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  • 書評「ソリューションアーキテクト-アソシエイトの教科書」は、AWSを学ぶ最初の1冊に最適 | DevelopersIO

    こんにちは、ちゃだいん(@chazuke4649)です。今日は最近出た、AWS初心者にはとても心強い本を紹介します。 その前に、 私はエンジニアとしての経験や知識が抜群に浅いので、当ブログにはめずらしい非エンジニアやIT初心者、これからAWSのことを知りたいと思っている心の友に向けて、メッセージを発信していければと思います。 なので大半のそうでない方には取るに足らない話かと思いますが……「昔はそんなこともあったかもなあ」と孫でも眺めるように見守っていただければ幸いです。 そんな中、今回紹介するのは「徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書」という資格対策の本です。 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 そもそもAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトとは AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト(略称:

      書評「ソリューションアーキテクト-アソシエイトの教科書」は、AWSを学ぶ最初の1冊に最適 | DevelopersIO
    • 読了: DECの興亡―IT先端企業の栄光と挫折 - 更地

      2013-11-12 読了: DECの興亡―IT先端企業の栄光と挫折 DEC イノベーションのジレンマ 「DECの興亡」を読んだ。DECの興亡―IT先端企業の栄光と挫折作者: エドガー・H・シャイン,ピーター・S.ディリシー出版社/メーカー: 亀田ブックサービス発売日: 2007/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る著者のエドガー・H・シャインは、長年DECのコンサルタントを勤めた人物で、本書を見る限りCEOのケン・オルセンとの距離も非常に近く、DECの社内運営にも深く関わった人物。ある意味DECのインサイダーであり、著名な組織文化の研究家でもある著者が送る、偉大な企業・DECが潰れるに至った経緯。 この本が繰り返し主張することは、DECという企業が終始ケン・オルセンという人物の個性そのものであった、ということ。特筆すべきなのは、ケンが部下に会社としての方向性を指示することが

      • カネよりコネの時代に - 書評 - 抜擢される人の人脈力 : 404 Blog Not Found

        2009年01月07日16:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 カネよりコネの時代に - 書評 - 抜擢される人の人脈力 東洋経済新報社斎藤様より献本御礼。 抜擢される人の人脈力 岡島悦子 業務連絡:お待たせしました>ちかちゃん。 いささか気恥ずかしいが、今まで私自身が取ってきた行動が、つぶさに視覚化され、てきぱきと系統化され、あざやかに文字化されたような一冊。人脈本は決して少なくないが、その中ではもっとも「やっぱりこれでよかった」感が強い。 本書「抜擢される人の人脈力」は、コネ則カネの代表格ともいえるヘッドハンターが書き下ろした人脈本。 目次 - 書籍 : 抜擢される人の人脈力 「経営×人材」 株式会社プロノバ はじめに : 活躍できる人、できない人の差は「抜擢」 第1部 なぜ今、「人脈」なのか? 人脈の重要性再考と将来仮説 第1章 ハーバードで学んだ人脈の哲学と人脈スパイ

          カネよりコネの時代に - 書評 - 抜擢される人の人脈力 : 404 Blog Not Found
        • 年末年始に読みたいIT関連書籍、この10冊 ― @IT

          2006/12/27 @IT読者の皆様、年末年始は十分な休暇が取れるでしょうか。納期や仕込みに追われてギリギリまでバタバタという方もおられるかもしれません。 普段なかなか読書に時間が取れない方でも、帰省する飛行機や列車の中で、あるいは帰省先の実家のコタツでミカンなど食べながら読書する時間が取れる人も多いでしょう。そんな皆様に、@IT編集部がお勧めする「年末年始に読みたい10冊」をお届けします。 リアル社会に変容を迫る高度な情報テクノロジー IT関連の新書としては驚異的な売り上げを記録し、2006年を代表するベストセラーの1冊となった『ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる』(梅田望夫著、ちくま新書)だが、@IT読者の方にお勧めしたいのは『ザ・サーチ グーグルが世界を変えた』(ジョン・バッテル著/中谷和男訳、日経BP社)。グーグル創設者たちと親交のある著者が同社をじかに取材して執筆して

          • 論座 2006/08 Book Review

            『ヤバい経済学』:お金だけが大切じゃないことを、説教としてではなく理論的に解明しようとする経済学の新潮流 レヴィット、ダブナー『ヤバい経済学』(東洋経済新報社, 2006) (『論座』2006 年 8 月号) 山形浩生 要約: 『ヤバイ経済学』は、経済学がお金だけを扱うものではないことをはっきり示し、その方向性を次々に打ち出している実に楽しくも有意義な一冊だ。でも日本のタコツボ経済学の世界はそれをきちんと評価できない。「お金ばかりを重視してはいけない」と年寄りの説教は大好きなくせに、ではお金以外をどうやって学問として考えようかについてまったく考えていない。本書はそれをやっているのが偉大なところである。 本書は刊行されてからすでにかなりの時間がたっている。ぼくは原書で読んで狂喜したし、すでに版権が取られていて自分では訳せないことを知って不安になったが(だってこんな楽しい本が、どんよりした学者

            • Linuxシステム管理者が読むべき50冊--目次:ITpro

              Linuxシステムを適切に管理するには,Linuxの知識だけではなく,ネットワークやセキュリティなどの幅広い知識が必要です。それらを効率よく得るには,良質な書籍を読むのが早道です。システム管理に役立つ書籍50冊を厳選し,6ジャンルごとに分けて紹介していきます。 ステップ1●Linuxの仕組みや設定を理解 ステップ2●ネットの基本と管理を知る ステップ3●システム管理能力を高める ステップ4●主要なサーバーを使いこなす ステップ5●セキュリティ対策を知る ステップ6●プログラミングを身に付ける

                Linuxシステム管理者が読むべき50冊--目次:ITpro
              • ゴードン『ミシンと日本の近代』(つづき):マイクロファイナンス、グローバリズム、「主婦」と家庭と社会、その他なんでも! - 山形浩生 の「経済のトリセツ」

                ミシンと日本の近代―― 消費者の創出 作者: アンドルー・ゴードン,大島かおり出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/07/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る 昨日から引き続き、『ミシンと日本の近代』。今和次郎の考現学を通じた洋装の発達とミシンの普及(そして各種服飾学院みたいなものの発達)のからみあいから、こんどは戦時中のモンペ(お約束の但し書きはつけません)の考案とナショナリズムとミシン文化の関連、そして戦後の蛇の目ミシンなどによるシンガー社のコピー商品の発達とそれに対する異様なまでのグローバル企業シンガーミシンの対抗策(うまくいかないが)。そして、最後に 1950 年代の、ドレスメーカーとしての主婦の役割再検討と、その急激な変質。 昨日、読みかけのときに書いた、1960 年代後半からの急激な裁縫/ミシン離れについても、当然きちんと記述がある。ミシンも

                  ゴードン『ミシンと日本の近代』(つづき):マイクロファイナンス、グローバリズム、「主婦」と家庭と社会、その他なんでも! - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
                • Sho's Bar - 『グリム童話/メルヘンの深層』全文

                  shosbar.com 2024 著作権. 不許複製 プライバシーポリシー

                  • トウェイツ『ゼロからトースターを作ってみた』:よい子は真似しないように……いやしたほうがいいかな? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                    ゼロからトースターを作ってみた 作者: トーマス・トウェイツ,村井理子出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2012/09/14メディア: 単行本購入: 35人 クリック: 2,808回この商品を含むブログ (20件) を見る タイトル通りの代物。ゼロからトースターを作る。それだけ聞くと、簡単そうだ。ニクロム線買ってきて、平たい耐熱絶縁体に巻いて、トランスかませてコンセントにつなげばいいんじゃない? でもこの本はそれをはるかに超えることをやっている。市販のパーツを組み立てるだけじゃない。そのパーツそのものも作ろうとする。金属部分は実際に鉄鉱石を掘り起こして精錬するところからやる(やろうとする)。絶縁体の雲母を実際に掘り起こす! プラスチックを作ろうとして原油入手に奔走! それも古い手動のトースターでなく、ポップアップ式のトースターが作りたいとのことで、相談する先々で呆れられ…… 結局のとこ

                      トウェイツ『ゼロからトースターを作ってみた』:よい子は真似しないように……いやしたほうがいいかな? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                    • 名企画を連発してきたプランナーが伝授するアイデア術&情報収集のための17の掟 | ライフハッカー・ジャパン

                      デスク配線がスッキリ。Ankerの全部入り12 in 1モニタースタンドが突然8,250円OFFされてた #Amazonセール

                        名企画を連発してきたプランナーが伝授するアイデア術&情報収集のための17の掟 | ライフハッカー・ジャパン
                      • FPGAでCPUを作ろう 〜FPGAで、あなたも自分がデザインしたコンピュータを動かせる〜

                        サポートサイト著者によるサポートページが公開されています→『FPGAでCPUを作ろう』サポートページ 書誌情報 著者: 岸本誠 発行日: 2012-03-21 最終更新日: 2012-06-22 バージョン: 1.0.0 ページ数: 112ページ(A4PDF版換算) 対応フォーマット: EPUB, PDF 出版社: 達人出版会 対象読者 プロセッサの設計方法についての知識はあるが、FPGA を使ったりといった電子工作の経験はない、という方。あるいは、電子工作の経験はあるが、プロセッサの設計方法はよくわからない、という方。 著者について 岸本誠 計算機科学を専攻した後、プログラマとして働く。プログラマとしてした仕事としては、Globus Toolkit と計算アプリケーションの間で使うミドルウェアに関係した開発と調査だったが、GT 3 と 4 で採用されていた XML ウェブサービス( SO

                          FPGAでCPUを作ろう 〜FPGAで、あなたも自分がデザインしたコンピュータを動かせる〜
                        • 障害者がなぜ犯罪者になってしまうのか / SAFETY JAPAN [書評] / 日経BP社

                          服役中に発見した大変な社会問題 2002年、衆議院議員が、秘書給与の流用を行い、有罪の判決を受けて服役した。それ自体は「またかよ」と言わねばならない事件だった。「いつ塀の中に落ちるか」と言われつつも決して逮捕されることなく、今や長老と呼ばれるようになった大物政治家がいることを考えれば、この議員は愚直であり「間抜けだったんだ」と片づけている人もいるかも知れない。 だが、今や元議員となった著者は、刑に服した獄中において、今現在の日本社会で進行しつつある大変な問題を発見し、俗世間へと帰還してきた。 障害者、なかんずく知的障害者によって引き起こされる犯罪である。 障害者は障害を持つが故に犯罪に走るというような単純なものではない。障害者は障害者であるが故に社会から疎外され、健全な心身の成長も、就業による社会参加をも阻まれ、その結果として犯罪の岸辺へと吹き寄せられていくのだ。 この問

                          • 生存学創成拠点

                            製作責任者:立岩真也 Upload 担当:安田智博・中井 良平 eMAIL:webmaster-arsvi@スパム対策 anti-spamgooglegroups.com

                            • HTML5とCSS3を職として身につけたい人が最初に読んでほしいオススメの本 -HTML5+CSS3の教科書

                              HTMLとCSSはWeb制作の中では敷居が低く、あまり詳しくなくてもWebページやブログなどを作成することができます。しかし職として考えた時は、必要な知識をしっかりと身につけたいものです。 HTMLってそもそも何なのか、どうして正しくタグをつける必要があるのか、CSSを使う意味は何? といった基本から、実装でなぜこのタグを使うのかこういうテクニックを使うのかといったことまで、必要な正しい知識をしっかりとマスターできるコーディングをまじめに取り組みたい人にオススメの本を紹介します。 書店に並んでいる多くのHTML5とCSS3の書籍の中から自分にあった本を探す時は、必ずこの本も加えて検討してみてください。

                                HTML5とCSS3を職として身につけたい人が最初に読んでほしいオススメの本 -HTML5+CSS3の教科書
                              • 読書コミュニティ「たなぞう」

                                たなぞうの最新情報 みんなの感想 10月13日 … ラム、カゼヲキル(3)疾走/増田 明美、 10月13日 … sakyu、誰もが幸せになる 1日3時間.../シルヴァーノ・アゴスティ、 10月13日 … シン、新潮 2008年 10月号 [雑誌]/、 10月13日 … シン、殺人は容易だ (ハヤカワ文.../アガサ・クリスティー、 10月13日 … ダフニス、世紀末芸術 (ちくま学芸文.../高階 秀爾、 もっと読む みんなの読書ノート 10月12日 … わた、テーマが壮大 (1) 10月11日 … 小梅、市井の時代小説 (8) 10月10日 … シイタケ、ミステリ (137) 10月10日 … シイタケ、埒外本 (9) 10月10日 … シイタケ、評論もの (15) もっと読む 新しく出来たトピック 10月11日 … ノンジャンル - 文庫化されるまでの法則ってあ

                                • 黒川みどり『被差別部落認識の歴史』 - 西東京日記 IN はてな

                                  中学で公民を教えるときに、教えにくい部分の1つが被差別部落の問題です。 問題を一通り教えた後、だいたい生徒から「なんで差別されているの?」という疑問が出てくるのですが、歴史的な経緯を説明できても、現代でも差別が続いている理由をうまく説明することはできないわけです。 もちろん、地域によっては子どもであって差別を身近に感じることもあるかもしれませんが、東京の新興住宅街などに住んでいると、差別が行われている理由というものがわからないのです。 本書はそのような疑問に答えてくれる本です。 本書の「はじめに」の部分に、結婚において差別を受けた部落出身の女性が、差別する理由を重ねて尋ねると、相手の母親が「すみません、なんで今でも差別があるんでしょうか?」と、差別をしているにもかかわらず、その理由を差別している相手(女性の母親)に訊くというエピソードが紹介されているのですが、差別している本人が差別している

                                    黒川みどり『被差別部落認識の歴史』 - 西東京日記 IN はてな
                                  • 津山三十人殺しの新たな「真相」 - 杉江松恋|WEB本の雑誌

                                    津山三十人殺し。 まがまがしい言葉だが、ミステリーファンには非常になじみが深い。言うまでもなく、横溝正史が『八つ墓村』(角川文庫)の着想を、この実在する事件から採ったといわれているからだ。この他にも西村望『丑三つの村』(徳間文庫)や岩井志麻子『夜啼きの森』(角川ホラー文庫)など、この事件を題材とした、あるいはヒントを得た作品は多い。 人口百人余の集落で、その三分の一の命が一夜にして奪われるという大惨事だ。犯人は都井睦雄というたった一人の青年。その一人が、頭に二個、胸に一個を装備した懐中電灯を照明とし、日本刀と猟銃で武装して、次々に住民の命を奪っていったのだ。凶行のあと、彼は山に入って自決した。 だが、この事件の真相は完全に解明されたと言いがたい。事件が起きた1938(昭和13)年5月は、日本が国を挙げて戦争へと邁進していく時期だったということが災いしているのだ。すでに犯人が自決してしまった

                                      津山三十人殺しの新たな「真相」 - 杉江松恋|WEB本の雑誌
                                    • 学習って、結局読書が一番効率良い気がする - インターネットの備忘録

                                      最近若手に貸す本のラインナップが固まりつつあるので備忘 すべきことの洗い出し・整理が苦手な子に 世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/06/29メディア: 単行本購入: 92人 クリック: 1,213回この商品を含むブログ (244件) を見る マジでこれもう10冊近く買って渡してる。 全体像を捉えて把握する・説明するのが苦手な子に [カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術 (中経出版) 作者: 永田豊志出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版発売日: 2014/01/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 目の前で書いて見せると納得感深まるっぽい。 数字の重要さの認識が弱い子に その数学が戦略を決める (文春文庫) 作者: イア

                                        学習って、結局読書が一番効率良い気がする - インターネットの備忘録
                                      • The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business,Economies, Societies and Nations - H-Yamaguchi.net

                                        The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business,Economies, Societies and Nations James Surowiecki (2004). "The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business,Economies, Societies and Nations." Bantam Dell Pub Group. 著者はNew Yorker誌のコラムニストだそうだ。「Collective Intelligence」は、「集団知」とでも訳すのだろうか。本書の主張は、ひとこ

                                          The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business,Economies, Societies and Nations - H-Yamaguchi.net
                                        • 青春と読書 - 集英社新書『シングルマザー、その後』黒川祥子 「貧困という宿命を背負わされて」

                                          「黒川さん、女性の貧困元年って、いつだと思いますか?」 2017年夏、大阪・梅田の喫茶店。取材で対面していた社会学者、神原文子(かんばらふみこ)さんから発せられた突然の問いだった。そしてこの問いこそ、新刊『シングルマザー、その後』の出発点となったことを今、改めて思う。 予想もしない問いに瞬間、虚をつかれた私は、ぽかんとした表情を浮かべたに違いない。女性の貧困はすでに可視化されていたし、私自身、大学生の息子を持つシングルマザーとして、「働けど働けど……」を実感する日々を生きていた。 私の掌(てのひら)にある貧苦にまさか、「元年」という視点があったとは。不安定な収入下、教育ローンの支払いに追われる汲々(きゆうきゆう)とした日々には、もしかして、何か大きな仕掛けがあったとでもいうのだろうか? 急(せ)くように、神原さんに畳み掛けた。 「全くわかりません。女性の貧困に、“元年”があったなんて思いも

                                            青春と読書 - 集英社新書『シングルマザー、その後』黒川祥子 「貧困という宿命を背負わされて」
                                          • イスラーム国の衝撃 (文春新書) by 池内恵 - 基本読書

                                            イスラム国関連の書籍をざっと4,5冊読んだが1冊選ぶとしたらこれだな。次点としてロレッタ・ナポリオーニの『イスラム国 テロリストが国家をつくる時』はイスラム国のメディア戦略とテクノロジー、あとは世界政治の中での立位置にページを割いていてまとまっているのが良かった。それに対して本書『イスラーム国の衝撃』はイスラム国(伸ばし棒うつのが面倒臭いから書名以外では省略する)イスラム国そのものの成り立ち、疑問点に思想と政治両面からフォーカスした内容でその分ぎゅっと詰まっていてわかりやすい。 今や日本人の脳内にもくっきりとその特異性が刻みつけられているイスラム国だが、ニュースをみているだけだと時間や文字数上の制約からどうしても「今まさに起こっている事象そのもの」に対してのあーだこーだに終始することになる。成り立ちから今後まで見通していく為には新書程度でもまとまった分量で読むのがいいだろうと思う。何しろ歴

                                              イスラーム国の衝撃 (文春新書) by 池内恵 - 基本読書
                                            • 松岡正剛のケインズ評はかなーりデタラメ度お高め。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                              他の人が何かおもしろいことを言っているかと思って、ウェブでケインズ関係の記述をあれこれ見ているけれど、ろくなものがなくてがっかり。むろんウェブ上でのケインズ関連の発言は、聞きかじりの人がだれかの請け売りやイメージだけで恥知らずなこと言ってる場合があまりに多いんだけれど。でも少しは知見や良心があると思っていた人まで同じ穴のムジナだと、なおさらがっかり。 その代表が松岡正剛。 松岡正剛は、例の「千夜千冊」でケインズ『貨幣論』を採り上げている(Webcite)。が、とにかく変なことばっかり言っている。 まず、冒頭のまとめ部分から疑問符が大量噴出。ここは画像になっていてあれなんだが…… しかしケインズ理論が「大きな政府」論で、公共投資を重視するバラマキ政策だなんてことは、そもそもケインズのどこを読んでも書いてはいないことなのだ。 おやそうですか? まず『一般理論』の24章で、これまでよりも政府の果

                                              • 不可能性・不確定性・不完全性 - 書評 - 理性の限界 : 404 Blog Not Found

                                                2009年01月21日12:15 カテゴリ書評/画評/品評Math 不可能性・不確定性・不完全性 - 書評 - 理性の限界 なんとも素晴らしい一冊。 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 高橋昌一郎 著者による「ゲーデルの哲学」も素晴らしかったけど、より「一般人も知っておくべき「不○×性」が、新書一冊に見事に収まっている。 本書「理性の限界」は、まさにタイトルどおり、理性が理性であるがゆえに生じる限界--実は矛盾を、理性的に留まらず感性的にも、理系にとどまらず文系にも届く言葉でまとめた一冊。 目次 - 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 高橋昌一郎 講談社より 序章 理性の限界とは何か 第1章 選択の限界 投票のパラドックス / アロウの不可能性定理 囚人のジレンマ / 合理的選択の限界と可能性 第2章 科学の限界 科学とは何か / ハイゼンベルクの不確定性原理 EPRパラドック

                                                  不可能性・不確定性・不完全性 - 書評 - 理性の限界 : 404 Blog Not Found
                                                • 404 Blog Not Found:書評 - 渋滞学

                                                  2006年12月14日21:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 渋滞学 遅れながら読了。 渋滞学 西成活裕 前評判が非常に高かった本書だが、それにふさわしい面白さだった。 本書「渋滞学」は、文字通り渋滞学者による、渋滞の、渋滞を考察するための本である。日垣隆はメルマガで「今年最高の一冊です」と絶賛している。私より本を読んでいる人にしてここまで言わしめる「渋滞学」とはいったいなんだろうか。 目次(http://www.shinchosha.co.jp/book/603570/より編集) まえがき 第1章 渋滞とは何か 水と人のちがい / 非ニュートン粒子なるもの / おもちゃモデルの重要性 / ASEPは優れたモデル / ASEPで遊んでみよう / 水が氷になる時 / 待ち時間の計算方法 / 待ち行列の理論と渋滞学のちがい / セルオートマトン法 第2章 車の渋滞はなぜ起きるのか ET

                                                    404 Blog Not Found:書評 - 渋滞学
                                                  • 算数・数学が得意になる本--転ばぬ先の杖 : 404 Blog Not Found

                                                    2006年05月21日14:30 カテゴリ書評/画評/品評Math 算数・数学が得意になる本--転ばぬ先の杖 本blogのアフィリエイトでも常に上位にある「数学的思考法」の芳沢先生が、またも一冊講談社現代新書から出した。 算数・数学が得意になる本 芳沢光雄 Perl Mongersには、Math Best Practicesというのがしっくり来る本だ。 前著の「数学的思考法」が、「ああ、数学?知ってる。ワタシニガテ」という大人に対して向けられた数学再紹介の本なら、本書はその「なぜ苦手になったのか、一緒に見ていこう」という数学(再)入門としての役割を担っている。それだけに、「数学的思考法」よりさらに広い読者層に奨められる。「数学的思考法」は基本的にアタマがカタクなりはじめたオトナむけだが、本書は、算数、数学にツマヅキだした、そしてツマヅイテしまったすべての人が対象だ。 ツマヅイテないつもり、

                                                      算数・数学が得意になる本--転ばぬ先の杖 : 404 Blog Not Found
                                                    • 『「みんなの意見」は案外正しい』の読書上の注意 - Thoughts and Notes from CA

                                                      「みんなの意見」は案外正しい 作者: ジェームズ・スロウィッキー,小高尚子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/01/31メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 216回この商品を含むブログ (266件) を見る「Wisdom of Crowds」についてまとめられた良書なんだが、私には結構読みこなすのに時間がかかり、すっと腹におちてこない箇所が多かった。"何故、今"Wisdom of Crowds"が注目されるのか?"で広言したとおり、本エントリーでは、「この辺りをおさえてから読むと結構読みやすくなる」という点を私なりにまとめてみたい。「なにがわかりにくかったのかさっぱりわからん、実にわかりやすい本だ!」という知力あふれる方は読み飛ばして頂きたく・・・。 1. 言葉の定義をまずはおさえる 解決すべき問題は「認知/調整/協調」の3つであり、「Wisdom of Crowds

                                                        『「みんなの意見」は案外正しい』の読書上の注意 - Thoughts and Notes from CA
                                                      • 嘘という真実 - 書評 - 嘘を見破る質問力 : 404 Blog Not Found

                                                        2008年06月23日09:00 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 嘘という真実 - 書評 - 嘘を見破る質問力 日本実業出版社より献本御礼。 反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力 荘司雅彦 本書を読了して、なぜ著者が人気弁護士となったのかがやっと理解できた。 著者は、法律以上に人というものをよく理解しているからだ。 嘘を見破るためというより、人というものを見究めるために読むべき一冊。 本書「反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力」は、「最短で結果が出る超仕事術」を著した著者が、弁護士という本来の仕事に立ち返って、嘘というものに関して考察し、それを通して人というものを洞察した一冊。 目次 - 日本実業出版社より はじめに 第1章 華麗なる芸術、反対尋問 1 反対尋問を駆使して嘘を見破る 2 リンカーンが用いた危険な技法 3 反対尋問の技術をビジネスで活用する 第

                                                          嘘という真実 - 書評 - 嘘を見破る質問力 : 404 Blog Not Found
                                                        • 推薦システム実践入門

                                                          情報化時代が到来し、日常で意思決定をする回数と選択肢の数が急増したことで、推薦システムの需要が高まっています。そのため、昨今では多くのウェブサービスへ新たに推薦システムの導入が検討されることも増えました。本書では、推薦システムの概要から、UI/UX、アルゴリズム、実システムへの組み込み、評価まで紹介し、適切な推薦システムの実装ができるようになります。「実際の仕事に活かす」ことを目的に、著者たちが実務で経験した推薦システムの成功事例や失敗事例を交えながら、実サービスに推薦システムを組み込むという観点を重視した入門的な内容です。 正誤表 ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷版

                                                            推薦システム実践入門
                                                          • 『日本人はなぜ謝りつづけるのか』 - H-Yamaguchi.net

                                                            中尾知代著『日本人はなぜ謝りつづけるのか―日英〈戦後和解〉の失敗に学ぶ』(NHK出版、2008年) ひとことでいうと、かなり読みにくい本だ。文章が、ではなく、内容が。難しいことが書いてあるからではなく、なかなか受け入れにくい内容だから。ある意味、非常に感情を逆撫でされる本だといえる。つい感情的に反発したくなる。たぶん、同様に感じる人は多いだろう。だが、というか、だからこそ、この本は読まれるべきだ。そうだそうだと膝を打つ人だけではなく、なんだこれはと腹を立てる人にも。 実際、私もうんうん苦しみながら読んだ。内容てんこ盛りで消化しにくいのもさることながら、納得のいかない部分が多々あってつっこみを入れたくなる。読み終わって「あーすっきり」という本ではない。でも読み終わってつらつら考えているうちに「ああそういうことか」という感じになってくる。そういう本だ。以下、感想文。 著者は、第二次大戦時の捕虜

                                                              『日本人はなぜ謝りつづけるのか』 - H-Yamaguchi.net
                                                            • 書評 - ウィキノミクス : 404 Blog Not Found

                                                              2007年05月31日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - ウィキノミクス 初掲載05.21;販売開始まで更新予定 ウィキノミックス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ Don Tapscott / Anthony D. Williams 井口耕二訳 [原著:Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything] 賛否両論は抜きにして、「議論の前提となる本」というものがある。 「ウェブ進化論」もそうだし、「フラット化する世界」もそうだ。 本書は、そういう本になることがほぼ確約された本なのかも知れない。 本書「ウィキノミクス」は、ずばり、「Web2.0経済の本」。 404 Blog Not Found:書評 - iPhone 衝撃のビジネスモデル p.164 Web2.0的なサービス、技術はある。だが

                                                                書評 - ウィキノミクス : 404 Blog Not Found
                                                              • 404 Blog Not Found:書評 - The Art of Unix Programming (邦訳版)

                                                                2007年06月26日13:45 カテゴリ書評/画評/品評Open Source 書評 - The Art of Unix Programming (邦訳版) このギーク度120%のタイトルにだまされてはいけない。 The Art of UNIX Programming Eric S. Raymond / 長尾高弘訳 [原著:The Art of UNIX Programming] なぜなら、本書はギークとつきあう必要のあるすべてのスーツ必携の一冊なのだから。 本書「The Art of UNIX Program」は、「七夕の国」で言う所の「窓が開きかつ手の届く」者である Eric S. Raymond (ESR)が、「UNIXプログラミングとは何か」ではなく、「なぜUNIXなのか」を説いた本である。 序章 本書は「how-to本」ではなく「why-to本」なのである。 目次 序章 第1部

                                                                  404 Blog Not Found:書評 - The Art of Unix Programming (邦訳版)
                                                                • 発行中止のトランスジェンダー本刊行へ 「不当な圧力に屈しない」産経新聞出版

                                                                  心と体の性が一致しないトランスジェンダーの実態を取材した米書「IRREVERSIBLE DAMAGE」が4月上旬、産経新聞出版から刊行されることが分かった。邦題は未定。同書は昨年末、大手出版社のKADOKAWAから「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」のタイトルを付けた翻訳本の発行が予定されていたが、「トランスジェンダー差別を助長する」という一部の強い批判や本社前での抗議集会の予告などを受け、発売直前に刊行が中止された経緯がある。 産経新聞出版では「多くの人に読んでもらいたい内容であることはもちろん、米国のベストセラーが日本で発行できない状態であることに疑問を感じている。不当な圧力に屈せず、発行を決めた」としている。同社にはすでにSNSなどを通じて抗議文や脅迫めいた書き込みが届いているという。 同書は米ジャーナリスト、アビゲイル・シュライアーさんによるノ

                                                                    発行中止のトランスジェンダー本刊行へ 「不当な圧力に屈しない」産経新聞出版
                                                                  • 女子校のカリスマ校長だからわかる、子どもの可能性の育て方 | ライフハッカー・ジャパン

                                                                    『「勉強ができない」と思い込んでいる女の子とお母さんへ: 思春期の「学力」を伸ばし「心」を育てる45の言葉』(長野雅弘著、学研マーケティング)の著者は、長年にわたって女の子の教育に携わり数々の実績を打ち立ててきた、いわば「女子校のカリスマ校長」。以前ご紹介したことのある、『女の子の学力の伸ばし方 心の育て方』(あさ出版)などの著作でも知られています。 私が校長を務める取手聖徳女子中学校・高等学校では、独自の「復習継続法」という学習スタイルを開発し、劇的に効果を上げています。(中略)この本では、一見大変そうな「復習継続法」を、家庭でも実践しやすい形で紹介しています。(「はじめに」より) ここからわかるとおり、軸になっているのは「復習継続法」の解説とその応用法。女の子の学力を上げたい悩んでいるお母さんにとっては、とても利用価値があるはずです。しかし同時に注目したいのは、教育者としての長い経験に

                                                                      女子校のカリスマ校長だからわかる、子どもの可能性の育て方 | ライフハッカー・ジャパン
                                                                    • 新人に読んでほしいこの4冊――2006年春版 − @IT自分戦略研究所

                                                                      自分戦略研究室 Book Review(9) 新人に読んでほしいこの4冊 大内隆良、千葉大輔、長谷川玲奈(@IT自分戦略研究所 編集担当) 2006/4/26 新人にとっては、会社で見聞することは何もかもが新しいことであり、未知の話題であり、驚きであり、時にばかげたことだったりするであろう。 新人のうちに読んでほしい本というのはあるのだろうか。ぼくも約20年ほど前に、「読んでおいた方がいいよ」と推薦された本があった。その本とは、『ゲーデル,エッシャー,バッハ あるいは不思議の環』(ダグラス・R・ホフスタッター著、白揚社)。どんな本かはここで説明しないが、とにかく読むのに苦労した。誰に聞いても「新人に推薦するような本じゃないな」という。なぜこの本だったのだろうか。聞いてみたいが、そもそも、どの先輩に薦められたのかもあやふやだ。 そこで今回は、ぼくよりも新人に年齢が近い編集者2人に、新人にお薦

                                                                      • bookreco.jp

                                                                        This domain may be for sale!

                                                                        • 書評 - 物理と数学の不思議な関係 : 404 Blog Not Found

                                                                          2007年02月12日13:30 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 物理と数学の不思議な関係 ギザお買い得。 物理と数学の不思議な関係 M. E. Lines著 / 青木薫 訳 [原著:On the Shoulders of Giants] 訳本が原著の1/6の値段で買えるなんて。日本っていいなあと思える瞬間だ。 本書「物理と数学の不思議な関係」は、応用数学の本。主に物理中心なのだが、それ以外の応用も出てくる。 目次 数学 宇宙の姿を映す鏡 - 物理と数学の不思議な関係 自然は隙間を嫌うか - アリストテレスからガラスの構造まで 時空を支配する幾何学の正体 - ユークリッドから一般相対性理論まで 実用主義の絶大な威力 - 弦の爪弾きから固体中の電子まで a×bがb×aでなくなるとき - 整数から四元数まで… 準周期的という絶妙な配列パターン - タイル張りから準結晶まで 方程式は

                                                                            書評 - 物理と数学の不思議な関係 : 404 Blog Not Found
                                                                          • 書評 プロフェッショナルTLS&PKI 改題第2版 (PR) - ぼちぼち日記

                                                                            はじめに 『プロフェッショナルTLS&PKI改題第2版(原題: Bulletproof TLS and PKI Second Edition)』が出版されました。今回は出版前のレビューには参加していませんが、発売直後にラムダノートさんから献本をいただきました。ありがとうございます(そのためタイトルにPRを入れてます)。原著のサイトでは前バージョンとのDiffが公開されており、今回は翻訳の確認を兼ねて更新部分を重点的に読みました。このエントリーでは、改訂版のアップデート部分がどのようなもので、今後どう学んだらよいかということを中心に書いてみたいと思います。 短いまとめ: HTTPSへの安全意識が高まっている今だからこそ『プロフェッショナルTLS&PKI』を読みましょう。 長文注意!: 書いているうちに非常に長文(1万字以上)になってしまったので、長文が苦手な方は、GPT-4要約(400字)を

                                                                              書評 プロフェッショナルTLS&PKI 改題第2版 (PR) - ぼちぼち日記
                                                                            • 読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(後編)|じんぶん堂

                                                                              記事:幻戯書房 『もう一つ上の日本史』と『日本国紀』単行本・文庫版 書籍情報はこちら 前回の続きです。 「前編」の最後で、私は、『もう一つ上の日本史』に対する『[新版]日本国紀』の反応を数え上げ、次のように書きました。 採用:300箇所以上 無視:100箇所以上 反論:50箇所以上 (……)(「採用」のカウントについては)助言の他、データの誤りの訂正、込み入ったニュアンスの反映、「〜である」という断言から「〜という説もある」といったトーンダウン、デマエピソードの完全削除、などを含んでいます。 今回はまず、「採用」の具体例をいくつか紹介しましょう。引用文による比較が続くので、記事として平板な印象を与えるかもしれませんが、よーく読んでいただければ、その影響がおわかりになると思います。 実際、どのように「修正」されているのか? さて、「助言」は前回挙げたので、「データの誤りの訂正」から。(以下、

                                                                                読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(後編)|じんぶん堂
                                                                              • 「再帰的グーグル八分」の時代の「グーグル八分術」の本 - アンカテ

                                                                                グーグル八分とは何か この本は、「言論」とか「権力」と言うと、反射的に×ボタンをクリックして逃げ出すようなタイプの人にも役に立つ。 というのは、これは「グーグルについての本」であると同時に、「グーグル八分を申請する人」に関する本でもあるからだ。 何かのサイト運営をしていたら、特に仕事としてそれをしていたら、クレーム対策というのは重要なノウハウだ。しかし、これは「CSSの書き方」とか「SEOの仕方」とかと違って、表に出にくいノウハウである。「誰それからこういうクレームが来たので、こうやって追い払いました」なんてことをブログに書いてくれる人はなかなかいない。 この本には、グーグル八分の事例がたくさん出ている。その多くがきちんと取材した上で、背景まで含めて書いてある。日本でネットに難癖をつける扱いが難しい所はどういう筋なのか、そういうアンダーグラウンド情報が詰まっている。 どこかの新書で、「グー

                                                                                • 機械学習のための特徴量エンジニアリング

                                                                                  本書は、機械学習モデルの性能を向上させるために、データから良い特徴量を作る特徴量エンジニアリングについて解説します。 前半では初学者に向けて、数値、テキスト、カテゴリ変数の基本的な取り扱い方を説明し、後半では特徴量ハッシング、ビンカウンティング、PCAによるデータの圧縮、さらに非線形特徴量とモデルスタッキング、画像特徴量抽出と深層学習による自動特徴学習などの高度なテーマを扱います。 特徴量エンジニアリングの原理について直感的な理解が得られるように図や例を豊富に使い、またPythonコードによる実行例を数多くあげて解説しており、実際の業務に適用するための具体的な知識が得られます。 特徴量エンジニアリングを使いこなし、機械学習モデルの性能を最大限に引き出したいエンジニア必携の一冊です。Kaggle GrandmasterのKohei Ozaki(@smly)氏による「日本語版に寄せて」を収録し

                                                                                    機械学習のための特徴量エンジニアリング