国から姫路市に配分される、来月前半の新型コロナウイルスのワクチンの量が、想定よりおよそ8割、減ることが分かりました。 市は、国のシステムにワクチンの希望量を入力する際にミスがあったとしていて、必要な量を確保できるよう、兵庫県と協議を進めています。 厚生労働省は来月2日と9日の週に全国の市区町村に配送するファイザーのワクチンについて、12日夜、配分量を通知しました。 姫路市では、12歳から64歳の人口に応じて割り当てる「基本計画枠」の量が当初、31箱と想定されていましたが、通知では6箱となり、およそ8割、削減されていました。 姫路市の保健所によりますと、自治体は「VーSYS」と呼ばれる国のシステムにワクチンの希望量を入力することになっています。 市は、およそ50箱を希望したつもりでしたが、担当者が今月5日から9日までに設定された発注期間中には入力できておらず、システム上、希望量が「0箱」にな