写真1●九州電力 お客さま本部 配電部 配電システム開発グループの鹿子生賢一氏(左),富田幸治グループ長(中),堀切一郎副長(右) 九州7県に電力を供給する九州電力の配電部は2008年4月,携帯電話のGPSと自社開発のBREWアプリケーションを組み合わせたシステムを導入した。目的は契約者に提供するサービス品質の向上だ。同社では今後電力の自由化が進むことを見越して,「ユーザーに九州電力を選んでもらえるよう,付加価値の高いサービスを提供する」(九州電力 お客さま本部 配電部 配電システム開発グループの富田幸治グループ長,写真1中)のが目標だという。 この目標を実現するためには,実際に現場でユーザー対応をする配電部の業務を効率化する必要がある。新システムは,(1)配電設備の工事や障害対応などのユーザー申し込みに短時間で対応できるようにすること,(2)外出先でも社内と同じような情報環境で仕事ができ
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