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ブックマーク / id.fnshr.info (4)

  • 文字列の類似度を測る(3) レーベンシュタイン距離の拡張|Colorless Green Ideas

    文字列の類似度を測る単純な尺度としてレーベンシュタイン距離というものがあるが、このレーベンシュタイン距離を拡張した様々な指標について見ていく。 はじめに 以前、文字列の類似度を測る手法として、レーベンシュタイン距離というものを紹介した。これは、ある文字列から別の文字列にする際に挿入・削除・置換を何回行うかに基づいて、文字列の類似度を測る尺度であった。レーベンシュタイン距離は簡便な指標であり、実際色々な分野で使われている。ただ、レーベンシュタイン距離だけでは捉えきれない問題もあって、そういう場合は、レーベンシュタイン距離以外の方法で文字列の類似度を測ることになる。 今回は、文字列の類似度を測るための尺度の中でも、レーベンシュタイン距離を拡張したものについて紹介していきたい。特に、Damerau–Levenshtein距離というものと、距離の標準化の話は重要になってくるので、おさえておくと何か

  • 筑波大学よ、その「漢詩」は恥ずかしい|Colorless Green Ideas

    筑波大学モニュメントに含まれる銘鈑に記された「漢詩」は、とうてい漢詩と呼ぶことができないしろものである。 筑波大学モニュメントとは 筑波大学筑波キャンパス [1] 茨城県にある国立大学の筑波大学には、筑波大学モニュメントというものがある。筑波大学側としては、「学のアカデミックシンボルの一つとして、見る者全てに、学問に宿る崇高なる精神性と高揚感を与えるものになると期待」されるモニュメントなのだそうだ [2] 。 これは、2014年に幡谷祐一茨城県信用組合会長から寄贈されたもので、幡谷会長の作った「漢詩」が記された銘板が含まれている [3] 。これから詳しく説明することになるが、この「漢詩」は、とうてい漢詩と呼ぶことができないしろものである。一応は日文学や中国文学の教授陣もいる大学 [4] で、このような漢詩と呼ぶことができないしろものを「漢詩」と称した上で、「アカデミックシンボルの一つ」

    筑波大学よ、その「漢詩」は恥ずかしい|Colorless Green Ideas
  • 早稲田大学の博士の学位を持っていることが恥ずかしいと考えて返上を申し出た人|Colorless Green Ideas

    早稲田大学の博士論文審査の杜撰さを受けて、早稲田大学の博士の学位を持っていることが恥ずかしいと考えて、自身が早稲田大学から授与された博士の学位を返上することを申し出た大学教授がいる。 背景 STAP細胞問題で有名となった小保方晴子氏は、2011年に早稲田大学先進理工学研究科に博士論文を提出し、同年3月に早稲田大学より博士(工学)の学位が授与された。しかしながら、その博士論文の内容は極めて杜撰なものであり、到底博士の学位に値するものではなかった。 2014年に、STAP細胞問題が明るみに出ると、小保方氏の博士論文に問題が多いことも広く知られることとなった。これを受けて、早稲田大学は、3月31日に、「先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」を設置し、小保方氏の博士論文およびそ論文に対する審査について調査することとなった。 調査委員会は7月17日に調査報告書を発表した。その報告書

    早稲田大学の博士の学位を持っていることが恥ずかしいと考えて返上を申し出た人|Colorless Green Ideas
  • 『ダメな統計学』冊子PDFの公開|Colorless Green Ideas

    『ダメな統計学』表紙 現在の科学研究において統計が誤用されていることが非常に多く、そのために科学研究の信頼性が揺らいでいることを記した『ダメな統計学』の冊子PDFを公開する。これは、アレックス・ラインハート氏が書いたStatistics Done Wrongの全訳である。理解を深めるために、訳注を比較的豊富に加えた。 2017年1月20日追記:『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』というが出版されることになった。このは、ここに掲載されているウェブ版の『ダメな統計学』の冊子PDFに比べると、大幅に加筆されている。ページ数で言うと2倍以上になっている。ウェブ版の『ダメな統計学』を読んで興味を持った方は、書籍となった『ダメな統計学』をぜひ読んでいただければと思う。書籍版の詳細については「『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』の翻訳出版」という記事をご参照願いたい。 『ダメな統計学

    『ダメな統計学』冊子PDFの公開|Colorless Green Ideas
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