前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。 お父さんはそう思ってる。 #個人の見解です
Published 2023/07/20 21:48 (JST) Updated 2023/07/20 23:23 (JST) 滋賀県警は20日、元妻(33)らの住宅に侵入し元妻と、その父親(68)を殴って殺害しようとしたとして殺人未遂と住居侵入の疑いで、将棋の元プロ棋士で住所、職業不詳の橋本崇載容疑者(40)を逮捕した。県警によると、元妻と父は軽傷で、橋本容疑者も頭部から出血するなど負傷したという。橋本容疑者は黙秘している。県警は経緯を調べている。 逮捕容疑は同日午前7時ごろ、大津市の元妻らの住宅に無施錠の窓から侵入し、元妻と父の頭などをくわのようなもので殴って殺害しようとした疑い。 橋本容疑者は元妻に対する名誉毀損罪で6月、大津地裁から懲役1年6月、執行猶予4年の判決を受けていた。
Takanori Hashimoto @motopurokishi 子供が一番大事といつ言った? 大事なのは長年寄り添った犬と仕事 子供は可哀想だけど クソみたいな母親のもとに産まれたこと 子供は親を選べない そしていつか事実を知る それについてどう感じるかは 彼次第だ 親が会いたい会いたいと泣くのはおかしい 俺の怒りは俺の全てを潰した事だ twitter.com/chimtei_no_1/s… ちむ弟 @chimtei_No_1 @motopurokishi あんた自己中心的すぎだろ 迷惑被るのはあんたのいちばん大事な子供じゃねーのか、これ。 耐え難い苦痛を感じているのはわかるよ。泣き叫んでも誰も助けてはくれない、状況が引き裂かれたような部面なんだろうけどさ… とどめを自分に自分で刺しに行くのは、それは自分が楽になりたいだけだからだ
去年(2022年)11月に元妻を中傷する内容をツイッターに投稿したとして、将棋の元プロ棋士の男が名誉毀損の疑いで滋賀県警に逮捕されました。 調べに対し、容疑を一部否認しているということです。 逮捕されたのは、福岡市の将棋の元プロ棋士、橋本崇載容疑者(39)です。 橋本元棋士は、去年11月29日、ツイッターに「僕のすべてを潰した」とか、「僕を地獄の底に落とした」などと、大津市に住む30代の元妻を中傷する内容を投稿したとして、名誉毀損の疑いがもたれています。 調べに対し、「投稿をしたことは覚えているが、その日に投稿をした覚えはない」などと話し、容疑を一部否認しているということです。 元妻からの刑事告訴を受けて警察が捜査を進めてきたもので、橋本元棋士はおととし8月にも「プロ棋士の仕事と子どもを奪い取った」という元妻を中傷する内容とともに、元妻とその父親の写真をツイッターに投稿したとして、去年12
この夏、将棋界最高峰の舞台であるタイトル戦のうち「棋聖戦」と「王位戦」を立て続けに制した、藤井聡太二冠。 史上最年少でのタイトル獲得、そして二冠達成を追う中で、20人以上のトップ棋士を取材し、その進化の実態に迫った。 見えてきたのは、驚異的な成長と、コロナ禍で人知れず自身の将棋を見つめ直したという、藤井の探究の道のりだった。 (科学文化部記者 河合哲朗 社会番組部ディレクター 松岡哲平) ※文中敬称略(一部を除く) 藤井の強さは、4年前のプロ入り当時から、周囲の棋士を圧倒するものだった。 当時中学2年生の藤井は史上最年少の「14歳2か月」でプロ入り、デビュー戦以降6か月にわたって負けなしの状態が続き、前人未到の「29連勝」を記録した。 では、プロ入り当時の藤井と今の藤井、その将棋はどのように進化したのだろうか。今回、藤井の対局をAIで徹底分析し、進化の秘密に迫った。 比較の対象としたのは、
このたび日本将棋連盟は、女流棋士の里見香奈女流四冠(女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花)より棋士編入試験受験申込を6月24日に受理いたしました。 里見女流四冠は5月27日に行われた対局に勝ち、10勝4敗で棋士編入試験受験資格を満たしておりました。試験は規定通り8月から1ヶ月に1対局行われ、試験日と試験会場は里見女流四冠と試験官の日程を調整し決定いたします。 【公益社団法人日本将棋連盟 棋士編入試験規定】 試験日 申請受理月の2ヶ月後から開始、1ヶ月に1対局 試験会場 原則として「東京・将棋会館」または「関西将棋会館」 受験資格 ・現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者 ・四段以上の正会員の推薦のある者 試験内容 棋士との5番勝負(試験官は新四段5名を棋士番号順に選出) ※持時間3時間 ※対局は将棋連盟の公
女性の棋士を増やすための制度っていうのはわかった上で言うけど、そろそろ不利な面が目立ち始めてるんじゃないか それは「強い棋士との対戦機会の少なさ」だよ あえて弱いと言うけど、弱い女流のタイトル戦を戦いつつ、棋士との公式戦で白星を積み上げって… 男性棋士より成長するの難しくないかって話な 編入制度の前に、若い頃から男性棋士と同じ道を歩める制度あるならまだしも 編入制度しかないのは不利すぎる時代になったんじゃないかな つい追記しょうがないからプロの意見を貼っておくね 「合ってるかどうかは身近な強い人に聞いてもらえたらと思いますが、女流棋士に本格的な居飛車党で強い人が増えないと、なかなか編入試験突破は大変かなと思います。実力としては突破ラインは越えているのだとは思いますが、普段のタイトル戦では相振り飛車メインとなるとその辺のバランスが難しいのかも。逆に言うと、突破できればさらに上も行けるでしょう
19歳でポーランドを飛び出して日本へ。『NARUTO-ナルト-』で将棋に出会った女性が、初の外国人女流棋士になるまで 2017年2月、外国人初の女流棋士となったカロリーナ・フォルタンさん。ポーランド出身のカロリーナさんが、初めて将棋の存在を知ったのは16歳の時。漫画『NARUTO-ナルト-』の現地語版で「ジャパニーズ・チェス」と訳されていた不思議なゲームに興味を持ち、気付けば夢中になっていました。 インターネット対局で腕を磨き、19歳で初来日。その頃から「プロになりたい」という思いが膨らんでいったといいます。遠い異国の地で女流棋士という難関に挑む道のりは大変なものでしたが、「将棋がイヤになることは一度もなかった」とカロリーナさん。火影を目指すナルトのように、まっすぐ自分を曲げずに夢を叶えました。 そんなカロリーナさんに、『NARUTO-ナルト-』との出会いや魅力、思い出、女流棋士になるまで
2020年のクリスマス。豊島(とよしま)将之竜王と羽生善治(はぶよしはる)九段という黄金カードで、その“事件”は起きた。 対局の中継画面上に表示されるAIの「勝率」(どちらがどれだけ優勢かをパーセンテージで示したもの)で94%という圧倒的な優勢を築いていたはずの羽生九段が、突然、投了(負けを認める)したのだ。 AIがほぼ勝ちだと判断しているのに、対局者本人は負けだと認識していた・・・ 実はこれほど極端ではないものの、AIと、人間の棋士の“形勢判断”が大きく食い違うケースが増えているという。 藤井二冠の「AI超え」が新語・流行語大賞にノミネートされるなど、いまや将棋観戦に欠かせない存在となった将棋AI。進化を続ける、その将棋AIが抱えるジレンマと、解決の秘策について関係者に話を聞いた。 [誰もが驚いた終局] 豊島竜王が激戦を制す!(ABEMAビデオ) 「負けました・・・」 羽生九段が頭を下げ
将棋の竜王戦6組で6日、現役最年少棋士の藤本渚四段(17)が対局会場を勘違いし、不戦敗となった。藤本四段は先輩棋士から一目を置かれる終盤力を持つ有望株で、昨年12月のデビューから無敗の6連勝中だったが、思わぬ形で連勝が止まった。 【写真】体を休めながら考慮する藤本渚四段 ハプニングが起きたのは、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われる予定だった神谷広志八段(61)との対局。棋士による将棋の公式戦は、東京の将棋会館、大阪市の関西将棋会館、名古屋市の名古屋将棋対局場で行われている。竜王戦は原則として段位が上の棋士が所属する対局場で行われる。神谷八段は関東所属で、両対局者への対局通知は「東京対局」で出されていたが、関西所属棋士である藤本四段は今朝、大阪市の関西将棋会館に姿を見せた。
将棋AI界隈に対して、熱量の高い将棋ファンからよくわからない敵意を向けられることがある。 「長い将棋の歴史のなかで、将棋ソフトなんか無い時代からプロ棋士は脈々と将棋の技術を研鑽してきた。将棋ソフトなんてプロ棋士には全く不要で無くても何も困らない。将棋ソフトは将棋界に寄生するだけの寄生虫の癖にその開発者は偉そうにすんな。」みたいな意見である。 この世から将棋ソフト(将棋AI)がすべて無くなった世界と、いまの世界とを比較するならば、「将棋ソフトが無くてもプロ棋士は困らない」には私も同意する。将棋界はいままでそうして命脈を保ち、歩んできたのだから。 しかし、将棋ソフトは誕生してしまった。誰かが、トッププロより強い将棋ソフトを生み出してしまった。(その経緯についてはここで触れない。) そうすると、将棋ソフトを活用しているプロと活用してないプロとの差が生じる。そして、少しでも速いパソコンで将棋ソフト
私は将棋は大好きでプロ棋士は全員が超人だと思っているのだけれど、棋士たちがもつ教養の低さというのか、或いは世間からズレた幼稚性、みたいなものを将棋用語から感ずる。 「藤井システム」であるとか、「カニカニ銀」「ゴキゲン中飛車」「塚田スペシャル」「丸山ワクチン」「4四歩パックマン」「将棋の純文学」「桂馬Z」 であるとか。 それらには小学生レベルのセンスが漂う気がする。 実際、小学生くらいの頃から将棋のことだけ頭にあるのだろうけれど。 あとは棋士が書く解説本なんかも、なんとなく独特な言葉の言い回しを受ける。 もちろん教養のある棋士も居るだろうし、それに棋士はいい将棋を見せてくれればいいだけなので教養は求めないけれども、なんとなくそう思った。 追記 結構前に増田に書いたものがホッテントリになってたのでびっくりした。何で今なんだろう?。 で、 教養のことを勘違いしてないだろうか。衒学的にかっこいい言
「将棋棋士の平均寿命は、世の中の平均よりも短い」と言うのが、なかば定説のようになっている。プロ棋士と趣味の将棋では肉体的にも精神的にも負荷がまったく違うとはいえ、将棋を普及させようとする上では、将棋界にとって少し耳の痛い話だろう。 言及されている記事を以下にいくつか紹介しておく。 将棋棋士の平均的寿命について - おおた 葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい (2007年) 結果は・・67.51才である。短い! 棋士と年齢を分析する | 将棋ペンクラブログ (2014年) 全体の平均 68.5歳 (110人) *最も長命だったのが加藤博二九段の90歳(2013年)、最も若かったのが村山聖九段の29歳(1998年)。 *2013年の厚生労働省の発表によると日本人男性の平均寿命は79.59歳。 *棋士は激務である、ということが言えると思う。 5月5日で65歳の前期高齢者になった田丸の1年後の引
コンピュータは永遠にプロには勝てない──。将棋AI(人工知能)はかつて、こう言われていた。2005年6月、そんな世界に突如、トップ棋士に迫る実力を持った将棋AIが現れた。Bonanza(ボナンザ)だ。開発した保木邦仁さん(44)は当時、将棋をほとんど知らない光化学の研究者だった。将棋を知らないからこそ得られた発想と、異分野の研究をしていたからこその気づきが、ブレイクスルーを生んだ。(ジャーナリスト・田中徹、撮影・八尋伸/Yahoo!ニュース 特集編集部) 2007年3月21日、将棋界の歴史に残る対局が行われた。「大和証券杯ネット将棋」の特別対局。将棋界の頂点である竜王(当時)・渡辺明氏がプロ棋士として初めて公の場で将棋AI「Bonanza」と対局した。先手のBonanzaは自陣の王将を守る「穴熊」という戦法をとると、渡辺竜王も「穴熊」で応戦。中盤までBonanzaは優勢に進めたものの、11
史上初の外国人女流棋士が引退 「家庭の事情」で日本に戻れず 2枚 史上初の外国人女流棋士として活躍したカロリーナ・フォルタン女流初段が、3月31日付で日本将棋連盟に引退届を提出し、棋士を引退していたことが3日、分かった。同連盟が発表した。 フォルタン女流初段は3日、自身のブログでも「これまでプロ棋士としての活動を休止していましたが、先日、プロ棋士から完全に引退する決断をしました」と引退を公表。「家庭の事情でヨーロッパに残ることになったので、女流棋士を続けることはできません。しかし、将棋と完全に決別するつもりはなく、逆に日本以外の国で将棋を教え、広めることに専念したいと思っています」と今後の方針を明かし、「私の足跡をたどる人が増えることを願っています。未来の世代の『将棋プレーヤー』の成長と将棋への情熱の向上を手助けしたいです」と結んだ。 フォルタン女流初段は2011年、フランスで開催された国
西山朋佳女流三冠(29歳)が挑んだ棋士編入試験は、2勝3敗で決着した。「初の女性棋士ならず」の言葉でまとめられがちだが……西山を筆頭に、試験官として全力を尽くした26歳の柵木(ませぎ)幹太四段ら棋士の熱量は凄まじいものだった。現場を訪れた「教授」こと勝又清和七段が舞台裏を記す。〈NumberWebノンフィクション/全2回の1回目。棋士の肩書は基本、初出以外は省略〉 多くの棋士は西山をすでに「棋士」と見ている 「相手にとって重要な一局ほど全力を尽くすべき」(米長邦雄永世棋聖) 「米長先生の言葉は将棋界の要であり礎でもあります」(羽生善治九段) 「試験官の棋士には本当に人生を懸けて戦ってほしいです。負けたら全てを失うぐらいの覚悟で挑まないのであれば、棋士になった意味がなかったのではないかと思います。西山さんにとっては人生が懸かった対局ですので、真剣に一生懸命ぶつかってきます。棋士側はそれを全身
“王将リーグ”特集は3年目。2018年、第68期のテーマは「戦国」。2019年、第69期は「才能と努力」に定めた。 2020年。将棋界のみならず世界が大きく動いたこの年、第70期王将リーグ特集は「ニューノーマル」を主題とした。 時節柄センシティブな話題となり得る可能性もあるだけに、8人の棋士と個々に相対した時の想定が描きずらかったというのも本音だ。対談形式を設定した舞台裏はここにある。 「対談ですか? では、自分は藤井二冠を希望します!」 相手の設定は王将・渡辺明を含めてすべて「取材者一任」とボールを返投されていた中で、永瀬拓矢ただ一人が対談相手を希望した。そして、藤井聡太ももちろんそれを快諾。ペアリングに頭を悩ませていただけに、永瀬の快答と屈託のない笑顔が心強かった。 未知の病の流行で暗く停滞する日本中を明るく照らしたのは将棋界だった。 棋士たちの奮闘と勝ち星の行方は、誰をも過剰なほどに
〈第一条 対局者は、対局中は、一時的な場合を除き、マスク(原則として不織布)を着用しなければならない。〉 日本将棋連盟が2月1日より実施した「臨時対局規定」が棋士たちの間に“盤外戦”を呼び起こしている。 ◆ ◆ ◆ 以前は入念に読みを入れる際、外す光景も見られたが… 続く第三条にはこうある。 〈対局者が第一条の規定に反したときは(略)反則負けとする。〉 マスクをしなければ負け、という厳格な規定だ。 後日、連盟から棋士たちに送られてきた説明メールによれば、第一条の“一時的な場合”とは、食事中や飲み物を飲むとき、周りに人がいない(2m以上離れている)とき等、とある。 「これを受け、2月11〜12日に行われた王将戦第四局では、渡辺明王将も藤井聡太竜王も、終局までマスクを外しませんでした。以前は入念に読みを入れる際、外す光景も見られましたが……」(観戦記者) 「対局相手がノーマスクだと、そりゃイラ
――いやあ、なんだかすごいですね! ただ、私は連珠のことはよくわかりません。そこで今日は「将棋のことはなんだかよくわからないけれど藤井聡太さんに下世話な質問をするインタビュアー」みたいな感じでいきたいと思います! 藤田「はーい(笑)」 ――フリーライターの松本です。よろしくお願いします。連珠のA級ってどれぐらいすごいんですか? ぶっちゃけ、いくら儲かるんですか? 藤田「(待ってましたという感じで)えっ!その話、今日させてもらえるんだ? 連珠って公益社団法人なんだけど、プロ組織ではなくて、立場上はアマチュアなのね」 ――アマチュアっていうのは、囲碁や将棋のプロとは違って、対局料や賞金が発生しないという意味ですね。プロの定義は簡単ではないですが、たとえば将棋だと、養成機関を優秀な成績で抜けた将棋専業の棋士、女流棋士というプロがいます。一方で連珠は、皆さんそれぞれの立場があって、競技に参加してる
女流名人リーグの意外な展開 第2次藤井フィーバーに沸く将棋界であるが、藤井二冠の絡まない棋戦ももちろん進行している。その中で私は、ある棋戦の勝敗にやや意外な印象を受けた。女流名人戦である。 現在では、ヒューリック杯清麗戦(優勝賞金700万円)、マイナビ女子オープン(同500万円)、リコー杯女流王座戦(同500万円)という高額賞金棋戦があり、これらの方が格上とされているものの、女流名人戦はもっとも長い歴史を持つ格式ある女流棋戦である。そして女流名人戦の特徴は、挑戦者決定リーグの存在である。リーグ参加者は全10名。前期タイトル戦五番勝負の敗者1名、前期リーグ戦2~6位の5名、そして高い競争率の予選を勝ち抜いた4名が総当たりで争う。「当たり」の運・不運がないため、このリーグで好成績を上げることは女流棋士にとって名誉なことである。 その女流名人戦リーグが進行中で、昨日(8/24)5回戦がすべて終了
眉間と頬の深く刻まれた皺から、苦悩と喜びの道程を知る。 第70期王将リーグ特集では、8人の棋士たちに昨年から今年を振り返る「1年チャート」を描いてもらった。 生業を軸に定める者、ライフスタイルを軸にする者、個性あふれる8通りのチャートが並んだ。 木村一基、47歳。 2019年9月、史上最年長の46歳3ヶ月で王位のタイトルを獲得。 7度目のタイトル挑戦で悲願を達成、うれし涙をぬぐう姿は「中年の星」とファン心を熱くさせた。 あれから1年。木村が描いたチャートに息をのむ。 タイトルを失った悔しさを指すのではない。自ら志した道を歩くことのできる限られた人物の"日常"がこんなに低値とは…。 「常に悲観してるのでこうなっちゃうんです」―。 自虐全開の木村節を前にすれば、だれもがこの「オジサン」を応援せずにはいられなくなる。 羽生善治、49歳。 25年前、日本中の視線は一人の青年の一挙手一投足を追ってい
将棋って指したことありますか? 将棋は楽しいボードゲームで、基本的に殴り合いのオフェンスゲームです。仮にチェスがディフェンスのゲームで、お互いに防御の構えを組み換えながら敵側の綻びを見つけ出すゲームだとすれば、将棋は蟻の一穴をこじ開け落城させるオフェンスのゲームと言ってもいいでしょう。 チェスの競技人口が一説には5億人とも言われる中、将棋の競技人口は一千万人程度とガラパゴスの様相を呈していますが、明らかにゲームとしてのバランスではチェスに勝っています。チェスの公式戦においては先手勝率が40%程度、後手勝率が30%、引き分けが30%程度なのに対して、将棋の先手勝率は50%程度、後手勝率は48%、そして引き分け(千日手)の確率は2%前後であり、引き分けの可能性がチェスに対してずっと少なく、そして先手と後手の勝率が拮抗し合っているため将棋はボードゲームとして極めて高い完成度を誇るゲームと言えるの
将棋の里見香奈女流五冠が、女性初のプロ棋士を目指して挑む「編入試験」の第3局が大阪市で行われました。里見女流五冠は、最後まで攻めの姿勢を見せましたが敗れ、今回の試験でのプロ入りはなりませんでした。 里見女流五冠は、5月下旬にプロへの「編入試験」を受ける条件を満たし、8月から五番勝負に挑んでいますが、第1局、第2局ともに敗れています。 負けられない対局となった13日の第3局は、午前10時から大阪市の関西将棋会館で行われ、後手の里見女流五冠は前の2局と同じく、飛車を中央に据える得意の「中飛車」の戦法を取りました。 対局では、積極的に攻めの姿勢を見せる里見女流五冠に対し、先手の狩山幹生四段(20)は丁寧に受け、終盤に厳しく攻めました。 里見女流五冠は午後4時9分、103手までで投了。 これで3敗となり、今回の「編入試験」を合格することはできず、プロ入りはなりませんでした。 対局後、里見女流五冠は
そして弟子の里見五冠は5月27日、棋王戦コナミグループ杯予選決勝で古森悠太五段(26)に勝ち、公式戦の直近成績を10勝4敗としたことで棋士編入試験の受験資格(10勝以上かつ6割5分以上の勝率)を獲得した。 「里見は編入試験を受けるか」――その決断に大きな注目が集まるなか、森九段は「どうも本人は試験を受けない意向のようだ」という棋界関係者の憶測を耳にしたという。 森九段にとって里見は弟子ではあるが、女流のタイトルを獲得するようになってからは「もう将棋のことで教えることは何もない」とあえて距離を置いてきた。しかし人生の岐路に直面した弟子に対し、どうしても伝えたい思いがあった。 「編入試験を受けるかどうかまだ決めていないのであれば、私としては受けて欲しい、チャレンジするべきだという考えをメールで伝えました。その後、すぐに本人から返信がありまして『まだ迷っています。ぎりぎりまで考えて結論を出したい
話題沸騰! 藤井聡太二冠に続く「将棋界の新風」登場 2020年の4月に晴れてプロ入りした将棋棋士の谷合廣紀(たにあい・ひろき)さん(26)は、東京大学大学院の博士課程に在籍する現役の大学院生でもあり、AI(人工知能)を使った研究を行っている。 「たとえば、自動車を運転している人間の様子がおかしくなったら、それを察知したコンピュータが人間の代わりに車を止めるといった自動運転技術や、路上に人がいることを検知する画像認識技術の研究などを行っています。自動運転技術や画像認識技術はまだまだこれから進んでいく分野なので面白みを感じています」 どちらかに専念することなく、棋士としての活動をしながら、今後も研究を続けるつもりだ。博士課程修了後は企業の研究所などで働きたいと考えているという。将棋棋士とAI研究者、二足のわらじをどちらも脱ぐつもりはない。 そんな谷合さんは、これまでの人生で将棋と勉強をどのよう
12月25日。大阪・関西将棋会館においてA級順位戦6回戦▲羽生善治九段(50歳)-△豊島将之竜王(30歳)戦がおこなわれました。棋譜は「名人戦棋譜速報」などをご覧ください。 朝10時に始まった対局は深夜0時44分に終局。結果は128手で豊島竜王の勝ちとなりました。 リーグ成績は豊島竜王4勝2敗、羽生九段2勝4敗となりました。 あまりにも劇的な一局 羽生九段が投了して、豊島竜王の勝ち。 本局を一言でまとめればそういうことになります。 しかしそこに至るまでの過程は、とても一言で言い表すことはできません。 朝から順にたどってみましょう。 羽生九段先手で、戦型は横歩取り。羽生九段は飛車を引き戻さずに戦う「青野流」を採用しました。 豊島竜王は妥協することなく、激しい順に飛び込みます。これは▲藤井聡太二冠-△豊島竜王戦(JT杯)という前例に沿った手順です。 ▲藤井-△豊島戦は、最終的には豊島竜王の勝ち
『師弟 棋士たち 魂の伝承』(光文社)や『将棋世界』の「師弟」の連載、文春オンラインでの棋士インタビューで脚光を浴びたカメラマンの野澤亘伸氏による写真集が発売される。その名も『棋士の瞬き』(マイナビ出版)。 一流の写真家は、被写体の内面まで写し出すのか――。 今回は、『棋士の瞬き』を撮影するなかでとりわけ印象に残った7枚を野澤氏に選んでいただいた(文中の段位・肩書は、いずれも撮影当時のもの)。 ――まずこちらは第5期叡王戦、神奈川県秦野市にある旅館「陣屋」で行われた第8局からです。 野澤 いやあ、このタイトル戦は本当に熱かったですね。永遠に終わらないんじゃないかと思うくらいに。永瀬拓矢叡王(王座)に豊島将之竜王・名人が挑戦したシリーズでした(豊島は名人戦との同時進行で、叡王戦第7局終了後に名人を失冠した)。第1局が千日手指し直しで、第2局、第3局が持将棋になった。200手超えが3局あり、シ
将棋AIはどのようにしてプロ棋士を凌駕したのか? そしてこれからどこへ行くのか?[CEDEC 2024] 編集部:荒井陽介 ゲーム開発者会議CEDEC 2024で,本八幡朝陽法律事務所の杉村達也氏と,やねうデザインのやねうらお氏によるセッション「将棋AIの過去・現在・未来」が行われた。急激な成長を遂げ,今ではプロ棋士すら凌駕する将棋AIのこれまでとこれからが語られたセッションをレポートしよう。 弁護士である杉村氏は,藤井聡太七冠も使用する将棋AI「水匠」の開発者であり,多数の将棋AI世界大会での優勝経験を持つ。開発者としては「たややん」名義のほうが知られているかもしれない。 やねうらお氏は,オープンソース将棋AIのデファクトスタンダードとなっている「やねうら王」の開発者。水匠を含む近年の将棋AIの多くは,やねうら王を何らかの形で使用している。 杉村達也氏(左)とやねうらお氏(右) セッショ
世界を駆動するのは、論理や経済ではない。データやアルゴリズムを駆使して人間と向き合ってきた成田悠輔は、今は“非生産的”と言われる分野にこそ人間の本質的な欲求が現れると考えている。それを検証する旅として始まった本企画、今回は将棋棋士の羽生善治をゲストに招いた対談が行なわれた。 将棋は人間にもっとも長く親しまれてきたゲームのひとつで、ルーツを遡ると紀元前2000年頃の古代インドに辿り着くと言われている。将棋AIが人間を上回るパフォーマンスを発揮するようになったことで、今後はどんな歴史を積み重ねていくのか? 明晰な頭脳と冷静な語り口だけでなく、ルックスもどこか似ている2人が見解を語る。 何世紀も残るゲームの共通項は”結論が出ない”こと 羽生:ここ数年、成田さんは幅広いメディアで活躍されていますよね。まさに彗星のごとく現れた存在。こんなに多方面で注目を集める学者さんはなかなかいませんよね。 成田:
将棋の女流棋士、西山朋佳女流三冠(29)が、女性初のプロ棋士を目指して挑む「編入試験」五番勝負の第1局が東京で行われ、西山女流三冠が勝って初戦を白星で飾りました。 西山朋佳女流三冠のプロ編入試験の第1局は、10日午前10時に東京の将棋会館で始まりました。 第1局の試験官は高橋佑二郎四段で、後手の西山女流三冠は「飛車」を横に移動させる得意の「振り飛車」の戦型を取ります。 終盤、西山女流三冠は、持ち駒の角を大胆に使うなどして果敢に攻め込み、午後5時44分、高橋四段が132手までで投了しました。 この結果、西山女流三冠が第1局を白星で飾り、編入試験合格に向けて一歩前進しました。 西山女流三冠は大阪出身で、2010年に「奨励会」に入り、三段まで昇段しましたが、プロ棋士となる四段には昇段できず、3年前に退会して女流棋士に転向しました。 その後は、女流タイトルを通算16期獲得するトップ女流棋士のひとり
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