ホンダと日産自動車は、車載OSと呼ばれる車の制御を統合的に行うソフトウエアを新たに開発し、共通化する検討を進めていることが分かりました。今後、重要性が増す分野でライバルメーカーが手を結ぶことで、世界での競争力を高めるねらいです。 ホンダと日産自動車は、ことし3月、車の電動化などの包括的な協業に向けて検討を始める覚書を結び、具体的な協議を進めてきました。 関係者によりますと両社はその一環として、車を制御するソフトウエアを共通化する検討を進めているということです。 従来、個別に制御してきた機器を統合的に制御できる車載OSを新たに開発し、さらに、アクセルやブレーキなどの装置や、運転支援システムなどをつなぐ基本的な設計についても共通化する方向です。 EV=電気自動車や自動運転技術などによって車の制御が複雑になるなか、アメリカのテスラや中国のBYDはすでに車載OSの実用化で先行しています。 ホンダと
米国で仕事に戻りたくない人が続出。日本にも波及か?:“いま”が分かるビジネス塾(1/3 ページ) 米国ではコロナ危機からの景気回復が進んでいるが、一方で多くの人が仕事に戻りたがらないという現象が発生している。コロナをきっかけに仕事のリスクや自身の生き方について考え直す人が増えており、この動きは日本にも波及する可能性がある。 求人に応募する人が少ないという異常事態 日本より先行してワクチン接種が進んだ米国では、すでに経済がコロナ前の水準を超えるなど順調な回復ぶりを見せている。景気拡大に伴って求人も増加しており、本来であれば、就業者数が大きく増えるはずだった。ところが9月の雇用統計では、雇用者数の増加が前月比でわずか19万4000人にとどまるなど、雇用の伸び悩みに直面している(事前の予想は50万人増だった)。 米国は日本と異なり、雇用の流動性が高いので、コロナ危機のような事態が発生すると多くの
ホンダは10月から、通勤手当の固定支給を廃止し、実費精算に切り替える方針だ。会社の拠点に出勤せず、自宅などで働くテレワークの増加に対応したもので、1日あたり250円の在宅勤務手当も新たに設ける。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、場所や時間にとらわれない新しい働き方を後押しする取り組みが広がりつつある。 ホンダは全社員を対象に、電車などで通勤する人には定期代を、マイカー通勤ならガソリン代などを1か月単位で支給してきた。新制度では、出勤した日数分の運賃や走行距離に応じて実費を支払う。 在宅勤務手当は、テレワークでかかる通信料や光熱費の負担を減らし、定着を促す狙いがある。本社や研究所、工場の事務系社員らが対象となる見込みで、労働組合と大筋で合意した。 通勤手当廃止やテレワーク手当の導入は、IT企業などが先行している。 携帯電話のソフトバンクは9月から交通費を実費とし、月4000円の在宅勤務手当
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自動車レースの最高峰「F1」に参戦するホンダは、12月12日のシリーズ最終戦「アブダビGP」がラストランとなった。温室効果ガスの削減に繋がる「カーボンニュートラル」に集中するためだ。12日のアブダビGPでは、ホンダがエンジンを提供するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が、最終ラップで逆転優勝する劇的な展開で有終の美を飾った。 #F1jp 2021シーズン最終戦のレポートを掲載しました🖊 👉 https://t.co/NzcZVQdYLq フェルスタッペン選手が自身初の世界チャンピオンに輝き、HondaはF1ラストイヤーに30年ぶりのチャンピオンとなりました🏆#PoweredByHonda #ホンダモースポ pic.twitter.com/rT7y6mAF1q — HondaモータースポーツLive (@HondaJP_Live) December 12, 2021
東武東上線では、末端区間ともいえる寄居~川越市間で1時間近い終電繰り下げが行われます。昨今では大都市圏でも終電の繰り上げが進む中、異例とも言える動きですが、なぜこのようなダイヤ改正となったのでしょうか。 森林公園~寄居間は最大57分も繰り下げに 東武東上線では、2023年3月18日に予定しているダイヤ改正で、寄居~川越市間の平日上り終電が大幅に繰り下がります。寄居~森林公園間は最大57分、森林公園~川越市間は最大52分もの繰り下げとなります。 拡大画像 末端区間で終電繰り下げが行われる東武東上線(画像:写真AC)。 これにより、現行のダイヤでは、小川町駅乗り換えで寄居駅23時11分発・川越市駅着24時12分であった終電が、ダイヤ改正後は寄居駅24時08分発・川越市駅着1時02分となります。 都心から見ると”末端部”ともいえる区間でピンポイントに行われる、終電の大幅繰り下げ。昨今では大都市圏
本田技術研究所本社(「Wikipedia」より/ウェルワィ) ホンダが創業者の本田宗一郎氏のこだわりを捨て去る組織改革に乗り出す。ホンダは4月1日付けで、本田技術研究所が手がけている市販用四輪車の開発部門をホンダ本体に移管することを決めた。しがらみのない技術研究所で自動車開発に専念できることが、技術でライバルをリードするホンダの競争力の源泉だったはずだが、あっさりとその看板を下ろす。しかも「社員の多くがもっとも軽蔑するトヨタ自動車」(ホンダ社員)と似たような戦略を相次いで打ち出している。普通の自動車メーカーになるホンダに明日はあるのか。 「成功は99%の失敗に支えられた1%だ」 技術一筋で静岡県の町工場を世界的な自動車メーカーへと成長させたホンダ創業者である本田氏は、自動車メーカーにとって研究開発力がすべてと考え、1960年に研究開発部門を分離・独立させて本田技術研究所を創設した。以来、現
14日午前、三重県鈴鹿市にある大手自動車メーカー、「ホンダ」の工場で配電盤が爆発し、男性従業員2人が上半身などをやけどする大けがをしました。警察と消防が爆発の原因を詳しく調べています。 14日午前9時すぎ、鈴鹿市平田町にある本田技研工業鈴鹿製作所の警備員から「作業中の男性2人がやけどした」という通報が消防にありました。 警察などによりますと、当時、工場内で従業員2人が配電盤を操作していたところ突然、爆発音がしたということで、2人のうち21歳の会社員が上半身を、27歳の派遣社員が顔を、それぞれやけどする大けがをしたということです。 警察によりますと、配電盤は溶鉱炉のもので、今月5日から停止していたということですが、15日以降、溶鉱炉を動かすため配電盤に電気が通るかどうかを確認する作業の途中に爆発が起きたということです。 警察と消防が爆発の原因を詳しく調べています。
2021年8月3日、ホンダは「NSXの最終仕様を公開する」と発表。2016年に発表された現行型NSXは、2022年いっぱいで生産終了するという。ホンダはこれに先立ってレジェンド、クラリティ、オデッセイの国内販売終了を全国の販売店へ通達。S660の生産終了も公表している。 「グローバルで生産、販売体制を見直している」というホンダだが、あまりに急だし、あまりに場当たり的な判断に見えてしまう。ホンダはいったい何を考えてこのような判断をくだしているのか。初代NSXオーナーでもあった国沢光宏氏に伺った。 文/国沢光宏 写真/池之平昌信、奥隅圭之、ベストカーWeb編集部、HONDA 【画像ギャラリー】さよならNSX…圧倒的に美しかった初代と苦労を続けた2代目NSXの画像たち(20枚)画像ギャラリー ■初代NSXは試作車の段階で購入決定したのに 当たり前かもしれないけれど、ホンダがNSXの生産を中止する
ホンダは北米で、最初と最後のワンマイルに使うことを想定した新型電動モビリティ「モトコンパクト(Motocompacto)」を発表した。折り畳み可能なe-Scooterを謳い、11月にも公式サイトやホンダディーラー、Acuraディーラーで発売するという。しかも、1000ドル以下で……! 円安って言っても約14万6500円ですよ!これ日本でも発売してくれないかなぁ……。そう思わずにはいられないカワイイヤツが登場した。北米で発表された「モトコンパクト(Motocompacto)」は、1980年代初頭に発売されたモトコンポを現代的なデザインとし、電動化した新しいモビリティだ。 乗って楽しいファースト/ラストワンマイルを標榜し、満充電で最大12マイル(19.3km)の走行が可能。充電器は超スリムな本体に収納可能で、110V電源を利用した場合に3.5時間でフル充電を終えることができる。11月には公式サ
自動車メーカーのホンダは、2040年に世界で販売する新車を、すべてEV=電気自動車と、水素で発電するFCV=燃料電池車にするという新たな目標を打ち出しました。ハイブリッド車を含めてガソリンエンジンを使う車をなくす目標を掲げたのは、国内メーカーでは初めてです。これは今月就任したホンダの三部敏宏社長が23日、都内で開いた記者会見で明らかにしました。 それによりますと、ホンダは車の電動化の新たな目標として、2040年に世界で販売する新車を、すべてEVとFCVにすることを目指すとしています。 EVとFCVは走行中に二酸化炭素を出さず、ハイブリッド車を含めてガソリンエンジンを使う車をなくす目標を掲げたのは、国内メーカーでは初めてです。 また、この目標に向けて3年後の2024年には、国内で軽自動車サイズのEVを投入する計画で、こうした電動化などに今後6年間で5兆円を投資するということです。 三部社長は
Published 2024/06/22 20:51 (JST) Updated 2024/06/22 20:57 (JST) ホンダが原動機付き自転車(ミニバイク)のうち、排気量50cc以下の生産を終了することが22日分かった。市場をけん引し「庶民の足」として親しまれる移動手段に育てたが、国際的な排ガス規制強化の流れで適用される新規制基準への対応が困難と判断した。適用が始まる2025年11月までに生産を終える見通しだ。 ホンダは50cc以下でトップシェアを握る。1958年に販売を始めた「スーパーカブ」シリーズが人気車種となり、市場拡大を主導した。同シリーズは累計生産が1億台を超え、世界で最も売れたバイクとして有名だ。燃費の良さなどが評価され、国内では郵便や新聞の配達用として普及した。 ただ、近年は近距離の移動手段として電動アシスト自転車が普及し、電動キックボードなどの存在感も高まる中、5
2020年10月30日に発売されたホンダのEVシティコミューター、ホンダe。 このホンダeを購入したモータージャーナリストの片岡英明氏に気に入った点、不満な点はどんなところにあるのか聞いてみた。またホンダeの1充電あたりの航続距離はWLTCモードで259~283kmだが、実際走ってどのくらいなのだろうか? さらにEVを購入する人にとって、気になるのが1充電あたりの航続距離と価格。これまでEVに10万km以上乗ってきた筆者が、どれくらいの航続距離、価格だったら満足するのかも聞いてみた。 文/片岡英明 写真/片岡英明、ホンダ、トヨタ、WULING MOTORS、ベストカーweb編集部 【画像ギャラリー】ホンダeに5000km以上乗った筆者が感じる不満とは? BEV(純電気自動車)のホンダeが我が家に来て、この8月で9ヵ月になる。販売価格は高いし、海外への供給を優先しているため、年間販売台数10
トヨタRAV4 PHVと、ホンダのHonda eの予約注文が中止になった。両車とも想定以上に売れたことが理由なのだが、トヨタははっきりとバッテリーの供給が間に合わないと説明している。ホンダは予定生産台数の国内配分枠を売り切ったからというのが公式説明だが、まあおそらくは、その予定生産量を決めているのはバッテリーの供給量だと踏んで間違いはあるまい。 予約なんて取れるだけ取ればいいと思うかもしれないが、そこはまた一筋縄ではいかない。政府のCEV(Clean Energy Vehicle)補助金の補助額は動力タイプごとに異なるし、対象車種と金額は、年度ごとに改訂される。 受注したはいいが、年度の申請期限内に納車できないと、補助金の交付条件が変わってしまうおそれがあるため、納期がずるずると伸びることは許されない。年度内に納車できる分以上の受注は、ユーザーの支払い総額に影響を与える可能性があるのだ。万
by Dan Burton 本田技研工業(ホンダ)が社内で使用しているElasticsearchデータベースが、特別な認証なしでアクセスできる状態でホストされていることをCloudflareで働くJustinさんが発見しました。 Honda leaks database with employee computer data https://rainbowtabl.es/2019/07/31/honda-motor-company-leak/ Justinさんが発見したのは、ホンダが社内ネットワークで使用するデータベース。データベース内に保持されているデータは、「ホンダの内部機器目録のようなもののようです」とJustinさんは記しています。データベースにはマシンのホスト名、MACアドレス、IPアドレス、OSバージョン、適用されたパッチ、エンドポイントセキュリティソフトウェアのステータスなど
スズキが年間台数で初めて国内2位に躍進! なぜホンダ越え実現? 今年1月5日、登録車と軽自動車などを合計した「ブランド別新車販売台数」が発表され、国内メーカーではスズキが63万842台で2位となった。2019年まで2位だったホンダは61万9132台で3位。スズキの2位は統計が残っている1993年以来初の快挙だという。 なぜスズキはホンダを越えることができたのか? その裏には20年前と比べるとデータから明らかなスズキのクルマ作りの進化と戦略の変化があった。 文/渡辺陽一郎、写真/SUZUKI、HONDA、奥隅圭之 【画像ギャラリー】今や軽だけじゃない! スズキの登録車 全ラインナップを見る! 2020年の国内販売台数(暦年/速報値)を見て驚いた。1位はいつものトヨタだが、2位にスズキが入っている。3位はホンダ、4位はダイハツ、5位は日産と続く。この数年間は、ホンダが2位、スズキは3位だったか
自動車メーカーのホンダは、2030年までに世界で30車種のEV=電気自動車を投入し、年間200万台以上を生産するという新たな計画を打ち出しました。 年間生産台数のおよそ半分をEVにする規模で、具体的な開発計画を示すことで、電動化を加速させるねらいです。 ホンダが12日、発表したEVの新たな戦略では、2030年までに世界で30車種のEVを投入し、年間、200万台以上を生産する計画です。 このうち日本では、再来年に軽自動車サイズの商用のEVを100万円台で投入し、その後、一般向けの車も販売します。 ホンダは去年、世界で413万台の車を生産していますが、そのおよそ半分をEVにするという規模で、今後10年間でEVや関連するソフトウエアの研究開発などに5兆円を投資し、戦略の強化に乗り出します。 また、EVの心臓部となるバッテリーについては、北米では、提携しているGM=ゼネラル・モーターズから調達する
世界的にEV=電気自動車の開発競争が激しくなる中、ソニーグループとホンダは、EVの開発や販売で提携すると発表しました。年内に両社で新会社を設立し、2025年に電気自動車の最初のモデルの販売開始を目指すとしています。 ソニーグループは、4年前からEVの開発を進め、ことし1月には、SUV=多目的スポーツ車タイプの最新の試作車を公開し、EVの市場投入を本格的に検討することを明らかにしていました。 こうした中、ソニーグループは、ホンダとの間で、EVの開発や販売、それに関連するサービスの提供などで提携することで合意したと発表しました。 具体的には、年内に両社で新会社を設立し、ホンダが車体の開発や製造などの技術を提供する一方、ソニーはセンサーや通信などの技術を提供し、新時代の自動車やサービスの実現を目指すとしています。 そのうえで3年後の2025年に、EVの最初のモデルの販売を目指すとしています。 E
昔のアメ車のほか、シトロエンでは長く存在した後輪がボディに隠れるデザインのクルマ、なぜ見なくなったのでしょうか。そもそも、どのような意味があったのでしょうか。現在ラインアップされている日本車にも、まだ残っています。 「スパッツ」「スカート」などとも クルマの魅力や個性の源のひとつとなるのがデザインです。そうしたクルマのデザインの中で、非常にユニークなものに「後輪のカバー」があります。通常のクルマは、前後のタイヤの形にあわせてボディ側面が開いているものですが、あえて後輪を覆ってしまうデザインで、このカバーは「スパッツ」や「スカート」と呼ばれることもあります。 日本車で後輪のカバーを採用するのは、多くの場合レーシングカーで、量産車に採用されることはめったにありません。平成以降のモデルで後輪カバーのデザインが完全な形で採用されたのは、1999(平成11)年に登場したホンダの初代「インサイト」くら
2021年4月23日、ホンダが宇宙事業に参入する計画を持ち、ロケット開発を進めていることが明らかになった。三部敏宏社長へのインタビューによれば、「小さな衛星を打ち上げるためのロケット」を計画しているという 8000億円規模の研究開発費を持つ大手自動車メーカーの宇宙開発、しかも宇宙輸送への参入とあって期待されるが、公表された事実はまだ少ない。開発目標などについては何らかの推測ができるような段階ではない。ただし、いくつか公式発表からうかがえることがある。民間開発のロケットとして言及のあった米スペースの例とも比較しながら考えてみたい。 「小型ロケット」市場とは まず、ロケットのクラスだ。三部社長は、イーロン・マスクCEO率いるスペースXの名を挙げ、「我々はあんな大きなロケットを作ろうとは思っていない」「小さなロケット、小さな衛星を打ち上げるためのロケット」と述べたという。 衛星打ち上げロケットは
車に搭載されたカメラだけで自動運転を実現しようという技術開発が新たに始まることになりました。ホンダは、早ければ2030年ごろの実用化に向けて、今月、実証実験に乗り出します。 ホンダが実証実験を始めるのは、車に搭載されたカメラの映像から道路や歩行者などの状況をリアルタイムで解析して自動運転を行う技術です。 カメラのほかには、車に搭載するセンサーなどの装置や高精細な地図情報などのインフラ整備を必要とせず、コストも抑えられるのが特徴だとしています。 さらに、車に乗る際などに音声やジェスチャーでAI=人工知能とやりとりができる技術を組み合わせ、車への指示や操作を簡単にできるようにする開発も進めます。 実証実験は茨城県常総市で今月から始まり、会社では早ければ2030年ごろの実用化を目指すとしています。 本田技術研究所の安井裕司エグゼクティブチーフエンジニアは「SF映画で描かれているような賢いモビリテ
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