「PyYAML」(ライブラリとしてimportするときは「yaml」)は、YAML形式のデータを扱うためのライブラリです。 YAMLはXMLやJSONと比べるとシンプルなので自分の手でparseするのでもさほど大変ではないかとは思いますが、やはり、ライブラリを使うのが早くて確実かと思います。 PyYAMLには大きく2つの機能――読み込みと書き込みとがあります。以下、順に見ていきます。 YAMLデータの読み込み import yaml FILEIN_DICT = "sample_dict.yaml" f = open(FILEIN_DICT, 'r') data = yaml.load(f) # 読み込む f.close() YAML形式のデータを読み込むには、yaml.load()を使います。引数には、読み込みモードで開いたファイルオブジェクトを渡します。 以下、「sample_dict.