熊本県益城町災害ボランティアセンターの受付に並ぶ各地から集まったボランティアたち。本文とは関係ありません(c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 熊本地震のボランティア受け入れが本格化し、全国から大勢の人が被災地に駆けつけている。特に大型連休となるゴールデンウイークは多数のボランティア希望者が熊本に詰めかけることが予想されており、人々の善意が復興を後押ししようとしている。だが、その一方で懸念されているのが「モンスターボランティア」だ。 2011年の東日本大震災では個人・団体問わず全国から大勢のボランティアが集結したが、一部の人たちが無料の宿泊所や食事などを被災地に要求する行為が問題視された。 「自己満足的な善意で被災地に現れ、汚れ仕事や力仕事はやらず、仲間内で歌を歌ったり親睦を深めたり……被災者そっちのけで盛り上がって帰っていく“自称ボランティア”が少なくなかった。それでいながら『働いた
三井デザインテック 「『働く』をデザインした先」 三井デザインテック ソリューション推進部 マーケティング推進室 マーケティングチーム チームマネジャー 大川貴史(42) 撮影/写真部・外山俊樹この記事の写真をすべて見る アエラにて好評連載中の「ニッポンの課長」。 【ニッポンの課長フォトギャラリーはこちら】 現場を駆けずりまわって、マネジメントもやる。部下と上司の間に立って、仕事をやりとげる。それが「課長」だ。 あの企業の課長はどんな現場で、何に取り組んでいるのか。彼らの現場を取材をした。 今回は三井デザインテックの「ニッポンの課長」を紹介する。 * * * ■三井デザインテック ソリューション推進部 マーケティング推進室 マーケティングチーム チームマネジャー 大川貴史(42) 住宅、商業施設、医療福祉……幅広い分野で空間デザインが重視される現代。三井デザインテックの大川貴史は、海外
第1位 國學院大學 渋谷キャンパス 和 [NAGOMI] 東京 ミス國學院コンテスト(2014年)のファイナリストの野地優奈さん(文学部2年)も、この食堂のうどんとゲソ天がお気に入り (撮影/写真部・大嶋千尋)この記事の写真をすべて見る 学食といえば「安くてマズイ」。しかし、そんな常識を覆すおいしくてオシャレな学食が次々と生まれ、学生じゃないのに通う人も多いとか。そこで早稲田大学学食研究会による、おいしい学食ランキングを発表。トップ3のほか、殿堂入り&注目の学食を紹介する。 【美味しそうな学食!その他の写真はこちら】 まず、第3位は神田外語大学のアジアン食堂「食神」。食を通じてアジア諸国の文化を学ぶため、中国、韓国、タイ、ベトナムなど各国の料理を提供し、ムスリムフレンドリー・ハラール認証を取得した学食ならではのメニューも並ぶ。人気商品のグリーンカレー190円とライス100円。現地から調達し
近畿大学(撮影/楠本涼)この記事の写真をすべて見る 2016年の大学入試で近畿大学が志願者数1位に輝いた。2位は明治大学。東西のマンモス校の人気の秘密を探った。 「近畿大人気が止まらない感じですね」 そう話すのは大学通信ゼネラルマネージャーの安田賢治さん。近大の一般入試の志願者数は、2012年の7万9744人から右肩上がりで、今年は11万9915人に達した。 志願者数の増減には、大学の取り組みや、景気、学部構成などの影響が大きい。今年2位の明治大が、11年連続トップに君臨していた早稲田大を抜いて日本一になったのが10年。その要因の一つが、07年度に始めた「全学部統一入学試験」だった。同入試は、同じ日に同じ問題を受験して、複数学部を併願できるものだ。 「受験機会が増え、その前年より志願者が大きく伸びました。この入試方式の浸透が、日本一につながったのです」(安田さん) 明大首位奪取のもう一つの
高校の進路指導教諭へのアンケート調査をもとにした「高校からの評価」では、明大が、「就職に力を入れている大学」「生徒に人気がある大学」で、1位だ。 「明大は、『就職に力を入れている大学』で、5年連続1位、盤石の強さです」(安田さん) 就職への強さは、大学選びに直結する。近大も、「学内業界研究会」「U・Iターン就職相談会」などを開催。さらに、「日本一就職の面倒見が良い大学」を目指して、4年次の12月時点で進路未定の学生には、担当職員がつき、徹底的に就職をサポートする。就業体験の促進にも力を注ぐ。 「十数年前に導入したインターンシップは、医学部と薬学部以外は単位認定をしています」(加藤課長) 学部新設やメディアへの露出などを支えるのが大学職員だ。大学運営のプロの彼らからの評価はどうか。全国449大学の事務局長からの評価は、両大学ともに高い。調査項目の「入試、広報」では、近大が圧倒的な強さを見せる
マグロだけじゃない!(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 大学の志願者数は、人気のバロメーターの一つだ。今年の私大の志願者数日本一は、3年連続で近畿大。2位は明治大。関西、関東それぞれでトップの大学の人気の秘密を、データをもとに探る。 さてここで、両大学の魅力や特徴を、さまざまなランキングから探ってみよう。 まずは入試倍率。大学通信ゼネラルマネージャーの安田賢治さんは解説する。 「明大は志願者が増えてから偏差値が高くなり、敬遠する受験生もいます。近大は比較的狙いやすいため、倍率が高いのだと思います」 大学入試では、誰もが第1志望の大学に入学できるわけではない。近大にも、不本意な気持ちを抱えたまま春を迎える学生は少なからず存在する。だが、そんな気持ちを一瞬で明るくすると評判なのが、ド派手な演出の入学式だ。04年から始めたという。 「14年からはOBでもあるつんく♂さんがプロデュースしてい
ホセ・ヴァスコンセロス図書館(メキシコ)/アフロこの記事の写真をすべて見る 実は今、図書館がスゴいことになっている。 日本図書館協会の統計によると、1984年に1500館程度だった公共図書館数は、2004年には2825館、2014年には3246館と、30年間で倍以上、ここ10年ではなんと15%も増えている。さらに数だけではない。これまでの「古臭い建物で、高齢者が利用するもの」というイメージを覆すような、カフェスペース、オフィス利用専用席、ビジネス情報コーナー、無料Wi-Fiの提供など、多岐にわたる機能を備えた図書館も各地に生まれているのだ。 一般的に図書館のメリットと言うと「タダで本を借りられる」と考えられているが、 「これからの時代、図書館利用術が最強である」 と断言するのは、『情報は1冊のノートにまとめなさい』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)などの「情報」をテーマにしたベスト
近畿大学(撮影/藤岡みきこ)この記事の写真をすべて見る 左上から時計回りで、関西大学、関西学院大学、立命館大学、同志社大学(撮影/藤岡みきこ) 11月3~9日に、AERAネット会員、AERAのフェイスブックを通じて調査。関西、関西学院、同志社、立命館、近畿の各大学を選択肢にあげ、それぞれ1大学を選ぶ形で84人が回答した(AERA11月23日号より) 「イメージ」は「もし◯◯するならどの大学?」と同じ編集部の調査。「著名な卒業生」は『大学ランキング2016』を参考に編集部が調べた。「女子率」は大学通信の協力(AERA11月23日号より) AERA 2015年11月23日増大号 ご購入はこちらから 関西の有力私立大学について、現状と未来をさまざまなデータで比較した。伝統の関関同立に加え、旬なのは、一般志願者数で日本一になった近畿大学。産近甲龍からは頭一つ抜け出して、4大学を猛追している。このま
新たな疑惑が浮上…(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 宮城県多賀城市で、全国三つ目の“TSUTAYA図書館”が建設中。2016年3月にオープン予定だが、ここでも新たな疑惑が浮上している。 仙台駅からJR仙石線で22分。多賀城駅を降りると、駅前に真新しい図書館が姿を見せる。市が、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営を委託した施設だ。 東日本大震災の被災地。「復興の象徴」としてにぎわい施設をつくろうと目玉になったのが、スターバックスコーヒーつきの“多賀城TSUTAYA図書館”だ。年間120万人の来館者を見込んでいる。 東北初の試みで注目されるものの、市とCCCとの間に“デキレース”と見られる動きを示す内部資料を本誌は入手。 市が、市立図書館の指定管理者候補者申請の受け付けを始めたのは、14年4月17日。指定管理者、随意契約先がCCCになると承認されたのは同年6月13日だった
●面倒見のよさを確認 00年以降、根強い人気の「国際教養系学部」も留学支援制度を整えていることが多い。すでに100大学以上で開設されていて支援の度合いに差があるが、大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネージャー、安田賢治さんは、見極め方をこうアドバイスする。 「留学先できちんと単位を取るために、日本にいる間に一定以上、英語の点数を上げてくれる態勢があるか、資金援助があるか、帰ってきてからのフォローはどうかなど、入学説明会などで面倒見のよさを確認してみるといい」 もう一つ、文部科学省が14年に採択した「スーパーグローバル大学」(SGU)37校も、「留学しやすい」大学だ。グローバル人材育成のために、1大学につき年額3億~5億円が10年間にわたり拠出されていて、留学希望者への資金援助が充実。 例えば、SGUのひとつである法政大学は、すべての授業を英語で行うグローバル教養学部(GIS)を08年に開
●留学しやすい大学とは シンガポールは8月に新学期を迎え、学年が終わるのが5月。だから、なんとか就活に間に合った。 欧米に留学した友人のなかには、就活を意識せずに6月に帰国し、準備したものの間に合わずに、本命企業に内定できなかった人もいるという。 「4年生の就活時期を逃すと、新卒という『箔(はく)』が落ちてしまう。それでは平等に戦えないかもしれないという不安から、留学を選択しなかった友人もいます」 早稲田大学で学生たちの留学をサポートしている国際部国際教育企画課兼留学センターの眞谷国光さんもこう話す。 「3年生の秋に留学すると、帰国するのは4年生の夏。就活の時期が繰り下げになっても4年生は間に合わない可能性がある。経団連に未加入のIT企業などもどう動くかわからないので安心できず、 『新卒』を担保するために留年を選んで卒業を1年延ばすことも考えられます」 こうした不具合は、企業と大学が手を携
世界大学ランキングがダウンした東大 (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 政府は、産業力強化に向けた大学改革を進め、昨年12月、産業競争力会議(議長・安倍首相)は、国立大学を3分類し、「稼ぐ大学」にするための改革案を発表。同会議には経済再生相などの閣僚のほか、産業界の重鎮がずらりと並んだ。 こうした、産業力を重視する安倍政権の大学改革には、批判も多い。 今年6月、当時の下村博文・文科相から各大学に対して出された「教員養成系や人文社会科学系の学部の廃止、転換を含めた組織見直し」の通知が物議をかもし、日本学術会議、大学の学部長などが反対声明を発表した。 「文系を軽視する背景には、一つは財務省からのプレッシャーもある。厳しい国家財政の下でより社会の需要に応える教育が求められている。もう一つは、保守的政治勢力からのプレッシャーがあるのではないか。政権批判をするのはいつも、人文社会科学系の人間
早稲田大学の留学センター「Waseda Global Gate」。短期から長期まで、気軽に留学の相談ができ、プログラムへの申し込みも受け付ける。取材の日、相談窓口には行列ができていた(撮影/写真部・堀内慶太郎)この記事の写真をすべて見る 国を挙げて留学する学生を増やそうとしているのに、制度がそれを妨げる矛盾。もちろん、解消に向けて動き出した大学もある。(グローバルエデュ編集長・さとうなおみ) 留学が、大学進学に不利に働いてしまうかもしれない――。東京都内に暮らす専業主婦(46)は、そんな不安を抱く。現在、都立高校2年の娘(17)は1年間の予定でアメリカに留学中だ。それが「大学進学に不利」とはどういうことなのか。 娘が通う都立高は、学年ごとに決められた科目を学ぶ「学年制」ではなく、学ぶ科目を生徒が選択し、入学時に定められた一定の単位数を取得することで卒業資格が得られる「単位制」。希望の大学に
独自分類で配架され、本が探しにくいという声も… (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 武雄市(佐賀県)に続いて国内2例目となる“TSUTAYA図書館”が10月1日、神奈川県海老名市に改装オープンした。疑惑の選書で注目を集めたためか、市民から賛否の声が上がる。 駅近の一等地にある海老名市立中央図書館は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と図書館流通センター(TRC)の共同事業体に運営を委託し、総事業費10億7900万円。 銀色に輝く図書館の中に入ってみると、1階の大半は蔦屋書店とスターバックスコーヒーが占めている。地下1階、地上2、3階が主に図書館エリアで、4階はプラネタリウムを改修した子供専用のフロア。本を読みながらくつろげる空間が広がっている。 「子供と一緒だと肩身が狭かったけど、ここなら周囲を気にせず、本を楽しめてうれしい」(30代の女性) 本誌(10月9日号
武雄市図書館の問題が各地に飛び火し、波紋を広げている(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 本誌が報じた武雄市図書館の問題(9月11日号)が、神奈川県海老名市や愛知県小牧市など各地に飛び火し、波紋を広げている。 TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に市の図書館運営を全国で初めて委託し注目を浴びた武雄市図書館(佐賀県)。お粗末な選書が露呈してCCCが「反省」をしたが、10月1日に改装オープンする海老名市立中央図書館でも、同様の問題が発覚し、懸念の声が上がっている。 大型商業施設が立ち並ぶ海老名駅前から徒歩7分。駅近の一等地に、銀色に輝くおしゃれな建物がその図書館だ。CCCと図書館流通センター(TRC)の共同事業体に運営を委託し、総事業費は10億7900万円。年間利用者目標は100万人だという。 「1日快適に過ごせそうな図書館で活気があって楽しみです」(60代
図書館の使命が全くわかっていない?(※イメージ)この記事の写真をすべて見る TSUTAYAの運営で知られるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に、全国で初めて図書館運営を委託し、注目を浴びた武雄市図書館(佐賀県)。お粗末な運営に、ネットやメディアを巻き込んで波紋が広がっている。 リニューアル時に約2千万円の公金で1万冊ほどを購入。それらの多くがCCC提携(当時)のネットオフでは“1冊108円”で売られている古本だったことを、本誌(9月11日号)が報じて話題を集めた。 「古いPC本などがあって不思議でしたが、新古書店から買っていたなんて。旧図書館もすてきだったのに、わざわざ税金を使ってリニューアルする必要があったのか疑問です」(武雄市民) ネットや関連報道が盛り上がる中、CCCは10日、自社のホームページで、「より精度の高い選書を行うべき点があった事を反省しております」と、代表取締役
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