並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

161 - 200 件 / 534件

新着順 人気順

Physicsの検索結果161 - 200 件 / 534件

  • 太陽系の最果て「オールトの雲」では恒星間天体の方が多い可能性が判明

    【▲ オールトの雲の想像図。太陽系の外周を取り囲んでいる(Credit: Shutterstock)】ハーバード・スミソニアン天体物理学センターは8月22日、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文学者アミール・シラジ氏やアビ・ローブ氏などが率いる研究チームが、太陽系の最果てにあるオールトの雲(Oort cloud)においては、元々太陽系に属する天体よりも、恒星間天体の数の方が多い可能性があることを突き止めたと発表しました。 太陽系の最も外側にあるとされるオールトの雲は、太陽から1万から10万AU(1AUは太陽から地球までの平均距離)のところにあり、1兆個ほどの氷の微惑星が球殻状に太陽系を取り囲んでいると考えられています。長周期彗星(公転周期が200年以上の彗星)はここからやってくると考えられているために「彗星の巣」とも呼ばれています。 【▲ 2019年に発見されたボリソフ彗星。人

      太陽系の最果て「オールトの雲」では恒星間天体の方が多い可能性が判明
    • 特殊相対性理論の現象実証、阪大 「アインシュタインの宿題解決」 | 共同通信

      Published 2022/10/21 00:01 (JST) Updated 2022/10/21 09:42 (JST) 大阪大、三重大などのチームは20日、電子が光と同じくらいの速さで移動すると、電子周辺にできる静電気力の働く空間「電場」が進行方向に収縮する現象を世界で初めて実証したと英科学誌ネイチャーフィジックスに発表した。アインシュタインの特殊相対性理論で予想された現象で、チームの中嶋誠大阪大准教授(超高速分光)は「100年以上前に予想され、アインシュタインが残した宿題を解決できた」としている。 特殊相対性理論は1905年に発表。秒速約30万キロで進む光に近い速さで移動すると時間がゆっくり流れることや、物質がエネルギーに変換できることが示され、それぞれ既に実証された。

        特殊相対性理論の現象実証、阪大 「アインシュタインの宿題解決」 | 共同通信
      • ノーベル賞益川敏英さんが死去、その戦争体験と軍事研究反対の言葉|社会|地域のニュース|京都新聞

        ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英さんが29日までに、81歳で亡くなった。京都大名誉教授、京都産業大名誉教授。益川さんは科学者の立場から軍事研究への荷担に反対してきた。その背景には戦争の体験があった。2017年の京都新聞インタビューに、研究者の倫理や平和への希求を、京大で先輩教員にあたる湯川秀樹博士への複雑な思いを語っていた。 「終戦は5歳ぐらいで記憶はない。名古屋市内の神社の近くに住んでいたが、3月の大空襲は鮮明に覚えている。B29は高度1万メートルを飛ぶが、日本の高射砲は7千メートルまでしか届かない。歓迎の花火を打ち上げているようなものだった。焼夷弾が自宅の屋根を突き破り、目の前に転がった。不発弾で助かったけれども周囲は焼け野原。リヤカーに家具や布団を積んで火の海の中を両親と逃げ惑った」 -防衛省は科学者に研究費を支給する「安全保障技術研究推進制度」を本年度、110億円規模に一気に増額し

          ノーベル賞益川敏英さんが死去、その戦争体験と軍事研究反対の言葉|社会|地域のニュース|京都新聞
        • What is a collision?

          2D Rigid Body Collision Resolution Part 1: Defining the problemFrom Mario bouncing off a Goomba to two cars bumping into each other in a racing game, dealing with collisions is such an integral part of most video games that we often take it for granted. In this series of blog posts, I want to show you what actually goes on behind the scenes in a physics simulation like the one above. While we're g

            What is a collision?
          • ついに虚数を観測することに成功! - ナゾロジー

            虚数の測定に成功したようです。 3月1日に『Physical Review Letters』(理論パート)と『Physical Review A』(実験パート)に掲載された論文によれば、量子の世界において虚数で表現される部分が、粒子の状態において決定的な役割を果たすことが示されました。 具体的には、もつれ状態にあり、かつ実数部分の情報が同じで見分けがつかない光子のペアを、虚数部分の情報を元に見分けたのです。 何を言っているのかわからないと思いますし、にわかには信じがたい内容ですが、論文が掲載された『Physical Review』は物理学では最も権威がある科学雑誌であり、信ぴょう性は高いと言えます。 しかし、いったいどんな方法で、虚数は観測されたのでしょうか?

              ついに虚数を観測することに成功! - ナゾロジー
            • 謎の自然現象「バイカル禅」氷の台座に石が乗る理由を解明! - ナゾロジー

              非常に低温の環境では、自然に形成された細い氷の台座の上に不安定に石が乗っかる謎の現象が確認されています。 主に低高度の氷河や、ロシアのバイカル湖などで確認されるこの現象は、見た目が日本庭園の石に似ていることから「バイカル禅(Baikal Zen)」と呼ばれています。 これまでこの現象についての予想はあったものの、同じ現象を実験室で再現することはできずにいました。 しかし、フランス国立科学研究センター(CNRS)はこの現象を実験室で再現することに成功し、その動画を公開しています。 研究の詳細は、今週、科学雑誌『米国科学アカデミー紀要:PNAS』に掲載されるとのことです。 Zen stones naturally placed atop pedestals of ice: A phenomenon finally understood https://phys.org/news/2021-09

                謎の自然現象「バイカル禅」氷の台座に石が乗る理由を解明! - ナゾロジー
              • ソーラーパネルの表面に「単純な模様」を追加するだけで光の吸収効率が2倍以上になるとの研究結果

                近年では再生可能エネルギーの研究や導入が世界各国で進められており、太陽光発電などの発電効率も次第に高まっています。イギリスのヨーク大学がポルトガルのヌエバ・デ・リスボン大学と共同で行った研究では、ソーラーパネルの表面に単純なパターンのエッチングを施すことで、光の吸収効率が2倍以上になる可能性があると判明しました。 OSA | Light trapping in solar cells: simple design rules to maximize absorption https://www.osapublishing.org/optica/abstract.cfm?uri=optica-7-10-1377 Scientists see the light: new solar panel design could lead to wider use of renewable energ

                  ソーラーパネルの表面に「単純な模様」を追加するだけで光の吸収効率が2倍以上になるとの研究結果
                • プレスリリース|学習院大学

                  2024.07.22 「大学時報」第417号(2024.7月号)「小特集 大学の研究力促進に向けた学内環境整備の取り組み」に、本学の寄稿記事が掲載されました。

                    プレスリリース|学習院大学
                  • この感染は拡大か収束か:再生産数 R の物理的意味と決定 ~単純なモデル方程式に基づく行動変容の判断のために~ | RAD-IT21

                    京都大学エネルギー理工学研究所 准教授 佐賀県立伊万里高等学校出身。京都大学理学部卒。九州大学大学院総合理工学研究科修了。博士(工学)。 自然科学研究機構核融合科学研究所助手(現助教)、東京大学高温プラズマ研究センター、東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻准教授を経て2013年2月より現職(宇治キャンパス)。 専門:プラズマ理工学、核融合学、プラズマ計測、分光学。科学教育。 趣味:ピアノ。囲碁。元フィギュアスケート選手。 5回転ジャンプと核融合発電、人類はどちらを先に手にするでしょうか。世代を超えた継続的かつ効率的な育成システム構築が重要でしょう。 印刷用PDF 1. はじめに 2019年末、中国湖北省武漢で発生した新型コロナ肺炎(後にCOVID-19と命名)は、2020年2-3月現在、世界的な猛威を振い[1]、3月12日には、(遅きに失した感もあるが)世界保健機関(WHO)がパンデミ

                    • 量子コンピューターに革新を起こす発見が「機材の爆発」から生まれる

                      By IBM Research ペニシリンやポリエチレンの発見のような、偶然による発見が現代の科学技術を大きく進歩させてきました。従来のPCよりも約1億倍高速とされる量子コンピューターの技術を大きく進歩させる可能性を秘めた発見もまた、実験室で起こった偶然によって生み出されたことが報告されています。 Coherent electrical control of a single high-spin nucleus in silicon | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-020-2057-7 Engineers crack 58-year-old puzzle on way to quantum breakthrough | UNSW Newsroom https://newsroom.unsw.edu.au/news/scienc

                        量子コンピューターに革新を起こす発見が「機材の爆発」から生まれる
                      • クマムシを「量子もつれ」状態にすることに成功! - ナゾロジー

                        クマムシが量子的なもつれ状態になったようです。 シンガポールの南洋理工大学で行われた研究によれば、クマムシを極低温の量子ビット回路に組み込んだところ、クマムシにも量子世界に特有の、観察するまでは状態が確定しない「量子もつれ」に移行した、とのこと。 クマムシは絶対零度に近いマイナス272℃から水の沸点を上回る150℃までの温度を生き延び、宇宙空間でも10日間が生存可能と異常な能力が知られていますが、どうやら量子的な能力を獲得することも可能なようです。 研究内容の詳細は12月16日にプレプリントサーバーである『arXiv』にて公開されています。

                          クマムシを「量子もつれ」状態にすることに成功! - ナゾロジー
                        • 「物質の第5の状態」が国際宇宙ステーションで生成される

                          「物質の第5の状態」であるボーズ=アインシュタイン凝縮(Bose-Einstein condensation:BEC)が国際宇宙ステーション(ISS)で行われた実験で生成されました。今回の実験では、宇宙という微小重力環境におけるボーズ・アインシュタイン凝縮は、地球上のものとはさまざまな特性が異なるということが実証されました。 Observation of Bose–Einstein condensates in an Earth-orbiting research lab | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-020-2346-1 Quantum matter orbits Earth https://www.nature.com/articles/d41586-020-01653-6 Quantum 'fifth state of

                            「物質の第5の状態」が国際宇宙ステーションで生成される
                          • 歴史で学ぶ量子力学【改訂版・2】「自分が物理学など何も知らない喜劇役者だったらよかったのに」 - ナゾロジー

                            物質の全ては波物理学の常識では同時に成り立つはずのない2つの性質「粒子」と「波動」が、どちらも成り立ってしまうという問題に対し、最初の光を当てたのが、物理学者としては異例の系譜を持つフランス公爵家出身の貴公子ルイ・ド・ブロイでした。 「アインシュタインの発見は、あらゆる物質粒子、特に電子に拡張されなければならない」ルイ・ド・ブロイの肖像 / Credit:Wikipedia Commons彼はX線を研究する兄モーリスの影響で物理学にはまっていき、兄が公爵家を継ぐために科学の道を諦めたため、その意志を引き継いで物理学者になりました。 ド・ブロイの発想は非常に画期的でした。 彼は光が粒子なのか、波なのかという論争を物理学者たちが繰り広げる中で、次のようなことを考えたのです。 「波であるはずの光が粒子のように振る舞うのだとしたら、原子などの粒子は波のように振る舞うのではないだろうか?」 ド・ブロ

                              歴史で学ぶ量子力学【改訂版・2】「自分が物理学など何も知らない喜劇役者だったらよかったのに」 - ナゾロジー
                            • 素粒子ミューオンの奇妙な歳差運動の原因は「第五の力」か、「未知の次元」か

                              Sonam Sheth,Jessica Orwig [原文] (翻訳:梅田智世/ガリレオ、編集:井上俊彦) Aug. 28, 2023, 07:00 PM サイエンス 18,346 フェルミ研究所で2018年に始まった「ミューオンg-2」実験では、写真のリング状の装置「g-2蓄積リング磁石」の中で、光速に近いスピードでミューオンを周回させる。 Fermilab ミューオン(ミュー粒子)と呼ばれる素粒子の歳差運動(首振り運動)は、物理学の標準理論では説明がつかない。 その奇妙な挙動は、自然界に存在する第五の力、あるいは未知の次元の証拠かもしれない。 科学者は2001年、2021年、そして2023年にこの現象を観察した。ただの偶然ではない可能性が高い。 ある素粒子が予想外の挙動をとるさらなる証拠を、アメリカのフェルミ国立加速器研究所の物理学者チームが発見した。そうした予想外の挙動は、自然界に未

                                素粒子ミューオンの奇妙な歳差運動の原因は「第五の力」か、「未知の次元」か
                              • Daily Life:物理(学)帝国主義という言葉を使い始めたのはだれか

                                July 23, 2023 物理(学)帝国主義という言葉を使い始めたのはだれか (細矢先生のお名前を間違えるなどいくつか誤字を指摘いただきましたので修正しました。ありがとうございます)(さらにご指摘をいただき追補を別記事として書きました。)(さらにご指摘をいただきオルテガのスペイン語原文についての追記をしました) 「物理帝国主義」ないし「物理学帝国主義」という言葉は物理学と他の学問のある種の関係や物理学者の態度を指すことばとして漠然と用いられることが多いと思うが、だれがこういう言葉を使い始めたのだろうか? ネット上を少し検索すると「伏見康治によると、この言葉は桑原武夫が初めて使ったとのこと」という解説が出てくる(ウィキペディア「物理帝国主義」の項、2023年7月15日参照)。まずはその参考文献をみてみることからはじめる。 1細矢治夫の記述 典拠となっているのは化学者の細矢治夫が『日本物理学

                                • 植物の葉の色はなぜ緑色か? - tsujimotterのノートブック

                                  夏です。木々の緑が鮮やかな季節がやってきました。 [tsujimotterの母校、北大にて撮影] 植物の葉を眺めてると、私はいつもこんな疑問を思い浮かべます。 どうして緑色なのだろうか? 色は、私たちは幼い頃から知っている身近な存在です。その一方で、とても神秘的な存在でもあります。 色とは何だろうか? 考えれば考えるほど、その正体が分からなくなってしまうのです。 たとえば、みなさんは色の仕組みに関するこんな問いに答えられるでしょうか? ・空の色が青色なのはなぜだろう?(太陽の光は白色のはずなのに) ・絵具を混ぜて金色が作れないのはなぜだろう?(そもそも金色っていったい何なのだろう) ・モルフォチョウの翅の色がきらびやかな青色をしているのはなぜだろう?(自然界には青色をした物質はほとんどない) 今回考えたいのは「植物の葉はなぜ緑色なのか?」です。 この問いを突き詰めていくと、分子の中にある電

                                    植物の葉の色はなぜ緑色か? - tsujimotterのノートブック
                                  • 『〈現在〉という謎』をめぐる議論

                                    • 哲学者は物理学者の本気の拳をどう受け止めるか…谷村省吾「一物理学者が観た哲学」を読んで|R. Maruyama

                                      こんなものが読めるとは思っていなかった。驚き、悲しみ、何度も頭に血がのぼった。そして、著者の本気度に慄いた。 物理学者の谷村省吾先生(以下、谷村氏)による、『〈現在〉という謎』への「補足ノート」が公開された。本書の発行時から、公開が予告されていた文章だ。 谷村省吾「一物理学者が観た哲学」(pdf) http://www.phys.cs.is.nagoya-u.ac.jp/~tanimura/time/note.html 書籍『〈現在〉という謎』に関しては、感想をブログに書いた: 同書で谷村氏と分析哲学者たちの応酬を読んだ私は、当初は谷村氏が「挑発者」の役を演じているのではないかと思った。裏ではお互いわかり合っていながらも、本を面白くするために、敢えて対立点を強調したのではないかと。そうであってほしいとも思っていた。 しかし、違った。本気だった。谷村氏は、物理学者としてのインテグリティを賭し

                                        哲学者は物理学者の本気の拳をどう受け止めるか…谷村省吾「一物理学者が観た哲学」を読んで|R. Maruyama
                                      • 周期表にない架空の原子からできているかの様に振る舞う物質、愛媛大が発見

                                        愛媛大学は3月10日、118種類の原子すべてをまとめた周期表に記載されていない、仮想的な原子からできているかのように振る舞う物質を発見し、その物質中では質量がゼロの特殊な電子が光速に近い速度で動き回っていることも発見したと発表した。 同成果は、愛媛大大学院 理工学研究科の内藤俊雄教授らの研究チームによるもの。詳細は、結晶学に関連する全般を扱う学術誌「Crystals」にオンライン掲載された。 現在の科学では原子番号1の水素から同118のオガネソンまで、118種類の原子の存在が確認されており、それらはすべて周期表に記載されている。研究チームは、さまざまな分子からなる伝導性物質や磁性体などを長年にわたって研究してきており、これまでも、紫外線を当てたときだけ金属に変わる有機物など、ほかの物質には見られない機能を持った新しい物質を発見してきたという。今回の研究もそうした一連の流れとして、新しい物質

                                          周期表にない架空の原子からできているかの様に振る舞う物質、愛媛大が発見
                                        • スティーヴン・ホーキングが残した「ブラックホール情報パラドックス」が解決か、ブラックホールから情報を取り出せる可能性

                                          量子物理学の法則では、物質の状態が変化してもその「情報」が失われることはなく、変化後の形態に保存されている情報から過去の状態を知ることができます。しかし、巨大な天体が崩壊して形成されるブラックホールにおいては、元の情報が失われてしまう「ブラックホール情報パラドックス」が生じます。このパラドックスについて、イギリス・サセックス大学の物理学教授であるザビエル・カルメット氏らが、ブラックホール情報パラドックスを解決する方法を発見したと報告しました。 Quantum gravitational corrections to particle creation by black holes - ScienceDirect https://doi.org/10.1016/j.physletb.2023.137820 ‘Quantum hair’ could resolve Hawking’s blac

                                            スティーヴン・ホーキングが残した「ブラックホール情報パラドックス」が解決か、ブラックホールから情報を取り出せる可能性
                                          • 『TENET テネット』物理学者が徹底検証!“逆行する”世界とは何だったのか? ※ネタバレ注意【CINEMORE ACADEMY Vol.9】|CINEMORE(シネモア)

                                            公開以来リピーター続出の、クリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』。時間軸を駆使するスタイルはいつも通りなのだが、今回ばかりは想像以上の難解さに、驚いた人も多かったのではないだろうか? 二度三度と鑑賞して、“逆行する世界”を理解しようとチャレンジする人も出てきているようだが、その助けになっているのが、劇場用パンフレットだ。そこに寄稿されている、物理学者の山崎詩郎先生の解説が非常に分かりやすく、パンフを熟読してから二度目の鑑賞に臨むと、映画の理解がかなり進むとも言われている。なお山崎先生は本作字幕の科学監修も手がけている。 今回のCINEMORE ACADEMYでは、その山崎先生をゲストに迎え、ノーランが築いた“逆行する世界”の秘密を、物理学の視点から徹底検証する。山崎先生に話を伺ったのは、CINEMOREで『インターステラー』や『2001年宇宙の旅』などに関する記事を執筆した

                                              『TENET テネット』物理学者が徹底検証!“逆行する”世界とは何だったのか? ※ネタバレ注意【CINEMORE ACADEMY Vol.9】|CINEMORE(シネモア)
                                            • 「桶」と「樽」の違い、文化的にはフタの有無なのですが木材物理学ではこうなんです→専門家の語る微妙な使い分け

                                              林 知行 @HayashiTomoyuki 森林科学系では、木材物理学なんかで教えられる「ツカミのネタ」です 桶(おけ)と樽(たる)の違いは、文化史的には蓋(ふた)のあるなしということになっているんですが、けっこう例外があって・・・ 木材物理的には、水分に長期間接触する場合と一過性の場合とで明らかに使い分けられています pic.twitter.com/9tnwLBzKv3 林 知行 @HayashiTomoyuki ウッドエンジニアリングの研究者(農学博士) 樹と木と木造に関する講演のフォローを主に掲載しています。京大生存圏研究所特任教授、秋田県立大学名誉教授、京大木材研究所(現・生存研)で大学院修士・博士課程を修了  近著:増補改訂版「プロでも意外に知らない木の知識」(学芸出版社)、目からウロコの木のはなし(技報堂) imasarahitoni.blog101.fc2.com

                                                「桶」と「樽」の違い、文化的にはフタの有無なのですが木材物理学ではこうなんです→専門家の語る微妙な使い分け
                                              • 住宅メーカーが時代に合わせて『ウイルスに強い家』を売り出し始める→その機能はもともと需要ある!と反響

                                                さとひ/渡辺裕子(仕事用) @satohi11 「ウイルスに強い家」というハウスメーカーの宣伝文句、またなんかあやしいものかと思いきや「玄関入ってすぐ洗面所、服の埃を吸い取るバキュームあり」とか「自動ドアで何も触らずに帰宅してそのまま風呂へ直行できる」とか、物理的にウイルスに強かった。これ、花粉の季節にもいいなあ。 #nhk 2021-01-17 19:08:50

                                                  住宅メーカーが時代に合わせて『ウイルスに強い家』を売り出し始める→その機能はもともと需要ある!と反響
                                                • 物理を学びたい人文学徒のための読書案内

                                                  人文系の学科に籍を置く大学生・大学院生や,現在大学に所属してない方など,物理のフォーマルな教育を受ける機会がない(あるいはなかった)方で,大学レベルの物理を学びたいと思っている方は多いと思う.しかし,カリキュラムを組んでくれる先生や,どのように学習を進めればいいのかについて情報交換してくれる友人・先輩がいない環境で,ゼロから物理を学ぶのは非常に難しい.知識がない状態では,あるトピックについて学ぶ上でどのような予備知識が要求されるのか分からないし,選んだ教科書が自分の知識レベルに合っているかどうかを判別することも難しいからだ.その結果,自分の知識レベルでは太刀打ちできない本を読もうとして,結局挫折することになる(私もそのような経験を何度かした). この読書案内は,物理をこれから学ぼうと思う人が直面するこの最初の大きなハードルを乗り越える一助になればと思って書いた.もちろん人文系の学生に限らず

                                                  • データ消失の虚無から解放される物理保存ボタンが天才の発想だったがそのマークが神奈川県だった

                                                    一ノ瀬ランド🔞新作エルフの宴配信中❣️ @ichinoseland2 アプリが落ちて作業が虚空に消えたツイートをまた見たので共有しておきます。こういう物理ボタンに保存を設定して定期的に押す癖をつけるのです。 これのおかげでここ何年も5分以上のデータ消失はなくなりました💪 pic.twitter.com/3rkCgTN61e

                                                      データ消失の虚無から解放される物理保存ボタンが天才の発想だったがそのマークが神奈川県だった
                                                    • 現実を説明するには虚数が必要であることが最新の研究で示される

                                                      現実を正確に説明するには「本来存在しないはずの数」である虚数が必要であることが、最新の2つの研究により示されました。 Quantum theory based on real numbers can be experimentally falsified | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-021-04160-4 Physical Review Letters - Accepted Paper: Testing real quantum theory in an optical quantum network https://journals.aps.org/prl/accepted/0907bY08X531687d3971977071a6d5f742cb036ed Imaginary numbers could be neede

                                                        現実を説明するには虚数が必要であることが最新の研究で示される
                                                      • 言語の広がりや進化などを物理学者が力学的に分析する「言語物理学」とは?

                                                        物理学は基本的には自然科学の分野ですが、物理学の手法とツールはさまざまに応用可能で、社会物理学や経済物理学などの分野が発展しています。同じように物理学の手法を言語の分析や分類などに応用した言語物理学について、世界最大の物理学会の1つであるInstitute of Physics(IOP)の会員誌であるPhysics Worldが、日本語における「悪口」の広まりなどを例に挙げて解説しています。 The physics of languages – Physics World https://physicsworld.com/a/the-physics-of-languages/ 物理学を他の分野に適用する手法はさまざまな分野で浸透していますが、社会物理学や経済物理学と比べて、言語学への物理学の応用はあまり浸透していません。言語は、生物種と同じように広がり、進化し、競争し、絶滅していく性質があ

                                                          言語の広がりや進化などを物理学者が力学的に分析する「言語物理学」とは?
                                                        • 物理の法則に反して「電気は通すが熱は通さない物質」を物理学者が特定

                                                          by seventyfourimages 物理学の法則の中には、「よく電気を通す物質は熱も通しやすい」というものがあり、ウィーデマン・フランツの法則として知られています。しかし、このウィーデマン・フランツの法則に反して、「電気は通すが熱は伝えない物質」が発見されたことが分かりました。 Anomalously low electronic thermal conductivity in metallic vanadium dioxide | Science https://science.sciencemag.org/content/355/6323/371 Physicists Have Identified a Metal That Conducts Electricity But Not Heat https://www.sciencealert.com/physicists-iden

                                                            物理の法則に反して「電気は通すが熱は通さない物質」を物理学者が特定
                                                          • 超高エネルギーなニュートリノの反物質、南極で初観測:朝日新聞デジタル

                                                            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                              超高エネルギーなニュートリノの反物質、南極で初観測:朝日新聞デジタル
                                                            • 「ダイヤモンドより硬く割れにくい」炭素構造の生成条件が判明!宇宙には既にある可能性 - ナゾロジー

                                                              ダイヤモンドといえば、「非常に硬い物質」として有名です。 これはダイヤモンドを構成するそれぞれの炭素原子が結び付きの強い構造で配列されているからです。 そして理論的には、この炭素原子の配列を変更することで、さらに硬い材料が作れると考えられています。 最近、アメリカのサウスフロリダ大学(USF)に所属する物理学者イヴァン・オレイニク氏ら研究チームは、スーパーコンピュータを用いたシミュレーションにより、ダイヤモンドよりも圧力に対して30%高い抵抗力を示す「BC8」と呼ばれる構造の生成条件が判明したと報告しました。 「スーパーダイヤモンド」とも言えるこの物質は、非常に高い温度と圧力の中で生成されると考えられており、他の惑星では「既に存在しているかもしれない」とのこと。 研究の詳細は、2024年1月25日付の科学誌『Journal of Physical Chemistry Letters』に掲載

                                                                「ダイヤモンドより硬く割れにくい」炭素構造の生成条件が判明!宇宙には既にある可能性 - ナゾロジー
                                                              • プラズマの中で光を30%加速させることに成功

                                                                プラズマに強力なレーザーを2方向から照射することで、プラズマ中の光の速度を調整することができたとの実験結果が発表されました。高温のプラズマと強力なレーザーの相互作用を明らかにしたこの実験結果により、レーザーなどで燃料をプラズマ化させて核融合を起こす慣性閉じ込め方式の核融合技術が大きく進展すると期待されています。 Phys. Rev. Lett. 126, 205001 (2021) - Slow and Fast Light in Plasma Using Optical Wave Mixing https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.126.205001 Physics - Light Pulses Change Speed in a Plasma https://physics.aps.org/articles

                                                                  プラズマの中で光を30%加速させることに成功
                                                                • 物理学界に衝撃…「宇宙の秘密」を解くかもしれない「ノーベル賞級大発見」の中身(佐藤 瑶) @moneygendai

                                                                  物理界の根幹を揺るがす「大発見」 みなさんは「素粒子」という言葉を知っているだろうか。 素粒子とは、物質を構成する最小単位のことだが、物理界ではこの4月7日に、これまでの常識を大きく揺るがす大発見があったばかりである。 米フェルミ国立加速器研究所などのチームが、素粒子「ミューオン」が素粒子物理学の基本である「標準理論」では説明不可能な性質を示したことを発表したのだ。 標準理論とは、素粒子と自然界の力が働く仕組みを説明した理論であり、素粒子物理学が100年以上かけて構築してきたものだが、今回の実験結果によって未発見の素粒子や力が存在する可能性が出てきた。 もしこれが確認されれば、物理学の根幹をも変えてしまう大きな成果だ。

                                                                    物理学界に衝撃…「宇宙の秘密」を解くかもしれない「ノーベル賞級大発見」の中身(佐藤 瑶) @moneygendai
                                                                  • 日曜化学:量子力学の基本と球面調和関数の可視化(Python/matplotlib) - tsujimotterのノートブック

                                                                    最近、とある興味 *1 から量子力学(とりわけ量子化学)の勉強をしています。 水素原子の電子の軌道を計算すると、s軌道とかp軌道とかd軌道とかの計算が載っていて、対応する図が教科書に載っていたりしますよね。 こういうやつです: Wikipedia「球面調和関数」より引用 Attribution: I, Sarxos 個人的な体験ですが、予備校の頃は先生の影響で「化学」に大ハマりしていました *2。 ここから「Emanの物理学」というサイトの影響で「物理」に目覚め、そこからなぜか「数学」に目覚めて現在に至ります。そういった経緯もあって、化学には大変思い入れがあります。 特にこの水素原子の軌道の図は当時から気になっていて、自分で描いてみたいと思っていました。先日ようやく理解でき、実際に自分で描画できるまでになりました。以下がその画像です: これはタイトルにもある「球面調和関数」と呼ばれる関数を

                                                                      日曜化学:量子力学の基本と球面調和関数の可視化(Python/matplotlib) - tsujimotterのノートブック
                                                                    • 「常温常圧の超伝導体」として科学界に旋風を巻き起こしたLK-99が超伝導体ではないことはどのように明らかになったのか?

                                                                      韓国の研究チームが発表した「室温かつ常圧で超伝導状態になる物質・LK-99」については、発表当初から世界中の研究者から注目が集まり、複数の研究機関が再現実験を実施しました。最終的に、LK-99は超伝導体ではないことが明らかになっているのですが、そのプロセスを科学誌のNatureが解説しています。 LK-99 isn’t a superconductor — how science sleuths solved the mystery https://www.nature.com/articles/d41586-023-02585-7 事の発端となったのは、韓国・ソウルのスタートアップであるQuantum Energy Research Centreで働く研究者グループが発表した、「LK-99は少なくとも127度までの温度で超伝導体である」とする研究論文にあります。これまで超伝導体を生み出す

                                                                        「常温常圧の超伝導体」として科学界に旋風を巻き起こしたLK-99が超伝導体ではないことはどのように明らかになったのか?
                                                                      • 米国当局、UPSをインターネットから外すよう呼びかけ

                                                                        米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)とアメリカ合衆国エネルギー省(DOE: United States Department of Energy)は3月29日(米国時間)、「CISA INSIGHTS - Mitigating Attacks Against Uninterruptible Power Supply Devices」において、無停電電源装置(UPS: Uninterruptible Power Supply)の管理インタフェースをインターネット接続から外すように呼びかけを行った。 最近のUPSはネットワークから利用するための管理インタフェースを備えている。しかし、これがサイバー攻撃の標的になっているという。標準のユーザー名および

                                                                          米国当局、UPSをインターネットから外すよう呼びかけ
                                                                        • 2023年ノーベル物理学賞:物質中の電子の動きを解析する「アト秒の科学」を切り開いた3氏に

                                                                          2023年のノーベル物理学賞は「物質中の電子ダイナミクスを研究するためのアト秒パルス光の生成に関する実験的手法」に対して,米オハイオ州立大学のピエール・アゴスティーニ(Pierre Agostini)名誉教授,マックス・プランク量子光学研究所のフェレンツ・クラウス(Ferenc Krausz)教授,スウェーデン・ルンド大学のアンヌ・ルイリエ(Anne L’Huillier)教授の3氏に授与される。 電子は文字通り目にもとまらぬスピードで物質中を移動する。その動きを撮影するカメラがあれば,様々な物理現象の解明や材料開発に役立つ。しかしそのためには,ごく短い時間だけ光る「フラッシュ」が必要だ。フラッシュが光る時間が長いと,その間に電子が動き回ってブレてしまう。 まず,1980年代の後半に原子のレベルで化学反応を捉える手法が登場した。フェムト(10-15,つまり1000兆分の1)秒だけ光るレーザ

                                                                            2023年ノーベル物理学賞:物質中の電子の動きを解析する「アト秒の科学」を切り開いた3氏に
                                                                          • pythonで学ぶ計算物理 — pythonで学ぶ計算物理 ドキュメント

                                                                            pythonで学ぶ計算物理¶ このページは岡山大学理学部物理学科で開講されている講義「コンピュータ物理学2」の補助資料として公開しているものです。 pythonを使って物理学科の学生に身近な方程式を解くことで、計算物理の実践的な力を身に付けることを目指します。

                                                                            • 『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題|Web河出

                                                                              提題全文掲載 単行本 - 自然科学 『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題 松王政浩/谷村省吾 2021.05.28 2013年刊行の『科学を語るとはどういうことか』新版のため、須藤靖氏と伊勢田哲治氏に新たに対談していただくにあたり、松王政浩氏(科学哲学者)と谷村省吾氏(理論物理学者)に、提題をお願いしました。書籍には対談の体裁上、一部のみしか掲載できなかったため、全文を、こちらでお読みいただけるようにしています。これらの提題をもとに繰り広げられた議論については、ぜひ『科学を語るとはどういうことか 増補版』にてお楽しみください。 ■松王政浩氏からの提題 1(書籍p.311) 本書が「科学」対「科学哲学」という構図でありながら、科学側の視点としては、概ね須藤さんの「物理学者」の視点でしか語られていない。この本の副題は本来「物理学者、哲学者にモノ申す」とすべ

                                                                                『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題|Web河出
                                                                              • 「なにこれwww」ポケモンGOや歩数で報奨が貰えるゲーム向けの物理チートが売ってるらしい「3DSの頃に欲しかった」「親が3台並べてポケモンしてた」

                                                                                Fニキ @PORT9700K @larutan0430 ポケモンGO用のやつですね! それに乗せてほっとけば本来数十キロ歩かないと行けないアイテムが余裕で手に入れられる😁

                                                                                  「なにこれwww」ポケモンGOや歩数で報奨が貰えるゲーム向けの物理チートが売ってるらしい「3DSの頃に欲しかった」「親が3台並べてポケモンしてた」
                                                                                • 二重スリット実験では1つの粒子が2つの経路に分割されている、広島大が確認

                                                                                  広島大学は5月2日、光などの粒子は、粒子であると同時に波でもあるという二重性が未解決の問題となっているが、「フィードバック補償法」を中性子干渉に応用することにより、有名な二重スリット実験における、2つの経路を通過した中性子の分割比の定量的な測定に成功したほか、この結果が単一粒子の分割であり、集団の統計的な確率ではないことを示したことを発表した。 同成果は、オーストリア・ウィーン工科大学のHartmut Lemmel氏(仏・ラウエランジュバン研究所兼務)、同・Niels Geerits氏、同・Stephan Sponar氏、広島大大学院 先進理工系科学研究科 量子物質科学 量子光学物性のホルガ・F・ホフマン教授の国際共同研究チームによるもの。詳細は、米物理学会が刊行する物理とその関連する学際的な分野を扱うオープンアクセスジャーナル「Physical Review Research」に掲載され

                                                                                    二重スリット実験では1つの粒子が2つの経路に分割されている、広島大が確認

                                                                                  新着記事