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ブックマーク / 7oku.hatenablog.com (2)

  • 百合だらけの桃太郎 - ナナオクプリーズ

    昔々あるところにおばあさんとおばあさんがいました。 二人はかつて同窓で学んだ仲であり、周囲から見ればまるで姉妹のように仲睦まじい二人は互いに密かな恋心を募らせていたものの、折しも人間と鬼による争いが後を絶たない時代、とても学生恋愛、それもまだまだ周囲からの視線の冷たかった同性愛などしていられる雰囲気ではありませんでした。伝えられぬ恋慕の情を抱えたまま卒業と共にそれぞれの道を歩み始め、互いに男性を伴侶に持ち歳を重ねて皺を刻み生きてきた二人でしたが、突如攻めてきた鬼達の群れにそれぞれの夫を練り殺されてしまい、悲しみに打ちひしがれたまま向かった墓参りの場で運命の再会。半世紀ぶりに花開いた老いらくの恋は加速度を付けて燃え上がり、気がつけばメチャ百合キメこんでいた二人は天国のおじいさん方に少しの申し訳無さを抱きつつも、失われた青春を取り戻すようにごくごく自然な流れで同棲を始めたのです。 おばあさんが

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  • 制約だらけの桃太郎 - ナナオクプリーズ

    制約:「桃」「おじいさん」「おばあさん」「犬」「猿」「キジ」「鬼」「きびだんご」「山」「柴刈り」「川」「洗濯」「どんぶらこ」「日一」「家来」「宝」の使用禁止 昔々、あるところに高齢の男性と高齢の女性が住んでいました。高齢の男性が周囲より標高の高い地形へ剪定作業に、高齢の女性が細長い地形に絶えず水が流れる場所で衣類の汚れを排除していると、上流から大きな学名Amygdalus persicaが大仰な擬音と共に流れてきました。 「こんなに大きなAmygdalus persicaは見たことないわ。これは良いみやげになるわね」 高齢の女性はその時折お尻の隠喩として使われる果物を持ち帰り高齢の男性と二人で割ってみると、中から元気のいい男の子の赤ん坊が飛び出して来ました。子供がいなかった高齢の男性と高齢の女性は大喜び。シロップ漬けの缶詰にすると美味しいそれから生まれた子供だったので、それらしい名前を付

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