特別講演会 京都精華大学マンガ研究科・国際マンガ研究センター共催シンポジウム 『ピカドン』日本のアニメーションにおける原爆表現 © Renzo Kinoshita/ STUDIO LOTUS 短編アニメーション映画『ピカドン』が木下連三(1936-1997)と木下小夜子に制作されてから35年。国際的に名声の高い作品ではあるが、アニメーション研究の視点からの分析が十分行われていない。なおかつ、今日の日本で原子力問題や平和問題が新たなアクチュアリティ[時事性]を獲得しつつあることを念頭に、『ピカドン』を出発点とした日本のアニメーションやアニメにおける原爆表現を再検討する必要があるだろう。アニメーション作家兼広島国際アニメーションフェスティバルのディレクターの木下小夜子との徹底的討論を中心に、当時の制作やその後の作品、特にアニメーション映画『はだしのゲン』との比較、さらに現状下でのアニメーション
3rd International Manga Studies Conference: “Manga and Society: Beyond Economism” Sept. 14-15, 2011 Bucheon University & Manhwa Museum, hall. Organization: Kyoto Seika University IMRC & KOMACON Support: Bucheon University 主催:京都精華大学国際マンガ研究センター、韓国漫画映像振興院(KOMACON) 共催:富川大学、世宗大学、カトリック大学 企画担当:ジャクリーヌ・ベルント 『日韓漫画研究』(国際マンガ研究、vol. 3)オンライン修正版 ※ 以下の論文はpdfとしてダウンロードが可能です。 ジャクリーヌベルント、山中千恵、任蕙貞編 ◆論集 序文─学術的漫画研究をめぐる日
企画担当: ジャクリーヌ・ベルント ★この会議を元にした論集のデータがこのページの下部でダウンロードできます。 今回の会議は、「国際マンガ研究はいかにして可能か」を共通の問題関心とした、国内最大規模のマンガ研究に関するカンファレンスとなった。欧米やアジアなど、海外8カ国と国内合わせて計24名の報告は、単なるその国や地域のマンガ/コミックス/バンドデシネ事情の紹介に留まらない、いずれも比較考察を常に意識した、文字通り国際的学究の営みであった。 各セッションでは、それぞれの地のマンガのシステムや歴史、メディアとしての形態・流通、作品の物語や絵柄の傾向と社会的背景との繋がりなど、マンガやその周辺に関わる諸用語・概念の定義すら共有されていない現況で、懸命に問題意識を接続しようとする姿勢が随所に見られた。それは私たちの目指す「国際マンガ研究」が本質的に「スタディ」ではなく「スタディーズ」を志向してい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く