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  • 自分が傲慢だということに35歳になって気づいたが、どうやって謙虚になればいいかわからない

    自分に自信がなく、自分自身を見下していたが本当に見下していたのは他人だということに気づいた。 ネットで調べてみた。「傲慢 直し方」と。 するとだいたい以下の2つが出てくる。 1. 他人に感謝すること 2. 他人の意見を素直に受け入れること 3. 弱い自分を受け入れること この2つを心の底からできている人なんているのだろうか。 そう思うことすらももう傲慢なのだろうか。 特に、弱い自分を受け入れろって、それ本当にできるんだろうか 自分と向き合って結論なんか出せるんだろうか 先が見えない、暗闇の中にいるみたいだ 俺はもう、だめかもしれない ありがとう

      自分が傲慢だということに35歳になって気づいたが、どうやって謙虚になればいいかわからない
    • 自分を卑下するとモラハラ系・寄生系・搾取系の人間が寄って来るので「魔除けの意味で」やめた方がいい

      にわかはんぞー @ダメおじ @niwakasennpei01 あのさ、自分の事卑下するの辞めた方が良いよ。って毎回言ってるけどさマジよ。 「貴方は素晴らしい存在だから」 「自分を愛して!」 みたいな話じゃなくてさ、寄ってくるんだよね。クズが。 モラハラ系・寄生系・搾取系が特に。 自信がない人ってカモなんよ。 だから「魔除けの意味で」辞めた方がいい 2023-04-08 22:31:06 にわかはんぞー @ダメおじ @niwakasennpei01 そんでさ、卑下や自虐癖があると、それをコミュニケーションのベースにしてる人がまた寄ってくるの。 どっちの方がよりダメかみたいな低レベルバトルが始まったりするんよな。で、抜け出せなくなる。 そして何より本当は自分嫌いなの辛いのに、自分で自分のダメをリフレインして思考補強しちゃうんよ 2023-04-08 22:34:30 にわかはんぞー @ダメおじ

        自分を卑下するとモラハラ系・寄生系・搾取系の人間が寄って来るので「魔除けの意味で」やめた方がいい
      • 長めの抑うつで失うものを知らせたい

        長めのうつ 月に一度の通院をして会社に戻る途中のことだった。おれはあまり行かないコンビニでコーヒーを飲むことにした。 おれは病院と薬局に行くと、なにか嫌だということもないのに、不思議と力を吸い取られたようになってしまう。そこでコンビニのコーヒーくらいの贅沢は自分に許す。 レジにいたのは小柄な外国人女性だった。名札にはミャーミャーだかモーモーだか、そんな名前が書かれていた。これは彼女の本名なのだろうか、ちかごろ流行りのコンビニ従業員用ニックネームだろうか。それとも、彼女自身のニックネームなのだろうか。 「サイズは?」 「Lで」 「L」と書かれたカップを手渡された。おれはスマートフォンで「L」の金を払った。コーヒーマシンで、「L」のボタンを押した。しばらく待って注ぎ終わった。 おれはおどろいた。コーヒーのカップのふちぎりぎりまで注がれていたからだ。こぼれそうじゃないか。 おれは「L」用のふたを

          長めの抑うつで失うものを知らせたい
        • おれたちはTwitterでなにがしたかったのか?

          ネットが乱れている! ネットが乱世だ。言い過ぎかもしれない。 しかし、日本でとくにユーザーの多いTwitterが大混乱している。閲覧制限、API制限。 そこに、Metaのスレッズが殴り込みをかけてきた。殴り込みといえるかどうかは後で考える。 そして、日本のインターネットの古典である5chもおかしくなった。APIを握っていたJaneが、接続先をTalkという2ch様の新しい掲示板に切り替えた。切り替えたが、5chがAPI開放して、ほかの専用ブラウザで見られるように戻った。 なにが起こったのか、どんな反乱だったのか、今のところわからない。専用ブラウザJaneStyleユーザー以外もTalkに切り替えるのか、5chが巻き返して存続するのか。今、これを書いている段階ではわからない。 ちなみに、おれは「あめぞうリンク」の崩壊から2chの誕生に立ち会った「アングラ私書箱」の出だが、2chに書き込んだこ

            おれたちはTwitterでなにがしたかったのか?
          • ※個人の感想にたどり着けないインターネット - 関内関外日記

            www.gizmodo.jp こんな記事があって、おれはこんなことを書いた。 「最近、Google検索がイマイチな気がする…」→本当にイマイチだった [ネット] 今どき個人ブログ書いてる人間も相当少ないが、それでももうまったくインデックスされなくなっていて、商品やイベントの一般人の感想なんかはもう検索エンジンからはたどり着けない。 2024/02/01 15:07 b.hatena.ne.jp 純粋な「個人ブログ」、「日記」というものはもうGoogleはインデックスしない。 staff.hatenablog.com 「しない」は言い過ぎかもしれないが、ほとんどしない。いつからだかはよくわからない。よくわからないが、おれがそれを実感したのは、去年「ジャパンモビリティショー」に行ったときのことだった。いや、正確には「行く前」だ。いったいどんなショーなのか、どのくらい混んでいるのか、どんな雰囲気

              ※個人の感想にたどり着けないインターネット - 関内関外日記
            • 20万円でも人は死ぬ

              ここに人がある。ひとりであって、仲間もなく、子もなく、兄弟もない。それでも彼の労苦は窮まりなく、その目は富に飽くことがない。また彼は言わない、「わたしはだれのために労するのか、どうして自分を楽しませないのか」と。これもまた空であって、苦しいわざである。 ふたりはひとりにまさる。彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。 すなわち彼らが倒れる時には、そのひとりがその友を助け起す。しかしひとりであって、その倒れる時、これを助け起す者のない者はわざわいである。 「伝道の書‬ 4‬:8‬-10‬」 親会社から見放されたその後 おれの勤める零細企業は、親会社から見放された。そのことは前に書いた。 「手取り19万円の栄光の終わりに」 その後、どうなったのか。親会社は我が社に対する2,000万円くらいの負債をチャラにしてくれた。チャラにしてくれた分、それに消費税がかかり、意外なところから困ることに

                20万円でも人は死ぬ
              • 最近文章が書けなくなった - phaの日記

                正確にいうと、書く意欲が湧かなくなった。 僕は、ネットとかにあれやこれやの思ったことを書き続けていれば人生はなんとか進んでいくだろう、と思って今までやってきた人間なので、書けなくなるのは困る。これからどんなふうにやっていけばいいんだろう。 なぜ書けなくなったのだろうか。いろいろ思い当たることはある。 ・大体書きたいことは書いてしまった ・長く書き続けてきたので自分の書くことに飽きてきた(会社をやめてブログを熱心に書き始めてから15年、最初に本を出してから10年) ・シェアハウスをやめて一人暮らしになったのでいろんな情報にさらされる度合いが減った(最近はテレビとかよく見ていて普通になった) ・ネット全体の雰囲気が自分に合わなくなってきた ・40代になっていろいろエネルギーが減ってきた かつての自分は、ツイッターに断片を書き散らす→そういうのがある程度まとまったらブログに書く→もっとまとまった

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                • 「察してちゃん」はなりたくてなったわけではない

                  「察してちゃん」がまるで悪のように扱われるのは本当にしんどい。 察してちゃんになりたくてなっているなんていない。 自分の場合は父親が原因だったけど、父親が母親に何でもかんでも命令して、命令を聞かないと暴力を振るう人だった。 それで母はいつも泣いていて、子供ながらに自分勝手は人を泣かせるのだと思った。 その上母は、私が何かをしたいといえば鬼のような形相で「わがままを言うな!」と叱りつけてきた。 これだけで自分の要望を人に押し付けることは罪なのだと思うに十分だった。 父親は自分勝手を押し付けてきた挙げ句に暴力を振るうろくでもない存在だと刷り込まれ、同級生が自分のしたいことを皆の前で発表する度に、あの子は愚かな子供だと、ヒヤヒヤしながら見ていた記憶がある。 わたしの知る限りでは、おとなになっても自分の意見や要望をたやすく口に出すことが許される世界なんてない。 その中で唯一、自分の意見が許される瞬

                    「察してちゃん」はなりたくてなったわけではない
                  • 「うつ病などが大変なのは限界が急にくること」経験談から考える鬱病と自分なりの対応

                    タクラミックス @takuramix うつ病とかが大変なのは、結構頑張れてしまうところでね、なんとか頑張ってるうちに限界が急にやってきたりするの。逆に言うと、限界まで頑張ってしまえるから、そういう壊れ方をするんだろうとも思う。 私もちょっと経験がある。 以前も書いたけど、ある日突然エレベーターのボタンが押せなくなった… タクラミックス @takuramix …出社しようとして、会社のあるビルのエレベーターに乗ったんだけど、ボタンが押せない。 何度かトライしてダメなので、ふと思いついて、会社とは違う階のボタンを押してみたら押せる。 会社のある階のボタンだけが押せないの。 それに気づいた時に、やっと「これは変だ」と気づいた。… タクラミックス @takuramix …当時は結構キツイ状況が続いていた頃で、同時に3つのプロジェクトを抱えて、そのうちの一つは4人分ぐらいをやってた(引き継いだら4人

                      「うつ病などが大変なのは限界が急にくること」経験談から考える鬱病と自分なりの対応
                    • ChatGPT頼みのプログラムど素人が一日半でPython経由でOpenAI API使えるようになった - 関内関外日記

                      承前。 goldhead.hatenablog.com おれは761,000文字ある英文の小説を、AIに翻訳させたいと思った。思って、やり方をChatGPT3.5に聞いて、Pythonがいいという。はて、Python、なんだかわからんが、そのインストールから始めたのが昨日の朝。 とにかく、テキストファイルにある英文をChatGPTにハードボイルド風の日本語に翻訳させたい。ただ、一度に送信できるテキストの量(トークン)は限られているので、自動的に限度内の送信を繰り返して、その返信を受取る。受取ったテキストを結合させて一つの日本語テキストファイルにする。それでおれはクヌート・ハムスンの『土の恵み』を読める。これである。 Growth of the Soil by Knut Hamsun | Project Gutenberg で、上の記事にあるように、行き詰まったのが「AttributeErr

                        ChatGPT頼みのプログラムど素人が一日半でPython経由でOpenAI API使えるようになった - 関内関外日記
                      • 長文翻訳には素直にGPT-4 Turboに金出したほうがいいというだけの結論 - 関内関外日記

                        承前。 goldhead.hatenablog.com 読みたい小説がある。とても古い小説で、日本語訳が手に入らない。元はノルウェー語だが、とりあえずプロジェクト・グーテンベルクの英語版は見つけた。おれは英語が読めない。翻訳エンジンを使うしかない。比べてみたらAIに翻訳させると質がいい。しかし、いちいちコピペできる分量ではない。なにか方法があるかとChatGPTに聞いてみた。Pythonを使えばできるという。なので、やってみた。とりあえず、できそうな感じがした……というのが上の記事まで。 そして、今日だ。あ、この一連の記事はリアルタイムでお伝えしています。昨日の記事は昼休みに書いた。で、今日は朝から体調を崩して、午後遅くに出社。仕事を終えたあとPythonをいじりはじめる。昨日は「短い英文テキストファイルを読み込ませて、ChatGPTに翻訳させて、日本語テキストファイルを出力させる」という

                          長文翻訳には素直にGPT-4 Turboに金出したほうがいいというだけの結論 - 関内関外日記
                        • おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?

                          して、おれが読んだドーキンスは1941年に生まれて、おれが読んだのは『さらば、神よ 科学こそが道を作る』という本を書いたのは2019年のことである。ベストセラーとして知られるのは『神は妄想である』で、こちらは2007年だった。 では、『さらば、神よ』はどんな本なのか。原題は『Outgrowing God A Beginner’s Guide』だ。 要するに無神論の入門書というか、青少年向けに書かれた本といってよい。ティーンエイジャー向けというか。 これを読んでおれは驚いた。リチャード・ドーキンス級の人が、今、この時代に、英語圏、キリスト教圏の国の若者に、こんなものを書かなければならないほどなのか。やはり欧米の信仰心というものはそんなに根強いのか、と。 アメリカの信仰心 もっとも、たとえばアメリカではキリスト教離れが進んでいるという話もある。 米国でキリスト教離れが止まらない、教会の閉鎖も急

                            おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?
                          • おれが抑うつ状態になったときのことを書き留めておきたい。

                            「鬱(うつ)」という言葉はわりと広い概念ではないかと思う。 もちろん、「うつ」=「うつ病」=「大うつ病性障害」と考える人もいるだろう。 とはいえ、信頼にたるかどうかわからないWikipediaでも「抑うつ」として項目があるように、「抑うつ状態」というものがある。 その根っこは、いわゆる「うつ病」である「大うつ病性障害」であることが多いのかも知れない。 しかし、実態、その原因は多岐にわたるといっていい。 たとえば、大切な人を喪ったとか、職を失ったとか、そういう人生上のイベントで気が塞ぐ場合もあるだろう。 それで抑うつ状態になることもある。 それは人間の心理として当たり前のことではあるので、病気としてみなされない場合もある。 おれはべつに「鬱だ死のう」という軽い使い方をしてもいいと思う。 ちょっとした軽く不愉快な出来事でも、人は鬱になると思う。 とはいえ、おれは双極性障害と医師にも行政にも認め

                              おれが抑うつ状態になったときのことを書き留めておきたい。
                            • 心理的安全性が低い職場は「空気を読み過ぎる部下」にも問題がある 「やる気に満ちたやさしい組織」を作るための2つの要素

                              ビジネス・ブレークスルー大学(BBT大学)は、オンラインのみで経営の学士資格を取得できる、日本唯一の大学です。今回は、BBT大学主催で行われた、経営学部教授・斉藤徹氏の 『だから僕たちは、組織を変えていける やる気に満ちた「やさしい組織」のつくりかた』刊行記念講演の模様をお届けします。社員のエンゲージメントが高い「やさしい組織」をつくるために、一人ひとりできることは何か。今まで斉藤氏の30年近い起業家経験から得られたエッセンスが1冊にまとめられています。本記事では、やさしい組織を作るために必要な「心理的安全性」と「使命感」について語られました。 経営学で一番注目されているキーワード「心理的安全性」 斉藤徹氏(以下、斉藤):ここから第2部になります。やる気に満ちた「やさしい組織」の作り方のお話です。本ではこの「関係・思考・行動」とお話をするんですが、今日は一番難しい「関係の質」にフォーカスを

                                心理的安全性が低い職場は「空気を読み過ぎる部下」にも問題がある 「やる気に満ちたやさしい組織」を作るための2つの要素
                              • 数学ができなかった人間の残り滓が「文系」と呼ばれるのではないか。

                                高卒 インターネットで持続性のあるハンドルをもって情報を発信し続けている人は、大学卒業者以上である比率が高い。 ソースは……ない。 おれが二十年くらいネットをやってきた、電子肌感覚である。 「そんな電子肌なんてSFっぽい感覚などあてになるのか」と思うあなたは、やはり大学を出ていないだろうか? というわけで、おれは珍しいとはいかないまでも、少数派の高卒インターネット人である。 高卒が少数派なのは、たしかネットに限らずリアルな数だとしてそうだったと思う。 少し前、鳥貴族で飲んでいてそういう話題になって、おれは「まだ、大卒の方が少数派ですよ」と言って携帯端末で調べたら、違った、というのがソースだ。 そのときおれはビール的なもののアホみたいにでかいジョッキを一杯飲み干したあとだったので、正確かどうかはわからない。たしかちょっとだけ大卒の人が多かった。 したがって、ここでおれは高卒してすぐに働きに出

                                  数学ができなかった人間の残り滓が「文系」と呼ばれるのではないか。
                                • 「人殺しの顔をしていない、人殺し」が、怖くてならない。

                                  人間の悪意に絶望するのこと ある建築会社が手がけたアパートの階段が壊れて、人が亡くなったというニュースがあった。 さらにその会社が同じような手抜き建築でつくったアパートなどが二百件超あるという。 おれはそのニュースを読んで、とても嫌な気持ちになった。 おれは自分のソーシャル・ブックマーク・サービスに、次のようなメモを残した。 「殺人事件のニュースなんかより、こういう話のほうが人間の悪意に絶望して、すべてが嫌になってしまう。」 言いすぎじゃないかと思う。自分でもそう思う。 だいたい、どんな殺人事件と比べているんだ。そういう話になる。 もちろん殺人事件には殺された人という取り返しのつかない存在があって、その人を永遠に失う家族や友人たちだっているだろう。 もちろん、一度にたくさんの人を殺すような事件もあるし、許しがたいような動機の事件もある。 それでもなお、なにか、おれには欠陥住宅をつくりつづけ

                                    「人殺しの顔をしていない、人殺し」が、怖くてならない。
                                  • 比較されて、負けてしまった人間に救いはあるのか

                                    マックス・シュティルナーが言ったかもしれないこと 栗原康という人の『何ものにも縛られないための政治学』という本を読んだ。 そこに、マックス・シュティルナーという思想家の考え方が紹介されていた。 シュティルナーは自由主義を三つに分けたという。 (一)政治的自由主義……カネによる支配 (二)社会的自由主義……社会による支配 (三)人道的自由主義……人間的なものによる支配 政治的に自由になる。すると、人はカネによって上に立ったり、下に置かれたりする。カネがすべてを支配する。 それじゃあいけねえとなって、金持ちが支配するなんてやめて、社会のためにみんなやっていこうとなる。 みんながみんなのために。一見、悪くない。 だが、その世界ではかられるのは、人がいかにみんなのために、社会のためになることができるかどうかだ。 みんなのためにならないことは評価されないし、みんなのためにならない人間は糾弾され、排除

                                      比較されて、負けてしまった人間に救いはあるのか
                                    • 石丸さんはどうしておれをあれだけ不快にできるのか? - 関内関外日記

                                      東京都議選があった。おれは選挙というものが好きなので、東京都民でもないのにNHKの特番を見ていた。石丸さんの新党「再生の道」がたくさんの候補者を出して、全員落選した。石丸さんがインタビューに出てきた。内容については各自調べられたい。いくらでも出てくる。 インタビューが始まって、おれは5秒、いや3秒くらいで嫌な気持ちになった。なんともしがたい不快感が全身を駆け巡る。軽い拷問を受けているようなものだ。「そんなに嫌なら見なければいいじゃん」。事実、それはそのとおりだ。おれは都知事選のときから、石丸さんのネット動画を一秒も見ていない。「これはおれにとって絶対に嫌な気分になるものだから、絶対に見ない」と思って、見なかった。ほんのちょっとテレビで見かけるだけだ。見かけるたびに、自分の「ネット動画を見ない」という判断は正しいのだと思った。 今回も、そう思った。画面越しに、これだけ嫌な印象を抱かせる人間と

                                        石丸さんはどうしておれをあれだけ不快にできるのか? - 関内関外日記
                                      • 正しい言い方は「髪を切りに行く」じゃなくて「髪を切られに行く」では?という話に、ハッとした。

                                        おれもハッとしてみました インターネット上の記事タイトルで「ハッとした」、「ハッとさせられた」という文言はわりとよく見られる。 それは外国人から日本文化への指摘だったり、子供の常識への純粋な疑問だったりする。 中身はそれぞれで、それは別にいいのだが、人目を引くために「そんなにハッとするなよな」という思いはある。 まあ、単なる好みなんだけど。 とはいえ、おれだって「ハッとする」ことがないわけじゃない。 そして、「あ、おれ、ハッとしちゃったな」と後悔する。いや、後悔はしないか。 このたびおれがハッとしたのは、穂村弘・フジモトマサル『にょにょにょっ記』(文藝春秋、2015年)という、ちょっと説明し難く、かなりすてきな本を読んでいたときのことだ。 「にょ」の数間違ってたらごめんなさい。 当該箇所を引用する。p.156-p.157。 12月26日 推敲 美容院に髪を切りに行く。 と日記の一行目を書い

                                          正しい言い方は「髪を切りに行く」じゃなくて「髪を切られに行く」では?という話に、ハッとした。
                                        • あんなにも感動し、興奮したものが、惰性になってしまった。これは悲しい。 | Books&Apps

                                          おれの食生活 おれは毎晩の食事をXにポストするタイプの人間である。Twitterにツイートしてきた人間だといってもいい。 おれには3,600人ほどフォロワーがいるが、毎日おれを観察している人間がいるだろうか?たぶん10人くらいいると思う。その10人は気づいていることと思うが、おれは毎晩ほとんど同じものを食べつづける。 貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩お好み焼きを食べないやつの戯言にすぎない/関内関外日記 古くは、お好み焼きだった。一家離散して一人暮らしをはじめた。 金がないので自炊する。はじめての自炊生活。なにを食べよう。おれはお好み焼きが好きだった。お好み焼きはどうだろう? お好み焼きなら小麦も卵もキャベツも肉もとれるし、栄養的にも悪くないんじゃないのか。なにより、おれはお好み焼きが好きだ。 でも、毎日食べると飽きるんじゃないのか? これが、飽きなかった。おれは来る日も来る日もお

                                            あんなにも感動し、興奮したものが、惰性になってしまった。これは悲しい。 | Books&Apps
                                          • おまえらの知らない鎌倉を歩く(GR IIIxの実用) - 関内関外日記

                                            おれは鎌倉市で二十年近く暮らした。おまえらは鎌倉の一部しか知らない。 「鎌倉には鎌倉駅か北鎌倉駅から行けばいいんでしょう?」と思っているのか? 違う。大船から行け。 湘南モノレールに乗るのだ。 そして、「西鎌倉」へ行け。「北鎌倉」ではないぞ。おれは昔、和装をした女性二人が「西鎌倉」で降りて、「えー、お寺とかないんですか?」とか言っていたのを目にしたことがある。ここにはない。しかしなんで、あえて「西鎌倉」を選んだのか。鎖大師へ行け。 西鎌倉駅前、ここは昔コンビニだった。ニートだったおれは早朝ここに週刊ジャンプを買いにきて、車で接触事故を起こした。 とにかく湘南モノレールだよ、兄貴。え、おれの兄貴って誰だ? SUZUKIYAはおれの身体を構成する食品を供給していていたスーパー。 まあ、七分おきにモノレールはやってくる。 子供のころの外食といえば、このロイヤルホストか昔対面にあったすかいらーくだ

                                              おまえらの知らない鎌倉を歩く(GR IIIxの実用) - 関内関外日記
                                            • 米津玄師1万5000字インタビュー|4年間の旅の先 たどり着いた失くし物の在処 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                                              ナタリー 音楽 特集・インタビュー 米津玄師1万5000字インタビュー|4年間の旅の先 たどり着いた失くし物の在処 米津玄師「LOST CORNER」 PR 2024年8月21日 米津玄師が8月21日にアルバム「LOST CORNER」をリリースした。 「LOST CORNER」は2020年8月発表の前作「STRAY SHEEP」以来、4年ぶりに完成したオリジナルアルバム。NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」をはじめ、スタジオジブリの宮﨑駿監督作「君たちはどう生きるか」主題歌である「地球儀」、ゲーム「FINAL FANTASY XVI」テーマソングの「月を見ていた」、テレビアニメ「チェンソーマン」オープニングテーマの「KICK BACK」、映画「シン・ウルトラマン」の主題歌「M八七」など、この4年間で発表された数々のヒットソングはもちろん、今夏公開の映画「ラスト

                                                米津玄師1万5000字インタビュー|4年間の旅の先 たどり着いた失くし物の在処 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                                              • 日本人は「世界一礼儀正しい」が「世界一イジワル」だった...「自分の利益より他人の不幸を優先する度合い」を測る実験で「日本人ダントツ」の衝撃結果がヤバすぎた(週刊現代) @gendai_biz

                                                ネット上の誹謗中傷が異常なまでに盛り上がり、他者を自殺に追い込む国は日本の他に類を見ない。日本社会はなぜ悪意に満ちているのか。その根源を探ると日本人のもう一つの素顔が浮かび上がった。 スマホで人を殺せる社会日本人は世界一礼儀正しい民族として世界的な評価を得ている。スポーツの国際大会などで日本人観戦客がゴミ拾い活動をする様子が世界中で放送されるたび、誇らしい気持ちになる人も多いだろう。 一方で、「日本人は世界一意地悪だ」とも言われる。女子プロレスラーの木村花さんや、タレントのryuchellさんに対し、SNS(ソーシャルネットワークサービス)上で罵詈雑言を浴びせ続け、自殺にまで追い込んだ事件はメディアでも取りざたされ、社会問題化している。

                                                  日本人は「世界一礼儀正しい」が「世界一イジワル」だった...「自分の利益より他人の不幸を優先する度合い」を測る実験で「日本人ダントツ」の衝撃結果がヤバすぎた(週刊現代) @gendai_biz
                                                • 人の金で生かされている「赤字人間」に生きる価値はあるのか

                                                  心情的な赤字です 赤字の零細企業で働く、ある人間、すなわちおれの心情というものを書きたいと思う。 赤字企業というと、「全国の企業の六割だとか七割だとかは赤字だ」とか、「節税目的であえて赤字にすることもある」などと言われそうだ。 だが、おれの言う「赤字」とは、心理的、心象的、お気持ち的な赤字のことと断っておく。 というのも、万年赤字だったわが零細企業は、親会社的なところができて、そことの関係上、数字的には黒字企業だからである。 とはいえ、親会社的なところに対しては赤字の存在であって、大赤字の存在であって、結局のところ、赤字なのである。 生殺与奪の権は親会社の社長の一存であって、その一存というのも親会社のステークホルダーによって左右され、結局のところ赤字なのだ。 赤字的個人の心情 というわけで、おれは赤字的存在である。 おれはおれの生活を成り立たせるための、十分な生産をしていない。 これが厳然

                                                    人の金で生かされている「赤字人間」に生きる価値はあるのか
                                                  • もしかしたら僕は自己肯定感がそれほど高くないかもしれない

                                                    「自己肯定感低い人あるある」っていうのTwitterでたまにRTされたりするが、それをみて「人の目を気にしたりして大変だな」と思っていた。 つまり僕は自分のことをそれほど自己肯定感が低くない、むしろ高いと思っていた。 でも最近もしかしたら実は結構低いかもしれないと気づき始めてきた。 『ぼっちざろっく』流行ってますよね。主人公のぼっちちゃんはギターが上手いのに、実力に自信を持ちつつも、他人の評価を気にしていて、目の前の観客も怖がっていた。それでぼっちちゃんが「本当の敵は目の前の観客じゃない。観客は自分を求めているんだ」ということに気づき、一歩踏み出せた演奏ができた。 そんな成長エピソードがあるわけだ。 僕もその自分に自信を持ちつつも、人が怖いというのはわかるという気持ちになったが、むしろそれは普通のことだと思った。自己肯定感が低い人は自信もないものかと思っていたので。 例えば僕がぼっちちゃん

                                                      もしかしたら僕は自己肯定感がそれほど高くないかもしれない
                                                    • 母が死んで人生が終わった

                                                      四国の田舎に住んでいた母が突然亡くなった。本当に何の前触れもなかったから悲しみすら湧かなかった。 残されたのは認知症だけど足腰は元気な祖母と家事が全くできない父親。 母が亡くなって1か月経つが家の中があっという間にゴミ屋敷らしい。 父は生まれて初めてカップラーメンを作るためにお湯を沸かそうしたがコンロの使い方がわからずに断念した。そのレベルで火事ができない。 当然35歳独身男の自分と29歳育児中の妹に帰還要請が来る。 両方とも首都圏在住だが、専業主婦の妹は育児を盾に頑なに拒否。そのため自分が帰還して地元で仕事を探すことになりそう。 逃げたい。東京のいい大学に行っていい仕事についてある程度の収入もあって彼女がいたことない以外は順調な生活を送っていたが、ここにきて独身を謳歌していたことが仇にになった。 自分の人生これで終わるのか。ブロードバンドもなく、楽天の電波も通らないレベルの田舎でひっそり

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                                                      • 突然働けなくなる「計算できない労働者」の話。

                                                        おれには双極性障害という障害がある。「躁うつ病」といったほうがいまだに通りがいいかもしれないし、イメージしやすいと思う。 双極性障害にはI型とII型があり、I型が波の大きさが凄まじく、II型はそうでもない。おれはII型で「そうでもないのならいいのでは?」と思うが、II型はII型で自殺率も高くけっこうやっかいなものだ。 症状は……もちろん人によって違う。処方される薬も効き方も人によって違う。あくまでおれひとりの例を書く。 おれの場合は「躁うつ」というより、限りなく「繰り返される抑うつ」といったほうがいい。 軽躁状態であっても、人並みに活動できるというのがせいぜいで、イライラ感に苦しんだり、暴力的になったりもしないかわりに、躁状態ならではの高揚もない。せいぜい歯ぎしりが出るくらいのものだ。 一方で、抑うつ状態はなかなかに重い。これは以前、できるかぎりの詳細をこちらに書いた。 おれが抑うつ状態に

                                                          突然働けなくなる「計算できない労働者」の話。
                                                        • M-1より注目 水曜日のダウンタウン「スベリ-1グランプリ」の衝撃 - 関内関外日記

                                                          おれにはいろいろ書きたいことがあるし、書かなきゃあかんこともある。見なければいけないものもあるし、そんなに時間はない。勝手に時間はない。 でも、ネットであまりにも話題になっていないのではないか、ということがあるので、少なくともおれの読者十数人には伝えたく、ここにメモする。 水ダウの「スベリ-1GP」、これである。地下芸人に精通した芸人が推薦する、一番おもしろくない芸歴16年以上のピン芸人に偽の賞レースに出場させて、だれがいちばんおもしろくないか決める戦いである。 「なんか、おもしろくない人を笑いものにして、いじめている企画では?」という意見もあるだろうか。しかし、そんなものを吹き飛ばす威力がS-1にはあった。なにせ、なんというか、「笑いものにする」レベルでもない、本当の「笑えなさ」があるのだ。「逆におもしろい」とか、「ちょっとこれは健常者ではないのでは」とか、そういう要素がない。お笑い芸人

                                                            M-1より注目 水曜日のダウンタウン「スベリ-1グランプリ」の衝撃 - 関内関外日記
                                                          • yucoさんはTwitterを使っています: 「「スープストックは女の吉野家」というのを見て笑ってしまった。 昨日、近所のスープストック行ったんです。スープストック。 そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、離乳食無料、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。」 / Twitter

                                                            • 「現在大学生。誕生日に親から950万円入った自分名義の口座の通帳を渡された。どのように運用したらいいか?」 - 斗比主閲子の姑日記

                                                              今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。今回は降って湧いたお金をどう投資するか。 Q. 誕生日に親から950万円入った自分名義の口座の通帳を渡された。どのように運用したらいいか? 斗比主様 はじめまして、いつもブログ拝読しております。今回ご相談したいことがありメールいたしました、お手隙の際にお読みいただけますと幸いです。 私は現在大学生で、先日の誕生日を機に親から950万円ほど入った私名義の口座の通帳を自由に使っていいということで譲り受けました。今のところ特にこのお金を使ってやりたいこともないので、投資に回して長期的に増やしていけたらと考えているのですが、斗比主様でしたらどのように運用されますか? 恥ずかしながらお金に関することについては今までまったく考えたことがなく、どうしていいか見当もつきません(親も勉強しろという意味合いを込めてお金を自

                                                                「現在大学生。誕生日に親から950万円入った自分名義の口座の通帳を渡された。どのように運用したらいいか?」 - 斗比主閲子の姑日記
                                                              • 自業自得の人工透析者が身内にいるのだが

                                                                ※「自業自得」と思える人工透析患者が身内にできてしまったが、社会正義とどのように折り合いをつけるべきか、という話です。前半はなぜ自分が「自業自得」かという家族史とその一例の具体的なエピソードが延々と続くので、興味なければ飛ばしてください。あと、当然のことながらおれの視点による解釈であり、また、意図した上での、あるいは無意識での脚色が含まれています。 父のいた我が家 まだおれも弟も子供だったころ、まだ実家があったころのことだ。父が出張などで家にいないと、空気が軽くなるのを感じた。実に不思議なものだと、当時から思っていた。 べつに父は常に暴力を振るったり、過度に厳格な人間だったりはしなかった。それはなかった。 手を挙げることはなかったし、厳格な躾、教育方針とはかけ離れた人間でもあった。 どちらかというと放任、教育についても自分の思想を披瀝して対話をしたがるタイプだった。子供相手でも。 ただ、満

                                                                  自業自得の人工透析者が身内にいるのだが
                                                                • おれは中年の体型を受け入れることにした

                                                                  敗北宣言 おれは今年46歳になる。中年も真っ盛りといっていいだろう。そんなおれに今年、意識の変化が訪れた。おれは中年体型を受け入れることにした。 おれはあまり体型の変わらない人間であった。20代のころからたいして変わらなかった。30代のころはスポーツ自転車に目覚めて、クロスバイクで一日200km近く走るというくらい太ももあたりがムキムキになっていたが、それ以外、とくに変化がなかった。20代のころ買った、とくべつお気に入りの服も着ることができていた。 というわけで、おれは40代になっても、まだまだ20代の体型を維持できているぞ、と思っていた。 そこに加わったのがチョコザップである。おれがコロナを機に自転車もジョギングもやめてしまった。その穴埋めのような形でチョコザップに通うようになった。今まで筋トレなどしたことなどない。筋トレ。そのうえで、トレッドミルやエアロバイクによる運動。ありじゃないの

                                                                    おれは中年の体型を受け入れることにした
                                                                  • 可愛い服を着る資格がない

                                                                    中高生のころ逆張ってファッションに無頓着でいた反動なのか、今すごく服に惹かれている。……特に、若年層ターゲットのジャンルに。 サブカル系。かわいい。地雷系もいいし、水色界隈とかも好き。サブカルジャージが特に好き。シルエットの大きいものを着て四角くなった胴体からスッと足が伸びてゴツいスニーカーに繋がるのが本当に可愛い。Y2K。かわいいし、子供の頃を思い出す。ちょっと令和な感じに味付けされた感じがまたかわいくて、懐かしいだけじゃない良さがある。フレンチガーリーも好き。これは若年層に限らないかもしれないが、ロリィタも大好きだ。 でも、私は着るべきではない。 自分はいいやと思ってるうちに、気づいたらアラサーになってしまった。「アラサー 服装」で検索すると、自分の琴線にはかすりもしない服ばかりが出てくる。 きれいめと評される、私はもう弁えてますからとでも言いたげでシンプル・コンパクトな服装。そこにリ

                                                                      可愛い服を着る資格がない
                                                                    • 旅先のメインじゃない行動が子どもにはとても楽しい思い出になってる→自分の思い出もそうかも!という反応「夜の高速道路が目に焼き付いてます」 - Togetter

                                                                      藤原 @fj_wr_ 娘が「いつかまたあれがやりたいな。車の中で朝ごはん食べるやつ。」と言った。県外のキャンプ場に向かうのに、早朝出発のため家で握ったおにぎりとざっくり焼いたウィンナーをアルミホイルに包んで持ち込んで、パパが運転してるうちに後部座席で食べたやつだね。

                                                                        旅先のメインじゃない行動が子どもにはとても楽しい思い出になってる→自分の思い出もそうかも!という反応「夜の高速道路が目に焼き付いてます」 - Togetter
                                                                      • 幸せなときは、口に出して言ったほうがいい。カート・ヴォネガットに学ぶこと

                                                                        カート・ヴォネガットあるいはジュニア おれはSFをそれなりに読む。それなりに読むだけなので、時代の最先端のSF(『三体』なら読んだが)を常に追いかけていたり、オールタイム・ベストの千冊をすべて読破していたり、ということはない。 そもそものおれのSFの始まりは、カート・ヴォネガットの『チャンピオンたちの朝食』か、フィリップ・K・ディックの『ザップ・ガン』のどちらかということになっている。 「よく、その二冊でSFに足を踏み込んだな」と言われるかもしれない。『ザップ・ガン』は置いておくにしても、『チャンピオンたちの朝食』がSFかどうかというのは、正直、今でもよくわからない。 よくわからないが、若いおれはヴォネガットを次々に読んだ。そのSFの奇想と、あまりにも地に足のついたヒューマニストとしての「声」にうたれた。 この「声」というのは、このたび読んだ本の訳者あとがきで円城塔が述べている言葉だった。

                                                                          幸せなときは、口に出して言ったほうがいい。カート・ヴォネガットに学ぶこと
                                                                        • 占いもなにも信じない知人が「整体」の効果だけは力説していて、ちょっと驚いた。

                                                                          なんであなたが整体に? 二十年以上つきあっている人がいる。その人は性格として神秘的なものや宗教的なものに対して、ひどく懐疑的だ。 懐疑的というか、ちょっと遠くからバカにしているようなところがある。占いもなにも信じない。そういうところがある。 つきあいが長いので、その人にはその人なりのエキセントリックさがあるのは知っているが(美大出のデザイナーだし)、そのエキセントリックさは、そういう方面にはまったく向いていない。 デザイナーにはその感性ゆえか新興宗教にはまってしまう人もおり、そういう勧誘も受けたりもしたが、なにも影響受けることなく生きてきた。 が、その人が「整体」に通っているということを聞いて少し驚いた。 なるほど、座り続ける仕事ゆえに、腕がしびれるなど身体に問題があるのは知っていた。が、そんな場合は整形外科にでも行くものと思っていた。 というか、整形外科に通っていたが効果がないと言ってい

                                                                            占いもなにも信じない知人が「整体」の効果だけは力説していて、ちょっと驚いた。
                                                                          • 友人の出産報告に対して、「おめでとう」以外の返答は可能か - もはや日記とかそういう次元ではない

                                                                            職業不詳、35歳、バツイチ、独身、子なし、水瓶座である。何かの末期症状のようなステータスであり、これから至るもっと恐ろしい何かの初期症状のようにも見受けられる。 さて、驚嘆している。友人達の出産報告がとまらない。 ありとあらゆる友人夫婦から、毎月のように、それはもう次々と、ボコボコと子供が産まれてくる。 はて。人間ってそんなに簡単に子供産む生き物だったっけ。みんな、あれかな。まさか卵で一気に産んでる?もう、胎生は時代遅れなのか? 久しぶりに大勢が集まる会では、「あれ?もう2人目だっけ?」といった確認が多発。友人の子供の名前を覚えきれない。どうか、子供の名前は、聞いた側が忘れようにも忘れられない、充分に刺激的なものにして欲しい。 「ああ、3人目は魏々々岩輝須(ギギギガンテス)にしたんだよね。みんな、もう覚えられないかなと思って。」 こんな感じで紹介されたら嬉しい。出産祝いも弾みます。 ギ、ギ

                                                                              友人の出産報告に対して、「おめでとう」以外の返答は可能か - もはや日記とかそういう次元ではない
                                                                            • おれたちの短すぎる人生と生活について

                                                                              おれには時間がない われわれにはわずかな時間しかないのではなく、多くの時間を浪費するのである。人間の生は、全体を立派に活用すれば、十分に長く、偉大なことを完遂できるよう潤沢に与えられている。 しかし、生が浪費と不注意によっていたずらに流れ、いかなる善きことにも費やされていないとき、畢竟、われわれは必然性に強いられ、過ぎ行くと悟らなかった生がすでに過ぎ去ってしまったことに否応なく気づかされる。われわれの享ける生が短いのではなく、われわれ自身が生を短くするのであり、われわれは生に欠乏しているのではなく、生を蕩尽する。それが真相なのだ。 セネカ『生の短さについて』 このごろ、おれは寝込んでいる。ずっとベッドの中にいて、一歩も外に出られないのか? そうではない。午前中、寝込んでいる。 おれは双極性障害者だ。おれが抑うつ状態になって動けなくなることについては、わりと細かく書いたことがある。 身体が動

                                                                                おれたちの短すぎる人生と生活について
                                                                              • イギリスの「禁煙法」は行き過ぎなのだろうか。

                                                                                イギリスで「禁煙法」のようなものが可決された。そんなニュースがあった。 英下院、たばこ販売禁止法案を可決 2009年以降生まれを対象に イギリスの下院は16日、2009年1月1日以降に生まれた人が生涯にわたってたばこ製品を買えなくする法案を可決した。 リシ・スーナク首相が主導した「紙たばこ・電子たばこ法案」は、383対67の賛成多数で下院を通過した。首相経験者を含む複数の与党・保守党幹部が反対票を投じた。 施行された場合、イギリスのたばこ規制法は世界で最も厳しい部類のものとなる。 似たような法律がニュージーランドで先行して施行され、その後に撤回されたとかあったが、とにかくイギリスはこのような道を選んだ。 おれはたまたま倫理学入門の本を読んでいたので、「これは倫理学が取り扱う問題だな」と思った。とくに児島聡『実践・倫理学』においては第5章が「他者危害原則と喫煙の自由」だ。まさにたばこの問題を

                                                                                  イギリスの「禁煙法」は行き過ぎなのだろうか。
                                                                                • 【3/6追記】1年付き合った彼氏の妹が障がい者だった

                                                                                  20代半ば、結婚を前提に同棲しようと誘われた。 彼氏は実家住みだ。 ある日、デート中にこの後家に猫を見ないかと誘われた。 ご両親はいるのかいないのか聞くといないと言うので 手ぶらで彼の家の近くまで行った。 家に着く直前に、本当は親がいて挨拶してほしいと言われて驚いた。 さすがに手ぶらでは挨拶できないから近くの洋菓子屋に寄って手土産を購入して、彼の家に向かった。 玄関先で自己紹介をし、手土産を渡した。 そのまま立ち話で彼のご両親と4人で話していると 奥から障害者らしき女の子が出てきた。 わたしはもちろん彼女の存在に触れることはできないし、彼もご両親も触れない。 とりあえず、10分ほど話して外に出ると彼に 「実は妹が2人いるんだよね」と言われた。 それっきり彼は妹のことは何も言わず、違う話をしてきた。 健常者の妹の話はよく聞いていたので、2人兄妹だと思ってた。 その間にもう1人障がい者の妹がい

                                                                                    【3/6追記】1年付き合った彼氏の妹が障がい者だった

                                                                                  新着記事