値上げ後も進まぬ禁煙 たばこ増税額「中途半端」:日本経済新聞を見て何かが刺激されたので書いてみます。 タバコ税は、酒税と並んで、税金をとるほうにとっては都合のよい税制の屈指のものです。なんせ、税率を相当上げても、相手は中毒患者なんで、タバコや酒の消費はあまり減らない。なので、税金を何かの理由で増やさなければいけないときは、まずまとまった財源としてタバコ税が検討されます。たとえば、「旧国鉄の債務返還の為に日本国有鉄道清算事業団への税金投入」とかという理由で増税されたりしています(参照:たばこ特別税 - Wikipedia)。 で、最近は、タバコ税を上げる口実に困って、上記の日経新聞の記事のように「国民の健康保持のために、健康に悪いタバコに課税して、タバコの消費を抑制しましょう、国民が健康を害したら、医療費もかかるしね!」というようなストーリーで増税するようになっていますが、同じく上記の記事の