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神学の検索結果1 - 40 件 / 45件

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神学に関するエントリは45件あります。 社会宗教転売 などが関連タグです。 人気エントリには 『荻上チキ/『みらいめがね2』発売中 on Twitter: "僕は今は、難解で理解できないものを「●●文学」、不毛な議論のことを「神学論争」、やらせのことを「プロレス」とは呼ばないようにしています。「ポエム」も、揶揄では使わないよう心がけています。ついでに、ただのパワハラ、詭弁、攻撃的な振る… https://t.co/giriXs0TzB"』などがあります。
  • 荻上チキ/『みらいめがね2』発売中 on Twitter: "僕は今は、難解で理解できないものを「●●文学」、不毛な議論のことを「神学論争」、やらせのことを「プロレス」とは呼ばないようにしています。「ポエム」も、揶揄では使わないよう心がけています。ついでに、ただのパワハラ、詭弁、攻撃的な振る… https://t.co/giriXs0TzB"

    僕は今は、難解で理解できないものを「●●文学」、不毛な議論のことを「神学論争」、やらせのことを「プロレス」とは呼ばないようにしています。「ポエム」も、揶揄では使わないよう心がけています。ついでに、ただのパワハラ、詭弁、攻撃的な振る… https://t.co/giriXs0TzB

      荻上チキ/『みらいめがね2』発売中 on Twitter: "僕は今は、難解で理解できないものを「●●文学」、不毛な議論のことを「神学論争」、やらせのことを「プロレス」とは呼ばないようにしています。「ポエム」も、揶揄では使わないよう心がけています。ついでに、ただのパワハラ、詭弁、攻撃的な振る… https://t.co/giriXs0TzB"
    • 「転売ヤー、700年前から嫌われていた」中世ヨーロッパの神学者の言葉が現代日本の転売屋の悪質さを表しているという話 - Togetter

      久我真樹 @kuga_spqr 不治の域に達したメイド研究者。時代考証:英国の屋敷・家事使用人・ヴィクトリア朝中心。新刊『黒博物館 館報』。著書『英国メイドの世界』、『日本のメイドカルチャー史』、『日本の執事イメージ史』、『『名探偵ポワロ』完全ガイド』。 note.com/kuga_spqr/ Amazonアソシエイト利用中。 bsky.app/profile/kugasp… 久我真樹 @kuga_spqr 「転売」について批判する中世ヨーロッパの神学者スコトゥスの言葉が、現代にも通じていて面白かった。 昨日読み終わった『神を哲学した中世―ヨーロッパ精神の源流』(八木雄二、新潮選書)から。 shinchosha.co.jp/book/603718/ pic.twitter.com/fZViEb32rT 2021-09-18 21:38:43

        「転売ヤー、700年前から嫌われていた」中世ヨーロッパの神学者の言葉が現代日本の転売屋の悪質さを表しているという話 - Togetter
      • nix in desertis:【2022年版】上智大神学部の〔学部独自試験〕入試問題を解いてみた

        昨年に問題が独特すぎて物議を醸した上智大・神学部の入試問題であるが,今年の問題も赤本に掲載されていたので早速解いてみた。結果から言えば,方向性は維持されていたが,随分と簡単になっていた。何よりも大きな違いは問題数である。2021年度には試験時間75分で,記号選択・語句記述問題が60問ほどに加えて,600字の論述問題が2問という分量であったが,2022年は試験時間75分は変わらず,記号選択が6問+語句記述が8問に,論述が40字が1問と200字が1問の計2問だけであった。記号選択・語句記述問題が約1/4に,論述問題が20%に減ったということになる。これだとかえって時間が余るのではないか。 それでも赤本は昨年同様に解答例を省略していた。通常の科目に当てはまらないものは解答を載せないという方針があるらしいことに加えて,解答者が確保できないために省略していると思われる。とはいえ赤本が載せていないとい

        • nix in desertis:上智大神学部の〔学部独自試験〕入試問題を解いてみた

          受験世界史の企画をお読みの方はご存じの通り,上智大は2020年を最後に一般入試の大部分で地歴公民科目の入試をやめて,共通テストと学部・学科別の独自試験で合否を決める制度となった。とはいえ上智大は学部・学科が非常に多いので本気でこれを実施するのかと半信半疑でいたのだが,2021年の赤本を見るに,本当に実施したので驚いた。しかも1つ1つがけっこう作り込まれていて,なかなか面白かった。たとえば文学部ドイツ文学科であれば,高校世界史の範囲のドイツ史とドイツ文化について論じた現代文の問題が組み合わされたようなもので,これなら確かに意欲と適性をちゃんと測れると思われた。やればできるのになぜ去年までやってなかったのか。 となるとやはり気になるのは神学部である。神学部で学ぶ意欲と適性を測る独自試験ってどうなるのか。募集要項には「キリスト教と聖書の基礎に関する理解力と思考力を問う試験」としか説明が無かった。

          • 菅首相は「反知性主義」なのか 任命拒否問題で神学者・森本あんりさんが抱く違和感 | 毎日新聞

            日本学術会議会員の任命を拒否した菅義偉首相の姿勢を巡り、SNS上では「反知性主義だ」という批判が飛び交っている。ただ、2015年に著書「反知性主義」(新潮選書)が反響を呼んだ国際基督教大学教授の神学者、森本あんりさん(64)に尋ねると、「菅首相が反知性主義だというのは、違和感もある」という。どうやら本来とは違う意味で言葉が独り歩きしている側面があるようだ。どういうことなのだろうか。【待鳥航志/統合デジタル取材センター】

              菅首相は「反知性主義」なのか 任命拒否問題で神学者・森本あんりさんが抱く違和感 | 毎日新聞
            • 久我真樹 on Twitter: "「転売」について批判する中世ヨーロッパの神学者スコトゥスの言葉が、現代にも通じていて面白かった。 昨日読み終わった『神を哲学した中世―ヨーロッパ精神の源流』(八木雄二、新潮選書)から。… https://t.co/oMSuQcDTiG"

              「転売」について批判する中世ヨーロッパの神学者スコトゥスの言葉が、現代にも通じていて面白かった。 昨日読み終わった『神を哲学した中世―ヨーロッパ精神の源流』(八木雄二、新潮選書)から。… https://t.co/oMSuQcDTiG

                久我真樹 on Twitter: "「転売」について批判する中世ヨーロッパの神学者スコトゥスの言葉が、現代にも通じていて面白かった。 昨日読み終わった『神を哲学した中世―ヨーロッパ精神の源流』(八木雄二、新潮選書)から。… https://t.co/oMSuQcDTiG"
              • 創造神の作った被造物の驚異としての世界の意味と、数学化された空間によるただの物への変化 ~神学/宗教から科学/数学への自然観の転換 - 日々是〆〆吟味

                神の被造物からただの物 〜自然観の転換 創世神話と自然世界 神の被造物としての物 物の数学的認識と神意の切断 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『幾何学』】 【小阪修平『イラスト西洋哲学史』】 【福翁自伝】 神の被造物からただの物 〜自然観の転換 ではデカルト以前の自然世界はどのように捉えられていたのでしょうか。 創世神話と自然世界 神によって世界は説明されていた、と前回書きましたが、キリスト教にはそもそも有名な神話がありますね。聖書に書かれている、神が7日で世界を想像した、というものです。ここから発して中世ではあらゆるものが神の被造物として捉えられていたようです。それは人間もそうですし、自然世界もそうです。 そのため自然世界というものは、神の意図したものであるとも受け取られていたようです。そこにあるものはただの物ではなく、神によって作られたものであるため、神の意図が介在している、こう

                  創造神の作った被造物の驚異としての世界の意味と、数学化された空間によるただの物への変化 ~神学/宗教から科学/数学への自然観の転換 - 日々是〆〆吟味
                • 人間の理性をもってしては神を認識することはかなわない限界と問題 ~神は何者であるかのように理解できず否定によって捉える=否定神学と同時に、人間の理性でとらえきれぬために闇のようになる - 日々是〆〆吟味

                  神の認識のための人間理性の限界 〜神は何者であるかのように理解できず闇のよう 人間の認識能力の限界と扱わざるを得ない問題 【カント『純粋理性批判』】 神という大問題 【リーゼンフーバー『中世思想史』】 認識不可能な神への認識方法 〜神は何者でないことによって、神を知る=否定神学 神は認識出来ないが故に闇となる 【中世思想原典集成】 理性の限界と哲学の問題 前回のお話 神の認識のための人間理性の限界 〜神は何者であるかのように理解できず闇のよう 中世思想史 (平凡社ライブラリー) 作者:クラウス・リーゼンフーバー 発売日: 2003/12/10 メディア: 新書 人間の認識能力の限界と扱わざるを得ない問題 人間の認識能力や思考能力というものに限界があるらしい、もしくは論理によって捉えられる世界というのは経験的な後ろ盾がないと確実に確かなものだとはいえないらしい、ということをカント先生は教えて

                    人間の理性をもってしては神を認識することはかなわない限界と問題 ~神は何者であるかのように理解できず否定によって捉える=否定神学と同時に、人間の理性でとらえきれぬために闇のようになる - 日々是〆〆吟味
                  • アリストテレスの思想/哲学とキリスト教神学の結びつきやすそうなところとあわなさそうなところ ~世界の始まりと根源からすべてを覆いつくす体系性 - 日々是〆〆吟味

                    アリストテレス哲学とキリスト教神学 永遠としての世界 【アリストテレス『自然学』『形而上学』】 始まりのある世界 【聖書】 体系としてのアリストテレス哲学 前回のお話 クザーヌスの無限と神の絶対性とのちの世代へのつながり ~ブルーノの異端視される無限へとつながる正統派クザーヌスの無限 - 日々是〆〆吟味 アリストテレス哲学とキリスト教神学 自然学 (新版 アリストテレス全集 第4巻) 発売日: 2017/11/23 メディア: 単行本 ところで宇宙や世界が無限であるということを問題としたということは、中世の宇宙観や世界観というものはある程度限定されているものとして考えられていたのかもしれませんね(よくわからない。読んだはずかもしれないけど、頭に残ってない)。そうした考え方の基礎となったのはヨーロッパにおいてイスラームから再輸入されたアリストテレスによってかと思いますが、どうもアリストテレス

                      アリストテレスの思想/哲学とキリスト教神学の結びつきやすそうなところとあわなさそうなところ ~世界の始まりと根源からすべてを覆いつくす体系性 - 日々是〆〆吟味
                    • 統一教会の神学体系「日本は韓国に従属する『イヴ』の国」

                      異邦人 @Narodovlastiye 「安倍と日本が統一協会に不可欠になった経緯」と題するワシントン・ポスト紙の論説。記事中の「文氏の神学体系では、彼の祖国である韓国は世界支配を運命付けられた支配民族の故郷である『アダム』の国であり、日本は韓国に従属する『イヴ』の国」という一文が強烈。 washingtonpost.com/world/2022/07/… 2022-07-13 10:23:16 リンク Washington Post How Abe and Japan became vital to Moon’s Unification Church Suspect in Abe assassination was upset with Unification Church's involvement with his mother, authorities say. 9 users 9

                        統一教会の神学体系「日本は韓国に従属する『イヴ』の国」
                      • プライバシー侵害、騒音公害、ストーカー行為を公然とつぶやく神学者ってどんな人?

                        意見が違うだけで「お前の家の前でデモ用の太鼓を大きな音で鳴らしてやろうか」と言う神学者・大学教員がいます。 上原潔さんです。 これは脅しではないでしょうか。市民社会のルール、ふつうの日本人の常識と美意識から考えて、おかしいですね。 プライバシー無視、騒音告知、ストーカー。 どんなひどいことをしても、「愛」があれば許される、後で自分は感謝されるとでも考えているのでしょうか。 続きを読む

                          プライバシー侵害、騒音公害、ストーカー行為を公然とつぶやく神学者ってどんな人?
                        • 「不寛容論」書評 入植神学者が訴えた信教の自由|好書好日

                          不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学 (新潮選書) 著者:森本あんり 出版社:新潮社 ジャンル:新書・選書・ブックレット 不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学 [著]森本あんり 日本では「一神教は多神教よりも不寛容だ」という俗説が根強い。信仰心の篤(あつ)い人は他宗教・他宗派を排斥しがちだというイメージが浸透している。 しかし本書は、現代の寛容論は近代合理主義によって創始されたものではなく、中世キリスト教に淵源(えんげん)すると指摘する。カトリック教会の法学者たちは、キリスト教こそが正しくそれ以外は間違いだと確信していたが、異教徒への寛容を説いて共存を図った。 この伝統は以後も引き継がれ、キリスト教布教を口実としたスペインによる「新大陸」征服事業を批判する宣教師も少なくなかった。著者は、こうした中世以来の寛容論の流れの中に、アメリカがイギリスから独立する以前の17世紀の神学者ロジャ

                            「不寛容論」書評 入植神学者が訴えた信教の自由|好書好日
                          • 「貨幣がなぜ受け取られるのか」はなぜ神学論争とは言えないのか - 断章、特に経済的なテーマ

                            まあ、ちょっと話題になっていたので便乗する。どうしてこう便乗ばっかりしてんのか、というと 自分で話題を作る能力がないからじゃ。。。。(´・ω・`) なんか異種格闘技をやってうまくいかなくて、IWGPに行ったらそっちもうまくいかなくて、 で、天龍が来て話題になったらそっちに手を出そうとしていたころの橋本みたいな感じで みっともないな。いや、橋本はなんだかんだで 最後はそれなりにきちんと身を遂げたからいいけど、おいらと来た日には50も半ば過ぎでまだ これだからねえ。。。(´・_・`) 貨幣をなぜ個人が保有しようとするのかについては、実際いろいろある。 問題は、社会全体としてみたとき、特定の貨幣がこうした個々人の欲求を支えるに足る 資産でありうるのは何故か、どのようなメカニズムによってそれが支えられているのか、 という話だ。そんなん、だれがなぜ貨幣を欲しがるかなんてこといくら積み重ねたって意味な

                              「貨幣がなぜ受け取られるのか」はなぜ神学論争とは言えないのか - 断章、特に経済的なテーマ
                            • 「思想が合わない人とは付き合えない!」と思ったら知るべきキリスト教神学5つの考え方

                              ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                「思想が合わない人とは付き合えない!」と思ったら知るべきキリスト教神学5つの考え方
                              • なぜわたしたちは捏造「神学者カール・レーフラー」の魅力に抗えないのか | 文春オンライン

                                もちろんイギリスにCBBという放送局はなく、ジョージ・ポットマンという歴史学者も実在するものではなく、役者が演じているのである。この番組は架空の外国人を狂言回しに仕立てることで、ゲームの「バグ」と「茶の湯」をつなげるなどといった知的エンターテイメントを成り立たせたのであった。 SNSで盛り上がった「神学者カール・レーフラー」事件 この番組を持ち出したのは「神学者カール・レーフラー」事件があったからだ。もっとも、こちらはアカデミズムの世界の出来事であるのだが。 ことのあらましはこうだ。東洋英和女学院・前学長の深井智朗の2012年に著した学術書に、カール・レーフラーなる神学者による論文「今日の神学にとってのニーチェ」(1924年)が4ページにわたって紹介される。それに疑問をもった研究者が検証を重ね、公開質問をしたのをきっかけに、同大学は調査委員会を発足し、そういった人物も論文も実在しないと結論

                                  なぜわたしたちは捏造「神学者カール・レーフラー」の魅力に抗えないのか | 文春オンライン
                                • 世界の創造の哲学である、中世神学的歴史観と近世以降の人間的歴史観 - 日々是〆〆吟味

                                  中世における神による世界創造と歴史と、近世以降の人間による歴史への転換 神の歴史から人間の歴史へ 【『聖書』,ヘーゲル『歴史哲学講義』】 理念の闘争としての歴史 頂点の時代、ヨーロッパ 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/299/2021.02.09 中世における神による世界創造と歴史と、近世以降の人間による歴史への転換 世界史の哲学講義(上) ベルリン 1822/23年 (講談社学術文庫) 作者:G.W.F・ヘーゲル 発売日: 2018/10/12 メディア: 文庫 神の歴史から人間の歴史へ ヘーゲルの哲学は普通カントから出発したドイツ観念論の完成者としてみなされます。観念論、というところがポイントかもしれませんね。つまり世界は人間の観念によって創られてきたわけです。ここにきて中世神学にあった神の立場が人間に引き下げられていることにもなります。

                                    世界の創造の哲学である、中世神学的歴史観と近世以降の人間的歴史観 - 日々是〆〆吟味
                                  • 高島鈴の人文書新刊・近刊ウォッチング 攻殻機動隊、ノンバイナリー、オリンピック、クィア神学 - wezzy|ウェジー

                                    新刊・近刊の人文書から、ライターの高島鈴が気になる新刊をピックアップ。おさえておきたいポイントと一緒にご紹介します。 今月は、『日本のフェミニズム』『ブルシット・ジョブの謎』『共同体の基礎理論 他六篇』『ジョン・ロールズ』『攻殻機動隊論』『極東ナチス人物列伝』『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』『近代日本の優生学』『イメージは殺すことができるか』『ノンバイナリーがわかる本』『女性とジェンダーと短歌』『女性とジェンダーと短歌』『戦後日本の文化運動と歴史叙述』『クィア神学の挑戦』の14冊! 井上輝子『日本のフェミニズム』(有斐閣)

                                      高島鈴の人文書新刊・近刊ウォッチング 攻殻機動隊、ノンバイナリー、オリンピック、クィア神学 - wezzy|ウェジー
                                    • 1人の子供がいじめられ続けることで、全体の幸せが保たれる社会...「神学」から考える人権

                                      <ICUの「キリスト教概論」がリベラルアーツに強い学生を育てる理由。話題の本『ICU式「神学的」人生講義 この理不尽な世界で「なぜ」と問う』の一部を抜粋紹介、第2回> 国際基督教大学(ICU)で人気の必須教養科目「キリスト教概論」を書籍化した、魯 恩碩(ロ・ウンソク)著『ICU式「神学的」人生講義 この理不尽な世界で「なぜ」と問う』(CCCメディアハウス)は、個人が多様な他者と出会っていくこの世界で、愛し、赦し、共に生きるためのヒントを与えてくれる一冊だ。 日常の、そして世界で起きている問題の多くは、一つの答えでクリアに解決できるものではない。ときに、まったく相容れない思想や意見に接することもある。そんなとき、どう処すべきか? 解が一つではない12の問いに、7人の学生と、著者である魯教授が真摯に向き合う『この理不尽な世界で「なぜ」と問う』は、まさにICUの教育理念を体現した「究極のリベラル

                                        1人の子供がいじめられ続けることで、全体の幸せが保たれる社会...「神学」から考える人権
                                      • 【インタビュー】上智大学神学部長・川中仁さん ノンクリスチャンにも開かれた女子学生の多い神学部(前編) - クリプレ

                                        上智大学神学部(東京都千代田区)は、日本で唯一のカトリック神学部。2017年から神学部長をしている川中仁(かわなか・ひとし)さん(57)に話を聞いた。 ──イエズス会に入会された頃のお話を教えてください。 私は1962年、カトリック信徒の家庭に生まれ育ち、幼児洗礼を受けています。所属はカトリック小平教会(東京都小平市)で、その教会には5歳年上の晴佐久昌英神父(カトリック浅草教会・上野教会主任司祭)もいました。幼稚園から大学までカトリック系の学校に通っています。 幼児洗礼を受けると、ある年齢までそのまま来てしまうのですが、どこかで自分の信仰に向き合う時期があります。私の場合は高校生の時で、ゼロから自分の信仰、キリスト者であることを見直しました。それで、もっとキリスト教的なことを深めてみたいと思い、上智大学文学部哲学科に入学しました。 イエズス会には、大学の卒業式の翌々日に入会しました。入会後

                                          【インタビュー】上智大学神学部長・川中仁さん ノンクリスチャンにも開かれた女子学生の多い神学部(前編) - クリプレ
                                        • ”痛みにあふれた愛”のムーブメント”~黒人解放の神学とBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動|駒草出版

                                          「ブラックカルチャーを探して」の連載6回目は、アメリカ南部のノースカロライナ大学チャペルヒル校の博士課程に在学中の榎本 空さん。黒人解放神学の拠点のひとつであるユニオン神学校に留学し、そこで教えを受けたジェイムズ・コーンと現在のブラック・ライヴズ・マター運動とのゆるぎないつながりについて、そして抗議活動を「愛のムーブメント」と表現することの背景などについて、教えていただきました。苦しみの中から生まれた愛と継承、そしてその結果としての小説や音楽などの文化……ブラックカルチャーの精神的なルーツの一端に触れてみてください。 400年にわたり受け継がれた不屈の霊性の体現者、ジェイムズ・コーン 黒人解放の神学とブラック・ライヴズ・マター運動(以下BLM運動)、そんな言葉を前に急いでページを閉じないで欲しい。難しい議論をするつもりはないし、神について大それたことを何か語れるわけでもない。でも例えばこん

                                            ”痛みにあふれた愛”のムーブメント”~黒人解放の神学とBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動|駒草出版
                                          • カール・レーフラーの神学とその時代/純丘曜彰 教授博士

                                            ウソは、隠すことにおいて、逆に真実を語り出してしまう。これは、解釈学の基本テーゼだ。この意味で、カール・レーフラーの「神学」問題は、なかなか興味深い。 先週5月10日、東洋英和女学院院長、深井智朗(ともあき)が研究不正を理由に懲戒解雇された。著書『ヴァイマールの聖なる政治的精神:ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム』(岩波書店、2012)で採り上げているカール・レーフラーが捏造である、とされたことなどによる。 カール・レーフラー。いかにもドイツ人っぽい名前だ。深井によれば、レーフラーは「今日の神学にとってのニーチェ」という論文を1924年に書いた、と言う。レーフラーは、使徒信条を拒否して、牧師の地位を剥奪され、1929年に自由キリスト者同盟という雑誌グループを立ち上げた神聖フロント世代の一人であり、その後も、その立場に留まって、同派から転向した者たちを批判し続けた、そうだ。 深井に

                                              カール・レーフラーの神学とその時代/純丘曜彰 教授博士
                                            • 神学・宗教学が危機的状況、専攻する学生激減 英国学士院が警鐘

                                              英国学士院は最近、英国内の高等教育において神学と宗教学を学ぶ学生が大幅に減少しており、危機的な状況にあるとする報告書を発表した。 英国学士院が発表した報告書「英国の高等教育における神学と宗教学の提供」(英語)によると、2017年~18年度に神学や宗教学を専攻した学生数は、11年~12年度と比較すると約5500人も減少した。学士課程に限っても、神学や宗教学を専攻する学生はこの6年で3割近く減っている。 英国では12年、学費と奨学金の改訂を伴う大幅な教育改革が行われており、英国学士院は、それらが大きな影響を与えた可能性があると分析している。報告書の概要では次のように述べている。 「学生数の減少は学校や学部に対する負担の増加を意味しており、教育機関はその価値の見直しや閉校を余儀なくされている。英国の神学専門機関『ヘイスロップ・カレッジ』(ロンドン大学)は1614年に設立され、400年余りにわたり

                                                神学・宗教学が危機的状況、専攻する学生激減 英国学士院が警鐘
                                              • 『荻上チキ/『みらいめがね2』発売中 on Twitter: "僕は今は、難解で理解できないものを「●●文学」、不毛な議論のことを「神学論争」、やらせのことを「プロレス」とは呼ばないようにしています。「ポエム」も、揶揄では使わないよう心がけています。ついでに、ただのパワハラ、詭弁、攻撃的な振る… https://t.co/giriXs0TzB"』へのコメント

                                                学び 荻上チキ/『みらいめがね2』発売中 on Twitter: "僕は今は、難解で理解できないものを「●●文学」、不毛な議論のことを「神学論争」、やらせのことを「プロレス」とは呼ばないようにしています。「ポエム」も、揶揄では使わないよう心がけています。ついでに、ただのパワハラ、詭弁、攻撃的な振る… https://t.co/giriXs0TzB"

                                                  『荻上チキ/『みらいめがね2』発売中 on Twitter: "僕は今は、難解で理解できないものを「●●文学」、不毛な議論のことを「神学論争」、やらせのことを「プロレス」とは呼ばないようにしています。「ポエム」も、揶揄では使わないよう心がけています。ついでに、ただのパワハラ、詭弁、攻撃的な振る… https://t.co/giriXs0TzB"』へのコメント
                                                • Shin Hori on Twitter: "【悲報】神道政治連盟、同性婚を否定する主張をしようとしたが、神道にはそんな教義がないため困り、とうとうキリスト教神学者の大学教授に助っ人を頼んでしまう https://t.co/DvbFDXptKg"

                                                  【悲報】神道政治連盟、同性婚を否定する主張をしようとしたが、神道にはそんな教義がないため困り、とうとうキリスト教神学者の大学教授に助っ人を頼んでしまう https://t.co/DvbFDXptKg

                                                    Shin Hori on Twitter: "【悲報】神道政治連盟、同性婚を否定する主張をしようとしたが、神道にはそんな教義がないため困り、とうとうキリスト教神学者の大学教授に助っ人を頼んでしまう https://t.co/DvbFDXptKg"
                                                  • 「検査のわな」が引き起こすPCR神学論争 科学記者の目 編集委員 矢野寿彦 - 日本経済新聞

                                                    新型コロナウイルスのPCR検査を巡って神学論争が続く。希望すれば誰でも検査を受けられるようにするのが正しいのか、それとも間違っているのか。両者の意見が真っ向から対立するのは、直感ではなかなかふに落ちない、ある数学の理論にもとづいた「検査のわな」があるからだ。症状のない健康な人に対する検査の意義を考える際、知っておきたいキーワードが3つある。「偽陽性」「偽陰性」そして「感染率(感染症以外は有病率

                                                      「検査のわな」が引き起こすPCR神学論争 科学記者の目 編集委員 矢野寿彦 - 日本経済新聞
                                                    • 【空想神学読本】 『ドラえもん』にみる〝すこしふしぎ〟な神義論 Ministry 2021年秋・第49号  - クリプレ

                                                      単行本45巻、大長編24巻にわたる言わずと知れた藤子・F・不二雄の代表作。没後四半世紀を経てなお、人気は絶大である。奇妙奇天烈 摩訶不思議 奇想天外 四捨五入 出前迅速 落書無用と単に難しそうな言葉の羅列でさえ、メロディーが浮かび、大山のぶ代の声で脳内再生されるほど、幼少期から影響を受けた中高年も多いに違いない。 私たちは「のび太」に共感しながらドラえもんを読む。藤子・F・不二雄は「のび太は自分がモデルだ」と随所で語っていたが、むしろごくありふれた、普通の少年と言ってもいい。勉強も運動も苦手で、いつもいじめられっ子の役割を担う、誰しもが持つ「ダメ人間」的要素をすべてあわせ持っている少年。そんなのび太ではあるが、結婚前夜のしずかちゃんの父は彼をこう評価する。 「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね」(25巻) 何を

                                                        【空想神学読本】 『ドラえもん』にみる〝すこしふしぎ〟な神義論 Ministry 2021年秋・第49号  - クリプレ
                                                      • 池内恵氏が解説。「イスラーム神学的に成長は『18歳』など外在的設定でなく『神が創造した通りに成長する』である」 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                        知識がないという認識があるのに、なぜ憶測でいい加減なことを言うのか。 預言者ムハンマドはアーイシャが6歳もしくは7歳の時に結婚し、9歳もしくは10歳の時に性交したとハディースに伝えられている。イスラム教ではハディースはコーランに次ぐ第二の法源と位置付けられる。 https://t.co/uQdSNdz7RW— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA (@IiyamaAkari) 2020年9月20日 イスラーム法学はこのあたりものすごく細かいから、近代の価値観に合わせて別の論を立てようとすると、かなり無茶な議論を展開しないといけなくなる。そういう議論のみを「普遍」と評価する欧米の知的支配の構造を、本来は批判するはずの立場の学者が、そうしない。無知のヴェールを被ってる←意味違 https://t.co/9ymmxAYBAu— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam

                                                          池内恵氏が解説。「イスラーム神学的に成長は『18歳』など外在的設定でなく『神が創造した通りに成長する』である」 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                        • 【メモ】「神学論争」という言葉を巡るツイートと、そのリプの記録 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                          「結論の出ない無意味な議論」という意味で「神学論争」という言葉が使われることが多いが、実は「神学論争」ほど明確な結論を生み出してきたものはない。神が三位一体であることやキリストが「神性」と「人性」を有することなど、古代末期の「神学論争」を経てほぼ不可逆的な仕方で決定的に確定した。— 山本芳久 (@201yos1) January 24, 2021 その通り。 https://t.co/SmaxTBVfPg— 槍野スギオ (@sounosugio) 2021年1月24日 「それは神学論争だよ」といって議論を避けるのは、議論ができない脳みそのやつらの常套句。 https://t.co/9lkFW5gmVs— 大井学 (@ManabuOoi) 2021年1月24日 神学論争とは結論が出ない議論ではなく、「当事者以外にはほとんど意義がわからない議論」のことをいうのでは? https://t.co/

                                                            【メモ】「神学論争」という言葉を巡るツイートと、そのリプの記録 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                          • 当局に与える影響力が無に近い方々が毎日準備預金だの信用創造だのについて神学論争しているモチベーションは何

                                                            別に関心があったっていいんじゃないですかね?何か問題でも?今日の日経文化欄にコインランドリー巡りを20年やってるオッサンのコラムが載ってたがこれと似たようなもんだわ。 コインランドリー巡り20年 都内3000店調査: 日本経済新聞 www.nikkei.com/article/DGXKZO606..(シラカワスキー)(Shen ) (私事になりますが、弟が亡くなりました2020年6月7日午前2時半…彼は鉄道・相撲・昆虫オタクでした… 私は…)

                                                              当局に与える影響力が無に近い方々が毎日準備預金だの信用創造だのについて神学論争しているモチベーションは何
                                                            • 自らの至らなさを自覚できるからこそ人間は偉大...現代世界の根源的理解を「神学」に学ぶ

                                                              <リベラルアーツ教育で名高い国際基督教大学(ICU)の必須教養科目が待望の書籍化。その一部を3回にわたって掲載する> 日本のリベラルアーツ教育を牽引する国際基督教大学(ICU)で、必須教養科目として採択されているのが「キリスト教概論」だ。このたび、『ICU式「神学的」人生講義 この理不尽な世界で「なぜ」と問う』(CCCメディアハウス)として書籍になった。 魯恩碩(ロ・ウンソク)教授のパッション溢れる「キリスト教概論」は、信仰を勧めるための授業ではない。競争社会で他人を出し抜くことなく生きることはできるのか? 正当な暴力や戦争は存在するのか? そもそも、なぜ、すべての人間は等しく尊厳を持つのか? といった人間の根源的な、そして容易には答えが見つからないさまざまな「問い」について、神学を一つの柱に据えながら、学生たちと考え抜く授業である。 答えが見つからない問いに接したとき、どう対峙するか?

                                                                自らの至らなさを自覚できるからこそ人間は偉大...現代世界の根源的理解を「神学」に学ぶ
                                                              • 「損失」でなく「差額」 東京神学大学が債券運用の事情説明

                                                                東京神学大学(東京都三鷹市)は15日、同大が債券運用に関する損失を会計書類に明記していなかったとし、元教授の牧師らが文科相に申し出を行ったことについて、事情を説明する文書を公式サイトに掲載した。文書は、債券売却により基本金に額面上9千万円の減少が生じたのは事実だが、あくまで「差額」であり「損失」ではないと説明。基金の取り崩しとも関連しておらず、元教授らの訴えは事実誤認だとし、公認会計士からも適正と評価を受けているとした。 文書によると、同大は2017年、売買目的ではなく利息収入を目的に、保持していた6億円分の債権を、証券会社の勧めに応じてより利率の高い同額の債権に買い換えた。買い換え後は毎年1830万円の利息を得ているという。買い換えの際、保持していた6億円の債権を5億1千万円で売却し、これと同時に6億円分のより利率の高い債権を5億1千万円で購入。買い換え前後で同大の保有する債権の額面は変

                                                                  「損失」でなく「差額」 東京神学大学が債券運用の事情説明
                                                                • 人間の性欲の起源はどこにあるのか | アウグスティヌスによるセックスの神学

                                                                  少年アウグスティヌスの「若い精力」 紀元370年のある日、16歳の少年とその父親は連れ立って、田舎町タガステの公衆浴場に行った。タガステは現在アルジェリアと呼ばれる地域にあった。 浴場で、父親は少年が不意に勃起したのをちらりと見たのかもしれない。あるいは、息子に生えたばかりの陰毛に気づいたのかも知れない。 世界史的な出来事とはとうてい思えない話だが、その少年の名はアウグスティヌスといい、のちにローマ・カトリックとプロテスタント両方のキリスト教神学を形づくり、精神生活の秘められた奥底を探究し、全人類は根本的なダメージを負っているという信念を私たちに残すことになる。 過去1500年間で、アウグスティヌスほど重要な西洋の思想家は、おそらくいないだろう。 397年頃に書いた『告白』で、アウグスティヌスは何年も前の浴場での出来事を記している。 その日、彼の父親であるパトリキウスは、息子に“iniqu

                                                                    人間の性欲の起源はどこにあるのか | アウグスティヌスによるセックスの神学
                                                                  • 創造神の作った被造物の驚異としての世界の意味と、数学化された空間によるただの物への変化 ~神学/宗教から科学/数学への自然観の転換 - 日々是〆〆吟味

                                                                    神の被造物からただの物 〜自然観の転換 創世神話と自然世界 神の被造物としての物 物の数学的認識と神意の切断 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『幾何学』】 【小阪修平『イラスト西洋哲学史』】 【福翁自伝】 神の被造物からただの物 〜自然観の転換 ではデカルト以前の自然世界はどのように捉えられていたのでしょうか。 創世神話と自然世界 神によって世界は説明されていた、と前回書きましたが、キリスト教にはそもそも有名な神話がありますね。聖書に書かれている、神が7日で世界を想像した、というものです。ここから発して中世ではあらゆるものが神の被造物として捉えられていたようです。それは人間もそうですし、自然世界もそうです。 そのため自然世界というものは、神の意図したものであるとも受け取られていたようです。そこにあるものはただの物ではなく、神によって作られたものであるため、神の意図が介在している、こう

                                                                      創造神の作った被造物の驚異としての世界の意味と、数学化された空間によるただの物への変化 ~神学/宗教から科学/数学への自然観の転換 - 日々是〆〆吟味
                                                                    • オッカム on Twitter: "アメリカが社会主義を嫌いな理由の根っ子にあるのは、富と福音が密接に絡んでいるから。富=救済とまでは言わないが、救いを予定されている魂を持つ人間は金持ちである可能性が高いと考えられている。これは神学的に複雑な変遷を辿っているので、ここでは簡単に書けない。"

                                                                      アメリカが社会主義を嫌いな理由の根っ子にあるのは、富と福音が密接に絡んでいるから。富=救済とまでは言わないが、救いを予定されている魂を持つ人間は金持ちである可能性が高いと考えられている。これは神学的に複雑な変遷を辿っているので、ここでは簡単に書けない。

                                                                        オッカム on Twitter: "アメリカが社会主義を嫌いな理由の根っ子にあるのは、富と福音が密接に絡んでいるから。富=救済とまでは言わないが、救いを予定されている魂を持つ人間は金持ちである可能性が高いと考えられている。これは神学的に複雑な変遷を辿っているので、ここでは簡単に書けない。"
                                                                      • 榎本空 黒人神学とあなた 【『図書』2022年8月号より】|岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」

                                                                        黒人となるとは、自分の心、魂、思考、そして身体を、奪われた者たちの生きる場に置く、ということである。--James H. Cone,Black Theology and Black Power 日本にあって、どうしたら黒人神学を近くに感じることができるだろうか。そんな問いは、黒人神学の泰斗、ジェイムズ・H・コーンの遺作である『誰にも言わないと言ったけれど』(二〇二〇年、新教出版社)を訳して以来、幾度も問われたことがある。二〇二二年五月一四日、ニューヨーク州バッファローのスーパーで一〇名もの命を奪った銃撃事件を駆り立てた憎悪と人種主義も、Mr. Morale & the Big Steppersでケンドリック・ラマーが頭にかぶった荊冠(けいかん)も――私はこれを、ヒップホップの誠実なフォロワーではないことを恥じらいとともに告白しつつ書くのだが――、どこか遠い日本にあって、なぜ黒人神学なのか。

                                                                          榎本空 黒人神学とあなた 【『図書』2022年8月号より】|岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」
                                                                        • ハーバード神学部「現代人が幸福になるためには"儀式"だ!儀式を復活させるのだ!」という話

                                                                          「儀式の力:日常の活動を精神修行に変える(The Power of Ritual: Turning Everyday Activities into Soulful Practices)」って本を読みました。著者のキャスパー・テル・カイレさんはハーバード大学神学部の先生で、最初は「神学とか全然興味ないな……」ぐらいに思ってたんですが、いざ読んだらとても大事なことを言っていて良い本でした。というか、私も「ヤバい集中力」で儀式については1章を割いてるんで、めちゃくちゃ共感したと言いますか。 本書の内容はサブタイトルのとおりで、 現代は昔ながらの宗教儀式が通用しないから、日常的にもっと儀式を増やそうぜ! みたいになります。かつて宗教がまだ勢いを持っていたころは、ちゃんと人間のメンタル改善に役立つ機能を果たしていて、 個人が帰属するコミュニティを提供する機能 自分の信念を固めてアイデンティティを強

                                                                            ハーバード神学部「現代人が幸福になるためには"儀式"だ!儀式を復活させるのだ!」という話
                                                                          • 『お前が神を殺したいなら、とあなたは言った』群像劇、悲劇、陰謀、神学論争、シェイクスピア、殺伐百合、イケオジ、宗教とは何か。異端とは何か。そして、どうやって神は殺されたか。 - ワタナベ書店

                                                                            領民たちは、諦めたことを怒るのではなく、諦めたことを諦めている。 こうではなかったかもしれない人生など、彼らは考えることすらできない。考えると苦しいからではなく、考えることそのものを諦めたからだ。 なぜなら彼らは、弱いから。弱者にとっては、自分自身の命すらも、その背中に背負いきれないような重荷だ。そんな重荷を背負ってよろめくように歩くのがやっとだし、もし途中でへたり込もうものなら二度と立ち上がれない。それが、弱者ということだ。 あなたのような強い人間には、想像もできないかもしれない。だが俺にはわかる。なぜなら、俺も弱い人間だから。俺は少しばかり幸運だっただけの、弱くてちっぽけな男に過ぎない。あなたのような怒りは、俺のどこからも出てこない。 「でもね、やっぱそれって、世界の半分なんですよ。 俺の故郷には、有名な劇作家がいましてね。こう、人を説得しなきゃいけないとき、俺はそいつが書いた台本から

                                                                              『お前が神を殺したいなら、とあなたは言った』群像劇、悲劇、陰謀、神学論争、シェイクスピア、殺伐百合、イケオジ、宗教とは何か。異端とは何か。そして、どうやって神は殺されたか。 - ワタナベ書店
                                                                            • ポエムプロレス神学論争

                                                                              いまホッテントリに入ってるやつだけど、上記みたいな言葉を揶揄するような意味で使うなって話。 まあ、これも使い方というか、すこし言葉足らずになっちゃうのが問題なんじゃないかと。 小泉ジュニアの“ポエム”は、中身のない雰囲気だけの下手くそでダメなポエム、なんだよね。 もちろん世の中には素晴らしいポエム(詩)も沢山あるけど、下手くそなポエムも溢れてる。 小泉ジュニア関しては、“ヘタクソなポエム”と言いたい。 “プロレス”に関していえば、今の日本のプロレスは真剣なのかもしれないが、力道山のプロレスとかはヤラセだったんだろうし、アメリカのプロレスはシャーアップされてシナリオあるの前提でみんな見てるって話だし、まあ少し前の話だけど“空中元彌チョップ”みたいなのもあったし。 単にプロレスってひとくくりにするんじゃなくて、“街頭テレビ時代のプロレスかよ!”とか“和泉元彌のプロレスじゃあるまいし”とか、適切

                                                                                ポエムプロレス神学論争
                                                                              • 国家財政は破綻するのか、神学論争回避への提言

                                                                                特集「日本経済「再生」の処方箋」の他の記事を読む 財務省の矢野康治事務次官は、「財務次官、モノ申す:このままでは国家財政は破綻する」と題する論考を『文藝春秋』11月号に寄稿した。この論考をめぐって繰り広げられてきた政策論争は、あらためて現在の日本の財政状況について激しい意見対立があることを多くの人々に印象づけた。 矢野氏をはじめとした人々の主張を乱暴にまとめてしまうと、「財政規律を守らなければ、国家財政は破綻する」となろう。一方、矢野氏の論考に激しく反論している人々(例えば、自民党の高市早苗政調会長)の主張を、これもまた強引にまとめてしまうと、「財政規律を棚上げにしても、国家財政は破綻しない」となるであろう。 2つの主張は、まさに真っ向から対立している。しかし対立の様相がどこかプロレス興行に似ているのではなかろうか。どちらが悪玉で、どちらが善玉かはわからないが、同じリングの上で見事に四つに

                                                                                  国家財政は破綻するのか、神学論争回避への提言
                                                                                • 1829夜 『クィア神学の挑戦』 工藤万里江 − 松岡正剛の千夜千冊

                                                                                  先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日本もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

                                                                                  新着記事