盛岡のかたの日記を読んで、おもしろいなぁと思いました。 「シェアする」という言い方について。世にも奇妙な「ポジティブ・コーティング」の話。 定性的なことに使うときには、いっけん便利なのだけど、 定量的になった瞬間に、ものすごくリアルなことになる。 ここで、彼女は「切り分けられていないロールケーキ」をまな板に乗せました。 うまいねぇ。 脊髄反射で「キレテナーイ!」と明るく言えないのが日本人。 奥ゆかしいですからね、日本人は。 切り分けて具体的物量が可視化されて、やっと、受け手の享受物が明確になります。 切り分けたりその量が可視化できないもの、「○○性」や「質」といわれるものは、受け手の器の大きさや感度によってその量が決まる。目に見えないものです。 切り分けられていないロールケーキは、まだ器の大きさが定められていない状態。 リアライゼーションという「めんどうくさいこと」をやることが、「サービス