酷暑の夏、大人も背筋が涼しくなる「本気で怖いきもだめし」が7日夕、兵庫県明石市材木町の岩屋神社で催される。さまざまな分野で活躍する市民たちがプロの技を生かし、趣向を凝らした。あなたは無事脱出できるか-。(松本寿美子) 2018年、子ども同士が同級生だった同神社禰宜(ねぎ)の藤本淳さん(47)とヘアメーキャップアーティスト歯朶原(しだはら)諭子さん(40)が、「夏の思い出を」と思い立ち、初開催。500人超が来場する「パンク状態」になり、翌年は予約制にした。その後はコロナ禍で開催していなかった。 歯朶原さんがお化け役への特殊メークを指導、劇場「町劇Akashi」主宰のはせなかりえさんが演出・演技指導を担うほか、工務店や芸術家らが会場のレイアウト・設営、装飾、音楽や動画編集に携わる。化粧品メーカーや専門学校なども協力している。 会場は社務所2階。「トミコちゃん」が通りゃんせなどの遊びに誘ってくる