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  • 『NARUTO』がフランスで育てた「二次創作の文化」とコミュニティ | 孤独な趣味だった「マンガ」を変えた

    深い物語について語り合える空間 「CaptaiNaruto」のアドリアンによれば、『NARUTO-ナルト-』は何時間もの議論を生み出すような作品だという。「物語の象徴性や各編の結末についてなど、ストーリーそのものが無限の会話を誘うのです」と彼は指摘する。 さらに、「その世界観と神話的な内容は、日本文化への素晴らしい入り口にもなっていました」と続ける。また、このサイトと掲示板の投稿者の一人が、作品に関する哲学的なコラムを書いていたと振り返る。 「インターネット上のコンテンツや話題は、作品を越えて、その世界観を維持させる方法でもあります。たった30分で終わってしまう一話分の放送や、短時間で読み切ってしまう一巻分の内容を超えることができるのです」と「The Way of Naruto」のdabYoは説明する。 しかし、話は木の葉の里などからは遠く離れ、社会問題にまで飛び火することもあり、しばしば

      『NARUTO』がフランスで育てた「二次創作の文化」とコミュニティ | 孤独な趣味だった「マンガ」を変えた
    • 「盗まれた」赤ちゃん12万人 ジョージアの人身売買スキャンダル

      双子であることが判明したエレネ・ディサゼさん(右)とアナ・パンチュリゼさん。ジョージアの首都トビリシで(2024年3月23日撮影)。(c)Vano SHLAMOV / AFP 【9月19日 AFP】ジョージアの大学で心理学を学ぶエレネ・デイサーゼさんは2022年、ティックトックを眺めていた時、自分とうり二つの顔をしたアナ・パンチュリゼさんのプロフィルを見つけた。 数か月後には、二人はチャットで会話する仲になっていた。共に、自分が養子であることを告知されていた。 そして昨年、二人はDNA鑑定を受けることにした。その結果、血がつながっているだけでなく、一卵性双生児であることが分かった。 二人は現在19歳。大学で英文学を学ぶアナさんはAFPに「幸せな子ども時代を過ごしたけど、過去の全てが偽りだったかのように感じる」と話した。 エレネさんとアナさんは、ただ生き別れになったわけではなかった。ジョージ

        「盗まれた」赤ちゃん12万人 ジョージアの人身売買スキャンダル
      • ロシア軍の無差別銃撃で中国人留学生が負傷…中国メディアは沈黙した(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

        ウクライナ内務省が24日(現地時間)夜明けにキエフ地域の国境施設がロシア軍空襲によって破壊されたと発表した。[写真 ウクライナ内務省フェイスブック] 1日にウクライナに滞在中の中国人に銃撃を加え負傷させたのはロシアの軍人だったことが明らかになった。こうした事実は襲撃された当事者の妻が現在の僑民チャットルームに当時の状況とともに夫の負傷の写真を上げて知らされた。ロシア軍の銃撃を受けた当時、1歳の2人の子どもも一緒にいたことがわかり衝撃を与えている。だが当日の中国メディアの報道では銃を撃った者の国籍や所属など具体的な状況は省略された。現在中国メディアは被害者が誤認射撃を受けたが危機を克服したという事実だけを集中的に報道している。ロシアとの関係を考え中国があえて事実関係を隠しているという疑惑を受ける理由だ。 【写真】スンさんの妻が公開した、銃撃を受けた写真 中国中央放送(CCTV)系列の「央視軍

          ロシア軍の無差別銃撃で中国人留学生が負傷…中国メディアは沈黙した(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
        • ウクライナには「ネオナチ」という象がいる~プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像【上】 - 清義明|論座アーカイブ

          1.「これはロシアのプロパガンダではありません」 英語で「象が部屋にいる」という言い回しがある。 どういうことかというと、「あんなにも大きな象が部屋にいたとしても、あえて見なかったことにする」という意味である。誰もが知っていることだとしても、なかったことにしたほうがいい。そういうことは確かに世のなかにはあるかもしれない。 プーチンが、「ウクライナを非ナチ化する」と宣言したとき、大方の人々は狐につままれたような反応で、そのうち識者や国際政治学者はこぞってプロパガンダであると断定しだした。だが、本当にそうなのだろうか。 アメリカの政治専門紙である「ザ・ヒル」は、2017年に、「ウクライナの極右の存在は決してクレムリンのプロパガンダではない」と題された記事で、こう警告している。 「西側の識者は、ウクライナにネオナチ集団は存在せず、モスクワが描いたプロパガンダの主張にすぎないという。しかし、これは

            ウクライナには「ネオナチ」という象がいる~プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像【上】 - 清義明|論座アーカイブ
          • 作家ミラン・クンデラ氏死去、94歳 「存在の耐えられない軽さ」

            【7月12日 AFP】(更新)チェコ出身の作家で、「存在の耐えられない軽さ(The Unbearable Lightness of Being)」などの作品で知られるミラン・クンデラ(Milan Kundera)氏が11日、死去した。94歳。出身地ブルノ(Brno)にあるミラン・クンデラ図書館(Milan Kundera Library)が発表した。 同館の広報担当者は翌12日、AFPに対し「ミラン・クンデラ氏が長年にわたる闘病の末、きのう(11日)亡くなった」と明らかにした。 1929年4月1日生まれのクンデラ氏は当初、詩や短編小説を執筆していたが、67年の「冗談(The Joke)」で一躍有名になった。 一時は共産党員だったが、68年に民主化運動「プラハの春(Prague Spring)」をソ連が弾圧。以後、当局から締め付けを受けるようになった。 75年に共産主義政権下のチェコスロバキ

              作家ミラン・クンデラ氏死去、94歳 「存在の耐えられない軽さ」
            • 「軍事ケインズ主義」進めるプーチン 2024年のロシア経済

              ロシアのRIAノーヴォスチ通信は暮れに、2023年のロシア経済十大ニュースを発表した。それを整理すると、以下のとおりとなる。 1. 経済の崩壊ではなく成長が生じた 2. 記録的な失業率の低さ(それと裏表の人手不足) 3. 物価沈静化に奔走も年末には卵が高騰 4. ガソリン不足 5. 為替安定のため対策に追われる 6. 過去最大の財政歳出 7. 冶金・化学の大企業中心に超過利潤税を課税 8. 富豪YouTuberの課税逃れに対する取締強化 9. 石油輸出国機構(OPEC)+の枠組みでの石油減産続く 10. 対露制裁拡大、ロシアは友好国との連携強化 トップの項目にあるとおり、無謀なウクライナ侵攻を続け、国際的な制裁包囲網を敷かれながら、23年もロシア経済が崩壊することはなかった。23年に国内総生産(GDP)が3%前後のプラス成長を記録することは、確実視されている。プーチン大統領に至っては3.5

                「軍事ケインズ主義」進めるプーチン 2024年のロシア経済
              • リズ・トラス政権の見かけ上の「多様性(ダイバーシティ)」と、「グローバル・ブリテン」について - Hoarding Examples (英語例文等集積所)

                今回は、パレスチナについて前々回および前回の続きを準備していたのだけど、英国の新内閣について言うまでもない当たり前のことをTwitterでちょろっと書いたら数千の単位でRetweet/Likeされるということになってしまったので、それについて少し詳しく扱っておこうと思う。よい機会だ。パレスチナについては明日。 リズ・トラス政権が発足し、「多様性」が注目されているようだ。だが私はその「多様性」は見かけだけだと見ている。ちなみに私は「政局」にはほぼ関心を向けずに、英国政治の細部を10年も20年もずっとウォッチしているオタクである。ただのオタクなので、権力者についてものを書き、その権力者に直接会ったといってきゃあきゃあ騒いだりしない立場にある。 順番に話をしていこう。英語を読むという技術的なことについても、いつも通り、ちょいちょい挟んでいく。いつもは当ブログは上限4000字を目安に書いているのだ

                  リズ・トラス政権の見かけ上の「多様性(ダイバーシティ)」と、「グローバル・ブリテン」について - Hoarding Examples (英語例文等集積所)
                • 【和訳】この少女の裏には誰が隠れているの?:仏紙リベラシオン|バーチャル美少女ねむ/Nem⚡メタバース文化エバンジェリスト

                  ※こちらの記事、note CXOの深津貴之さん、ジャーナリスト・評論家の佐々木俊尚さんに紹介して頂きました! noteの編集部のおすすめ記事にも選ばれました! VTuberをアイデンティティの選択という観点から論じてる論説。興味深い。メモ reading... 【和訳】この少女の裏には誰が隠れているの?:仏紙リベラシオン|ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber|note https://t.co/D0TtvgyGtF — 深津 貴之 / THE GUILD / note (@fladdict) September 5, 2020 日本のVTuberについて興味深い分析。ネット空間のすべてが可視化され隠れる場所のない時代に、VTuberの複数アイデンティティはアジールの役割を果たしているのかも。/この少女の裏には誰が隠れているの?:仏紙リベラシオン|ねむ⚡バーチャル美少女YouTuber h

                    【和訳】この少女の裏には誰が隠れているの?:仏紙リベラシオン|バーチャル美少女ねむ/Nem⚡メタバース文化エバンジェリスト
                  • 英、トヨタ・ハイラックスの広告禁止 「環境無視の運転」と批判:時事ドットコム

                    英、トヨタ・ハイラックスの広告禁止 「環境無視の運転」と批判 2023年11月23日07時59分配信 英広告基準協議会が禁止したトヨタ自動車の広告(同協議会提供) 【ロンドン時事】英国の広告自主規制団体である広告基準協議会(ASA)は22日、トヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」の広告について、多数の車両が川を横切る映像などが「環境への影響を無視した運転」だとして、表示を禁止すると発表した。英紙によると、ASAが環境面での社会的責任違反を理由に、同タイプの自動車の広告を差し止めたのは初めて。 トヨタ58万台リコール パーキングブレーキに不具合―国交省 ASAは、トヨタがフェイスブックに投稿したCM映像に関し、「オフロードの環境や生態系の中を運転する様子を示しているが、こうした運転が環境に与える影響を考慮していなかった」と指摘。「社会に対する責任感を持って準備されていなかった」と

                      英、トヨタ・ハイラックスの広告禁止 「環境無視の運転」と批判:時事ドットコム
                    • (記事翻訳)ロシアがウクライナにすべきこと[RIA Novostiのコラム。ウクライナの非ナチ化、ウクライナ消滅論]|八仙花

                      記事元について。 RIAノーボスチ(露:РИА Новости)は、かつて存在したロシアの国有通信社で、現在は「ロシアの今日」のロシア国内向けブランド。ロシアの今日は西側諸国の報道では国営メディアであり、ロシアの対外イメージを好転させるためのプーチン大統領による広報組織と見られている。(wikiより) 記者についてТимофей Сергейцев - ロシアの政治学者、作家、哲学者であり、方法論運動の代表者である。2014年よりRIA Novostiのコラムニスト。1950年代前半にアレクサンドル・ジノヴィエフ(1922-2006)が提唱し、ゲオルギー・シェドロヴィツキー(1929-1994)とモスクワ・メソジスト・サークルによって発展した、ロシア思想における「活動家アプローチ」の伝統を体現している。 昨年の4月に、ウクライナの非ナチ化の必然性について書きました。ロシアの敵であり、ロシア

                        (記事翻訳)ロシアがウクライナにすべきこと[RIA Novostiのコラム。ウクライナの非ナチ化、ウクライナ消滅論]|八仙花
                      • ロシア経済、今年は1.5%成長 欧州開銀がマイナス予想から大幅上方修正

                        ロシアの首都モスクワのモスクワ国際ビジネスセンター(モスクワシティー)の高層ビル群(2023年8月18日撮影、資料写真)。(c)NATALIA KOLESNIKOVA / AFP 【9月27日 AFP】欧州復興開発銀行(EBRD)は27日、2023年のロシアの経済成長率は原油価格上昇を受けて1.5%になるとの見通しを公表した。5月時点では1.5%のマイナス成長を予測していた。 EBRDはAFPの問い合わせに対し、5月時点では、ロシア経済は西側諸国による制裁、特に石油上限価格の導入の打撃を受けると予想していたと回答。「しかし原油価格が上昇したのに加え、ロシアが制裁の影響を回避するため新たな輸出市場を開拓したことで石油収入が拡大した」と説明した。 新たな市場としては中国とインドを挙げた。また、ロシアの経済活動は引き続き活発だと指摘。特に家計消費に加え、ウクライナ侵攻に伴う軍事支出が高水準で推移

                          ロシア経済、今年は1.5%成長 欧州開銀がマイナス予想から大幅上方修正
                        • 何も起きていないふりをするな|Satokotakayanagi|note

                          戦争が近づいてきている 黙るな 叫べ 悪党ども、叫べ、畜生ども、叫べ、死刑執行人ども、 何も起きていないふりをするな 皆を不安にさせることを恐れるな 揺さぶって 起こせ 戦時に起こすのは罪ではない 国じゅうに向かって叫べ、他の国々に向かって叫べ 窓を広めに開けろ 戦争を飲みこむな 黙るな こっそり食らうな 忌々しい戦争を、喉に詰まらせるな どこに人間が残っている? 応えろ! 人間がいなくなったなら 終わってしまったとのはよくあること 私たちの時代はもつ気がしていたが 一世紀ももたなかった 頭を肩に隠し  目を頭に隠し その人は反対したことにはならない 実際には 賛成なのだ だからその人を 四方八方からせっつけ 黙らせるな そいつにも叫ばせろ 何も起きなかったふりをさせるな そいつを呼び戻せ 現実に顔を向けさせろ 戦争のほうに顔を そいつに説明しろ 戦争は窓の外じゃない 外にあるんじゃない

                            何も起きていないふりをするな|Satokotakayanagi|note
                          • ファンによる二次創作は18世紀頃から現代と同じく性的なものが多かった

                            日本ではアニメやマンガ、ゲームなどの二次創作が盛んですが、海外でも「ファン・フィクション」として、原作者ではなくファンによる二次創作が古くから行われてきました。海外ではハリー・ポッターの二次創作などが人気ですが、なんと1700年代頃から海外では二次創作が行われており、当時のものは現代のものと同じくらい「性的で下劣な物語」が多かったとThe Atlanticがまとめています。 The Surprising 18th-Century Origins of Fan Fiction - The Atlantic https://www.theatlantic.com/culture/archive/2020/02/surprising-18th-century-origins-fan-fiction/606532/ 海外ではひと昔前まで、インターネット上で二次創作を共有することは、他人の作り出した

                              ファンによる二次創作は18世紀頃から現代と同じく性的なものが多かった
                            • 仏ナントの大聖堂で火災、放火の疑いで捜査開始

                              仏西部ナントのサンピエールサンポール大聖堂で、火災により焼失したオルガンの残骸(2020年7月18日撮影)。(c)Fanny ANDRE / AFP 【7月18日 AFP】(更新、写真追加)フランス西部ナント(Nantes)の大聖堂内で18日、火災が発生し、ステンドグラスの窓やパイプオルガンなどが焼失した。検察当局は、放火の疑いで捜査を開始したと発表した。 午前8時(日本時間同日午後2時)前に、サンピエールサンポール大聖堂(Cathedral of St Peter and St Paul)で火災が発生したとの通報を受け、消防隊員100人前後が現場へと出動。地元の消防本部長は、2時間後に消防隊が火の勢いを食い止めたと説明している。 火災により大聖堂の名物だった17世紀のオルガンなどの貴重な品々が全焼したが、消防本部長は、パリのノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)で

                                仏ナントの大聖堂で火災、放火の疑いで捜査開始
                              • ロシア進軍、予想より減速 ウクライナ軍が激しく抵抗―米分析:時事ドットコム

                                ロシア進軍、予想より減速 ウクライナ軍が激しく抵抗―米分析 2022年02月26日07時54分 25日、キエフの住宅街で、散乱する墜落した航空機の残骸(AFP時事) 【ワシントン時事】米国防総省高官は25日、ウクライナに侵攻したロシア軍が幾分勢いを失い、首都キエフに向けた進軍が当初の予想より遅れているとの見方を示した。ウクライナ軍が激しく抗戦しているためとされる。ただ、ロシア軍はウクライナ国境地帯に集結させた戦力の3分の1程度しか投入しておらず、余力を残しているとみられる。 ウクライナ征服「不可能」 住民は命捨てる覚悟―キエフ在住NGO代表 同高官は記者団に「ロシア軍はいまだ人口密集地を掌握していない」と指摘。ウクライナの防空システムも完全には破壊されていないとして、「ロシア軍は制空権を確保できていない」と分析した。 一方、ロシアとウクライナ当局は、ロシア軍の一部部隊がキエフに入ったと発表

                                  ロシア進軍、予想より減速 ウクライナ軍が激しく抵抗―米分析:時事ドットコム
                                • ロシア軍、ウクライナ人の抵抗の規模と激しさに驚愕 英国防省

                                  西部イワノフランキフスクで軍事訓練を行うウクライナの民間人/Alexey Furman/Bloomberg/Getty Images (CNN) 英国防省は19日、ウクライナの戦況に関する情報を更新し、ロシアはこれまでのところ、ウクライナ人による「抵抗の規模と激しさに驚いている」と分析した。また「作戦の手法の変更を余儀なくされている」との見解も示した。 同省は「ロシア政府はこれまでのところ、本来の目的を達成できておらず、消耗戦を追求している」と指摘。「このままいくと火器の無差別使用に絡んで結果的に民間人の犠牲が増える公算が大きい。ウクライナ国内のインフラの破壊や人道危機の激化につながる可能性もあるだろう」と懸念を表明した。 このほか侵攻の最中にあって、プーチン大統領は国内のメディアに対する支配を強化していると分析。「言説をコントロールし、作戦上の問題から国民の目を背けさせ、ロシア人の犠牲者

                                    ロシア軍、ウクライナ人の抵抗の規模と激しさに驚愕 英国防省
                                  • ドイツでの「平和の少女像」設置に対する日本政府による恥ずべき抗議。現地でも反発広まる « ハーバー・ビジネス・オンライン

                                    「あいちトリエンナーレ2019」における「平和の少女像」の展示が、日本政府と右派勢力の妨害によって危機にさらされていた2019年8月。日本での報道は少なかったが、ドイツの首都ベルリンでも、同じ作者による「平和の少女像」が、女性芸術家グループGEDOKが主催するイベントで展示されていた。 また、その像は韓国系団体によって、8月14日の”日本軍「慰安婦」をたたえる日”に、ベルリンの名所であるブランデンブルク門の前にも展示された。この像は、同年初頭にルール地方の都市ドルトムントのLWL産業博物館で展示されていたもので、ドイツ全国をめぐる巡回展へと発展していた。 日本軍「慰安婦」問題は、日韓関係のみに限定されてよい議題ではない。戦時性暴力の問題は、全世界にある。特にドイツは日本と同様、第二次世界大戦において公権力が組織的に「性奴隷制」に関与したという負の歴史を抱えている。「平和の少女像」を通して、

                                      ドイツでの「平和の少女像」設置に対する日本政府による恥ずべき抗議。現地でも反発広まる « ハーバー・ビジネス・オンライン
                                    • ウクライナ在住ロシア人、祖国は「敵」

                                      ウクライナ・キエフでAFPの取材に応じるロシア人のアンドレイ・シドルキンさん(2022年3月9日撮影)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP 【3月16日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻は、ウクライナに住むロシア人にとっても悲劇となっている。祖国を敵とみなし、戦うこともいとわない人もいる。 ウクライナ人の間で、ロシアの巧言に対する怒りと反発が高まっている。だが、ロシア人のアンドレイ・シドルキン(Andrei Sidorkin)さん(40)は、ウクライナ人の隣人に拒絶されたのは、ウクライナ軍に入隊しようとした時だけだったと語る。 ロシア第2の都市サンクトペテルブルク(St. Petersburg)出身のシドルキンさんは、15歳の時「ラブストーリーを求め」、ウクライナの首都キエフに移り住んだ。 ウクライナで受け入れられてきたと感じているが、ロシア国籍のためウクライナ軍に入隊でき

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                                      • 風刺画で核戦争暗示? 「きのこ雲」プーチン氏故郷に出現:時事ドットコム

                                        風刺画で核戦争暗示? 「きのこ雲」プーチン氏故郷に出現 2022年10月22日07時48分 21日、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクに出現した民話「大きなかぶ」をモチーフにした風刺画=路上芸術家「ズーム」提供 ロシア第2の都市サンクトペテルブルクの路上に21日、不気味な風刺画が出現した。モチーフはロシア民話の「大きなかぶ」。引っ張っても抜けないのは「きのこ雲」で、同市出身のプーチン大統領がウクライナ侵攻で核兵器を使うと示唆していることに、強い警鐘を鳴らしたものと受け止められている。 核使用ならロシア軍「壊滅」 米欧の軍事的対応警告―EU外相 手掛けたのはロシアの路上芸術家「ズーム」。登場人物・動物は骸骨で描かれており、核戦争による世界の終末を暗示しているかのようだ。 国際 コメントをする

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                                        • 欧州が再び「感染の震源地」に ワクチン接種の停滞が要因=WHO - BBCニュース

                                          欧州各地で新型コロナウイルスの感染者数が急増する中、世界保健機関(WHO)は4日、欧州が再びパンデミックの「震源地」になっていると警告した。 WHOのハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は記者会見で、2022年2月までに欧州でさらに50万人以上が死亡する恐れがあると指摘。その要因として、新型ウイルスワクチンの接種が不十分であることを挙げた。

                                            欧州が再び「感染の震源地」に ワクチン接種の停滞が要因=WHO - BBCニュース
                                          • ヨーロッパにVTuber文化はどう広がっているのか? ドイツでの盛り上がりから考える

                                            ヨーロッパにVTuber文化はどう広がっているのか? ドイツでの盛り上がりから考える 海外のVTuber事情といえば、英語圏や中国語圏での盛り上がりをイメージする人が多いと思います。一方で、アニメやマンガといった日本のポップカルチャーはヨーロッパでも人気があります。ファンが集まるイベントの盛り上がりはメディアの報道でもたまに見かけることがあるのではないでしょうか。 今回は英語でも中国語でもないヨーロッパの言語圏の事情について、ドイツ語圏内でのVTuber文化を例に探っていきたいと思います。 ドイツのメディアが注目するVTuber文化 そもそもヨーロッパではVTuberは盛り上がっているのでしょうか? これが実は答えるのが一番難しい問いだったりします。理由はいくつか考えられます。 1)そもそもどこの出身なのか分からない。ヨーロッパのVTuberであっても英語による配信が多い。 2)言語の壁。

                                              ヨーロッパにVTuber文化はどう広がっているのか? ドイツでの盛り上がりから考える
                                            • 東部前線で戦うワグネルの「使い捨て兵士」 ウクライナ

                                              ロシア軍から奪還されたウクライナ東部の村付近に放置された、破壊された戦車砲(2022年10月26日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【11月1日 AFP】「そこにあるのは恐怖だ。地面はアスファルトのように真っ黒で、すべてが破壊された。遺体があちこちに散乱していた」 AFPの取材に応じたウクライナ兵のエウヘンさん(38)は、ロシア軍が撃ち込む砲弾が付近でさく裂する中、地下トンネルに退避した。そして、わずか1キロしか離れていない東部ドネツク(Donetsk)州バフムート(Bakhmut)の前線の状況を振り返った。 ロシア軍はウクライナ各地で防戦を強いられているが、バフムートに対しては過去数か月間、攻撃の手を緩めていない。 軍事専門家やウクライナ軍によると、暗躍しているのはロシアの民間軍事企業ワグネル(Wagner)だ。 ワグネルの創設者は、ウラジーミル・プーチン(Vla

                                                東部前線で戦うワグネルの「使い捨て兵士」 ウクライナ
                                              • テクノは音楽、クラブを軽減税率の対象に 独裁判所

                                                独ベルリンのクラブ「ベルグハイン」でサウンド・インスタレーションに聞き入る来場者ら(2020年7月24日撮影)。(c)STEFANIE LOOS / AFP 【11月12日 AFP】ドイツ連邦税務裁判所(BFH)はこのたび、テクノを音楽と認め、クラブにコンサート会場と同じように軽減税率を適用すべきとの判断を下した。 首都ベルリンの有名クラブ、ベルグハイン(Berghain)を含む原告団は、コンサート会場のチケットの付加価値税(VAT)に軽減税率7%が適用されるなら、クラブの入場料の付加価値税も、標準税率19%ではなく軽減税率を適用すべきと主張していた。 BFHは10月29日の判決の中で、テクノやハウスを流すクラブの「平均的な客」の目当ては主に音楽とDJで、歌手やミュージシャンが参加しているかどうかにかかわらず、クラブのイベントは「コンサートに類似」していると判断した。 さらに、DJはただ曲

                                                  テクノは音楽、クラブを軽減税率の対象に 独裁判所
                                                • 英国王、フォアグラの使用禁止 王宮のメニューから排除:時事ドットコム

                                                  英国王、フォアグラの使用禁止 王宮のメニューから排除 2022年11月19日13時34分 鶏肉関連の展示会で並べられたフォアグラ=2016年12月、フランス南部サマタン(AFP時事) 【ロンドン時事】英BBC放送は18日、チャールズ国王が王宮でのフォアグラの使用を禁止したと伝えた。賓客をもてなすために数多く開かれる王室のレセプションで、フォアグラがメニューに載ることはなさそうだ。 カミラ夫人、将来は「王妃」に 英女王が異例の要望 フォアグラは世界の三大珍味ともいわれ、ガチョウやアヒルに大量の餌を与え、肝臓を肥大化させて作る。フランス料理の伝統食材だが、生産方法が残酷だとの批判も出ている。 英王室から動物愛護団体に届いた手紙によると、バッキンガム宮殿をはじめ全ての王宮でフォアグラの提供が禁止されているという。同団体は感謝の意を込めて、国王にフォアグラの模造品を贈るとしている。 英国では、フォ

                                                    英国王、フォアグラの使用禁止 王宮のメニューから排除:時事ドットコム
                                                  • 【解説】ウクライナは「攻撃ヘリの墓場」になるのか

                                                    ウクライナ・ハルキウ近郊で撃墜されたロシア軍のヘリコプター(2022年4月16日撮影)。(c)SERGEY BOBOK / AFP 【6月6日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻では、攻撃ヘリコプターが数多く撃墜されたことから、その終わりが示唆されているとの見方が浮上している。軍事専門家の間では、ヘリの能力そのものの問題なのか、ロシア軍による運用の不手際なのかをめぐり、論争が繰り広げられている。 ウクライナ軍には、兵士による持ち運びが可能な長・短距離の防衛用の対空ミサイルが西側諸国から多数供与され、同国領空は敵のヘリにとって危険極まりない状況になっている。 ロシア軍のヘリが撃墜される映像がソーシャルメディア上に多数投稿されており、被害の大きさを物語っている。軍事情報サイト「Oryx」によると、ロシア軍による2月24日の侵攻開始以降、ロシア軍は少なくとも42機のヘリを、ウクライナ側も7機をそ

                                                      【解説】ウクライナは「攻撃ヘリの墓場」になるのか
                                                    • 繁殖で対面の雄にびっくり、雌のサイ溺れ死ぬ オランダ

                                                      【9月18日 AFP】オランダの動物園で、繁殖のために雄と雌のサイを引き合わせたところ、雄に追いかけられた雌が水たまりに落ちて溺れ死んだ。 ドイツとの国境に近いエメン(Emmen)にある動物園のワイルドランズ(Wildlands)が17日、明らかにした。雌のサイのエレナは、雄のシロサイのリンポポが現れたことにびっくりしてしまったという。 エレナはリンポポに15分追いかけられて疲弊してしまい、横向きに浅い水たまりに落下。飼育員らがリンポポをエレナから引き離したが、エレナは起き上がることができなかったという。 ワイルドランズは「残念ながら飼育員らの手助けは手遅れで、エレナはすでに溺れ死んでいた」と説明。雄と雌を引き合わせる際はたいてい飼育員らが世話に入るが、「動物が死んだ前例はない」という。 オランダの地方紙「ブラバンツ・ダグブラッド(Brabants Dagblad)」によると、リンポポは6

                                                        繁殖で対面の雄にびっくり、雌のサイ溺れ死ぬ オランダ
                                                      • 独各地で親ロ派デモ ウクライナ支持も集結

                                                        ドイツ・フランクフルトで行われたロシア支持デモ(2022年4月10日撮影)。(c)Yann Schreiber / AFP 【4月11日 AFP】ドイツ各地で先週末にかけ、親ロシア派によるデモが行われた。ドイツ国内のロシア語話者は、同国によるウクライナ侵攻以来、差別に直面していると訴えている。 ドイツにはロシア系住民120万人、ウクライナ系住民32万5000人がいる。当局は、ロシアとウクライナの紛争が国内に持ち込まれ、ロシア政府の主張を広めるために利用されるのではないかと懸念している。 金融の中心地フランクフルトでは10日、約800人が参加する親ロシア派デモが行われた。参加者はロシアの国旗を手に、「憎悪と嫌がらせ」に抗議した。 ウクライナへの支持を示すカウンターデモも行われ、2500人が参加した。「プロパガンダではなく真実と意見の多様性を」と書かれたバナーを持つ人の姿も見られた。 現場には

                                                          独各地で親ロ派デモ ウクライナ支持も集結
                                                        • 【え?】「スペインで唯一の漫画雑誌」が色々と謎すぎたので … スペイン人漫画家「アキラ・パンツ先生」に問い合わせてみた結果 → 泣いた

                                                          » 【え?】「スペインで唯一の漫画雑誌」が色々と謎すぎたので … スペイン人漫画家「アキラ・パンツ先生」に問い合わせてみた結果 → 泣いた 特集 【え?】「スペインで唯一の漫画雑誌」が色々と謎すぎたので … スペイン人漫画家「アキラ・パンツ先生」に問い合わせてみた結果 → 泣いた 亀沢郁奈 2021年9月20日 「雑誌に載る → 単行本になる」という漫画作品の流通は、我々にとってごくごく当たり前のことだ。膨大な量の漫画雑誌を毎週読み捨て、読み切れないほど多くの単行本が店頭に並ぶ。しかしどうやら、それは日本に限ってのお話だったらしい。 私が現在滞在しているスペインの書店をのぞくと、広いコミックスコーナーには大きく2種類の漫画本が並べられている。 “日本の漫画” と “アメコミ” だ。では “スペインの漫画” はどこにあるのかというと……。 ・謎多き1冊 日本の漫画とアメコミの中間に並べられて

                                                            【え?】「スペインで唯一の漫画雑誌」が色々と謎すぎたので … スペイン人漫画家「アキラ・パンツ先生」に問い合わせてみた結果 → 泣いた
                                                          • カカオのウェブトゥーンをはじめとするコンテンツ子会社であるカカオピッコマが欧州事業を撤退する。 欧州進出から約3年後に廃業することになる。 フランスを含めた欧州ウェブトゥーン市場の成長傾向が当初の予.. - MK

                                                            カカオのウェブトゥーンをはじめとするコンテンツ子会社であるカカオピッコマが欧州事業を撤退する。 欧州進出から約3年後に廃業することになる。 フランスを含めた欧州ウェブトゥーン市場の成長傾向が当初の予想より遅い中、現地企業の出血競争が深刻化すると、収益性の高い地域に集中するために下した決定と解釈される。 12日、毎日経済取材の結果、カカオピッコマはフランスに設立した「ピッコマヨーロッパ」現地法人を完全に撤収するという方針を定め、関連手続きを推進中であることが確認された。 会社側は上半期中に法人清算手続きに着手し、年内に完了するという計画だ。 ヨーロッパ現地でサービス中の総合デジタル漫画プラットフォーム「ピッコマ」は9月にサービスを終了する。 カカオピッコマは早いうちにこのような内容をウェブトゥーンコンテンツ供給会社(CP)に案内する予定だと把握される。 欧州現地の事情に詳しい情報技術(IT)

                                                              カカオのウェブトゥーンをはじめとするコンテンツ子会社であるカカオピッコマが欧州事業を撤退する。 欧州進出から約3年後に廃業することになる。 フランスを含めた欧州ウェブトゥーン市場の成長傾向が当初の予.. - MK
                                                            • 仏暴動4夜連続、994人拘束 内務省

                                                              仏ナンテールで、17歳の少年が警察官に射殺された事件を受けて発生した抗議デモを取り締まる警察官(2023年6月29日撮影)。(c)Bertrand GUAY / AFP 【7月1日 AFP】仏内務省は1日、17歳の少年が警察官に射殺された事件をめぐり4夜連続で行われた抗議デモで警察が拘束した参加者は全国で994人に上ると発表した。 6月27日にパリ郊外でレンタカーを運転していたナエル・Mさんが停止命令を無視し、警官に撃たれて死亡した事件をきっかけに抗議デモが広がり、一部が暴徒化した。 政府は、暴動を鎮圧するため、精鋭部隊を含む警官4万5000人と軽装甲機動車などを配備している。(c)AFP

                                                                仏暴動4夜連続、994人拘束 内務省
                                                              • フィットネスジム? いいえ「ヘルシーボディー教会」です コロナ規制で苦肉の策

                                                                ポーランドの首都ワルシャワで、政府の新型コロナウイルス規制強化を受けマスクを着用して歩く人々(2020年10月10日撮影)。(c)Wojtek RADWANSKI / AFP 【10月22日 AFP】ポーランド南部クラクフ(Krakow)のフィットネスジムが、新型コロナウイルス対策の規制強化を受け、営業を続行するため「教会」を自称し始めた。 ポーランド政府は新型コロナの感染者急増に伴い、先週末から国内のプールやジムの大半を閉鎖すると決定した。フィットネス業界が新規制の抜け穴を見つけようと試行錯誤する中、クラクフのジム「アトランティック・スポーツ(Atlantic Sports)」は17日、フェイスブック(Facebook)にこんな投稿をした。 「フィットネス教室は認められていないため、本日より『ヘルシーボディー教会』の信者向けに宗教集会を開催します」 「信じられませんか? この世界では、ど

                                                                  フィットネスジム? いいえ「ヘルシーボディー教会」です コロナ規制で苦肉の策
                                                                • ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った

                                                                  Ukrainska Pravda紙は2023年の戦いを総括する記事の中で「自分達で作り出した罠に嵌った」「我々はロシア人を嘲笑し、軽蔑し、無能で馬鹿な集団として描かなければ敵に同調していると疑われた」と吐露し、社会全体がロシアを必要以上に蔑んだことが今年の結果を招いたと主張した。 参考:Год крови, пота и слез 1つ目の罠:膨らんだ期待2022年後半の勝利は国内において新たな勝利、色鮮やかで壮大な勝利への序曲として受け止められていたが、ロシア軍の占領状態が続くハルキウ州とヘルソン州を解放する戦略的好機は2023年初頭まで失われており、ウクライナ軍は新たな成功の保証がないまま反攻作戦を開始しなければならなかった。 さらにウクライナ政府が人々の期待を煽ったことも間違いないが、社会全体における異論への不寛容とレッテル貼りの傾向も同様に重要な役割を果たした。懐疑論者の多くは反攻

                                                                    ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った
                                                                  • ビデオゲーム約2万タイトル収蔵 仏国立図書館が誇るアーカイブ

                                                                    フランス国立図書館のビデオゲーム・アーカイブに収蔵されているマグナボックスの家庭用ゲーム機「オデッセイ」(2022年8月4日撮影)。(c) BERTRAND GUAY / AFP 【9月4日 AFP】仏パリ・セーヌ(Seine)川のほとりにあるフランス国立図書館(Bibliotheque Nationale de France)には、あらゆる形式のビデオゲーム約2万タイトルが収蔵されている。カートリッジから、フロッピーディスク、CD-ROMに至るまでで、今後も年間2000タイトルが追加される。 収蔵は、1992年に制定されたマルチメディア記録の保存に関する法律に基づき進められており、20人体制で管理している。 同図書館のビデオゲームのアーカイブ責任者ローラン・デュプイ(Laurent Duplouy)氏は「ビデオゲームはグラフィックアート、ナラティブアート、ストーリー構造が組み合わされた総

                                                                      ビデオゲーム約2万タイトル収蔵 仏国立図書館が誇るアーカイブ
                                                                    • ロシアに消された文字 「G」とウクライナ独立の300年 | NHK

                                                                      その時代、「G」は粛清の憂き目にありました。 英語の「G」にあたる、ウクライナ語のアルファベット「Ґ(ゲー)」。 この文字が一時期、公的に消されたのです。 一体なぜ?その後、何が起きたのか? そこにはロシアからの独立を目指した、ウクライナの長い、長い歴史がありました。 (国際部記者 吉元明訓、ネットワーク報道部記者 杉本宙矢) ロシアとの戦いは”独立運動”? ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めてからまもなく11ヶ月。今なお、激しい戦闘が続いています。 ロシアのプーチン大統領は当初、“ウクライナ東部のロシア系住民の保護”を大義名分に掲げ、その後“祖国防衛のための戦い”に切り替えたと指摘されます。 一方で、ウクライナ側にとってこの戦いはどんな意味があるのでしょうか? 「現在のウクライナのロシアとの戦争は、”独立運動“と言えると思います」 こう指摘するのは、ウクライナ史が専門で東京大学の中井和夫

                                                                        ロシアに消された文字 「G」とウクライナ独立の300年 | NHK
                                                                      • ウクライナには「ネオナチ」という象がいる~プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像【中】 - 清義明|論座アーカイブ

                                                                        「ウクライナには「ネオナチ」という象がいる~プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像【上】」はこちらからお読みいただけます。 3.「ネオナチが正規軍に組み込まれている世界で唯一の国」 ユーロマイダンの騒乱で親露派の大統領ヤヌコヴィッチが国外脱出するやいなや、ロシアは強引な手に出た。クリミア半島を接収し住民投票のすえにロシア領としたのだ。さらに東部のドネツク・ルガンスク2州で親露派武装勢力が蜂起し、独立を宣言した。背後にロシアがいるのは誰がどう見ても明らかだった。ここから親露派勢力が占拠した東部で何年も続く内戦、東部紛争が始まった。 ユーロマイダンで名をあげたフーリガンと極右の連合体であるアゾフも含めて、様々な極右団体が東部紛争の最前線に、武装化して現れたのである。そして彼らは大活躍してしまう。 ウクライナで長く続いた汚職と腐敗は、アフリカの発展途上国なみである。腐敗認識指数の国別ラン

                                                                          ウクライナには「ネオナチ」という象がいる~プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像【中】 - 清義明|論座アーカイブ
                                                                        • 全学生に生理用品無償提供、「生理の貧困」撲滅へ フランス

                                                                          女性の生理を描いた壁画。インド・グワハティで(2019年5月28日撮影、資料写真)。(c)David TALUKDAR / AFP 【2月24日 AFP】フランス政府は23日、生理用品を買えない「生理の貧困」をなくす国際的な動きに同調し、すべての学生に生理用品を無償提供すると発表した。 フレデリック・ビダル(Frederique Vidal)高等教育・研究相は、数週間以内に寮や大学の保健施設にタンポンや生理用ナプキンなどを無償提供する機械を設置すると述べた。 ビダル氏によると、政府は次の年度が始まる9月までに、すべての学生に生理用品を無償提供することを目指している。 昨年11月には、英スコットランドが世界で初めて、すべての女性に生理用品を無償提供すると決定。世界中のフェミニストや反貧困運動家らが刺激を受け、「生理の貧困」問題が注目された。 英イングランドでは、すでに全小中学校で生理用品を無

                                                                            全学生に生理用品無償提供、「生理の貧困」撲滅へ フランス
                                                                          • 世界の「検閲アート」集めた美術館 スペイン

                                                                            【12月17日 AFP】世界中で検閲、撤去、展示禁止といった処分の対象となった作品を集めた私設美術館がこのほど、スペイン・バルセロナで一般公開を開始した。 「禁断アート美術館(Museum of Forbidden Art)」に展示されている42点は、カタルーニャ(Catalonia)自治州の実業家タチョ・ベネ(Tatxo Benet)氏が所有する200点に上るコレクションの一部だ。 ベネ氏は「スキャンダラスな作品や物議を醸す作品を集めているのではない。検閲、攻撃、侵害、禁止の標的とされた作品を展示している」とAFPに語った。 スペインの巨匠ゴヤ(Francisco de Goya)や米ポップアートを象徴するアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、中国の反体制派アーティスト、艾未未(アイ・ウェイウェイ、Ai Weiwei)氏といった著名な芸術家の作品もあるが、「ここにあるすべての作

                                                                              世界の「検閲アート」集めた美術館 スペイン
                                                                            • 便器座ったら「チクリ」 ヘビに男性かまれる―オーストリア:時事ドットコム

                                                                              便器座ったら「チクリ」 ヘビに男性かまれる―オーストリア 2021年07月06日19時27分 5日、オーストリア南部グラーツの住宅のトイレで男性をかんだニシキヘビ(ロイター時事) 【ウィーン・ロイター時事】オーストリア南部グラーツで5日、住民の男性(65)がトイレで便座に腰掛けたところ、中にいたニシキヘビにかまれる騒動があった。 〔写真特集〕愛嬌たっぷり、癒やしの動物ワールド 地元警察の声明によると、男性は午前6時ごろトイレに入った。「座った直後に性器の辺りにチクリとするものを感じた」ため、振り返ったところ、便器の中に約1.6メートルのアルビノのニシキヘビを発見した。男性は軽傷で、病院で治療を受けた。 ニシキヘビは、連絡を受けた専門家が取り除き、飼育していた隣人(24)の元に返された。知らない間に抜け出し、下水管を通って男性のトイレにたどり着いたとみられている。 国際 コメントをする

                                                                                便器座ったら「チクリ」 ヘビに男性かまれる―オーストリア:時事ドットコム
                                                                              • キャッシュレス化で減った現金決済、スウェーデンが維持検討

                                                                                スウェーデンの首都ストックホルムで、ATMから現金を引き出す男性(2011年12月8日撮影、資料写真)。(c)Jonathan NACKSTRAND / AFP 【1月13日 AFP】スウェーデンは12日、同国ではキャッシュレス決済が主流となっているが、生活必需品の買い物に関しては現金決済を維持する方針を示した。 スウェーデンの中央銀行リクスバンク(Riksbank)の調査によれば、最近の買い物で現金を使った人の割合は、2010年には40%だったが、2022年にはわずか8%となった。 二クラス・ビークマン(Niklas Wykman)金融市場相は、「特にさまざまな理由からキャッシュレス決済の利用が困難な層が特定の商品を買う際に現金決済できるよう、早急に検討する必要がある」と指摘。 有事に備えても、現金決済の維持が重要だと述べた。 政府は、こうした考えは、ロシアが2022年2月にウクライナに

                                                                                  キャッシュレス化で減った現金決済、スウェーデンが維持検討
                                                                                • ウクライナには「ネオナチ」という象がいる~プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像【下】 - 清義明|論座アーカイブ

                                                                                  「ウクライナには「ネオナチ」という象がいる~プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像」【上】【中】もお読みください。 6.ウクライナの「歴史修正主義」 ユーロマイダンで極右の政治的発言権が一躍強くなったころ、ウクライナではいわゆる「歴史修正主義」の問題が持ち上がりだした。問題視されたのが第2次大戦前に結成されたウクライナ民族主義者組織の指導者ステパン・バンデラの再評価である。 私はサッカーフーリガンの政治化、さらには世界の極右・ネオナチ事情を追ってきてはいるが、この東欧の民族主義については門外漢である。よってこのバンデラ主義の解説については、他の方に譲りたいのだが、簡単にだけ説明をする。 バンデラ主義とは、第二次世界大戦前に発生したウクライナ・ナショナリズムの運動のことで、ウクライナを支配していたソ連政権下で発生し、1941年にナチスドイツがソ連と開戦すると、ナチスドイツに協力し、そ

                                                                                    ウクライナには「ネオナチ」という象がいる~プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像【下】 - 清義明|論座アーカイブ

                                                                                  新着記事