『クズの本懐』第1巻の名セリフが僕の中で話題になっている。 興味のない人から向けられる好意ほど 気持ちの悪いものってないでしょう? クズの本懐 第1巻 第四話 ハイスクールガールララバイより 「興味のない人から向けられる好意ほどキモいものはない」 というのは実に本質をついたセリフだと思うのだ。 『推しの子』もそうだが、横槍メンゴさんの漫画は人間の本質をつくセリフが多い。 この絵の女の子はなんとなく『推しの子』有馬かなに似ている。 『クズの本懐』のストーリーと感想 主人公である安楽岡 花火(女)と粟屋 麦(男)。 いかにも少女漫画風な名前の二人は、校内みんなに羨ましがられるほどの美男美女カップルだった。 大人と違い、年収や会社名では評価されない温かい世界の恋愛。 美男美女である二人は学校中の羨望の的だった。 花火は自分で語る。 「私たちは皆が羨む理想のカップルだ」と。 しかし、そんな理想のカ