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  • 長かった10代の終わり、エヴァが想い出になった日。(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』感想 ※ネタバレ注意)|祥太

    せっかく人生に一度きりの機会なので、『シンエヴァ』を鑑賞しての感想をまとめて書き残しておきます。あまりにもネタが多すぎて触れられなかったあれこれもありますが、ご了承ください。 [3/10追記] 必ず『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を納得いくまで十分に鑑賞後、お読みください。あなたが感じた「あなただけのエヴァ」を、大切にしてくれると嬉しいです。 [3/16追記] 「Shiro SAGISU Music from“SHIN EVANGELION”」入手にともない、楽曲に言及した箇所へ追記を行いました。 エヴァとともに“オタク”に育ったどうしようもないくらいエヴァが大好きな中学生、それが24年前のわたしでした。 1982年9月生まれのわたしが最初にエヴァと出会ったのは、既に旧劇場版『THE END OF EVANGELION』も公開され『新世紀エヴァンゲリオン』が過去形になりはじめた1997年8

      長かった10代の終わり、エヴァが想い出になった日。(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』感想 ※ネタバレ注意)|祥太
    • 映画【TENET テネット】攻略-文系にもやさしい徹底解説・考察 |ISO

      記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』(以下TENET)を観ました。ノーラン監督はこれまで『メメント』や『インセプション』、『インターステラー』で時系列の入れ替えや時間の拡張や超越を描いており、いわば時間をテーマとした映画のエキスパートです。 今作『TENET』も時間を扱う作品な訳ですが、今作ではこれまでの映画に無かった【時間の逆行】が描かれています。それもただ逆行するのではなく、順行する時間と複雑に絡み合う為、今作は非常に革新的であると同時に物凄く難解な作りとなっています。 この映画においては「無知は武器」とされ、主人公も殆ど何も分からないままミッションに参加しており(その点はダンケルクと重なります)、観客にも情報が与えられないまま瞬く間に物語が進んでいく

        映画【TENET テネット】攻略-文系にもやさしい徹底解説・考察 |ISO
      • 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開から1週間分の感想エントリまとめ - まなめはうす

        3/4 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』冒頭12分10秒10コマが世界最速公開決定! 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ同時視聴イベントが開催 - ファミ通.com 3/6 エヴァとその謎を理解するための、たった一つの“あらすじ”|照沼健太|note #シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| チケット発売日の風景 - AQM 解呪と供養のためにシン・エヴァンゲリオンを観に行く - シロクマの屑籠 3/7 庵野秀明 エヴァ、再擧 月刊ニュータイプ96年5月号 エヴァ緊急ニュース 『シン・エヴァ』を観る前に── TV版・旧劇・新劇『エヴァ』シリーズを振り返るピックアップ! - 週刊はてなブログ エヴァは25年の月日に潰された 3/8 公開日 庵野秀明はもうエヴァンゲリオンを創れない|小山晃弘|note デス魔道エヴァQ - 指輪世界の第五日記 シロクマ先生と同じく、エヴァンゲリオンの葬式に参加し

          「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開から1週間分の感想エントリまとめ - まなめはうす
        • 【ネタバレあり】量子物理学者に「映画『TENET テネット』がどうすさまじいのか」を教えてもらった

          【ネタバレあり】量子物理学者に「映画『TENET テネット』がどうすさまじいのか」を教えてもらった2020.09.29 20:0072,408 山田ちとら クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』、もう観ました? 観たけど複雑すぎてよくわからなかったのは筆者だけではなかったはず。 そこで、作中に何度も登場した「エントロピー」という言葉について調べてから再度観に行ったんですが、それでもまだまだわからなかったよ…!! ならばプロに解説していただくしか理解への道は拓けない。というわけで、『TENET テネット』の科学監修を担当された東京工業大学理学院物理学系助教の山崎詩郎先生にお話を伺ってきました。 山崎詩郎(やまざき・しろう) Photo: かみやまたくみ東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。量子物性の研究で日本物理学会第10回若手奨励賞を受賞。『

            【ネタバレあり】量子物理学者に「映画『TENET テネット』がどうすさまじいのか」を教えてもらった
          • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、膨大な素材と緻密な編集を支えたAdobe Premiere Pro

            『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、膨大な素材と緻密な編集を支えたAdobe Premiere Pro 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開となりました。今作は、プロダクションの規模も非常に大きく、プリヴィズの段階から素材やカットは数え切れないほどの枚数が生み出されました。そしてこの作品の基幹ともいえる編集を担ったのが、Adobe Premiere Pro でした。 ©カラー 『:序』の公開から14年を数える2021年、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開となりました。庵野秀明総監督のもと常に独創的な表現が生み出されてきた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』及び『シン・エヴァンゲリオン劇場版』全4部作も、とうとう今作で締めくくりとなります。東宝、東映、カラーの三社共同配給という前例のない規模での劇場公開を果たした今作は、プロダクションの規模も非常に大きく、プリヴィズの段階から素材やカットは数え切

              『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、膨大な素材と緻密な編集を支えたAdobe Premiere Pro
            • 槙野さやかさんの『ジョーカー』評が滅茶苦茶

              「ほんとうはもっと与えられるべきだった」と無根拠に思いこむ人間の恐ろしさ  映画『ジョーカー』|槙野さやか|note https://note.mu/kasa_sora/n/n8554d186e08e 滅茶苦茶すぎる。 映画の内容と合ってる部分が皆無と言ってもいい。 これはさすがに解釈違いなどでは済まされない。 さあ、おわかりいただけただろうか。アーサーは貧しく不運だからジョーカーになったのではない。貧しく不運な人はこの映画の中にも彼の他にいくらでも出てくる。ではなぜアーサーが、アーサーだけが、ジョーカーになったのか。 「自分にはもっとすばらしいものが与えられるべきだったのに、そうではなかったから、自分が与えられるべきだったはずのものをもらっているやつらを燃やす」 いったい何なんだろうこれは。 アーサーは、一度も、こんなこと言ってない。示唆もされてない。 アーサーは実に延々と様々に苦悩や不

                槙野さやかさんの『ジョーカー』評が滅茶苦茶
              • 騒音おばさんがモチーフの映画「ミセス・ノイズィ」がまさかの大傑作だった

                12月4日より、映画「ミセス・ノイズィ」が公開されている。 (C)「ミセス・ノイズィ」製作委員会 本作がモチーフにしているのは、大音量の音楽を流すなどして騒音を出し続け、「騒音おばさん」の名前で有名になった2005年の奈良騒音傷害事件だ。とはいえ、事件を再現する実録ものではなく、フィクションのオリジナルストーリーとなっている。 「騒音おばさんを映画化する」というコンセプトを聞いた時は、正直に言って“ネタ”としか思えなかった。しかし、実際のこの「ミセス・ノイズィ」は、個人的に終盤で嗚咽(おえつ)するほどに感動した、2020年の日本映画の中でも屈指の完成度を誇る、ネタなどと思っていた自分の浅はかさを反省するしかない、まさかの大傑作であったのだ。 そして、本作はネタバレなしでの紹介がものすごく難しい。「何も予備知識を入れずに見るのがいちばん良い」というのは、あの「カメラを止めるな!」や「ドロステ

                  騒音おばさんがモチーフの映画「ミセス・ノイズィ」がまさかの大傑作だった
                • 「キモチワルイ」 シン・エヴァンゲリオン感想・考察|小山(狂)

                  一応断っておきますが、ネタバレ全開です。 「庵野の回復ストーリー」としてのシンエヴァシン・エヴァンゲリオンとは一言で表すとどういう話だったのか。 「シン・エヴァンゲリオン」とは、ニアサードインパクト(エヴァQ)を起こしてうつ病になったシンジ(庵野)が、周りの人々に支えられて回復し、ゲンドウ率いるネルフ(旧エヴァ)と対決するお話である。 つまり、極めて個人的な庵野秀明自身の「回復の物語」が紡がれている。旧エヴァにあったような普遍的なテーマはどこにもない。ひたすらに、庵野秀明個人がみんなに支えられてうつ病から回復し、エヴァの完結編を創ってエヴァの呪縛から逃れられるようになった。それだけの話が延々と展開されている。 極言すれば、本作には「エヴァンゲリオン」のキャラクターはほとんど登場しないとも言える。エヴァのキャラクターの口を借りて、庵野秀明が自分の話をつらつらと語っている。そういう作品だ。 エ

                    「キモチワルイ」 シン・エヴァンゲリオン感想・考察|小山(狂)
                  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

                    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧

                      ウェブリブログ:サービスは終了しました。
                    • 戦争加害者遺族の立場からこの世界の片隅にを見た - 玖足手帖-アニメブログ-

                      親が自殺しているので、感動するお話が苦手になってしまった。そういうわけで、たまこラブストーリーやリズと青い鳥やヴァイオレット・エヴァーガーデンは質が高いことはわかっているが、心を揺り動かされると、うつ病患者として苦しくなるだろうと思って、見ていない。true tearsもそうですね。 それと同じで、「この世界の片隅に」も見たら絶対気分が悪くなるだろうと思っていたので避けていた。僕が好きな富野監督がすごく褒めているのだが、それでも避けていた。 もともと、親が自殺する前からこうの史代先生の原作漫画が凄いということは「夕凪の街 桜の国」も含めて、10年以上前から知ってはいた。オタクとしては読んでおくべき作品の一つだとは認識していた。 なのだが、「ひとりぼっちの地球侵略」ですらエモすぎて読むのがしんどくなるうつ病患者なので、避けていたのだ。(ガンダムなど富野監督のアニメは人間がガンガン死ぬのだが、

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                      • ジョーカー誕生の物語としてめちゃめちゃ好き! 解釈一致! 「ジョーカー」が超超超良かったので勢いで感想を書きました

                        ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています バーチャルYouTuber、マシーナリーとも子による不定期コラム第17回(連載一覧)。今回は、「次は『デモンエクスマキナ』の感想を書きたい」と言っていたとも子から、深夜に「『ジョーカー』めちゃめちゃ良かったからともコラムで書いていいですか???」とメッセージが飛んできたので、急きょ予定を変更して、映画「ジョーカー」についてお送りします。なお、ネタバレありなので未見の方はご注意を! あと「新しいテーマ曲ができたから聞いて!」だそうです ※バットマンは出ません ライター:マシーナリーとも子 徳で動くバーチャルYouTuber(サイボーグ)。「アイドルマスター シンデレラガールズ」の池袋晶葉ちゃんのファンやプロデューサーを増やして投票してもらうために2018年4月に活動開始。前世はプラモ雑誌の編集をしていたとも言われているが定かではない。

                          ジョーカー誕生の物語としてめちゃめちゃ好き! 解釈一致! 「ジョーカー」が超超超良かったので勢いで感想を書きました
                        • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は始まりの物語だった。 - Everything you've ever Dreamed

                          シン・エヴァ観てきた。見事な完結編だった。ひとことでいえば、卒業式のような映画だった。「終劇」直後、隣で鑑賞していた僕(47)と同世代の男性がボロボロ泣いていた。その気持ちはわからないでもなかった。「この終わらせ方しかない」と納得させてしまう見事な幕引きは、「エヴァは終わった。もうエヴァを本気で振り返ることはないんだ」という寂しさも覚えさせた。卒業や旅立ちのときに感じる、あの爽快な寂しさだ。なお、この文章は鑑賞直後にコーヒーを飲みながら、ネタバレをしないように書いた駄文である。 これまで僕は新劇場版をあまり評価していなかった。「序」「破」「Q」は惰性で観てきていた。テレビ版とそれを補完する旧劇場版で物語は完結しているので、新劇場版を蛇足だととらえていたのだ。実際、新劇場版を観てもテレビ版や旧劇ほどの熱さを覚えなかった。テレビ版は95年、阪神淡路大震災とオウム事件、旧劇は97年、サカキバラ事

                            『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は始まりの物語だった。 - Everything you've ever Dreamed
                          • 『ジョーカー』怒りを正当化する時代に怒りを描く危うい映画

                            ジョーカーを演じた主演のフェニックスは大幅に体重を落として役に臨んだ ©2019 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED TM & ©DC COMICS <バットマンの敵役ジョーカーの原点を描き、その疎外感に共感を寄せる『ジョーカー』。トランプ時代の空気を映し出している作品だが> 『ジョーカー』の舞台は1981年の腐臭漂うニューヨーク(※)ゴッサム・シティ。映画の冒頭近くで、主人公アーサー・フレックは道化師姿で看板持ちの仕事をしていたとき、中南米系とおぼしきギャングたちに嘲笑され、暴行を受ける。 ※映画の舞台を誤って「ニューヨーク」と記載していました。お詫びして訂正します。(2019年10月7日11時20分) 白人が不当に迫害されているという描かれ方は、近頃では珍しくない。これは、ドナルド・トランプ米大統領が巧みに利用してきたストーリーでもある。 『ジョ

                              『ジョーカー』怒りを正当化する時代に怒りを描く危うい映画
                            • 映画『ジョーカー』を絶賛してはいけない理由【評価/感想/レビュー/ネタバレ】  - ゲーマー日日新聞

                              著/J1N1(@J1N1_R1) 以下、作品に対するネタバレが含まれているので気をつけてください。 『ジョーカー』を観た。素晴らしい映画だ。しかしだからこそ、この作品を決して絶賛してはいけない。この作品をただ「狂気に満ちている」等といった凡百の表現で絶賛し、そこからバズを起こすのは本当に危険だと感じたからだ。 現に、映画館が「子供に『ジョーカー』をみせないでください」と異例の警告をしたり、米軍が動くまでの事態となっている。紛れもなく2019年最大の問題作だろう。 私はこれまで本紙で無数の作品を評価してきた。それはあくまで、「この作品をより多くの人に知ってほしい」という共有への欲望からだ。 だが、今回は違う。本批評において、私は『ジョーカー』がいかに危険な作品か「警告」するために、本作を絶賛しようと思う。 人が一度関心を持ったものを遠ざけることは絶対に不可能だ。だから流行に身を任せるにせよ、

                                映画『ジョーカー』を絶賛してはいけない理由【評価/感想/レビュー/ネタバレ】  - ゲーマー日日新聞
                              • 庵野、庵野ってウルセェな

                                オタク趣味の権化みたいな庵野秀明氏の作り出したエヴァンゲリオン。 元々のオタクとはどんなものかというと、まず漫画、アニメや特撮ものが大好きで、SFが大好き。 つまり、リアルをあまり受け入れたくない人たちの集合である、と私は思っている。 今とは違うが、二十年以上前、20世紀の間は、アニメオタクというのは明らかに差別されていた。 かくいう私は、そんなにオタクではなかったが、ちょっとでもアニメの話をしようものなら、友人に「虹オタ」とバカにされた。 そんな時代があったのである。 ちなみに私は富野派ではなく高橋良輔派であり、ボトムズに一生添い遂げる気分である。すぐ「むせる」とか言ってくる輩はボトムズをバカにしてると思う。ボトムズこそ真の神話・伝説アニメである。 だから、わかる人にはわかると思うが、エヴァンゲリオンは最初は好かんかった。 要するに、アニメ的に女々しいからだ(女々しいという言葉自体最近は

                                  庵野、庵野ってウルセェな
                                • 【ネタバレ注意】『サイバーパンク エッジランナーズ』インタビュー。TRIGGER今石監督に「CDPRは僕らよりもヤバい」と言わしめた! 制作秘話と物語の核心に迫る | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

                                  2020年12月10日にCD Projekt RED(以下、CDPR)より発売された、オープンワールドアクションRPG『サイバーパンク2077』。それを原作とし、TRIGGERが制作を務めたアニメ作品『サイバーパンク エッジランナーズ』が、2022年9月13日より動画配信サイトのNetflixにて独占配信中だ。 『サイバーパンク エッジランナーズ』は全10話とアニメシリーズとしては若干短めながらも、配信開始から瞬く間に全世界で大ヒット。『サイバーパンク2077』のほうでもアニメに関連したアップデートを実施したこともあり、配信開始直後から『サイバーパンク2077』のプレイヤー数が大幅に増加した。 今回、ファミ通.comでは『サイバーパンク エッジランナーズ』のプロデューサーを務めたCDPRの本間覚氏と、同作の監督であるTRIGGERの今石洋之氏にインタビュー。制作がスタートした経緯などの制作

                                    【ネタバレ注意】『サイバーパンク エッジランナーズ』インタビュー。TRIGGER今石監督に「CDPRは僕らよりもヤバい」と言わしめた! 制作秘話と物語の核心に迫る | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
                                  • 映画「ジョーカー」感想: ジョーカーという信頼できない語り手 (ネタバレあり) - mizchi's blog

                                    見てきた。非常に、非常に良かった。一通りレビューを読んだが、基本的にはそれらに同意するとして、あまり言及されてないと思った点への自分の感想を書く。 ジョーカー誕生の物語としてめちゃめちゃ好き! 解釈一致! 「ジョーカー」が超超超良かったので勢いで感想を書きました - ねとらぼ 映画ジョーカー(JOKER)のラストシーンについて - 日常の錬金術師 映画『ジョーカー』を絶賛してはいけない理由【評価/感想/レビュー/ネタバレ】  - ゲーマー日日新聞 信頼できない語り手 本作は、物語類型としては「信頼できない語り手」タイプの作品である。アーサーは、精神的な問題を抱えて大量の薬を服薬しており、要所で幻覚を見ているのが示唆されている。 一連の悲劇が起きてアーサーが我を失ったあと、ガールフレンドの家に潜り込み、そして相手の反応から「一方的にアーサーがガールフレンドだと思っていただけの近所の他人」だっ

                                      映画「ジョーカー」感想: ジョーカーという信頼できない語り手 (ネタバレあり) - mizchi's blog
                                    • 日本でも異例のヒットをみせる『ジョーカー』。その要因はどこにある?(斉藤博昭) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                      アメコミ映画が2週連続1位は、なんと7年ぶり『ジョーカー』が大ヒットしている。ヴェネチア国際映画祭の最高賞(金獅子賞)以来、急加速で話題になったが、正直、日本でもここまで観客を動員しているのは、予想外の事態ではないだろうか。 北米市場では、2週目の週末でも、『アダムス・ファミリー』のアニメリメイク版や、『ジェミニマン』といった初登場組をおさえて、1位を独走。口コミも広がり、まだまだ勢いが続きそうだ。 そして日本でも2週連続1位を達成。その数字は別にして、アメコミ原作の映画で日本で2週連続1位というのは、2012年の『アメイジング・スパイダーマン』以来、7年ぶり。その前となると、2007年の『スパイダーマン3』(3週連続1位)。めったに生まれるケースではないのだ。今年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』ですら、1位になったのは最初の週のみだ。もちろん巡り合わせやタイミングもあるので(大ヒットを

                                        日本でも異例のヒットをみせる『ジョーカー』。その要因はどこにある?(斉藤博昭) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                      • 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」にモヤモヤ - 挑戦者ストロング

                                        「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、観てきました。エバー終わるんですって。イヤですね。めんどくさいですね。憂鬱ですね。観たくないですね。しかしまあしょうがないので観てきました。 シン・エヴァンゲリオン劇場版 緒方恵美Amazon DVヒモ野郎が更生したからって褒めちぎるのかという問題 (★3) 白状するとエバンゲリヨンでわたくしが何より好きなのは、自動ドアから巨大兵器に至るまでありとあらゆる無機物の美しい機構がキビキビと動く、刹那の快楽の積み重ねである。このフェティシズムだけはテレビ版から今作に至る四半世紀、世界チャンピオンとして防衛戦を重ね、長期政権を築いてきたと思っている。後のアカデミー賞監督が撮った「パシフィック・リム」の、イェーガー操縦システムのどんくささを思い出してください。あれが普通の人が思いつくやつです。庵野秀明は全然普通じゃない。エントリープラグが軸回転しながら挿入される動き

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                                        • 「現代の女性が60年代の女性を救おうとしたら?」エドガー・ライトが描きたかった、ロンドンの“闇の底” | 文春オンライン

                                          「現代の女性が60年代の女性を救おうとしたら?」エドガー・ライトが描きたかった、ロンドンの“闇の底” 『ラストナイト・イン・ソーホー』エドガー・ライト(映画監督)インタビュー

                                            「現代の女性が60年代の女性を救おうとしたら?」エドガー・ライトが描きたかった、ロンドンの“闇の底” | 文春オンライン
                                          • 「え、そのキスシーン必要?」「血縁主義」に回帰してしまった『スター・ウォーズ』最新作への違和感 | 文春オンライン

                                            確かに部分的にはそう見えなくもない。とりわけ、ポピュラーなフィクション、特に映画や漫画やアニメを見ると、ここ3〜40年はパワフルな女性を主人公とする物語にあふれている。それに現実の上で対応するのが、例えばフェイスブックのCOOであり、『リーン・イン』の著者であるシェリル・サンドバーグだろうか。「ガラスの天井」を打ち破ってグローバルに活躍し輝く女性。輝くと言えば日本政府が女性活躍を口にする際に想定されているのはそのような女性なのだろうか。 もちろん、そのような認識は間違っている。例えば世界経済フォーラムの最新のジェンダー・ギャップ指数において、一昨年の110位から153カ国中121位に甘んじた日本では、フェミニズムは必要の一言である。確かに女性の就労率は上がってきている。だがその大部分は非正規雇用だ。きらきらと輝くどころか、現在の経済において雇用の便利な調整弁として女性は労働市場にかり出され

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                                            • 受動的な創られたヴィラン~『ジョーカー』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus

                                              『ジョーカー』を見てきた。『バットマン』の悪役であるジョーカーがどうやってジョーカーになったのかを描いた作品…というのは建前で、ほとんど別の映画である。 wwws.warnerbros.co.jp ゴッサムシティに住むアーサー(ホアキン・フェニックス)はピエロの仕事をしながら母ペニー(フランセス・コンロイ)の介護をしている。アーサーは突然笑い出してしまうおそらくトゥレット症と思われる症状を抱え、精神的にも不安定でカウンセリングと投薬を受けているが、それでも憧れの仕事であるスタンダップコメディアンを目指して頑張っていた。しかしながらゴッサムシティが荒廃するとともにアーサーの人生はどんどん下り坂になる。ピエロの仕事の最中に悪ガキどもに襲われ、仕事はクビになるし、市当局が福祉を打ち切ったせいでカウンセリングも投薬も受けられなくなる。度重なる不幸のため限界になったアーサーをどんどん狂気が蝕んでいく

                                                受動的な創られたヴィラン~『ジョーカー』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
                                              • 映画「ジョーカー」読みごたえのある感想・考察ブログを集めました【ネタバレ】 - 週刊はてなブログ

                                                2019年10月4日に日米同時公開となった映画『ジョーカー』が大ヒットしています。 この投稿をInstagramで見る ワーナー ブラザース ジャパンさん(@warnerjp_official)がシェアした投稿 - 2019年10月月3日午後8時07分PDT 「バットマン」シリーズで最大にして最凶の宿敵といわれる“ジョーカー”の誕生を描いた本作。これまでのアメリカン・コミックを原作とした映画とは全く異なり、正義のヒーローが登場せず、貧困や格差の残酷さを真っ向からとらえた壮絶な内容は、公開1週間を待たず世の中の話題をさらいました。 wwws.warnerbros.co.jp はてなブログにも、『ジョーカー』についてのさまざまな感想・考察エントリーが数多く投稿されています。この記事では、その一部をピックアップしてご紹介。ひとりではとらえきれない劇中のシーンやせりふの解釈について、はてなブロガー

                                                  映画「ジョーカー」読みごたえのある感想・考察ブログを集めました【ネタバレ】 - 週刊はてなブログ
                                                • [ネタバレあり]エヴァンゲリオンを終わらせられた

                                                  シン・エヴァを観た。 自分はちょうど14歳のときにエヴァンゲリオンのTVシリーズを見た。エヴァ自体は存在とすごいらしいということは知っていて見るのが楽しみだった。実際すごかった。その後友達に旧劇を借りて見た。すごかった。全然意味わからなかったけど。でもすごかった。 そこからエヴァのゲームやったり二次創作創ったり読んだりとかは特にしなかった。貞本義行の漫画版は4巻まで買ってそこで止まった。 新劇序が公開されるときも偶々友達に誘われて初日に観ることになった。エンタメに寄った内容で好みだった。 破が公開されたときは初日に一人で、映画館近くの漫画喫茶に泊まって5時ころから並んだ。そこまでした理由は覚えてない。このときはまだエヴァンゲリオンというコンテンツにそこまで囚われていないと思う。破は結局劇場で3回、地上波で2回観た。 Qも一人で初日に観た。破が大好きだったのでQはどうにも刺さらなかった。乳の

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                                                  • TENETくんと僕 - ジゴワットレポート

                                                    僕「クリストファー・ノーラン監督の最新作!『TENET』!楽しみだなあ」 TENET「こんちわ。予告、観る?」 僕「もう何度も観たよ。予告だけじゃストーリーが全然分からないけど」 TENET「映像すごいっしょ?」 僕「相変わらず抜群の雰囲気があるよね」 TENET「実際に観る感じ?」 僕「観る観る!こうして公開日のレイトショーに来てるぞ!」 TENET「楽しんでくれよな」 僕「サンキュー、TENETくん!」 TENET「それでさ、開幕、取り急ぎテロ起きるから」 僕「取り急ぎテロ!?」 TENET「まずはテロが起きる感じなんすよ」 僕「これは誰がどういう意図で起こしたテロなんだろう。主人公の立ち位置は・・・。何かを奪い合ってるのか? 奪還作戦? いや、要人の逃がし? まあ、観ていればそのうち理解できるでしょう」 TENET「いや、感じて」 僕「え?」 TENET「感じて」 FREEPORT

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                                                    • 『TENET テネット』物理学者が徹底検証!“逆行する”世界とは何だったのか? ※ネタバレ注意【CINEMORE ACADEMY Vol.9】|CINEMORE(シネモア)

                                                      公開以来リピーター続出の、クリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』。時間軸を駆使するスタイルはいつも通りなのだが、今回ばかりは想像以上の難解さに、驚いた人も多かったのではないだろうか? 二度三度と鑑賞して、“逆行する世界”を理解しようとチャレンジする人も出てきているようだが、その助けになっているのが、劇場用パンフレットだ。そこに寄稿されている、物理学者の山崎詩郎先生の解説が非常に分かりやすく、パンフを熟読してから二度目の鑑賞に臨むと、映画の理解がかなり進むとも言われている。なお山崎先生は本作字幕の科学監修も手がけている。 今回のCINEMORE ACADEMYでは、その山崎先生をゲストに迎え、ノーランが築いた“逆行する世界”の秘密を、物理学の視点から徹底検証する。山崎先生に話を伺ったのは、CINEMOREで『インターステラー』や『2001年宇宙の旅』などに関する記事を執筆した

                                                        『TENET テネット』物理学者が徹底検証!“逆行する”世界とは何だったのか? ※ネタバレ注意【CINEMORE ACADEMY Vol.9】|CINEMORE(シネモア)
                                                      • 映画『哀れなるものたち』を考察する(1) 人間の愚かさを描く天才、ランティモスの新境地。 | Culture | Safari Online

                                                        映画的知名度の低かったギリシャで“奇妙な波”と呼ばれた映画ムーブメントを牽引し、2015年の『ロブスター』で英語圏にも進出、いまや世界的映画監督となったヨルゴス・ランティモス。独特の奇妙にねじくれた世界観で映画ファンを幻惑し、かつ魅了してきた異才である。 ランティモスの作風にはいくつもの際立った特徴があるが、一貫して感じるのは人間に対する懐疑的な視線である。もっと平たくいえば、彼の映画からは「人間とは幼稚な生き物である」という、いささか極端でミもフタもない人生哲学が感じられるのだ。 ランティモス作品の登場人物たちはたいてい、閉鎖的な環境にとらわれて、精神的な成長を押し止められている。『籠の中の乙女』(2009年)の子供たちは外の世界は危険だからと自宅の中だけで育てされ、『ロブスター』(2015年)の大人たちは子孫を残すことを強いられ、伴侶を見つけられなければ動物に変えられる施設に入れられる

                                                          映画『哀れなるものたち』を考察する(1) 人間の愚かさを描く天才、ランティモスの新境地。 | Culture | Safari Online
                                                        • 『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ人気と『ビルド・ア・ガール』に見るケアの復権[第1回] ぼんやり者のケア・カルチャー入門

                                                          『女の子は本当にピンクが好きなのか』・『不道徳お母さん講座』で話題の堀越英美さんによる新連載「ぼんやり者のケア・カルチャー入門」。最近よく目にする「ケア」ってちょっと難しそう…でも、わたしたち大人だって、人にやさしく、思いやって生きていきたい…ぼんやり者でも新時代を渡り歩ける!?「ケアの技術」を映画・アニメ・漫画など身近なカルチャーから学びます。第1回は大ヒット漫画・アニメ『鬼滅の刃』の大人気キャラクターと映画『ビルド・ア・ガール』から学ぶ、冷笑文化からの卒業です。 愛される「学級委員的」キャラクター、竈門炭治郎と胡蝶しのぶ若い頃、初めて会った仕事相手の方に「学級委員みたいで怖そうだと思ってたんですよ」と言われたことがあった。あわてて「学級委員なんてとんでもない。私は校庭に転がっているコーラの空き缶に蟻が行列を作っているのを授業中ずっと眺めているようなぼんやり者だったのです」と否定した。な

                                                            『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ人気と『ビルド・ア・ガール』に見るケアの復権[第1回] ぼんやり者のケア・カルチャー入門
                                                          • アニメ『ゴジラ S.P』始動【2】作家・円城塔「脚本を書き上げた今も、ゴジラとは何かを問い続けている」 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

                                                            いまや日本だけでなく世界でも人気を博す「ゴジラ」。1954年に第1作の映画が公開されてから現在に至るまで、国内外問わず生み出された30を超える作品数がその人気を物語っているだろう。そして2021年、令和にして日本国内では初のTVアニメシリーズ『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』がスタートする。さまざまなエンタメ分野で活躍するクリエーターやアーティストへインタビューする本連載「Creators Book」で、『ゴジラ S.P』スタッフ・キャストの本作へ込めた創意工夫や思いに迫る特集を4回にわたって掲載します。 2回目はシリーズ構成・脚本を務めた円城塔さんに、参加経緯や本作の苦労と制作秘話を聞きます。 ■関連記事 【1】高橋敦史監督「意味のないシーンやセリフは一つもない」 【3】徹底的に“天才”を演じきる 声優・宮本侑芽、新しい役柄への挑戦」 【4】声優・石毛翔弥 旧作からの学びを糧に、

                                                              アニメ『ゴジラ S.P』始動【2】作家・円城塔「脚本を書き上げた今も、ゴジラとは何かを問い続けている」 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
                                                            • 映画『怪物』はなぜ性的マイノリティを描きながら不可視化したのか。映画製作の構造的な問題を考える(文:久保豊)

                                                              クィア・パルム賞の受賞前夜クィア・パルム賞とは、性的マイノリティやフェミニストの登場人物、また、それらに関わる事柄を描く長編・短編作品のみならず、家父長的なジェンダー規範への異議申し立てを試みる作品に与えられる賞である。 カンヌ国際映画祭の公式部門とは独立した賞として2010年に始まり、その選出の対象には、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に加えて、その他のセクション(国際批評家週間、監督週間、ある視点部門、ACID部門)に出品された作品すべてが含まれる。クィア・パルム賞の射程は広いものの、これまでの受賞作は、『BPM ビート・パー・ミニット』(ロバン・カンピヨ、2017)、『燃ゆる女の肖像』(セリーヌ・シアマ、2019)、『Joyland』(サイム・サディック、2022)といった、トランスジェンダー、同性愛者、同性へ性的に惹かれる人々などの経験を描く作品に与えられてきた。 そのような

                                                                映画『怪物』はなぜ性的マイノリティを描きながら不可視化したのか。映画製作の構造的な問題を考える(文:久保豊)
                                                              • [ネタバレ]庵野が「俺が責任取る」ていいながら承認印押し続けた映画

                                                                シン・エヴァンゲリオン劇場版:||観てきた。 感想はタイトルの通り。 庵野さんが「とにかく俺が責任取るから、終わらせるから」って いいながら色んなスタッフが引っ張ってきた設定集みたいなものに 承認印を押して、公式化していくフローを観ていくような映画だったな。 特に後半。 あんまりちゃんとした文章にしたくもないので、箇条書きで。 ・前半は良かった。パリ市街戦〜村での暮らし。 ・特に村での暮らしはファンサービス満点で、大人になった同級生に 慰められるあたりは結構感動した。 ・保守的と言われようとも、大人になることをきちんと丁寧に描いていた。 ・とはいえ、新劇はアスカとレイのキャラが旧劇と違い過ぎていて、 ずっと違和感が拭えなかった。シンでも結局…… ・アスカ:PTSD少年の口に無理やりレイション捻り込んだり、そっくりさん死ぬのを 黙ってみてたりとか、ツンデレじゃなくて単に非人道的なだけでは……

                                                                  [ネタバレ]庵野が「俺が責任取る」ていいながら承認印押し続けた映画
                                                                • 『ジョーカー』ベネチア金獅子賞の受賞理由を審査員団が明かす!トッド・フィリップス監督も会見に登壇 | Fan's Voice | ファンズボイス

                                                                  『ジョーカー』ベネチア金獅子賞の受賞理由を審査員団が明かす!トッド・フィリップス監督も会見に登壇 Atsuko Tatsuta 第76回ヴェネチア国際映画祭がイタリア現地時間9月7日(土)に閉幕。授賞式に続き開催された記者会見では、最高賞である金獅子賞を受賞した『ジョーカー』について、審査員団が受賞理由を解説、トッド・フィリップス監督が受賞の喜びを語りました。 コンペティション部門の審査員団は、審査員長のアルゼンチン監督のルクレシア・マルテルを筆頭に、ステイシー・マーティン(イギリス;女優)、メアリー・ハロン(カナダ;映画監督)、ピアース・ハンドリング(カナダ;歴史学者、批評家)、ロドリゴ・プリエト(メキシコ;撮影監督)、塚本晋也(日本;映画監督)、パオロ・ヴィルツィ(イタリア;映画監督)の7人。 メアリー・ハロン「90年近い歴史があるコミックは様々な形で描かれてきましたが、『ジョーカー』

                                                                    『ジョーカー』ベネチア金獅子賞の受賞理由を審査員団が明かす!トッド・フィリップス監督も会見に登壇 | Fan's Voice | ファンズボイス
                                                                  • タランティーノ9作目『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のオタク的なこだわり

                                                                    <おぞましい60年代末の時代の空気を、底抜けに明るい映像に詰め込んだが......> 映画を10本撮ったら監督業は引退だというクエンティン・タランティーノの「公約」が本当なら、9作目となる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』には一生分のこだわりが詰め込まれているはず。そもそもタイトルからして、セルジオ・レオーネ監督の名作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』への熱いオマージュだ。 舞台は1969年のハリウッド。落ち目のテレビ俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、彼の専属スタントマンで付き人のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)と一緒に飲んだくれの日々を過ごしているのだが、隣の家には妊娠中の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)が住んでいて、その夏のうちに惨殺されることになる。 ここまで聞けば、アメリカ人なら思い出す。この映画がカバーしている半年間の最後に

                                                                      タランティーノ9作目『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のオタク的なこだわり
                                                                    • 菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(後編):ジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか?

                                                                      菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(後編):ジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか? 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(後編)/唯一オスカーを受賞したジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか? 前編:菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(前編):絵に描いたように<古くて新しい>傑作 中編:菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(中編):映画が「ジャンル」自体をチェンジしてしまう時に発生する「怖さ」の質と量 ウィル・スミスの松の廊下とウクライナ戦争 現在(4月3日)、米国アカデミー賞の授賞式も終わり、ウィル・スミスの松の廊下も(多くのメディアがあのクリス・ロックを「黒人コメディアン」「(単に)コメディアン」としているのはかなり遺憾に思うが、まあ仕方ない)、『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞(元・「外国語映画賞」)しか受賞しなかったことも(多くの

                                                                        菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(後編):ジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか?
                                                                      • もう一度観たくなる!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』トリビア集|シネマトゥデイ

                                                                        シャロン・テート役のマーゴット・ロビー&ブルース・リー役のマイク・モー クエンティン・タランティーノ監督の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が好評だ。レオナルド・ディカプリオ演じる架空のキャラクター、リック・ダルトンが『大脱走』(1963)の主演候補に挙がっていたとか、リックのスタントマンで、やはり架空の人物クリフ・ブース(ブラッド・ピット)がブルース・リーと撮影現場で対決するとか、映画ファンの心をくすぐる要素がたっぷりあるのだから、当然だろう。だが、さすがタランティーノとあって、うっかり見逃してしまうところにもお宝はたくさん隠されている。そのいくつかを見てみよう。(Yuki Saruwatari/猿渡由紀) 【本編映像】かわいい…ブラピの肩で泣くレオ様 今作の舞台は、1969年の2月から8月。映画には、細かいところまで、いかにもその頃を感じさせる要素がちりばめられている

                                                                          もう一度観たくなる!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』トリビア集|シネマトゥデイ
                                                                        • 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」鑑賞にあたって予習した記録とネタバレ雑感 - 353log

                                                                          待ちわびていたクエンティン・タランティーノ監督最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、公開日に立川極音レイトショーで観てまいりました。 といってもタランティーノ作品は「パルプ・フィクション」しか観たことがないわたし。何が楽しみだったってまずこのタイトルによるところが大きいのですが、わりとどうでもいい理由なので気になる奇特な方は「ワンス(中略)アメリカ」の感想記事からどうぞ。 ディレクターズカット版の感想もあります。 そして楽しみだったもうひとつ、かつ最大の理由は、めっちゃ予習したから。後述しますが本作は実際の事件を下敷きにした作品です。普段ならネットで調べておしまい、程度のところ、今回はTwitterのフォロワーさんの影響で関連書籍を3冊も読んで臨みました。予習の成果はいかほどか、自信のあるテスト前夜といったわくわく具合でした(そんな夜は経験したことがないけれど)。 という

                                                                            「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」鑑賞にあたって予習した記録とネタバレ雑感 - 353log
                                                                          • ブラピ、ディカプリオ最新作、カルト集団マンソン・ファミリーによる殺人事件18の真実 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                            先日公開したクエンティン・タランティーノの最新作、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオが初共演を果たし、チャールズ・マンソン率いる歴史的カルト集団「マンソン・ファミリー」の起こした事件をテーマに物語が繰り広げられる。本事件の真実を、ローリングストーン誌が映画のシーンに合わせて解説。 ※本稿には現在公開中(日本国内では2019年8月30日より公開)の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のネタバレが含まれるのでご注意。 クエンティン・タランティーノ監督による最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、皆さんご存知の通り、マンソン・ファミリーの起こした殺人事件を事実に基づき正確に描いている訳ではない。『イングロリアス・バスターズ』や『ジャンゴ 繋がざれる者』に代表されるように、タランティーノ作品では特に驚く

                                                                              ブラピ、ディカプリオ最新作、カルト集団マンソン・ファミリーによる殺人事件18の真実 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                            1