これでも新聞記者? 記者の資質を疑う朝日記事2007年11月02日11時44分 / 提供: 【PJ 2007年11月02日】− 最近の朝日新聞に載った二つの記事を紹介する。いずれも記者としての適性を疑うに十分な内容であるが、さらにそれを校正し掲載した新聞社の能力にも疑問を投げかけるものである。 ひとつは10月30日に載った、養老孟司氏が神奈川県立秦野高校1年3組の総合学習の時間に教壇に立った話である。養老氏の「言葉によって認識するのが人間の脳なのだ」「イヌの脳は、呼びかけてくる声を全部違った『音』として認識し」、これが絶対音感と呼ばれる能力だ、という授業内容を紹介している。養老氏の話はとても信じられないものであり、この部分を特に取り上げた記者の評価能力を疑う。 絶対音感とは単独の音を聴いて、その音程(周波数)を知る能力のことである。一般の人は基準の音のあとで別の音を聴くとその音程がわか