方が女性よりも生きづらい」と回答した。男性が家事をすることには、若い世代ほど消極的だった。ジェンダー平等を促す19日の国際男性デーを前に、同社が公表した。 調査は8~9月、全国の男性3千人にインターネットで実施。18~30歳、31~50歳、51~70歳の年代別にまとめた。 「最近は男性のほうが女性よりも生きづらくなってきている」は、いずれの年代も約5割が「そう思う」と答え、世代間での隔たりはなかった。「自分が抱える心配や不安、問題についてたくさん話す男性は、真に尊敬されるべきではない」かどうかは、「そう思う」と答えた51~70歳は42%で、31~50歳は34%、18~30歳は35%だった。 「男の子が料理や裁縫、掃除、子守の仕方を教わるのは、よいことではない」との設問に「そう思う」と答えた人は18~30歳で24%
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- Section BGN -->\n<div class=\"Section jukentokushu_naka6_list pc\">\n<div class=\"Title\">\n<h2><a href=\"https://www.asahi.com/edu/exam/\">受験ニュース</a></h2>\n<ul class=\"SubLink\" style=\"float:right;font-size:.8rem;\">\n<li class=\"Fst\"><a href=\"https://www.asahi.com/edu/kyotsu-exam/\">大学入学共通テストへ</a
コロナをきっかけに東京から田舎に引っ越した。 とある高原の山奥で近くのコンビニまで車で40分かかるようなところ。 (車で20分のところにスーパーはあるし、近くの集落に雑貨屋みたいなところはある) もう実家はないけど高校までいた田舎。 子供の頃はいい場所だと思ってたけど大人になってから生活してみると、なんでこんなところに引っ越してきたのか後悔しかない。 東京に戻りたいけど家買っちゃったし。。 引っ越したきっかけは子供育てるなら自然が多いところがいいかなと思ったこと。 最初のうちは子供と川で釣りしたり山で遊んだりして楽しかったけど、それも日常になり飽きた。 刺激が全くない。 平日も週末も変わらないような生活してるし。 いいことといえば、野菜も肉も安くて美味しいことと、水が美味しいってことと、夏に畑でもいで食べるトマトはうまいってことと、山でアケビ見つけて食べると楽しいってことと、夏も涼しくて家
競わずに済んで、なおかつ人との交流を楽しめる趣味を知りたい。 昔から二次創作同人とここ数年は配信をやってたんだけどどれも底辺も底辺で、その癖承認欲求だけはすこぶる強いものだからはっきり数字で評価されるこれらの趣味はやってるとメンタルがボロボロになる。 「数字を気にしない」「仲間との交流をしない」というのは自分にはどう頑張っても無理そうだ。始めればどうしても人と語り合いたくなってしまうし、すると必然的に知り合いと自分を較べてしまう。 だから最初から自分に評価がつかない趣味を始めてみたい。 人との交流手段に趣味を使うのに嫌悪感を示す人も多いだろうけど、教えてくれると嬉しいです。 今のところ思い浮かぶのは映画や演劇などの鑑賞系。専用サイトにレビュー投稿でもすれば同人では小説を書いていた私は楽しめそうな気がする。
わたしはお姉ちゃんである。ただ妹よりも2年早く生まれただけのお姉ちゃんだ。明日死ぬかもしれないから好きなことして楽しく生きていようなんて自分勝手になんとなく残りの人生を生きてる、はっきり言って落ちこぼれのお姉ちゃんである。 妹は真面目に勉強をして試験を通り国が定めた資格を持ってたぶんわたしの10倍くらいの給料を貰って毎日仕事をがんばっている。我ながらよくできた妹だ。子供の時から可愛がってきたせいで若干気の強い子にはなってしまったけど、社会でそれを出したりはしない。いわゆる世渡り上手だ。(誤解のないように書いておくがわたしこと姉と妹は仲が良い。わたしはシスコンだと自負している) かくいうわたしは特になりたいものもなかったしやりたいこともなかったしなんとなく親に言われて行った学校を途中で辞め数年会社員をしていたが、なんとなくこんな毎日を続けてて楽しいのだろうかと思って会社をやめた。 しばらく休
女優、水野美紀(48)が7日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)に出演。20年近い付き合いのある女優、坂井真紀(52)がVTR出演し、過去の水野の変わった行動を暴露した。 この日、スタジオにゲスト出演した水野。番組は、私生活で交流のある俳優仲間にインタビューを実施した。VTRで登場した坂井は、水野の印象を聞かれると「変わってますよね…」とつぶやき、「忘れもしないんですけど…」と、2人で寿司店を訪れた時のエピソードを話し出した。 「カウンターで2人で食べていたら、隣のおじさんが『おめえら、こんな若いのに寿司なんて食いやがって』みたいなことを言ってきたんですよ」と隣に座る年配男性に絡まれたという。言われた瞬間に、水野はブチ切れ。「こっちはな!自分で稼いだ金で食っているんだよ!」と店内に怒号を響き渡らせた。坂井は恥ずかしそうに「すみません、すみません」と平謝りした
こうした「男らしさ」の変化は、多くの人もイメージしやすいだろう。「寡黙で仕事一筋な父親像」から「イクメン」、「草食系男子」から「ジェンダーレス男子」(*5)まで、理想的な男性像あるいは男性を表象する言葉は、次々と変化してきた。 本誌「なぜソフトボーイカルチャーが台頭したのか」でも紹介した、「ジェンダー規範を意図的に覆」し、服やアクセサリー、ヘアスタイルなどを通して、自分のソフトで優しい側面を外見的にも表現している男性スターであるソフトボーイも、欧米圏での「男らしさ」が揺らいでいる証左かもしれない。(*6) この揺らぎは、単なる変化を意味するのではなく、男性のアイデンティティの喪失にも繋がっている。2023年7月の Washington Post 紙では、米国の大統領や議員、企業の CEO の大半が男性であるにもかかわらず、 何百万人もの男性は、そうした権力や成功にアクセスできず、足元では尊
2011年3月の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から間もなく10年を迎える。立憲民主党の枝野幸男代表(56)は当時、菅直人政権の官房長官として危機対応に当たった。原発政策、行政のあり方…。未曽有の災害と政府の中枢で対峙(たいじ)した経験は現在、野党第1党の党首となった自身の考え方や政治姿勢にどう影響しているのか。枝野氏に単独インタビューした。(聞き手は川口安子) ◆「小さな政府」の誤り 《枝野氏は震災直後に官邸で危機対応を指揮するとともに、政府のスポークスマンとして1日に何度も記者会見し、国民に説明する役割を担った》 -当時を今、どう振り返りますか。 「被災者の皆さんも同じように答える気がするんですが、振り返る話じゃないんですよね。昔のことを振り返るみたいな意識はまったくない。11年3月11日から今まで現在進行形、という意識です」 -震災は、ご自身の考え方にどのような影響を及ぼしまし
https://anond.hatelabo.jp/20240606113439 昨日は本当に限界だったんで、わらにもすがる思いで、プロフィールもろくに書かずなんか変なタイトルで書き込んでしまったんだけど、それにもかかわらず、かなり反応もらって驚いた。 同情が欲しいというよりはまじでなんて返せばいいのか聞きたかったのでこんなタイトルにしてしまった。変えたいわ。 ひとつひとつに反応できないけど、みんなありがとう。 客観的に見るとどうなのか参考になるし、具体的にどうしたらいいのかの選択肢もかなり増えてありがたい。 夫と話しました。というか、私がキレました。以下、無駄長。 ■その前に、今さらいらんと思うけど若干ボカした簡単なプロフィール私・夫ともに30代。 私のほうが年上だけど数歳差なので同い年みたいなもんかなと思う。 二人とも働いてて、私はほぼ在宅、夫は週半分出社。 夫は元々電車(というか人の
女性と思わしきブクマカの多くは基本男女の問題とか育児の話題とかメシの話しかブコメしてない。 政治経済のホッテントリのコメントに女性のブクマカのコメントは見かけない。 表明していないだけで女性もいるかもしれないけど、普段この人は女性だなと思うブクマカは見ない。それこそワイドショーで取り上げられるくらい大きな問題になったことに付く程度。今回の戦争とかアベノマスクとか。 男女のうんぬんで女であることを示唆した上でコメントをつけてる人のブクマ履歴を見ても政治経済のまともなコメントはない。 男女で気になる話題が異なることはやむを得ないと思うし、趣味や仕事によって関心が変わるのは当然だと思う。 ただ、政治経済はいかなる人でも関心を持つべきものではないかな。 とか言うと「子育てが一番大事だから」とか「興味ないから」とか言って切り捨てられてしまうんだけどね、会社でもどうしてもマンパワーで乗り越えないといけ
自宅と仕事場を兼ねているケースが多い、小説家や漫画家、美術家など作家の家。生活の場であり、創作の場でもある家にはどんなこだわりが詰まっているのでしょう。 作家の家を訪ね、その暮らしぶりや創作風景を拝見する連載「作家と家」。第3回は『快感・フレーズ』『覇王・愛人』『ラブセレブ』などで知られる漫画家・新條まゆさんの自宅を紹介します。 デビュー以来ずっと東京に住み、追い立てられるように仕事をしてきた新條さんは、2017年に長野県・軽井沢へ移住。一時は漫画を描くことが嫌いになったこともありましたが、自ら探した土地に自らプランニングした家を建て、お気に入りのアンティーク家具に囲まれて暮らす今は、自分のペースで楽しく仕事ができているそう。 この家で“心の余裕”を取り戻したと話す新條さんに、生活と仕事を楽しむ現在の日々についてお話を伺いました。 ※取材は、新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じた上で7
洋介犬 @yohsuken 新人漫画家「シナリオ力をつけるいい訓練ってあります?」 編集「あるよ。じゃあ簡単なお題で。『知り合いじゃない男子高校生と女子高生を知り合いにする方法を考えなさい』ただし、できるだけありきたりではない方法で」 「!?」 「30個ぐらい考えてみようか」 2022-03-01 20:33:35 洋介犬 @yohsuken 新人漫画家「ありきたりの範囲はどれくらいでしょうか」 編集「まぁ『痴漢と間違われる』『肩がぶつかる』『降ってくる』漫画でよく見るパターンかな。ただこの訓練の大事なとこは、シチュエーションを作ることでその男女の属性やドラマを作る訓練にもなること」 2022-03-01 21:33:25 洋介犬 @yohsuken 編集「たとえば『万引きをしている女子高生をコンビニバイトの男子高校生が取り押さえる』だと『なぜ彼女は万引きをしたのか』『なぜ男子高校生はバイ
「2年くらい経つ頃にはお客さんのセクハラも軽く受け流せるようになっていました。その場を盛り上げる接客なども身に着いてきて、お座敷でのお仕事が楽しいと思えるようになりました。でも置屋暮らしからは一刻も早く抜け出したかった。 お母さんはいけずで、私がすること全てに言いがかりとも思えるようなことを言ってくる。一生懸命やっても上手く出来ずに困っていても、次からどう直したらいいのか教えてくれない。食事も腐りかけのものや、時には姉さんの食べ残しを出されることもあった。人間として扱われないような日々が続くうち、『もう死んだほうがいいな』と思うようになりました」 日本舞踊を披露する桐貴さん(桐貴さん提供) 基本的に舞妓の奉公期間は5年とされており、デビューするまでにかかった多額の経費を5年間のお座敷仕事のなかで返していくということになっている。5年を待たずに辞めてしまうと経費は親に請求されるため、理不尽な
銅鐸という古代の祭祀具がある。日本史の弥生時代のとこで習ったアレだ。 卑弥呼の時代の直前くらいに銅鐸は使われなくなる。 私たちはいまだに神社では鏡や剣を神器として尊ぶのに、銅鐸は使わない。 研究者の見解では多分こういう風に使うのだろう、ってのはある。 が、正確なところはわからない(特に大型化した以降)。 ただ一つだけ言えることは、絶対に一人、最後に銅鐸の使い方を知っていた人がいる。 銅鐸をどうするのか? どう祭祀で使うのか。 知っていた人が、必ずいる。 複数人の集団を想定してもいい。その集団の最も長生きした人を想像するのも良い。 彼、彼女の人生について、よく寝る前とかに想いを馳せる。 先祖から受け継いでいた銅鐸の使い方を、歴史のうねりの中で失う。 おそらく、使い方を知っているが、もう使うことがなくなった(鏡や剣を祀るスタイルが一般化した)というのが想定される一つの可能性だ。 そのうち、なん
宮崎県の森の中にある児童養護施設。浩之君は、そこで過ごした1年3カ月が、人生の中でもっとも楽しい日々でした。施設には、「甘えない」男の子をずっと気にかける保育士がいました。ぬいぐるみを用意した小学校卒業の日、浩之君は現れませんでした。それから24年、36歳になった彼は、すべてを捨てて家を出ました。目指したのは、あの児童養護施設でした。(朝日新聞記者、東野真和) 【写真】これが児童養護施設? まるでトトロの世界……浩之君が27年忘れられなかった風景 27年間、それは買った時の包み紙に入れたまま、押し入れに眠っていました。枕くらいの大きさの、ぶたのぬいぐるみ。宮崎県高鍋町の藤元(旧姓加藤)久美さん(66)は、どうしても捨てられませんでした。 藤元さんは、結婚前まで同県西都市の森の中にある児童養護施設で保育士をしていました。小学生以下の20人ほどの子どもや、他の保育士たちとの寮生活を送り、子ども
日本で不妊治療の保険適用やこども家庭庁の新設といった政策が実施されているように、他の先進諸国もさまざまな少子化対策を講じている。 だが、人口と生産性の関係を専門とするノルウェー人研究者ベーガール・スキルベックは、出生率が下がり続ける「本質的な原因」を各国政府は理解していないと指摘する。 世界100ヵ国が少子化 女性の平均的な出産人数は、世界15の経済大国で長期的な人口維持に必要な数を下回っている。これは歴史上初めてのことだ。 一部の経済大国では、低出生率と少子化が長期にわたって続いている。 ヨーロッパでは1970年代に多くの国で出生率が人口置換水準(人口が増減せず均衡した状態になる出生率)を下回った。それ以降、欧州諸国の出生率は伸び悩んだまま現在に至る。 アジアも遅れてこの傾向を踏襲している。インドでは2020年に、出生率が人口置換水準を下回った。韓国の合計特殊出生率(15~49歳までの女
いつもはてなブックマークをご利用いただき誠にありがとうございます。はてなブックマーク開発チーム、ディレクターのid:yone-yamaです。 2023年3月6日(月)にリリースしたはてなブックマークアプリの最新バージョンより、過去のブックマークをグラフとともに振り返る新機能「アクティビティ」の提供を開始しましたのでお知らせいたします。 「アクティビティ」機能について 画面イメージ(iOS) 画面イメージ(Android) 機能リリースの背景 ブックマーク検索機能について 「アクティビティ」機能について 過去にブックマークしたエントリーをより簡単に振り返ることができる機能です。 はてなブックマークアプリのマイブックマーク画面から、グラフ型のアイコンをタップすると遷移することができます。 この「アクティビティ」の画面では、月別・年別の単位で、各期間における以下の情報が確認できます。 ブックマー
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