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2013年11月21日のブックマーク (1件)

  • 俺の歌 - 原田治ノート

    【 個人的な一人称の履歴書 】 戦後の男女平等教育の成果があったせいか、幼い頃から男友達なら〈俺〉で、女の子が相手では〈僕〉と変えていたような気がする。長じても男女共学だったので使い分けていた。もし男子校や体育部に入っていたら〈僕〉とは言わなかっただろうな。 一人称の〈俺〉を好んで使うようになったのは、中学の時に親友Aと観にいった日活映画《渡り鳥シリーズ》が影響している。その主題歌、小林旭の【 ギターを持った渡り鳥 】が愛唱歌となったせいもある。〈僕〉なんかより〈俺〉のほうが断然カッコよく思えてきた。声変わりする頃に、意識された〈俺〉の自我が目覚めたのかもしれない。さすらいの渡り鳥であるような〈俺〉にあこがれたというべきか。《 汐の匂いのする町が どこも俺にはふるさとさ 》だの《 俺もあのこも若いから 胸の涙もすぐかわく 》や、《 ギターかかえて あてもなく 夜にまぎれて消えてゆく 俺と似

    俺の歌 - 原田治ノート
    riko
    riko 2013/11/21