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量子コンピュータとはの検索結果121 - 160 件 / 1113件

  • 自然科学研究機構 分子科学研究所 - 国産初「冷却原子(中性原子)方式」量子コンピュータ開発へ by blueqat official | blueqat

    自然科学研究機構 分子科学研究所(愛知県岡崎市/所長 渡辺芳人 以下分子研)は、大森賢治教授が主導する研究グループの成果を用いた量子コンピュータ開発を目指して「事業化検討プラットフォーム」(以下当PF)を設立しました。企業や金融機関など10社の参画を得て事業化に向けた活動を始めました。 当PFへの参画企業は、 blueqat株式会社 (東京都渋谷区)、株式会社日本政策投資銀行...

      自然科学研究機構 分子科学研究所 - 国産初「冷却原子(中性原子)方式」量子コンピュータ開発へ by blueqat official | blueqat
    • NVIDIAと日本の産業技術総合研究所が提携して構築を進める量子スーパーコンピューター「ABCI-Q」とは?

      日本の産業技術総合研究所(AIST)は量子コンピューティング機能を提供するハイブリッドスーパーコンピューターを構築するプロジェクト「ABCI-Q」をNVIDIAと提携して進めています。ABCI-Qは早ければ2025年度から利用可能で、医薬品研究や物流の最適化などのアプリケーション開発が想定されています。 Nvidia to help Japan build hybrid quantum-supercomputer - Nikkei Asia https://asia.nikkei.com/Business/Technology/Nvidia-to-help-Japan-build-hybrid-quantum-supercomputer NVIDIA To Collaborate With Japan On Their Cutting-Edge ABCI-Q Quantum Superco

        NVIDIAと日本の産業技術総合研究所が提携して構築を進める量子スーパーコンピューター「ABCI-Q」とは?
      • 年320億円投じるNTTデータの戦略投資、顧客を巻き込むPoCで次の一手を探る

        NTTデータグループは技術強化や次世代ビジネスの創出に向けて年間320億円規模の戦略投資を進めている。SIer(システムインテグレーター)の技術投資といえばクラウドサービスの開発や開発環境の整備などがあるが、それだけではない。先進的なシステム開発のPoC(概念実証)を顧客と共に進めることを指す場合もある。NTTデータGはグローバルで顧客とのPoCを積極的に実施している。 どうやって注力すべき技術領域を特定し、次世代ビジネスにつなげようとしているのか。2022年から採用している技術開発のプロセスはこうだ。 全体で4つのフェーズに分けて技術を検証し、実ビジネスに適用していく。同社ではこのプロセスを「ファンネル(漏斗)」と呼ぶ。ファンネルの中には「ゲート」と呼ぶ審査工程があり、ゲートを通過すると先のフェーズに進める。 フェーズ1は注力すべき技術を特定する。調査会社のリポートや論文、投資されるスタ

          年320億円投じるNTTデータの戦略投資、顧客を巻き込むPoCで次の一手を探る
        • 「撤回」に揺れる物理学界、 信頼回復への道筋は?

          A wave of retractions is shaking physics 「撤回」に揺れる物理学界、 信頼回復への道筋は? 量子コンピューティングや室温超伝導のブレークスルーとされる論文の撤回が相次ぎ、物理学界が揺れている。研究者とネイチャー誌などの雑誌編集者が集まり、再現性確保のための対応策を議論した。 by Sophia Chen2024.05.29 3 17 大々的に報じられた最近のスキャンダルで、物理学界は自らの評判、そして将来を気に病んでいる。権威ある雑誌に掲載された量子コンピューティングと超伝導の分野の研究で、大きなブレークスルーがあったとする主張が、この5年間にいくつか崩れ去った。大成功のはずのそれらの研究結果を、他の研究者が再現できなかったためだ。 先日、50人ほどの物理学者、科学雑誌の編集者、米国立科学財団(NSF)の代表者がピッツバーグ大学に集まって今後の最善の

            「撤回」に揺れる物理学界、 信頼回復への道筋は?
          • 現実世界がバグっていることを感じさせる量子物理学ニューストップ7 (2/2) - ナゾロジー

            量子物理学ニュース第3位~第1位第3位:1マイクログラムの目視可能サイズで「シュレーディンガーの猫」の類似実験に成功!第3位:1マイクログラムの目視可能サイズで「シュレーディンガーの猫」の類似実験に成功! / Credit:ETH Zurich . Challenging quantum mechanics with a crystalスイス連邦工科大学(ETH Zurich)で行われた研究によって、肉眼でギリギリみえる1マイクログラムのサファイア結晶をシュレーディンガーの猫に期待されていた「量子的な重ね合わせ状態」にすることに成功しました。 これまで量子的な重ね合わせが確認されてきたのは、主に目に見えない小さな世界の物体であり、既存の重ね合わせの最大記録も原子2000個ほどにすぎませんでした。 しかし新たな実験で重ね合わせにされた「1マイクログラムのサファイア結晶」には1京個もの原子が含

              現実世界がバグっていることを感じさせる量子物理学ニューストップ7 (2/2) - ナゾロジー
            • 米IBM、「量子コンピューター」世界トップの研究現場でみた景色。「科学は成長のエンジン」

              ニューヨーク、マンハッタンから北に約70キロ。郊外にある閑静な街並みを横目に車に揺られていると、周囲が木々に囲まれた広い敷地の中に、三日月のような少し湾曲した形をした巨大な建造物が現れました。 NY州ヨークタウンハイツにあるIBMの研究開発部門の本拠地、IBMリサーチセンター トーマス・J・ワトソン研究所です。 日本ではITコンサルタントとしての顔がよく知られているIBMですが、業界では次世代コンピューターとして期待されている「量子コンピューター」の中でも超伝導という物理現象を利用した装置の研究開発において、グーグルなどと並ぶ世界トップランナーの1社でもあります。 3月下旬、量子コンピューターの研究現場でもある、トーマス・J・ワトソン研究所を訪ねました。4月の「サイエンス思考」では、基礎研究を成長の原動力として積み重ねるIBMのあり方と、量子コンピューター開発の現在地についてIBMで研究開

                米IBM、「量子コンピューター」世界トップの研究現場でみた景色。「科学は成長のエンジン」
              • 富士通、量子コンピューターを外販 まずは産総研に - 日本経済新聞

                富士通は18日、次世代の高速計算機である量子コンピューターの外販を始めると発表した。第1弾として産業技術総合研究所(産総研)に約60億円で納入する契約を結んだ。量子コンピューターは新しい素材や医薬品の開発、人工知能(AI)の計算などに革新をもたらすと期待される。開発で先行する米IBMなどを追う日本企業の動きが活発になってきた。納入する量子コンピューターは極低温に冷やして電気抵抗をなくす「超電導

                  富士通、量子コンピューターを外販 まずは産総研に - 日本経済新聞
                • 日立社長「生成AIは歴史上のブレークスルー」 “電力需要6倍”にどう対処する?

                  日立社長「生成AIは歴史上のブレークスルー」 “電力需要6倍”にどう対処する?:「AI普及」の課題を指摘(1/2 ページ) 日立製作所(以下、日立)は、9月20日と21日に東京都江東区の東京ビッグサイトで「Hitachi Social Innovation Forum 2023 JAPAN」を開催した。ビジネスパートナーを対象に、協創に向けたきっかけ作りの場とするもので、60以上の展示やビジネスセッションを実施した。 展示内容は鉄道や電力など、日立が長年けん引してきた分野もあり、ひときわ目を引いたのが、生成AIに関する展示だ。日立が2021年に買収したGlobalLogic社の事例をはじめ、生成AIを活用したメタバース空間上での保守など多くの関連出展もあり、日立が生成AIに強い関心を持っていることが分かる。 20日には、基調講演として日立の小島啓二社長兼CEOが登壇した。その内容の多くは生

                    日立社長「生成AIは歴史上のブレークスルー」 “電力需要6倍”にどう対処する?
                  • マヨラナ博士の呪いにさよならか? マヨラナ粒子存在の証拠 捏造と凶事に見舞われた未知の粒子、その先に開かれる未来は | JBpress (ジェイビープレス)

                    グラフェン状のハニカム素材から励起されたマヨラナ粒子のイメージ。 Image by Jill Hemman and Oak Ridge National Laboratory, under CC BY 2.0. (小谷太郎:大学教員・サイエンスライター) 2024年3月、東京大学の大学院生今村薫平氏らの研究グループが、「マヨラナ粒子」について、立て続けに新発見を発表しました(※1-2)。マヨラナ粒子が塩化ルテニウムという物質の中に存在する証拠が見つかったといいます。 このなんだかユーモラスな響きの粒子は、ある種の素粒子理論から予想されたものですが、まだ存在が確認されていません。 この粒子の特筆すべき点は名前だけではありません。マヨラナ粒子を利用すると量子コンピューターが実現できるという可能性が指摘されています。そのため現在、量子コンピューターや物性実験、素粒子実験といったさまざまな研究分野

                      マヨラナ博士の呪いにさよならか? マヨラナ粒子存在の証拠 捏造と凶事に見舞われた未知の粒子、その先に開かれる未来は | JBpress (ジェイビープレス)
                    • 【世界初】NTT、量子技術でも解けない暗号プロトコルを構成する基盤技術を発表 コミットメントと一方向性関数の新手法 - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン

                      日本電信電話株式会社(NTT)は、量子計算機に対する高い安全性(頑強性)と通信効率性(定数ラウンド性)を両立する「コミットメント」を暗号理論における最も基本的な構成要素である「一方向性関数」のみを用いて世界で初めて構成した。 NTTは、この技術の優位性として、「耐量子頑強性」「効率性」「一方向性関数のみで構成」を挙げている。 現在の暗号技術は量子コンピュータの登場により、現在主流のRSA方式などは、ほとんどが破られるという説があるが、今回の研究では、量子技術でも解けない可能性を持っていて、将来の量子計算機に対する高い安全性と効率性を両立する秘密計算への応用が期待される。 技術的優位性 耐量子頑強性、効率性、一方向性関数のみで構成されていることが優位性となっている。 今回の技術は「一方向性関数は量子計算機でも逆算するは困難」という前提に立った理論であり、実技術に関しては今後、開発を進めていく

                        【世界初】NTT、量子技術でも解けない暗号プロトコルを構成する基盤技術を発表 コミットメントと一方向性関数の新手法 - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン
                      • 暗黒物質の研究などでの利用に期待される「超低放射能フレキシブルプリントケーブル」を開発

                        「暗黒物質(ダークマター)の衝突・崩壊」や「無ニュートリノ二重ベータ崩壊」(後述)などの物理現象は、宇宙の謎に大きく関係していると考えられています。これらの現象は極めて稀にしか起こらない信号のみでしか検知できないとされていますが、そのためには現象とは無関係な信号を極力排除しなければなりません。 PNNL(パシフィックノースウェスト国立研究所)のIsaac J. Arnquist氏などの研究チームは、放射性物質の含有量が極めて少ない上に、製造コストを抑えた新しい「超低放射能フレキシブルプリントケーブル(Ultra-low radioactivity flexible printed cables)」を開発しました。このケーブルは物理学の研究だけでなく、将来的には量子コンピューターにも使用される可能性があります。 【▲図1: 今回の研究で開発された超低放射能フレキシブルプリントケーブルを使用し

                          暗黒物質の研究などでの利用に期待される「超低放射能フレキシブルプリントケーブル」を開発
                        • 世界初、KDDIが1409次元の暗号を解読。耐量子暗号に活用へ

                          KDDIとKDDI総合研究所は12月26日、暗号解読コンテスト「Challenges for code-based problems」において、次世代暗号として標準化が進められているClassic McElieceの1409次元の暗号解読にKDDI総合研究所が世界で初めて成功し、11月13日に世界記録を更新したことを発表した。 1409次元の暗号は10の56乗(=100兆×100兆×100兆×100兆)通りの解の候補が存在し、総当たりでは解読に1兆年以上かかるとされてきた。今回、両社は独自の解読アルゴリズムで計算対象を大幅に絞り込み、およそ2700万の解読処理を同時に実行できる並列コンピューティング環境を構築・活用することで、29.6時間で暗号を解読。これまで1347次元だった世界記録を更新した。 これにより、1409次元の暗号を解読するために必要な計算量(処理の繰り返し回数)が2の63乗

                            世界初、KDDIが1409次元の暗号を解読。耐量子暗号に活用へ
                          • 「まったく新しいコンピュータ」を作ってるらしいけど、どんな感じ?Extropic AI社に聞いてみた

                            「まったく新しいコンピュータ」を作ってるらしいけど、どんな感じ?Extropic AI社に聞いてみた2024.08.07 19:0013,613 山田ちとら Thermo AI Hardwareチップのプロトタイプ。超伝導のアルミ製基板上にジョセフソン接合が配置されている。Image: Extropic AI 毎年当たり前のようにスペックが上がってきているスマートフォンやパソコン。 しかし、これらのデジタル機器を支えている根幹技術は、もはやこれ以上効率化できない、限界に近づいてきているとも言われています。 ならばチャンス!とばかりに、これまでとは根本的に構造の異なるコンピュータシステムを開発しているスタートアップ企業がいると聞いて、衝撃を受けました。その名はExtropic AI(エクストロピックAI)。 彼らが開発している熱力学ベースのコンピュータシステム「Thermo AI Hardw

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                            • ハーバード大学、QuEra、MIT、NIST/メリーランド大学が、48個の論理量子ビットを用いて誤り訂正量子アルゴリズムを実現し、量子コンピューティングの新時代を先導

                              ハーバード大学、QuEra、MIT、NIST/メリーランド大学が、48個の論理量子ビットを用いて誤り訂正量子アルゴリズムを実現し、量子コンピューティングの新時代を先導「 Nature 」に掲載された新しい研究は、拡張可能で誤り耐性を備えた量子コンピューター開発における大躍進 2023年12月6日、マサチューセッツ州ボストン – 中性原子量子コンピューターの先駆者であるQuEra Computing(クエラ・コンピューティング)は本日、科学雑誌Nature(ネイチャー)にて画期的な進展を発表した。ハーバード大学がQuEra Computing、MIT、NIST/UMDと連携して実験を行い、誤り訂正量子コンピューター上で48個の論理量子ビットと数百の論理オペレーションを実装、大規模アルゴリズムを実行することに成功した。量子コンピューティングにおける大きな飛躍であるこの結果は、古典的なコンピュー

                                ハーバード大学、QuEra、MIT、NIST/メリーランド大学が、48個の論理量子ビットを用いて誤り訂正量子アルゴリズムを実現し、量子コンピューティングの新時代を先導
                              • 「ポスト量子暗号アライアンス」をAWS、Google、NVIDIA、Cisco、IBMらが設立 ポスト量子暗号の採用を促進

                                この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「「ポスト量子暗号アライアンス」をAWS、Google、NVIDIA、シスコ、IBMらが設立。ポスト量子暗号の採用促進のため」(2024年2月16日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。 ポスト量子暗号とは、量子コンピュータによる暗号解読攻撃に耐性があると期待されるアルゴリズムを採用した暗号のことです。 量子力学を利用した量子コンピュータは、ある種の計算に関して従来のコンピュータとは比較にならないほど劇的な計算能力を有するため、その計算能力を暗号解読に用いることで現在利用されている暗号は短時間で解読されてしまう可能性が高いと考えられています。 そのため今後も安全な暗号化通信などを行うためには、量子コンピュータが本格的な実用に入る前に量子コンピュータをもってしても解読が困難な、量子コンピュータへの

                                  「ポスト量子暗号アライアンス」をAWS、Google、NVIDIA、Cisco、IBMらが設立 ポスト量子暗号の採用を促進
                                • 二つの「ジョセフソン接合」をつなげてみたら…?

                                  松尾 貞茂 研究員らの国際共同研究グループは、量子コンピュータの演算素子などに使われている「ジョセフソン接合」に関わる、ユニークな超伝導物理を研究しています。2022年9月には、理論的に予言されていた、ジョセフソン接合同士の接続に関する現象を実験で証明し、新たな素子開発の可能性を開きました。この成功を出発点に「超伝導ダイオード効果」や「異常ジョセフソン効果」といった新たな物理現象の観測にも成功しています。 超伝導とジョセフソン接合 オランダの物理学者カマリン・オンネスが「超伝導」を発見したのは1911年のこと。超伝導とは、特定の金属や化合物(超伝導体)を冷やしていくと、突然電気抵抗がゼロになる現象だ。電気抵抗がゼロになるのは、通常はばらばらに動き回る電子がペアを組んで移動するからで、この電子のペアを「クーパー対」、クーパー対の流れを「超伝導電流」という。 近年、研究開発が加速している量子コ

                                    二つの「ジョセフソン接合」をつなげてみたら…?
                                  • 『入門現代の量子力学 -量子情報・量子測定を中心として-』の新しい点について|Masahiro Hotta

                                    「物理量が演算子で、それが複素数である謎めいた波動関数に作用する?その波動関数って何?因果律を破って観測で収縮するっていいの?シュレディンガー方程式に従う連続的な時間発展ではないから、その観測による収縮って変でしょ?」という疑問から解放されたい方には、この教科書がお勧めです。力学や電磁気学、解析学や線形代数の基礎知識を持っている大学理学部物理学科の2年生から3年生向けの内容になっています。 『入門現代の量子力学』は、量子ネイティブ育成のための現代的な量子力学の教科書です。そしてヴィクター・ワイスコップに習って、"It doesn't matter what we cover in the textbook, it matters what you discover"の精神で書かれてます。水素原子などのこれまで標準的だったテーマを全体的にカバーして、その内容を嚙み砕いて分かりやすく教えること

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                                    • 東大が世界初…光のGKP論理量子ビット生成、誤りのない計算機構築へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                      東京大学のアサバナント・ワリット助教と古沢明教授らは、光子を用いた論理量子ビットを実現した。論理量子ビットはエラー情報を元に正しい情報を復元できる。光を利用すると大量の量子ビットを生成できる。計算間違いをしない誤り耐性量子コンピューターの構築につながる。 情報通信研究機構や理化学研究所などとの共同研究で論理量子ビットの一種であるGKP論理量子ビットを生成した。パルスレーザーで位相が反転した光の重ね合わせ状態を作り、線形光学素子でGKP論理量子ビットに変換する。 実験では一つのパルス光の中に一つの論理量子ビットを生成できた。光のGKP論理量子ビットの生成は世界初。超電導方式などでは一つの論理量子ビットを構成するために多数の量子ビットを用意する必要があった。新方式はパルス光をレーザーとして連続的に生成すれば大量の論理量子ビットを生成できる。 光の測定には情通機構と開発した光子検出器を利用した。

                                        東大が世界初…光のGKP論理量子ビット生成、誤りのない計算機構築へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                      • RAGを使ってLLMでも最新情報や企業内情報にも対応する | ネットワンシステムズ

                                        LLMに新たな知識を習得させる方法は3種類あります。LLM全体の再学習、LLM一部の再学習、Promptに情報を埋め込むになります。今回はPromptに情報を埋め込む、RAGについて解説します。 ライター:荒牧 大樹 2007年ネットワンシステムズ入社し、コラボレーション・クラウド製品の担当を経て現在はAI・データ分析製品と技術の推進に従事。最近では次世代の計算環境であるGPU・FPGA・量子コンピュータに注目している。 【更新日】2023/11/8 はじめに Chat-GPTに代表される、LLMに最新の情報やクローズド情報を返してほしい場合に、取りうる手段が3種類あります。 LLM全体の再学習 新規データを加えたデータセットでLLMをゼロから再学習します。コストは膨大となります。 LLMの一部の再学習 Fine Tuningと呼ばれる手法で、LLMの一部を新規データで再学習します。1.の

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                                        • 新人研修で「上司は自分のスポンサーだと思え」と教えられた 社内文化を活かした、エンジニア流・リクルートの“使い方”

                                          リクルートで得た知識をオープンソース化して世の中に出していきたい 神里栄氏(以下、神里):それでは次のトークテーマに移っていきたいと思います。「リクルートで次は何をしたいのか」。棚橋さんからお願いできますか? 棚橋耕太郎氏(以下、棚橋):はい。リクルートってかなりおもしろい案件がたくさんあると思っていて、いろいろな案件を繰り返しやっていると、その中で共通の知識だったりが生まれてくる。それを例えばソフトウェアのライブラリとかにして、世の中に出して使ってもらうみたいな。自分としては次にそういった経験をリクルートでやっていきたいなと思っていることです。 例えば2021年ぐらいに量子アニーリングを使うためのソフトをちょっとした便利ソフトみたいな感じに作りました。当時はアニーリングマシンで問題を解こうと思うと、数式を自分で展開して、展開した結果を行列にして渡すことをしないといけなくて。自分で手計算を

                                            新人研修で「上司は自分のスポンサーだと思え」と教えられた 社内文化を活かした、エンジニア流・リクルートの“使い方”
                                          • キオクシアらが発見、マスクパターン最適化でイジングマシンが生きる

                                            「半導体マスクパターンの最適化設計にイジングマシンが適していることを見いだした。試したところ、効果を確認できた」との連絡を記者は受け取った。イジングマシンは、量子コンピューター(量子的な振る舞いを活用するコンピューター)の一種である。生成AI(人工知能)ブームに押されて最近やや影が薄くなっている量子コンピューターだが、現在のコンピューター(いわゆる古典的コンピューター)にはない潜在力を持つ。先端半導体はトランジスタ数が膨大であり、その設計は複雑だ。新たなコンピューティング技術の活用は重要である。 本題に入る前に、量子コンピューターとイジングマシンの関係を簡単に見ておく(図1)。量子コンピューターには量子ゲート型と量子アニーリング型がある。前者は、汎用性は高いが実用化は当分先。一方、後者は組み合わせ最適化問題に特化しているが、すでに商用マシンがある。ただし、扱える問題の規模は大きくない。量子

                                              キオクシアらが発見、マスクパターン最適化でイジングマシンが生きる
                                            • お薦めしたら「お薦め返し」された書籍。はてなブックマーク、Twitter、オフ会のおかげで出会えた「知」

                                              膨大な情報から、どうやって自分に合ったものと出会えるか。 ここでは、本をダシにして、自分にぴったりの一冊と出会うための方法を紹介する。同時に、この方法で私が出会えてきた本も併せてご紹介しよう。 読むべき記事や追うべきトピック、押さえたほうが良いチャネルやお知らせはたくさんある。全部見てるヒマはないけど、自分にとって有益かどうかは、見ないと分からない。 長年、情報収集術には苦労させられてきたけれど、一つハッキリしているのは、「自分に有益な情報は、シェアするとシェアされる」という原則だ。 コメントでもSNSでもいい、「これが良かった!」とか「ここ役に立った!」と発信すると、そのメンションがつながっていって、最終的に発信者にとって有難い情報が手に入るようになる。 お薦めすると、お薦めが返ってくる。直接/間接・オンライン/オフライン問わず、回り回って、「それが良いならこれなんてどう?」というフィー

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                                              • 量子・古典ハイブリッド化…コンピューティングが迎えた新局面、日本発PJも ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                日本発研究プロ加速 IBM機など国内導入 スパコン「富岳」と連携 潮目はどう変わったのか―。量子コンピューティングの本格登板は、「FTQC」と呼ぶ「誤り耐性」を備えた大規模な量子コンピューターが登場する2030年以降と目されていた。だが、この1年間で技術革新が進み、量子コンピューターが既存の古典コンピューターよりも速く特定の問題を解決できる「クアンタムアドバンテージ(量子優位性)」の実現がぐっと近づいた。こうした潮目の変化を追い風に日本発の新たな研究プロジェクトがキックオフした。(編集委員・斉藤実) 既存の量子コンピューターはノイズの影響を受けやすく、計算でエラーが生じる。これを緩和する技術が20年前後から米IBMをはじめ相次ぎ発表された。ハードウエアの改善と相まって、FTQCの登場を待たずとも、既存の量子コンピューターでも大きな問題を解けるめどが付いたことで、世界中の量子研究者が新たな技

                                                  量子・古典ハイブリッド化…コンピューティングが迎えた新局面、日本発PJも ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                • 核融合、量子コンピュータ、空飛ぶ自動車は本当に実現するのか…いま経営者に求められている「経済合理性」と「シビアな判断」(大原 浩) @gendai_biz

                                                  錬金術も「実験室」では可能だが 錬金術の起源は古代エジプトや古代ギリシアに遡ることができる。また、あのアイザック・ニュートンも、ナショナル・ジオグラフィック 2016年4月7日「ニュートンは錬金術で『賢者の石』を作れたか?」で述べられているように、「錬金術」にはまった一人である。 現在、「錬金術」は極めて否定的に扱われている。しかし、ある意味近代科学は錬金術から生まれたともいえる。したがって、ニュートンの時代には、「錬金術」と「科学」の境界は現在ほど明確では無かったといえよう(ただし、それでも前記記事でも述べられているように、錬金術は概ね怪しげなものだとされていた)。 しかし、その「怪しい錬金術」も、現代では(少なくとも理論的には)可能になっている。 例えば、113番元素であるニホニウムは、原子番号30の「亜鉛」と、83の「ビスマス」の2種類の原子核をひとつに融合させることによって作られて

                                                    核融合、量子コンピュータ、空飛ぶ自動車は本当に実現するのか…いま経営者に求められている「経済合理性」と「シビアな判断」(大原 浩) @gendai_biz
                                                  • 投資家のレベル、その上げ方、限界について 後半|うっし

                                                    前半https://note.com/ussi/n/n5287af8ce20c 投資家レベル11-20 ここでは様々なスタイル、例えばデイトレードだったり、スイングだったり、バリュー投資だったりを試すことが主なレベル上げの方法になる。ここでの経験値を貯める方法は基本的にはオリジナリティを追求せずに自分がいいなと思ったり、マネれそうなやり方を模倣することである。またSNSやブログで自分なりの考え方を発信したり記録をつけたりなどアウトプットをすることでも自身を高めることになると思う。少しくらい間違っていたり、的外れでもとにかく発信した方が絶対にいい。そうした活動で仲間を得て、自分の性質に合った武器を運良く手に取ることができれば、その先に進める道しるべとなる。 しかしここでも大きく運が作用する。例えば本来自分は短めの時間軸の投資手法が向いていたとしてもたまたま悪い目を立て続けに引いた時、グロース

                                                      投資家のレベル、その上げ方、限界について 後半|うっし
                                                    • 量子コンピューターがついに商用サービス提供 技術のパラダイムシフトが目前に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                      イギリスを拠点にQCaaS(サービスとしての量子コンピューティング)を提供するオックスフォード・クァンタム・サーキッツ(OQC)は、32量子ビットプラットフォームOQC Toshiko(オーキューシー・トシコ)の商用サービスを世界で初めて開始すると発表した。これまで量子コンピューターは研究室などに設置されてプライベートに使われていたが、これにより世界中の一般企業が量子コンピューターを利用できるようになる。 OQCは、商用データセンターにOQC Toshikoを併設し、量子とHPCを統合したハイブリッド・コンピューティングという形でサービスを提供する。また、量子コンピューターの広帯域アクセスは、OQCのパートナーであるエクイニクスのグローバル相互接続エコシステムによって安全に行われる。 今回、OQCは、商用サービス提供のニュースとともに、1億ドルのシリーズB資金調達が日本のSBIインベストメ

                                                        量子コンピューターがついに商用サービス提供 技術のパラダイムシフトが目前に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                      • 量子の冬に突入しました!暖冬であることを祈ります! by Yuichiro Minato | blueqat

                                                        現在、量子の冬に突入したとアメリカではもっぱらの話題です。日本で行われている組合せ最適化問題に関しては、アメリカではすでに脈なしと言うふうに認識されており、発展途上国を中心とする後進国に派生して行われている段階で米国ではほぼ活動はありません。次に、量子ゲートに関してもNISQと呼ばれるエラーありの量子コンピューターに関する計算は有用な計算ができないと言う事がでほぼ決着がついており、ほとんど...

                                                          量子の冬に突入しました!暖冬であることを祈ります! by Yuichiro Minato | blueqat
                                                        • 量子コンピューターって結局何? 5つの素朴な疑問で解き明かす

                                                          量子コンピューターと聞いて「何かすごいコンピューターらしい」とは感じても、どんなものかがよく分からないという人は多いだろう。今回は、量子コンピューターに対する5つの素朴な疑問を取り上げ、その正体をひもといていく。 量子コンピューターは、特定の問題を極めて高速に計算できるポテンシャルを持つ。 従来のコンピューターは、「0」か「1」の値をとる「ビット」を構成単位として計算する。一方、量子コンピューターでは「0」と「1」の情報を同時に持つことができる「量子ビット」を構成単位として計算する。量子ビットで0と1のように複数の状態が同時に存在する現象を「量子重ね合わせ」と呼ぶ。量子ビットは「観測」という操作を行うことで値が確定する。 量子重ね合わせを利用すると、アルゴリズムを工夫することで一度に多くの計算を行うことができる。これにより、従来のコンピューターよりも桁違いに多くの計算を行える可能性がある。

                                                            量子コンピューターって結局何? 5つの素朴な疑問で解き明かす
                                                          • スタニスワフ・レム『虚数』とテッド・チャン『あなたの人生の物語』に共通するもの

                                                            共通するテーマは、 「人間の科学」 だ。 「人間に関する科学」ではなく、「人間の科学」という言い方は、ちょっと奇異に聞こえるかもしれない。 なぜなら、科学とは人間が探求する知識体系であり、探求分野だから。「科学」の一語だけでこと足りる。わざわざ「人間の」と修飾語を付けているということは、人間じゃない存在、人間以上の存在が探求する領域を扱う科学だってあるかもしれない―――「人間の科学」は、そういう可能性を示唆している。 レム『虚数』に収録されている「GOLEM XIV」は、この可能性の先に存在する、非常に高い演算能力を持つAIだ。人間以上の知性を持つ存在が、「科学」を探求したらどうなるか? その結果を人間に対し、講義の形で伝えようとすると、何が語られるか―――を記した講義録が、「GOLEM XIV」になる。 人間が扱える処理能力や情報量は、人間のサイズに収まっている。コンピュータを使ってもい

                                                              スタニスワフ・レム『虚数』とテッド・チャン『あなたの人生の物語』に共通するもの
                                                            • 2023年の読んでおきたいマテリアルズ・インフォマティクス論文5選

                                                              2023年もマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の論文紹介を続けることができました。昨年に引き続き、今年も備忘録のために個人的注目論文を5本書き留めておきます。 大規模結晶材料データベース 2023年に発表された論文の中で最も読んでおくべきと思ったのは、やはりDeepMindさんが計算で38万もの合成可能性の高い材料を予測したものです。 これまでに計算によって熱力学的に安定とされた材料は高々数万件しかなかったのに対し、この論文によって材料データ空間が1桁広がったのはすごいです。 僕はボストンで開催された2023 MRS fall meetingにてこの発表を立ち見で聞いていたのですが、投影された数字を見て「?」となりました。 この論文ではブレークスルー技術が明確にあったわけではなく、「こんなことができればいいなぁ」と誰しもが思い描いていた内容であったと思いますが、それをちゃんと組み上げ

                                                              • デンソーが疑似量子技術「DENSO Mk-D」を開発、500万変数規模の問題に世界初対応

                                                                デンソーが疑似量子技術「DENSO Mk-D」を開発、500万変数規模の問題に世界初対応:量子コンピュータ デンソーが独自の疑似量子技術「DENSO Mk-D」を開発。古典コンピューティングとイジングモデルを用いて組み合わせ最適化問題を解く疑似量子技術では、これまで100万変数規模の問題に対応するのが限界だったが、「世界で初めて」(同社)500万変数規模の問題を解けることを確認したという。 デンソーは2023年9月21日、量子コンピュータの仕組みに着想を得た独自の疑似量子技術「DENSO Mk-D(デンソー マークディー)」を開発したと発表した。CMOSプロセッサなどの古典コンピューティングとイジングモデルを用いて組み合わせ最適化問題を解く疑似量子技術では、これまで100万変数規模の問題に対応するのが限界だったが、「世界で初めて」(同社)500万変数規模の問題を解けることを確認したという。

                                                                  デンソーが疑似量子技術「DENSO Mk-D」を開発、500万変数規模の問題に世界初対応
                                                                • 【研究成果】貴重なリソースである量子コヒーレンスが 無制限に増幅可能であることを理論的に解明 - 総合情報ニュース - 総合情報ニュース

                                                                  2024年5月13日 東京大学 発表のポイント 量子情報処理において貴重な資源とされている量子コヒーレンスが、触媒として働く補助系を用いると実はいくらでも増幅可能であることを理論的に証明した。 先行研究では、量子コヒーレンスに対する変換には厳しい制限が課されていることを示唆するものが多かった。しかし今回の研究により、量子コヒーレンスの変換に対しては制限がほとんど課されていないことが示された。 今回の結果は、近年急速に発展する量子計算・量子通信デバイスなどの設計に応用されることが期待される。 量子コヒーレンスの無制限増幅のイメージ 概要 東京大学大学院総合文化研究科の白石直人准教授と髙木隆司准教授による研究グループは、量子情報処理において貴重な資源とされている量子コヒーレンス(注1) に対し、量子リソース理論(注2)の枠組を用いて解析を行い、量子コヒーレンスは無制限の増幅が可能であることを理

                                                                  • 量子攻撃に備えよ Googleが量子耐性を持つFIDO2セキュリティキーを公開

                                                                    Googleは2023年8月15日(現地時間)、量子耐性暗号を導入する取り組みの一環で、オープンソースソフトウェア(OSS)で公開しているセキュリティキーファームウェア「OpenSK」の一部として量子耐性FIDO2セキュリティキーを実装した。 この実装はチューリッヒ工科大学と共同開発された、ECCおよびDilithiumのハイブリッド署名スキーマを使用しており、標準的なサイバー攻撃に対するECC安全性と量子攻撃に対するDilithium耐性を持っている。 Googleによると、量子コンピュータの実用化が進展する中、従来の公開鍵暗号では量子コンピュータによるサイバー攻撃に耐えられない可能性があり、量子コンピュータが産業として実用化される前に新しい暗号技術の確立が急務となっている。Googleの実装は既に実績があるデジタル署名方式「ECDSA」と、量子耐性署名方式「Dilithium」のハイブ

                                                                      量子攻撃に備えよ Googleが量子耐性を持つFIDO2セキュリティキーを公開
                                                                    • 量子コンピュータを使い化学反応を1000億分の1まで遅くして観察することに成功 | TEXAL

                                                                      量子コンピュータは、従来の古典コンピュータでは時間がかかりすぎて事実上不可能な計算を瞬時に行うことが出来る異次元の計算能力を備える事が期待されており、世界中の研究機関・テクノロジー企業がしのぎを削って開発を進めているが実用化にはまだまだ何十年もかかると考えられている。 だが今回、研究者らはその量子コンピュータの桁違いの性能の一端を垣間見ることに成功した。世界で初めて、シミュレーション上ではあるが、量子コンピュータを用いることで化学反応を約1,000億分の1のスピードまでスローダウンして再現し、観察することに成功したのだ。 超スローモーション原子や分子の超ミクロな世界を研究するのは、非常に厄介である。すべてが非常に小さいからというだけでなく、その反応が私たちの目で認識できるよりもはるかに速く起こるからだ。例えば、化学結合はフェムト秒、つまり1兆分の1秒レベルという超々高速で形成されたり切断さ

                                                                        量子コンピュータを使い化学反応を1000億分の1まで遅くして観察することに成功 | TEXAL
                                                                      • 量子計算機で新会社 富士通・日立など10社参画 - 日本経済新聞

                                                                        次世代の高速計算機、量子コンピューター(総合2面きょうのことば)の商用化に向けて国内の産学が2024年度に新会社を立ち上げる。産業界からは富士通や日立製作所、NECなど約10社が参画し、30年度までに新しい方式の高性能商用機の実現をめざす。日本が強みとする独自技術を生かし、将来の産業競争力や経済安全保障の強化につなげる。新会社は国の研究機関である自然科学研究機構・分子科学研究所(分子研)主導で

                                                                          量子計算機で新会社 富士通・日立など10社参画 - 日本経済新聞
                                                                        • 「競技場」が2025年オープン、量子コンピューターが迎えるChatGPTモーメント

                                                                          産総研のG-QuATでは、2025年に3つのコンピューターが稼働する予定だ。米NVIDIA(エヌビディア)の人工知能(AI)用GPU(画像処理半導体)である「H100」を2000基以上搭載するスーパーコンピューターの「ABCI-Q」、富士通が開発した超電導方式の量子コンピューター、米国のスタートアップであるQuEra Computing(クエラ・コンピューティング)が開発した冷却原子方式の量子コンピューターである。これらで「量子・AIクラウドプラットフォーム」を構成する。このプラットフォームには、新たな量子コンピューターの追加も想定されている。 GPUスーパーコンピューターであるABCI-Qを構築するのは富士通で、産総研との契約額は92億4000万円。富士通の超電導方式量子コンピューターの契約額は59億9500万円、クエラの冷却原子方式量子コンピューターの契約額は64億9999万9999円

                                                                            「競技場」が2025年オープン、量子コンピューターが迎えるChatGPTモーメント
                                                                          • 激化するEV用蓄電池の開発

                                                                            リチウムイオン電池の技術開発では世界に先行した日本であるが、市場は中国・韓国勢の後塵を拝している。この現状を打破するために蓄電池の産業戦略は重要である。以前に、半導体や太陽光パネルがたどった経緯と良く似ている。何故、日本は技術開発で先行しても、先行者利益が得られないのか? 国内蓄電池メーカーの投資意欲が高まるのは確実な国内市場の拡大が基本であり、蓄電池ユーザーの購買意欲が高まるのは高性能・低コスト化である。未だに、この機軸が見えてこない。 蓄電池と自動車メーカーの提携 現在、多くの自動車メーカーは電池技術の蓄積はなく、電気自動車(BEV)を商品化するにあたり蓄電池メーカーに大きく依存している。そのため蓄電池を安定的に大量調達するため、電池メーカーへの出資や、合弁会社を立ち上げるなどの様々な提携を進めている。 BEVに搭載される蓄電池容量は50~100kWhと、HEVの1kWh、PHEVの1

                                                                              激化するEV用蓄電池の開発
                                                                            • 量子コンピューター国産2号機、サービス開始 企業向け

                                                                              富士通と理化学研究所は10月5日、国産2号機となる量子コンピューターを開発したと発表した。量子コンピューターと従来型コンピューターを組み合わせた計算を実行できるサービスも同日開始した。 富士通と理研が共同開発した国産の量子コンピューター2号機の前で握手する理研の中村泰信・量子コンピュータ研究センター長(右)と富士通の佐藤信太郎・量子研究所長=5日、埼玉県和光市の理研(飯田英男撮影) 3月に稼働した国産初号機をベースに開発し、性能の目安となる量子ビット数は64と、初号機と同等だ。初号機が主に大学や公的研究機関による研究利用向けであるのに対し、2号機は実用的なアプリケーションの開発を目指す。初の企業向け国産実機という位置づけだという。 富士通の佐藤信太郎・量子研究所長は「理研が培った技術を社会に実装する第一歩が刻まれた」と話した。 富士通はこれまでに、スーパーコンピュータ「富岳」の開発で蓄積し

                                                                                量子コンピューター国産2号機、サービス開始 企業向け
                                                                              • 経営の「次の柱」を作る上で必要なコト──ARR200億円超えを果たしたマネーフォワード・辻庸介の実践知

                                                                                ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! 2023年11月期の決算において、ついにARR200億円を突破したマネーフォワード。M&Aを含めた新規ビジネスを次々と取り込みながら、非連続的成長と連続的成長を実現し続けてきた、日本でも稀有な一社とも言えるでしょう。 このような強大な成長戦略のためには、何が必要なのでしょうか?「新しいビジネスが生まれる仕組みづくり」や「次の世代を生み出す取り組み」など、思い浮かぶ言葉はあっても、その実践知はまだ見知らぬ人が多いものでしょう。 多くのSaaS起業家が成長の過程でいずれぶち当たる壁。フレームワークもなく、ルールさえない領域で戦い続けるリー

                                                                                  経営の「次の柱」を作る上で必要なコト──ARR200億円超えを果たしたマネーフォワード・辻庸介の実践知
                                                                                • 最大の含み損銘柄。2024年6月。 - Be financial freedom. 経済的自由の探求

                                                                                  こんにちは、株もっちーです。 私の保有株の中で、今月の最大含み損銘柄を紹介したいと思います。 含み損率ランク ワースト10(損益率-10%超) 損率ワースト1位は、IONQ IONQロゴ 1ヶ月の変化を確認(損益率) ポートフォリオ整理 ポートフォリオ整理の方針 ポートフォリオ整理の実践 学び続ける姿勢は大事 Ray Dalioのお言葉 AI(ChatGPT4)との雑談 まとめ ランキング・宣伝など 含み損率ランク ワースト10(損益率-10%超) 先月 今月 名前 投資損益率% 純損益 ウェイト 数量 平均価格 現在価格 CRSP IONQ IONQ -16.03% -¥235 0.00% 1 9.36 7.86 EDV EDV Vanguard Extended Duration Tre. -15.13% -¥151,016 1.43% 74 86.05 73.03 TSLA 9286

                                                                                    最大の含み損銘柄。2024年6月。 - Be financial freedom. 経済的自由の探求