「アラフォー世代」はなぜタフなのか2009年06月27日10時00分 / 提供:●「常に現役でいたい」 スポーツ界では「アラフォー」が花盛りだ。 野球界では阪神の金本知憲(41)や下柳剛(41)、ヤクルトの宮本慎也(38)ら。サッカー界では横浜FCの三浦知良(42)やジュビロ磐田の中山雅史(41)、テニス界ではクルム伊達公子(38)、そしてゴルフ界では丸山茂樹(39)……。40歳前後のアスリートが現役で奮闘し続けている。 スポーツには常に「年齢」という壁がつきまとう。一般的に、技術は年を重ねるごとに蓄積されていくが、体力や反射神経などスポーツ選手にとって必要不可欠な能力は年々衰えていくといわれる。肉体年齢が20代といわれる金本のように、身体の強さなど「天賦の才能」が備わっていることもあるだろう。 プレー環境の向上も大きい。一昔前と比べれば、トレーニング技術が向上し、サプリメントなどの栄養補