海士町図書館(海士町海士)は7月10日、2015年上半期「ベストリーディング」を発表した。同中央図書館と7つの分館で貸し出されている全書籍の2015年1月から6月までの貸出数を集計したもの。上位11作品のうち、6作品を同町ゆかりの書籍が占めた。 ベストリーディングランキング上位3位を島ゆかりの書籍が占めた 1位に輝いたのは、「海士伝3 海士に根ざす 聞き書き しごとでつながる島」。大学生が中心となり取り組んでいる「おきひゃくプロジェクト」第3弾をまとめたもの。海士町民に個人史を聞き書きする同プロジェクトから、「島守」をテーマに島の暮らしを支える人々の言葉をつづった。同数1位は「未来を変えた島の学校――隠岐島前発 ふるさと再興への挑戦」。廃校寸前の隠岐島前高校を型破りな取り組みと、魅力ある教育で町を変革に導くドキュメンタリー。 3位は「離島発 生き残るための10の戦略」。現・海士町町長がつづ
※イメージ インターンシップに参加して優秀さを発揮した学生は、新卒採用の選考で有利になる――。経団連が唱える指針とは異なり、水面下でそう考えている企業は少なくないようだ。経団連を慮ってアエラムック教育編集部の独自アンケートには明記できない企業の「本音」が、ここにあるのだろう。 大手保険会社の例を挙げる。この会社ではエントリーシートや面接など、内定に至るまでに「関門」がいくつもある。その各段階で、「下位の1割ぐらいは、だれを通過させるか迷ったらインターンシップに参加して『実力』がわかっている学生を優先的に選ぶ」(採用担当)と明言する。 別の有名企業では、選考中の学生を「インターンシップ組」「リクルーター組」「その他」と三つに分けて管理するという。 リクルーターとは、採用担当とは別に就活生と会う社員のこと。リクルーターに会えば、エントリーシートを提出し、会社説明会に参加して……という大多数の学
※イメージ 大学4年生の就職活動が本番を迎える。実は3年生にとっても、夏休みのインターンシップ(就業体験)参加が来年の就活に勝てる好機となる。ここで優秀な学生を探す企業もあるからだ。 インターンシップとは、大学3年生を中心に実施される「就業体験」のこと。実際の職場で社員と同じような仕事を経験し、「職業意識」を高めることを主な目的としている。経団連の指針の手引きなどによれば、参加する学生は基本的に無給で、日数は5日間以上。 ひと昔前までは大学の教員が関わり、特定の大学と企業が共同で実施する「産学連携」型が目立った。現在は政府が企業の特色を生かした多様な内容を推奨していることもあって、各企業が独自に考案したものが増えている。大学によってはインターンシップに参加することで卒業に必要な単位が与えられる。 今回、122社が回答したアエラムック教育編集部の独自アンケートで「インターンシップを実施する」
安倍首相が強調した日米の人的つながり 2015年4月28日、バラク・オバマ米大統領とミシェル夫人は、ホワイトハウスの「サウスローン」に詰めかけた支持者の前で、安倍晋三首相と昭恵夫人を温かく出迎え、首相夫妻の訪米について「両国民をつなぐ友情と家族の絆を祝う」と歓迎した。両首脳は数時間後、日米共同ビジョン声明を発表した。この中で、両首脳は日米両国が繁栄および安全、グローバルな課題への取り組みに貢献していくためのビジョンを述べた上で、「日米両国の前進の重要な柱として、特に若い世代の間の人的交流を積極的に推進する」ことをうたった。メディア報道や論評の多くは、通商、国防、歴史的和解に関する重要な発表に集中していたが、安倍首相が重要な柱として“人的つながり”を強調したことを見逃してはならない。 「未来へのカケハシ・イニシアティブ」に30億円 実は、両首脳は2014年の共同声明で非常に多くの人的交流の項
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