社団法人コンピュータエンターテイメント協会(CESA)は、一般消費者のゲーム利用動向把握を目的とした「2006年CESA一般生活者調査報告書~日本・韓国ゲームユーザー&非ユーザー調査~」を発刊した。 本調査は、CESAが設立された1996年から毎年実施されており、2004年からは財団法人韓国ゲーム産業開発院と日韓合同の調査を実施している。10年目を迎える今回は従来の「首都圏・京阪神地域における3~59歳」という対象サンプルを拡大、日本全国の3~79歳を対象として行なわれた。 調査期間は1月16日から2月8日で、抽出した1,500サンプルへ自記式アンケートを郵送。回収率は73.5%となる1,103サンプルで、男女比は男性が49.7%、女性が50.3%。居住地域は首都圏が27.7%、京阪神が15.7%で、その他の地域が56.7%となった。 ■ ソフト次第でプレイしたいという「新規期待顧客」は1
情報無しで事前に沈静化するブロゴスフィアの方がいいのだろうか?(essa さん) というか、情報もないのに先入観に基づく憶測でガンガン盛り上がり、多少の否定的情報は「信じられない」として受け入れない、そして(常識的には)決定的といってよい否定情報がもたらされると、ようやく沈静化する。そのとき誰も何ら反省の弁を口にすることなく、「そもそも疑われる奴の日頃の行いがいけないんだ」と愚痴る。それがブロゴスフィアの現状なのであれば、改善の余地は十分にあると私は思う。 典型的な事例だから何度も例に挙げるけれど、avex 社長の家族に対する殺害予告事件は、自作自演の線で盛り上がった。犯人は2ちゃんねらで、逮捕もされたのだけれど、あらぬ疑いをかけていた人の中で、きちんと謝罪した名無しさんを私は知らない。ハンドルネームで活躍されている方でさえ、頬かむりしている人が少なくないし、明確な証拠もなく書きたてた疑惑
日韓ユーザー比較(ネトゲ研究日誌) CESA調査、ネットゲーム利用者数は524万人。若い世代では高い認知度(Broadband Watch)「一般消費者のゲーム利用動向把握を目的とした」調査ということで、色々と興味深い数字が。ネトゲ利用者は総人口比で4.3%だそうで。それと並行して、RMTへの意識について韓国との合同調査も行われたようです。報道やネトゲ研究日誌さんが指摘していらっしゃる通り、RMTに対する日韓の意識差はほとんどないようです。韓国では、認知度が圧倒的に高いのと、積極的に擁護する意見が多少ある(6.8%)という程度。これに関連して思い出したのが、先日のRGNでid:hiyokoyaさんやid:kanoseさんに伺ったお話。お二人は以前、GLOCOMの調査研究の一環として東浩紀氏と共に韓国に出張されたそうなのですが*1、現地の大学生が集まって話をしていた際に(これかな?)「リネー
昨年10月、「ジェンダーフリー」という言葉をめぐってあまりに低レベルな批判やデマがweb上で拡大再生産されている状態をどうかと思ったので、「ジェンダーフリーとは」というコンテンツを作りました。このページを作成した動機としては、ジェンダーフリーを擁護するためというよりは、一度「この程度の批判はデマ」と指摘したうえで、むしろより高度な批判が行えるような議論のステージを作りたかったからです。googleランキングをあげるためにリンクをしていただくように呼びかけたところ、現在1位〜3位くらいに安定している模様。まだまだリンクを募集していますので、まだの人は是非。もうリンクしたって人も、あと2回くらい是非(笑)。 ところで、想定していたことではありますが、このコンテンツの存在がどうしても許せないという人からのコメントなどを稀にいただきます。いくつかTBをいただいたり、「あのページを削除せよ」と要求す
4月14日金曜日午後、都内某所で、元オウム信者であったとカミングアウトされた、ブログ「絵文禄ことのは」の松永英明さんへ4時間に及ぶインタビューを行いました。インタビュアーは、私と、佐々木俊尚さん、R30さん、の3人です。 佐々木俊尚さんとR30さんに同行をお願いした理由は、私がある意味当事者となっている内容ですので、一人でインタビューしたのでは公平さに欠けることと、オウム真理教・アーレフを取材するには私に力量が足りないと判断したからです。 現場の雰囲気をできるだけそのままで伝えるため時系列を変えずに掲載しておりますので、内容が飛んだり、前後したりしておりますが、ご了承ください。 松永さんのインタビュー中に度々感じたのは、「ギャップ」でした。 私の中のイメージのオウム信者と目の前にいる元信者のギャップ。 宗教観を持っている人と持っていない人のギャップ。 オウム真理教またはアーレフという教団を
お騒がせブロガーズによる悪夢のコラボ企画というか、何というか。 Grip Blog: 松永英明さんへインタビュー①、②、③、④、⑤ ほぼ4時間近くにわたり、松永氏を3人で取り囲んで質問攻めにしたインタビューだった。3人のインタビュアーは聞きたいことがそれぞれまったく違っていたのだが、終わってみるとそれぞれの質問がお互いの足りないところを補完し合っていて良かったかなと思った。まあ、それも泉さんの努力で3時間以上もの取材時間を取れたからだろう。1時間しかありませんって言われてたら、互いに相手より1問でも多く質問しようとして殺気立ってたかも。 泉さんの、ほとんどテープ起こしそのままみたいな超絶長文記事を、どのくらいの人が読了できるのか心許ないので、ここでも少しまとめておきたい。 基本的に、僕自身はこの話に「民主党ブロガー懇談会に参加した」という以外ほとんど何も接点がなく、で、もちろんあの時には泉
1. 「RSSに要約や全文を入れるとアクセスしてくれなくなるから嫌だ」という感覚はアクセス増には逆効果 はてなダイアリーのRSSデフォルト設定を、「全文入れない」に投票する、本能にしたがった感覚的な人が多いんだなぁ 「わざわざ自分のWebサイトまで閲覧しにきてほしい」という感覚が本能的にあるのは理解できる。また「カウンターが回らない」という理由を上げる人も居るだろう。 しかし本当に重要なのは「自分のエントリーを記憶に留めてくれる事」だ。 これは相当に感覚的な主張だと思った。何が重要かなんて、客観的に決められるものか。にもかかわらず、対立する意見は本能に従った感覚であり、自説は合理的としている。けれども、その合理性は otsune さんが主観に基づいて設定したルールの中での合理性に過ぎない。 「自分の記事をわざわざサイトまで読みにきてくれる人がたくさんいること」こそが重要なのであって、「記事
僕たちの思い違いをしている『恋空』携帯小説として爆発的な人気を誇った『恋空』。多くの人々が批評を書いていたが、たいがいの場合は、そのストーリーにおけるリアリティの無さにたいする突っ込みだったように思う。たとえば、「レイプシーン」であったり「妊娠シーン」におけるリアリティの無さ。確かにそれらのシーンにリアリティはない。僕が携帯電話で確認した限りではレイプシーンは1pにも及ばなかったからだ。しかし、僕は実際に読んで勘違いしていると思ったのは、おそらくこれらの読者にとって、「レイプシーン」がリアリティのあるものとしてあると到底思えなかった。僕ですら、「レイプ」というものがどれだけリアリティがあるものかは分からない。それは、ファイナルファンタジーにおいて登場人物が死ぬくらいの「リアリティ」しかない。にも、関わらずそれらは支持された。問題は、おそらく「レイプ」やら「妊娠」というところにあるのではない
全ての生物は、人間も含めてその瞬間その瞬間において最善の適応を形成しようとする。悪しき状態は改善させようとし、安定した状態や好ましい状態は最大限維持しようとする。 個々の個体(人間)の間では、適応を巡る状況、適応に供することの出来る資源 などは様々だろうが、少なくとも個々の個体にとってのベストが常に形成されるように企図されている、と考えることは可能だ、とは思う。たとい防衛機制を展開して目先の適応維持と危機回避だけを優先させるときでさえ、人はそれが最もマシだという判断(または無判断)のもとに行っている。危機を引き受けて先行投機するよりも、現在の葛藤や危機を回避して現状維持したほうが己は得だという計算が、根底には存在する。 だから、葛藤を回避したり、燻ったり、引きこもったりしている人が最善を尽くしていない、という表現は狭義でしか成立しない考え方で、私は彼らとて最善を尽くしていると考える。「別個
2006年04月24日04:00 カテゴリArt はてなに入りたくても入れないみなさんへ#2 「自分逝ってよし」と思っている方、お待たせしました。 jkondoの日記 - はてなに入った技術者の皆さんへ 当たり前ですが、どんな世界も自分が何かを始める前は自分が居ない状態で回っています。しかも、そこそこちゃんと回っているのです。何か新しい事を始める時、「その世界はあなた無しでもちゃんと回っている」状態から出発する事を忘れないでください。極端な話、「自分が生まれなくても地球は問題なく回っていた」のです。ここまで読んで、それに続く言葉が「新しい領域に挑戦すると言う事は、自分が不必要な状態から、自分が必要とされる状態への変化を、自分の力で起こすという事なのです。」だと想起できましたか?むしろあなたは 「そもそも自分なしで回っていたのに、自分がいなきゃ回らないようにするのって傲慢なのです」ということ
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